皆さま、毎度です♪友蔵です。
春本番と言えど、天候が安定しない為、琵琶湖水温の上昇具合が鈍化したまま・・・。
瀬田川の水温は16℃台でウロウロし、ついに、例年同時期より、水温の上昇具合が落ちてしまいました。(例えば、昨年の同時期であれば、瀬田川水温は18℃を突破しています)
潮周り的には、新月大潮に向けて良い感じですので、シャローにどんどん入って来て欲しいんですが・・・。
そんなこんなで、今回は、琵琶湖や瀬田川を見送り、超久しぶり(7年ぶり?)に宇治川へ潜入して来ましたので、その模様をレポートしたいと思います!
|超久しぶりな宇治川。スポーンの進行具合は如何に!?
宇治川ですが、私のことを大昔から知ってくれている方がご存知かと思いますが、かつてのホームフィールドなのです。
今から18年ほど前、京都の桂川と宇治川をホームとして、オカッパリをしていましたので、宇治川に関しては、かなり熟知しています。
当時とは、河川改修工事の関係で、若干、地形が変化しているみたいですが、スポーンエリアの地形は、それほど変化していないのをGoogleマップで確認出来ましたので、潜入してみました!(出撃日:2023年4月16日/若潮)
どれほどの年月が経とうと、スポーニングエリアは変わらず同じですので、中流部に存在する定番のスポーンエリアに入ってみました。
宇治川では、超有名なスポーンエリアなので、到着した時には、すでに、人、人、人の先行者さんだらけ・・・。
取り敢えず、空いている場所に入ってみることにしました。
ご覧の様に、逆ワンド状態になった止水域の岸際には、テトラがびっしりと入っており、その内外でスポーンが行われます。
当日は、新月大潮直前の若潮と言うこともあり、テトラの内外には、回遊するデカバスが、チラホラと見えました。
産卵床らしきものはありましたが、ネストのオスは発見出来ず・・・。
季節的に、多分、ネストは抜かれた可能性があり、恐らく、2回目のスポーンに突入ってイメージをお持ちました。
さて、スポーン直前になって、ナーバスになった見えている天才級のプリメス相手に、如何にゲームを組み立てるか!?
|ペアリング直前のプリのメスバス。天才級を狩り獲る戦術とは!?
まずは、状況把握の為、バマストで、バスの反応を探ることにしました。
タックルは、いつもの信頼と実績のやつです♪
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)
リール:ZPI/アルカンセNS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZERO/ZPⅢスプール
テトラの内側、外側をバマストでサーチするも無反応・・・。
しかし、足元付近のテトラの脇を通した際、1本のデカい影が、バマストを追随したのを偏光グラス越しに捉えました。
ちょっと、釣りを止めて、観察すると、岸際のテトラの根元に、40cmクラスのオスが陣取り、その周囲を目測55クラスの真っ黒いメスバスが、ウロウロしているのを確認出来ました。
まだ完全にペアリングしているワケではなさそうでしたが、かなりナーバスになっている印象を受けました。
バマストの弱い横方向には、反応が薄い感じでしたので、縦の釣りに変更することにしました。
ルアーをイマカツ/ジャバロン140の5gフリーリグへチェンジ!
テトラの内外を出入りするプリメスに対して、角度を変えてアプローチするも無反応・・・。
そうこうしていると、オスバスが反応を示す様になった為、ウエイトを14gに変更し、プリメスとの勝負を早める作戦に切り替えました。
しかし、プリメスは反応せず、逆に、オスバスが興奮し出したので、一旦、場を休める意味も込めて、ワンフックアラバマに切り替えてみました。
ちなみに、この時の状況は、こんな感じでしたね。
オスバスは、ほぼ固定の場所におりましたが、メスバスは、同じルートを通って、テトラの内外を出入りしている感じでした。
そして、分かったことは、一瞬、オスバスの前で、動きが止まると言うことです。
食わせるなら、そこだな。と、感じました。
ワンフックアラバマの早めの横の動きにも、無反応なプリメス・・・。
これは、縦は縦でも、食性と威嚇の両方を備えた攻め方をする必要性を感じました。
となると、登場させるのは、あのワームです!!
|フラットヘッドカーリーのスパイラルフォールで、3kgオーバー捕獲!!
そう、ここ最近の瀬田川でも大活躍してくれているイマカツ/フラットヘッドカーリー3インチのテールをカットした5gフリーリグです!
ナーバスになったプリメスに対して、スパイラルフォールが劇的に効くことが多々ありますので、ワンチャンスあると感じました。
ちなみに、フリーリグにすることで、ボトムでのチョンチョンアクションでも、ヒラを打って、小さなスパイラルフォールをします!
と言うことで、テトラの外側から入って来たプリメスが、オスバスの前で動きを止めた瞬間に、投入してみると、今まで無反応だったプリメスの反応が激変!!
これは来る!!と判断し、丁寧にアプローチをすると、ついに天才級プリメスがバイト!!
フルパワーでフッキングさせ、大暴れするプリメスを何とかネットインさせることに成功!!
どうですか、この巨体・・・。エゲツない体型です・・・。
サイズ:55cm(3380g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)
リール:ZPI/アルカンセNS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZERO/ZPⅢスプール
ライン:東レ/ビッグバスフロロ20ポンド
ルアー:イマカツ/フラットヘッドカーリー3インチ
カラー:脱皮沢蟹
リグ:5gフリーリグ
フック:リューギ/スタンダード3/0番
ちょっと、地面に凹凸があり、正確には計測出来なかったですが、3kgオーバーの見事な巨体でしたね。
恐らく、1回は産んでいる感じで、2回目のスポーン間近だったのかな???
緊迫のサイト戦を制した興奮から、横持ち写真も撮影してみました♪
やはり、テールをカットしたフラットヘッドカーリーのスパイラルフォールは、ナーバスなプリメスに効きますね~。
フラットヘッドカーリーは、必ずテールをカットして下さいね。カットしないと、スパイラルフォールしませんので・・・。
その後、他に見えていたデカバス達を狙いましたが、風が強くなり、更に人も増えた関係で、魚が沈んだので、深追いせず、ストップフィッシングとしました。
あの3kgオーバーより、ひと回りデカいバスも見えていたので、残念ではありましたが、超久しぶりの宇治川オカッパリにて、モンスタークラスを捕獲出来たのは良かったです!
尚、今回の緊迫のサイト戦の一部始終に関しては、友蔵YouTubeチャンネルにてアップしておりますので、是非、ご覧になって下さいませ!⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
かつてのホームフィールド、琵琶湖水系【宇治川】。
その楽しさを改めて知ることが出来ましたので、今後、機会を見て、ちょいちょい行ってみようかと思います!!
宇治川ロクマルを釣ってみたいので、通ってみるのもありかなと♪また頑張りたいと思います!!