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★【高島の泉】エリアトラウト!初心者が感じたリアル!【必見】★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

さて、すでにお伝えしています通り、エリアトラウトの世界へ参入することを決めたワタクシ。

そして、ついに、3/21(金)に、初めてのエリアトラウトへ潜入して参りましたので、その模様をレポートしたいと思います。

バス釣り歴42年目の私が、初めてのエリアトラウトをやってみて感じたリアルをお伝えしたいと思います。

これからエリアトラウトを始めようかと思われる方には、必見の内容になるかと思います。

今回、皆さまにお伝えするのは、釣り方云々ではなく、エリアトラウト独特の世界観です。

特に、自然の中で釣りを楽しまれている方々(管理釣り場以外での釣り全般)にとっては、管理釣り場で行うエリアトラウトの独特の世界観には、最初、面食らうことは確実です。

そんな独特の世界観を持つエリアトラウトの釣りに関して、バス釣り歴42年目の私がリアルに語りたいと思います!

なんか楽しそう♪ってだけで参入すると、思ってたと全然違う!と言うことに成りかねないので、是非、今回のブログ内容で、そのリアルを知ってみて下さいませ。

|実釣編:滋賀県・高島の泉にて、初エリアトラウト!!

エリアトラウトのリアルをお伝えする為には、自分自身が、まず体験しないと始まりません。

と言うことで、今回、3/21(金)に、有給休暇を取得し、エリアトラウトに精通する釣り仲間の案内の元、滋賀県にある高島の泉に行って参りました!

この高島の泉は、滋賀県高島市にある関西最大級のエリアトラウト管理釣り場となっており、釣りをする環境が完璧に整っているのが特徴ですね。

大きく分けて、3つの池が存在しますが、どの池も全て同じ魚種が放流されており、池別に、個性があるワケでは無い感じです。(大物用とか、魚種用とか、そんな感じで分かられてはいません)

尚、放流されている魚種は、以下の通りです。

・イトウ
・イワナ
・ニジマス
・ヤマメ
・サクラマス
・ロックトラウト
・ブラウン
・ニジマス(アルビノ)
・ドナルドソン

料金などは、受付で支払いますが、時間制となっていますので、お好きなお時間を選べるのは良いシステムだと感じました。

以下の様な時間制ですね。(2025年3月現在)
・9時間:5400円(男性)、4200円(女性及び中学生)
・6時間:4800円(男性)、3700円(女性及び中学生)
・3時間:3600円(男性)、3000円(女性及び中学生)
・2時間:3000円(男性)、2500円(女性及び中学生)
・1時間:2400円(男性)、2000円(女性及び中学生)

あと、管理釣り場ってことで、レストハウスも完備されており、食事や休憩も、好きな時間で、自由にすることが出来ます。

お弁当なども注文出来ますが、簡単に安く済ませたい場合は、カップ麺の自販機なども完備されてましたし、飲料水の自販機も完備されてました♪

あと、釣った魚を持ち帰る際、予め、頭や内臓を処理することが出来る料理場もありましたし、綺麗なトイレも完備されてましたよ♪

そんなこんなで、至れり尽くせりな高島の泉なので、大人気スポットになっており、当日は、平日にも関わらずに、開店前は、長蛇の列になってました。

と言うことで、受付を済ませて、最初は、第2ポンドに潜入!

ちなみに、この高島の泉は、地下の湧き水を使っていますので、酸素量が少ないこともあり、所々で、バブリングさせており、その周辺が活性が高いそうですね。(水温は、年間を通して、15℃前後で安定しているので、夏場も楽しめるそうです)

ちょっと前置きが長くなりましたが、いよいよ初のエリアトラウト、スタートです!(ちなみに、9時間を選びましたので、07:00~16:00までの長丁場!)

使用タックルは、ヴァルケイン/コードグライガン61L+ダイワ/20ルビアスFCLT2000Sに、ナイロン2.5ポンドを組み合わせたものです。

まず最初は、持ち込んだプラグ類でローテーションさせてみました。

色んな種類別に、派手カラー⇒地味カラーのカラーローテーションで、魚の反応を探ってみることにしました。(すんません、写真は地味カラーが多いですが・・・)

あと、バス釣りで使う小型のプラグ類も持ち込んでみました。

クリアな水質なので、基本的に、偏光グラスを着用していれば、魚は丸見えです。

その為、ルアーへの魚の反応の違いが明確に分かります。

そんな中、1089工房/さかさにょろスリム60FSへの魚の反応が良く、エリアトラウトでのファーストフィッシュは、イワナでした!

放流されている魚全般に言えることですが、バスと違って繊細で弱い生き物なので、基本的に、水から上げずに、この写真の様に、水に浸けた状態でフックを外してリリースと言うことになります。(フックはバーブレス!)

その為、バス釣りみたいに釣った獲物を手持ちして写真撮影と言うことは基本的には出来ません。

ただ、食べる為に持ち帰るのであれば、ご覧の様なビクに入れますので、手持ち写真を撮影した後、ビクに入れるのはアリだとは思いますが、そこは個人の判断にお任せします。

ちなみに、レンタルビクは100円で、選んだ時間制別に、持ち帰れる魚総重量は決められています。(例:男性9時間では1.6㎏まで)

次に、第1ポンドに移動して、スプーンの釣りをしてみました。

ここでは、持ち込んだスプーンを全て使ってみることにしました!(形状違いでの波動の違いなどを把握したかったもので)

種類別に、派手カラーと地味カラーを揃えておきましたので、そのカラーローテーションでの魚の反応の違いも見たかったので、色々と試してみることにしました。

基本的に、派手⇒中間⇒地味のローテーションで、魚からの反応の違いを確認。

スパイス的に、ぐるぐるXや、STジグ、メタルバイブ系も組み込んでみました。

色んな種類をローテーションさせながら探ってみると、ホントに、魚からの反応の違いが明確で、探求心をくすぐられました♪

その時、その場で状況は違うものの、この日、私が持ち込んだスプーンの中で、一番、魚からの反応が良かったのが、ヴァルケイン/サーバントスピアー1.1gのNo.20イエローオレンジ/ブラックでした!(裏面がブラックカラーになっています)

このスプーンだけで複数匹のニジマスを釣ることが出来ました♪

この様に、魚からの反応を見ながら、その日の当たりスプーンとカラーを探るのは、非常に楽しかったですね♪

尚、都度、エリアトラウトに精通する釣り仲間から、様々なタックルを使用させてもらったり、色んなテクニックをレクチャーしてもらったりと、1人では到底得ることが出来なかった経験も積ませてもらいました!(釣り仲間は、様々なテクニックを使って、私の3倍は釣ってましたね)

そんなこんなで、9時間があっと言う間に終了し、16時のストップ時間を迎えました。

エリアトラウトは初めての体験でしたが、フナ釣りから数えると、今年で45年の釣り歴がありますので、その膨大な釣り経験を通して見た9時間のエリアトラウトの世界。

釣り歴が長い私だからこそ感じたエリアトラウトの世界。そのリアルを以下に、記載したいと思いますので、是非、参考にしてみて下さいませ。(あくまで、個人的な見解ですので、その点は、ご了承下さいませ)

|リアルその1:魚を探す楽しみは存在しない。

普段、管理釣り場以外で、自然の中で釣りをされる方々は、私も含めて、まず、魚の居場所を探すと言う動作から入ります。

その時、その場で、色んな要素を加味して、魚の居場所を追い掛ける動作は、めちゃくちゃ楽しいですよね?

しかし、管理釣り場で行うエリアトラウトでは、その動作が完全に排除されていますので、魚を探すと言う楽しみは、一切ありません。

そこは、もう管理釣り場だから!と言うことで、納得するしかないですね。

|リアルその2:食わせる楽しさがある。

魚が絶対に存在する管理釣り場だからこそ、そこに居る魚の口を使わせると言う楽しさがあります。

クリアな管理釣り場であれば、魚のルアーへの反応が丸見えなので、特に、食わせ方法の模索に熱が入ります。

なので、バス釣りで言うサイト戦が大好きな方にとっては、エリアトラウトは、ハマる要素が、ふんだんにありますね。

|リアルその3:基本的に釣れない。

ここが1番勘違いされるかもですが、エリアトラウトの管理釣り場は、基本的には、釣れません。いや、釣れないと言うか、釣れづらいと言う言葉が似合いかと思います。

放流された直後は、フレッシュな個体が多いので、釣れはしますが、エリアポンドに入っている魚達は、基本的に、そのポンド内に落ち着いている魚達ばかり。

それを連日、多数の釣り人から狙われるワケなので、基本的にルアーにはスレており、普通に、ルアーを投げているだけでは、基本的に釣れない時間が長いのが特徴です。

岸際に、多数見えている魚達は、ほぼルアーには反応しません。

その為、管理釣り場=釣れやすい、と言うイメージで、エリアトラウトの世界に入ってしまうと、あまりの釣れなさでビックリされるかと思います。

行くエリアポンドにとっては、数釣りが出来る場所もあるそうですが、私が体験した高島の泉では、基本的に、釣れづらいと言う印象を持ちました。

なぜ、私がそう感じたのか?それは、次にお伝えします。

|リアルその4:ワンタックルで出来る釣りの幅が狭過ぎる。

エリアトラウト初体験で感じた違和感。それが、これ。

『ワンタックルで出来る釣りの幅が極端に狭い。故に、バーサタイルタックルと言う概念が存在しない』

バス釣り経験が長い方はイメージ出来ると思いますが、バス釣りで言うところのバーサタイルタックルは、ベイトなら6.6フィートのミディアムパワーロッドに、6.6ギアのベイトリール。これがあれば、大型ビッグベイトを除く、大体のバス釣り戦略を行うことが出来ますよね?

しかし、エリアトラウトの世界で使用するルアーが、バス釣りでは考えられない程に、緻密に細分化されており、例えば、スプーン1つとっても、ヴァルケインのハイバーストであれば、以下のウエイトが販売されています。

『0.4g、0.5g、0.8g、1.0g、1.1g、1.3g、1.4g、1.6g、1.8g、2.4g、3.6g』

ハイバーストだけで、驚きの11ウエイトです。

0.1g差で何が違うん!?と思われるかも知れませんが、全く違う世界観が、そこには存在していました。

例えば、このハイバーストの11種類ですが、ワンタックルで全てを使うことが不可能です。

使えなくはないんですが、それぞれのウエイト幅で、最適なタックルを使わないとバイトまで持ち込めないと言うことに繋がるんです。

ハイバーストで言うと、この11種類を正確に取り扱うには、ロッドだけでも、最低4タックルは必要だなと個人的には感じました。

・0.4g、0.5g、0.8g:ウルトラライト/ファーストアクション
・1.0g、1.1g、1.3g:ウルトラライト/レギュラーアクション
・1.4g、1.6g、1.8g:ライト/レギュラーファーストアクション
・2.4g、3.6g:ミディアムライト/レギュラーファーストアクション

リールは2000番に統一するにせよ、ノーマルギアとハイギアでの使い分けもありますし、ラインも、ナイロン・エステル・PEと使い分けることも必要なので、そうなると必要なタックル数は青天井となります。

バス釣り経験者に分かり易く言うと、1.8gミドストと1.6gミドストで、タックルを明確に分けないと対応することが出来ないと言う世界観なのです。

エリアトラウトのトーナメントでは6タックルが上限になっていることもあり、本格的に、エリアトラウトに参入している方々は、最低でも6タックルは常備されている印象ですね。

私も、体験するまでは、そんなにタックルって必要なん?と思っていましたが、ワンタックルで出来る釣りの範囲(幅)が狭すぎて、最低でも6タックル必要と言う理由が分かりました。

これが意味するのは何かと言いますと、リアルその3でお伝えした「基本的に釣れない」に繋がるんですよね。

ワンタックルで出来る釣りの範囲が狭過ぎる為、その範囲内でしか釣れない魚だけを釣ることになるんです。

私は、初めてのエリアトラウトにワンタックルだけで挑みましたが、出来る釣りの幅が狭すぎて、その範囲内でしか魚を反応させることが出来ずでした。(コードグライガン61Lなら、ある程度のことは出来ると思ってましたが、話しになりませんでした・・・)

私の体感では、ワンタックルで出来る範囲内で釣れる魚は5匹~6匹程度なので、6タックルあれば、6匹×6タックル=36匹と言うイメージですね。

バス釣りの世界とは圧倒的に異なる緻密で細分化された世界観なので、バーサタイルタックルと言うものが存在しないんです。

その為、ワンタックルだけで楽しむ為には、その持ち込むワンタックルで出来る範囲での釣りで得られる釣果で満足するしかないのが、このエリアトラウトの世界だと感じました。

|リアルその5:相当な投資金額が必要。

上記で述べました様に、色んな状況を打開し、人より多く釣る為には、6タックル以上は必要ですし、ルアーなども、種類やウエイト、カラー別に無限に揃えておく必要があります。

その為、真剣にエリアトラウトをする為には、うん十万円の投資が必須となります。

事実、私の場合は、ワンタックル&必要最低限のルアーなどを揃えましたが、それでも初期投資に10万円以上を支払いました。

入門編の1万円アンダーのロッドなどで揃える場合は、そこまで費用は掛かりませんが、感度命の釣りなので、結局、満足出来ずに、買い替えることになること必須だと思われる為、最初から、ある程度のもので揃える必要がありますね。

|リアルその6:折り合いを付けて妥協が必要。

なので、エリアトラウトに参入を考えている方々は、自分にとって、エリアトラウトにどこまで求めるか?によるかと思います。

様々な状況に、全てアジャストさせたい!なら、6タックル以上を揃える覚悟で挑む。

休日の楽しみレベルなら、ワンタックルでやれる範囲内で楽しむ。

自分の中で、折り合いを付けて、妥協する必要があるのが、エリアトラウトだと感じましたね。

バーサタイルタックルが無く、ワンタックルで出来る釣りの幅が狭い以上、その点に関して、それぞれがどう思うのか?です。

私の場合、本業がバス釣りの為、エリアトラウトは、冬場の3ヶ月間(12月~2月)を楽しむ為と位置付けていますので、今後、2タックルを揃えて、その2タックルで出来る範囲内での釣りと釣果で楽しむことにします。

管理釣り場の為、周りの方々の釣果も全て見えます。故に、釣れている人と釣れていない人が一目瞭然で、その釣れている人の中に入る為には、それなりの覚悟が必要と言う感じですね。

個人的には、2タックルあれば、1回の釣行で、10匹以上は釣ることが可能な布陣となりますので、これで十分だと位置付けしました。

|リアルその7:最大の敵。それは老眼。

これは、今年(2025年)、50歳を迎え、老眼の進行が著しい私にとってのことですが、エリアトラウトにおける最大の敵が、この老眼だと感じました。

エリアトラウトでは、1つのルアーで5投~10投げて反応が無ければルアーをチェンジすると言う感じで、ルアーチェンジの回数が、バス釣りと比較すると圧倒的に多いです。

それはいいんですが、なんせ、エリアトラウトで使用するルアーは、全てが小さい。

基本的に、スナップで交換しますが、そのスナップが、バス釣りでは使うことがない極小のサイズとなり、ルアー交換1つをするにも、老眼では、めちゃくちゃ苦労しました。

又、ラインも、3ポンド前後と細くて、ガイドにラインを通すのも一苦労ですし、結束も、老眼には辛かったですね・・・。

なので、基本的に、施設が整っている管理釣り場ですので、歳を取っても安全に快適に釣りが出来るんですが、老眼が進行してしまっている方にとっては、かなり面倒なことになるのは覚悟しておいた方が無難です。

|それでも楽しいエリアトラウトの世界観!

と言う感じで、しっかり真剣にやるには、それなりの投資と覚悟が必要なエリアトラウトではありますが、個人的には参入して良かったと思います。

自分の中で、折り合いを付ける必要はあるものの、この独特の世界観は、バス釣りにも活かせる側面もあるので、楽しみながら、勉強したいと思っています。

取り敢えず、エリアトラウトの世界観を体験したことで、色々と見えて来たことがあります故、次回の出撃(2025年11月頃?)までには、今回で得たことを昇華させ、タックルも増やして挑みたいと思います!

バス釣り経験者の方々、エリアトラウト、お勧めです♪

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