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★【スーパースタリオンGT2RS】稀代の豪竿スースタGT2RS。その実力を全て語ります。★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

先日も頂きましたが、前からちょくちょく頂く、以下の質問!?興味???

「友蔵さん、いつもどんな時も、どんなルアーでも、スーパースタリオンGT2RSですよね。そのロッド、そんなに良いんですか?いつ見ても使ってるので気になるんですが。」

確かに、カレイド・スーパースタリオンGT2RSは、私の相棒となっており、年間を通して、ほぼ全ての戦略をこのロッド1本でこなしています。

先日も、スーパースタリオンGT2RSを2本体制で戦略を構築していましたしね♪

このスーパースタリオンGT2RSは、その開発段階より、今江さんとエバーグリーンさんのご厚意で、参加させてもらった経緯もあり、誰よりもその性能と凄さについては分かっているつもりです。(←多分、世界で1番、このロッドの使用時間が長いのは私だと自負しております(笑))

なぜ、私が、このロッドを溺愛し、このロッド1本のみで年間を通じてバス釣りが出来ているのか!?を詳しくお伝えしたいと思います。

このロッドの生い立ちなどは、最後に述べますが、まずは、その性能の素晴らしさを項目毎にお伝えしたいと思います。(私自身が開発に参加させてもらったから云々ではなく、宣伝抜きで、ええもんはええんです♪)

あ!気合を入れ過ぎたみたいで、本文が8800文字オーバーとなっていますので、お時間がある時にでもどうぞ♪(400字詰め原稿用紙22枚分と言う・・・)

|スーパースタリオンGT2RSの基本仕様とその利点


稀代の豪竿、スーパースタリオンGT2RS。まずは、その基本仕様についてですが、以下の様なスペックとなっております。

・メーカー名:エバーグリーン
・全長:7フィート1インチ(2.17m)
・標準自重:132g
・パワー:ミディアムヘビー
・テーパー:ファースト
・ルアー範囲:3/8oz~3oz
・ライン範囲:12~30ポンド

あとで詳しく述べますが、適正ルアー範囲は、メーカー仕様では3/8oz~3ozと明記されていますが、実際は、2.7gフリーリグ~3.3ozビッグベイトまで可能と言う印象ですね。

|利点①:ブランクス素材はトレカT1100G

スーパースタリオンGT2RSのブランクス構成は、以下の様になっています。

・メイン素材:33トン
・補助素材:33トン&40トン
・トレカT1100G比率:92%
・4軸補強:±45°&±30°

メイン素材として、ブランクスの92%を構成する「トレカT1100G」を採用しています。

このトレカT1100Gは、東レ㈱が開発されたカーボン素材ですが、詳細に書いてしまうと、もう頭が爆発しちゃう感じの難解さなので、以下の様な特徴を持っていると、ざっくり考えてもらえればOKです!(詳しく知りたい方はこちらまで→エバーグリーンHP)

【張りがあるけど曲がる】
【軽いにもかかわらず強い】
【曲がった後の反発力が凄い】

上記の様な特徴を備えているのが、トレカT1100Gを採用したロッドの特徴ですが、これにより、どの様なメリットがあるのか?ざっくり言いますと以下の通りです。

【圧倒的な飛距離を出せて、扱いやすく、トルクフルかつパワーがあり、ロッド自体が魚のパワーを吸収するダンパーの役目をする為、魚に主導権を与えない】

う~ん、いい事しか書いてないですが、実際、いい事しかないので仕方ないんです(笑)

事実、プロトモデルのテスト段階で捕獲した65㎝・5400gを一瞬で制圧することが出来たのが、このトレカT1100Gを採用したスーパースタリオンGT2RSの凄さを証明しているものと思います。

このバケモノクラスに主導権を一切握らせずに、こちらに余力を持ったまま制圧出来たのは、驚きましたね。

トレカT1100Gのダンパー性能のお陰で、クラッチを切ることなく、たった1度の突っ込みだけでモンスターが降参しましたからね。

|利点②:大口径オールダブルフットSICガイド

この革新的素材であるトレカT1100Gをメイン素材としたブランクスに搭載するのが、まさかの古の【大口径オールダブルフットLNガイド&SICリング】なのです。

ひと世代、いや、二世代前のロッドに搭載されていた大口径オールダブルフットLNガイド&SICリング。又、この時代錯誤のバカでかいガイドを7フィート1インチの長さに対して、僅かに9個しか搭載していないのも特徴です。

このチタン素材のLNガイドですが、ガイド自体がロッドブランクスに対して、90度でそそり立つ為、SICリングとラインが、面ではなく「点」で触れることが出来ます。

【口径がバカでかいLNガイド内を通るラインが、SICリングと点でしか接点がない。】

これが意味するのは、以下の通りです。

【ラインに自由度が生まれ、その結果、ルアーを生き生きと動かすことが出来、手元に伝わる振動伝達が大きくなる。】

7フィート1インチと言うロングレングスにも関わらず、LNガイド搭載数が、僅かに9個と言うこともあり、ラインの自由度は、最大となっています。

ラインをガイド内で躍らせることが出来る。これを可能にするには、現状、この古の大口径オールダブルフットLNガイド&SICリングがベストと感じています。

分かりやすく、犬の散歩で例えるならば、通常のガイドを使用している場合は「自転車かバイクで犬を散歩しており、犬の自由度が損なわれている状態」であり、この大口径LNガイドであれば「手綱がゆるゆるの状態で、犬が自由に好きな様に歩いている状態」だと言えます。

従って、大口径オールダブルフットLNガイド&SICリングを使用することで、「ルアーの自由度を上げ、本来の性能をMAXまで高めることが出来る」と感じています。

又、手元に伝わる振動伝達が大きいので、ルアーからの情報量が多く、こちらから意図的に仕掛けることが出来る要素も大きくなります。

革新的なブランクス素材に、古のLNガイドを搭載すると言う、時代の反逆児。しかし、「最新が最善とは限らない」と言う、まさにその言葉を如実に表していると思います。

|利点③:ストレートコルクグリップ&フォアコルク仕様

昨今のロッドが、フォアグリップレス&セパレートグリップ仕様が大半を占める中で、このスーパースタリオンGT2RSは、これまた、ひと世代、二世代前の【ストレートコルクグリップ&フォアコルク仕様】となっています。

空気の孕んだ振動増幅効果を持つAAAシャンパンコルクを採用し、かつ、表面積が大きなストレートコルクグリップ+フォアグリップ仕様としたことで、感度伝達能力を最大限まで高めました。

先程に述べました大口径オールダブルフットLNガイド&SICリングの効果も加わり、これ以上の振動増幅効果は無いのでは?と思えるレベルです。

又、このコルクストレートグリップ&フォアグリップにすることで、キャストやフッキング時の剛性感を生み出すことにも繋がっています。

|利点④:圧倒的に握り易いECSリールシート

リールシートですが、Fuji製のECSシートを採用している為、見た目がゴツいストレートコルク仕様でありながら、非常に握り易いのが特徴となっています。

このECSリールシートは、細身で軽量な握り込みやすさを実現しており、更に、ブランクタッチ式なので、感度もGOODとなっております。

尚、性能とは関係ないですが、ブラックマイカカラーが施されており、特別仕様機種としての質感も演出しています。

と言う感じで、このスーパースタリオンGT2RSは、革新的素材のトレカT1100Gを心臓部に備えつつ、その周りを固める素材を古のパーツで揃えたと言う、まさに時代の反逆児となっています。

では、この時代の反逆児が、実際にフィールドに放たれた際の釣果を使用ルアー別に、詳細に見て行きたいと思います。

理論上、いくら性能が素晴らしいロッドでも、フィールドで役に立たないとハナシにはなりません!(理論はもうええ、で・・・、釣れるんかい!?ってハナシになりますしね)

以下の内容をご覧になれば、その圧倒的な許容範囲の広さがお分かりになってもらえるかと♪

|ビッグベイト編

サイドのショートキャストであれば、4oz程度まで可能ですが、振り抜く系キャストとなると、3oz~3.3ozが限界かと感じています。

イマカツで言いますと、リプリケーターや小南ギルうちわ、バスロイドJrトリプルダブル等も扱い易いです。

基本コンセプトが、巻きの豪竿なので、これらのビッグベイトは、難なく扱うことが可能ですね。3oz~3.3ozクラスまでの一般的なビッグベイトは、全てOKです。

ちなみに、SKTマグナムやイマカツ/ブルバイソンなどの大型クランクベイトにも相性が良いですよ。

|トップルアー編

ティップがファーストテーパーの為、トップ系ルアーも非常に扱い易いのが特徴です。

大口径ガイドのお陰で、ラインスラックを十分に出すことが出来ますので、トップ系ルアーの動きを損ねることも、一切ありません。

イマカツで言いますと、アベンタクローラーやベルリネッタクローラー2、アベンタRSなどの羽モノ系ルアーも非常に扱い易いですね。

ティップが柔軟に対応してくれますので、至近距離でのモンドリングバイトにも十分にアジャストしてくれますよ。

|スイムベイト編

ラインスラックを十分に出しても、ルアーからの振動伝達が圧倒的に伝わって来ますので、スイムベイト系ルアーにも、マッチします。

イマカツで言いますと、バクラトスイマーやステルススイマーも扱い易いですね。(実際、フルキャストした水深4.5mをバクラトで巻いていても、テールの振動を伝えて来てくれます♪)

GETNETのブリキンスイマーの様な超デッドスロー巻きするスイムベイトにも向いていますね。

僅かなテールの振動も、手元に伝えてくれますので、レンジコントロールをし易いのが、釣果に繋がっている感じがします。

|チャターベイト編

このロッドの特徴上、チャター系ルアーへの相性も抜群に良いです。ルアーの自由度が高いので、チドリ要素のあるイマカツ・モグラチャターmonsterにもGOODですね。

勿論、直進系チャターにも相性が良いのは言わずもがなです♪手元に、チャターの振動がしっかりと伝わるので、これもレンジコントロールがし易いですね。

3/8oz以上のチャターベイトであれば、メーカー問わず対応可能です。

|メタル系ルアー編

意外に思われるかもですが、メタル系ルアーも、非常に使い易いんです。

フルキャストした先でも、トレカT1100Gのトルクが活かされ、軽快にリフト&フォールが可能となりますし、ファーストテーパーなので、バイトも弾かない傾向にあります。

イマカツで言いますと、マッハソニック17gなど相性抜群です。

又、イマカツのメタルクロースピン11g~17gも、軽快に扱うことが出来ますね。

この様に、メタル系ルアーにも柔軟に対応することが出来る懐の大きさも魅力です。

|リップレスクランク編

メタル系ルアーにも相性抜群の為、当然、3/8ozをセンターとした各種リップレスクランクにも、高次元で対応します。

イマカツのピラーニャ70&攻速ピラーニャ65も相性抜群ですね。

ジャッカルのTN70も、よく釣らせてもらいました♪

レイドジャパンのブースト17gの繊細なリフト&フォールの釣りにも、GOODです。

更に、重量が40g程度あるイマカツ/アライブチャターHGの様な重量級のリップレスクランクにも対応可能です。

ファーストテーパーなので、大きなリフト&フォールから繊細なリフト&ファールまで対応出来ますし、普通にタダ巻きしてもらっても感度抜群、且つ、ルアーが自由に動けるので、GOODですね。

|クランクベイト編

これまた意外性があるかと思いますが、普通にクランクベイトも使用することが出来ます。

イマカツで言いますと、カオスダイバー400RSなども、ごく普通に対応出来ますね。

シャロークランクにも相性が良いですので、ガンガン使えます。

|ラバージグ編

巻きの豪竿のイメージがありますが、何の!普通にラバージグなどの縦にロッドを捌く釣りにも向いています。

持ち重り感がなく、ラインスラックを自在に出すことが出来ますので、フォーリングを主体にしたラバージグの釣りにも最適ですね。

感度が良いので、ウィードを丁寧にほぐしたりする使い方も、お手の物です♪

|テキサスリグ編

ラバージグも使えるんで、勿論、テキサスリグにも対応可能です♪

3.5g~5g程度のシンカーにブルフラット3.8を装着したライトテキサスリグでも、感度抜群で対応出来ましたよ。

又、水深10mオーバーで展開するバウヘッド1/2ozでのダッドカット3インチ戦略でも、感度抜群の為、難なく対応可能です。

ファーストテーパーなので、ボトムの感知能力が抜群なのです♪

|フリーリグ編

テキサスリグにも相性抜群なので、当然、フリーリグにも対応可能です。

5gフリーリグのブルフラット3.8も扱い易かったですね。

ゲーリー/サンショウウオやイマカツ/フラットヘッドゴビィ4インチを使用した2.7g~3.5gフリーリグも相性抜群でした!

これまたラインスラックが十分に自在に出せますので、フリーリグも、本当に扱い易いです。

|ジャーキングワーム編

デプス/サカマタシャッドの様な高比重なジャーキングワームへの相性も良いです。

イマカツで言いますと、ブータスライダーでも50UPを出しましたので、間違いないです♪

ファーストテーパー且つ、ブランクスに張りがありますので、メリハリの効いたジャーキングアクションが可能ですね。

|ヘビキャロ編

琵琶湖オカッパリの主軸戦略である20g~45g程度のシンカーを使用したヘビキャロ戦略。

100mオーバーの超遠投は無理ですが、70~80m程度のロングキャストであれば、対応が可能です♪(リールの性能次第では、100mオーバーキャストも可能かも?)

ロングキャストした先でも、感度が良いので、しっかりとボトムを感知することが出来ますし、ロッドパワーがありますので、遠方からのフッキングも全く問題無しです。

|ノーシンカーワーム編

高比重に限られますが、ノーシンカーワームへも対応可能です。

ラインスラックを十分に出しての戦略が得意なので、ノーシンカーワームのアクションも自然に出すことが可能です。

イマカツ/フラットヘッドカーリー4インチのボトムデッドリトリーブも、やり易かったですね。(←厳密に言えば、ウェイテッドピアスを使用していましたが)

又、イマカツ/ジャバシャッド5.5インチのノーシンカーナチュラルスイミングにも対応可能でしたよ。

ラインスラックを十分に出したダルダルの状態であっても、明確にバイトを手元まで伝えてくれる感度を誇ります。

|まとめ

上記の様に、スーパースタリオンGT2RSの性能の高さと許容範囲の広さを感じてもらえたかと思います。

・ブランクス素材は、トレカT1100G
・大口径オールダブルフッドLNガイド
・SICリング
・LNガイド9個乗せ
・ストレートコルクグリップ
・コルクフォア仕様
・ECSリールシート
・ノーシンカーからビッグベイトまで対応可能

又、スーパースタリオンGT2RSは、特別仕様として、ロッドカバーが付属で付いて来ますので、持ち運び時に便利ですね。

革新的素材であるトレカT1100Gに、古の大口径オールダブルフットLNガイド&SICリングを搭載した唯一無二の存在。時代の反逆児。スーパースタリオンGT2RS。

今回、記載しました内容こそが、私が、年間を通じて、このロッド1本で、ほぼ全ての戦略を対応出来ている理由です。

|弱点はあるのか???

「いや、おまえ、ええことばっか言ってるけど、弱点はないんか!?」との声が聞こえてきそうですが、これが明確な弱点が無いのが本音なのです・・・。

強いて言うならば、以下の2点が弱点と言えば、弱点ですね。

①値段が高い
税抜き価格で、¥82,000もしちゃいます・・・。2割引きで店頭販売している場合でも、¥70,848と、かなりの高額部類に入ります。

開発過程において、大量のプロトタイプを製造したり、トレカT1100Gの素材単価の高さ、製法の難解さ故の高価格なので、これでもメーカー努力で、随分と抑えられたと思います。(当初、聞いていた話では、10万円オーバーでしたので・・・)

しかし、適用ルアーウエイトや種類の圧倒的な広さを考えると、今までパワー別に、複数本で対応していたものをスースタGT2RS1本で賄えるとしたら、結果的にお安くなるとも言えます。

②抵抗のあるルアーの巻き感が重い?
これは、トレカT1100Gの特性上、仕方がない部分なのですが、巻き抵抗が強いルアーに関しては、巻き感が若干、重くなります。(例えば、SKTマグナムを早巻きした時など)

ブランクスに張りがあり、曲がった時に元に戻す作用が働く為、巻き抵抗のあるルアーを使用した場合に、若干の巻き重り感があるんです。

ただ、これは個人的な感覚の問題でもありますし、実際、巻き抵抗のあるルアーを使用しても、釣果は普通に出てますので、あくまで感覚的な問題とも言えます。気にならない方は気にならないレベルかもです。(実際、愛用している釣り仲間は、気にならないみたいですしね)

|オマケ:開発過程のお話

ここからは、このスーパースタリオンGT2RSが産まれるまでの開発過程のお話しとなります。(守秘義務もありますので、全ては書けませんが・・・)

時を遡ること、2016年9月。元々、私が元祖カレイド・スーパースタリオンを溺愛していたことを受け、今江さんから招集命令が・・・。

場所は、神戸の海浜公園で、NBCの海釣りイベントでした。

ここで、大量の次期スーパースタリオンのプロトモデルが持ち込まれてました。

それぞれのプロトモデルを試投しての意見交換でしたが、足場の高い海浜公園と言うこともあり、詳細な判断は、よく分からないと言う事態に・・・。(←私の力量不足とも言う)

そこで、急遽、2016年10月に、イマカツ小南プロのボートにて、琵琶湖上で、詳細なプロトモデルの試投調査をすることになりました。

この写真でも入りきらない程の15本オーバーのプロトモデルの中から、最適なものを選ぶと言うミッションでした。

結果、小南プロと私が、それぞれ1本づつ選ぶと言う結果になりました。

写真の上側にあるのが、小南プロが選ばれたモデルで、後のスーパースタリオンGTになるプロトです。

下側にあるのが、私が選んだモデルで、後のスーパースタリオンGT2RSになるプロトです。

この結果を今江さんに報告しましたが、それから2ヶ月間は、沈黙の期間となりました。

この間、今江さんとエバーグリーンさんの方で、極秘裏の実験検証が行われ、その結果、私が選んだプロトモデルが、スーパースタリオンGT2として、2017年1月のフィッシングショー横浜で、急遽の展示となりました。

スーパースタリオンGT2は、フォアグリップ無しのコルクセパレート仕様でした。これを2017年3月に、プロトモデルとして受け取り、実釣テストを繰り返しました。


ブランクスと搭載ガイドに関しては、完成していましたが、実釣テストの過程で、やはり、コルクストレート&コルクフォアを搭載すべきと言う話になり、コスト度外視で、採用することとなりました。

このプロトモデルより、スーパースタリオンGT2RSと言う名称となりました。

この判断は、間違っておらず、実釣テストにおいて、加速度的に釣果を量産することが出来ました。

最終テストの過程では、一応、口径や種類が違うガイドやリングも搭載してテストをしましたが、しっくり行かず、やはり大口径オールダブルフッドLNガイド&SICリングに落ち着きました。

今江さん主導の元、エバーグリーンさんの技術的判断も加え、無事に、スーパースタリオンGT2RSとして産声を上げました。

2017年秋の発売に向けて、2017年7月には、関西の釣具屋さんにて、エバーグリーン長谷川さんと共に、インスピラーレGT&RSの展示会に併せて、スーパースタリオンGT2RSの先行予約イベントも開催して頂きました。

そして、最終仕様の本決定では、2017年8月に、エバーグリーン本社にお邪魔して、今江さんとエバーグリーンの方々との打ち合わせを行いました。

そして、晴れて、2017年12月に、スーパースタリオンGT2RSが市場にデビューすることとなりました!

市場デビュー後、2年を経過した2019年8月現在でも、人気は衰えず、アメリカや中国などの海外での評価も高く、又、ソルトゲームの世界でも人気を博しているそうです。(エバーグリーンさんが驚く程の受注本数が、海外から入っているそうです・・・)

ちなみに、私ですが、このスーパースタリオンGT2RSを溺愛し過ぎて、プロトモデルを含めて、3本体制になっています。

今江さんとエバーグリーンさんのご厚意により、スーパースタリオンGT2プロト、スーパースタリオンGT2RSプロトに加え、製品版スーパースタリオンGT2RSをプレゼントして頂けましたが、我慢ならずに、実費で1本追加購入したくらいの溺愛ぶりです(笑)

と言う感じで、ざっくりとですが、開発過程のお話しをさせて頂きました。

私は、開発過程の初期段階から参加させて頂きましたが、その協力は微々たるもので、今江さんとエバーグリーンさんの開発力量には舌を巻きました。

純国産に拘り、一切の妥協を許さないその開発姿勢には、本当に驚くと共に、ジャパンプライドを感じました。

稀代の豪竿。スーパースタリオンGT2RS。時代の反逆児を操るのはあなたです。

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コメント

  1. フリー より:

    教えてください。
    旧スパスタのグリップが好きなんですが、GT2RSのブランクスは着きますかね?

    • tomozou より:

      コメントありがとうございます♪

      スースタGT2RSは、グリップ脱着式ではないんですよ・・・。なので、元祖スースタの様に、ブランクスが脱着出来ないので、他のグリップへの装着は無理なんですよね。

      元祖スースタのガッチリとしたグリップも良いですよね♪私も、元祖スースタは、要所要所で登場させてます。