皆さま、毎度です♪友蔵です。
ようやく、夜明け直後の気温が一桁に下がり、山々も紅葉を迎える状況になりました。
世間的には、晩秋の様相を呈して来ていますが、何気に、リザーバー系の水温は、まだまだ高いフィールドが多く、ようやく水中は秋になって来たと言う印象です。
そんな中、11/24(日)に、高山ダムにサウザージョンを浮かべて参りましたので、その模様をレポートしたいと思います!
|日々、増水を続ける高山ダム。フル満水まで、残り4m。
朝イチの気温は、一桁になったとは言え、大人気フィールドの高山ダムには、訪れるバサーの数が一向に減らず、週末は大盛況となっています。
当日(11/24)も、AM06:30にスロープが開鍵するにも関わらず、AM03:20頃にスロープへ到着させ、何とか1番乗りを確保。(直後に、2番手3番手の方が来られ、結局、開鍵時には、10艇ほどが列を成しておりました。)
と言うことで、今回は、1番乗りでしたので、AM06:30の開鍵と同時に、準備を進めることが出来ました。(現在、1艇づつしか降ろせない為、2番手以降は、かなりの待ち時間となるかと思われます)
そんなこんなで、AM07:00前には、スタートとなりました!
・貯水位:131.02m
・スロープ前の表層水温:17.0℃
数日前に、今季最大の寒波が襲来したにも関わらず、水温は、それほど落ちておらず、17℃となっておりました。(日中は、最大で17.8℃まで上昇)
外気温は6℃くらいと寒かったですが、水中は、まだまだ秋と言う状況で、こうなって来ると、巻物展開で十分にデカバスを狙えるんですが、今回を含めて、しばらくはカバー撃ちを決行したいと思っています。
その意図とは???
|2024年12月15日(日):ウズウズ・バスネード大会(ペア戦)が開催!
私が所属する高山ダムのロコチーム『ウズウズ』。
年間5戦あるウズウズのローカル大会は、ウズウズメンバーしか出ることが出来ませんが、今年は、ウズウズの新たな取り組みとして、オープンペア戦を開催することとなりました!
基本的に、夏に開催されたウズウズ・クリーン大作戦に参加して下さった方々が、優先的に参加出来る様になっていますが、参加されていなかったとしても、枠が残っていれば参加OKとなりますので、気になる方は、こちらのLINEアカウントからエントリーしてみて下さいませ。(30艇限定となっていますので、お早めに!)
と言うことで、こちらのペア戦に、私も、ウズウズメンバー枠として参加する予定ですので、今回を含めて、大会までの出撃は、全て、そのプラに充てることを考えています。
現在の17℃もある水温なら、大好きな巻物展開で行きたいところですが、さすがに大会までには、次なる寒波が襲来するでしょうし、そうなれば、水温が一気に低下することも考えられる為、カバー撃ち一択になることは想像出来ます。
その為、大会までの期間は、巻物をしたい気持ちを堪えて、カバー撃ちの精度を高める練習に充てたいなと思っています。
と言うことで、今回のお題は、カバー撃ち!で、ビフテキと吊るしの戦略をミックスアップして、精度を高めたカバー撃ちを練習することとしました。
|カバー撃ちは、3種類をスタンバイ。ミックスアップで精度を高める!
今回、スタンバイさせたカバー撃ちは、以下の3種類です。
①1/2ozビフテキ(EG/フラップクロー4インチ)
これを軸としてスタンバイさせました。
食わせのサイズ感。そして、ストーン!と落ちる為、リアクション的に食わせることも出来る優れもののフラップクロー4インチ。
②1/2oz直リグ(OSP/ドライブビーバーマグナム)
圧倒的なボリュームで、ルアーパワーに頼る為に、スタンバイさせました。
ワーム本体だけで約42gもある巨大ボディで、左右にある大きな爪がバタバタ動く為、水押しパワーが半端ではありません!
③吊るし
そして、上記2つのカバー撃ちでは反応しない個体に対しては、吊るしを投入させる為に、スタンバイさせました。(イマカツ/MCハンガージグ5g+フィッシュフライ2.4インチ)
前回、7時間もの猛特訓をしましたので、今回は、普通のカバー撃ちとのミックスアップで、吊るしの出し処を練習する感じですね。
この上記3つのスタイルで、カバー撃ちを決行しました!
|狙うは、水通しが良いマットカバーを備えた複合カバー!
そして、狙うカバーですが、1つでも多くの条件が重なり合うカバーを選択しました。
その為、ご覧の様な一見、良さそうなカバーでも、重なり合う条件が少ないカバーは、削除することとしました。
岬にレイダウンが絡んでいますが、岬+レイダウンと、2つの要素しか重なっていません。最低でも、3つの条件が重なるカバーを選ぶのが重要となります。
では、こちらのカバーをご覧下さいませ。
岬+立木+ブッシュ+マットカバーと4つの要素が詰まっていますので、この様なカバーは、積極的に選ぶ価値がありますね。
では、次に、こちらです。
岬+ブッシュ+張り出したマットカバー。この張り出したマットカバーが、かなり良い条件となりますので、この手の複合カバーも、積極的に選びたいところですね。
そして、こちらのカバー。
岩盤+広めのマットカバー+レイダウン。こういった広めのマットカバーも、バスを引き寄せるパワーを持っていますので、臆せずにボートを突っ込ませて狙う価値がありますね。
又、岩盤がある為、比較的水深もあることが分かりますので、この手の岩盤カバーは、冷え込んだ時とかにもGOODです!
それと、この様な陽当たりの良いカバーも、見逃すことが出来ません。
マットカバーが薄い為、水温が上がって来やすい為、この薄いカバーの下で、日向ぼっこする個体が昼以降に出て来ることが多いです。
こう言う個体を狙う時は、吊るし一択でOKかと思いますね。
ちなみに、冷え込んだ朝イチなど、マットカバーとかは寒そうだけど大丈夫?と思われるか知れませんが、マットカバーは、水面に蓋をしている様なもんですから、放射冷却に強いと言う側面があります。
なので、一見、寒そうに見えても、オープンエリアよりは水温が高いことが多いので、水面にあるマットカバーは、狙い目です。
あと、水面を覆うマットカバーがあることで、鳥に狙われることも無い為、安心して、カバーの中にバスが入り込むことが出来ますから、その点からも、マットカバーは重要ですね。
ちなみに、今回は、水温が、まだまだ高いことから、水通しの良い岬が絡んだカバーを選んでみましたが、水温が一桁台になったりした際には、ワンド奥のカバーなどを狙ってもOKですね。
冷え込んだ時には、こう言ったワンド最奥にある竹のレイダウンが絡んだ、ごちゃごちゃカバーに、デカバスが潜んでいることが多いです。
まぁ、冷え込んで、水温が一桁になったとしても、体力のあるデカバス達は、何食わぬ顔して、水通しの良い岬らへんを回遊していることも多いので、そこはケースバイケースで攻めることをお勧めします。
あ!そうそう、その他に重要な要素としては、「チャンネルライン」に近いカバーを選ぶと言うことですね。これ、何気に、かなり重要となりますので、意識しておいて損はないです。
|ビフテキ&吊るしで、45オーバー2本含んで、4発捕獲!!
と言うことで、前置きが、かなり長くなりましたが、実釣模様をレポートしたいと思います。
まずは、朝イチ、風が当たる岬に、複合カバーが絡んだエリアを攻めてみることにしました。
ルアーは、EG/フラップクロー4インチの1/2ozビフテキです。
すると、狙いを付けたカバーに入れて、フォーリングさせている最中に、明確なバイトを得た為、フルパワーフッキング!!
ナイスファイトで上がって来たには、腹パンパンな45オーバーでした♪
サイズ:45cm(1560g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS
リール:ZPI/アルカンセXS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/フリーダム20ポンド
リグ:1/2ozビフテキ
フック:ハヤブサ/FPPストレート3/0番
ルアー:EG/フラップクロー4インチ
カラー:グリパンチャート
狙い的中で嬉しかったので、横持ち写真も♪
この見事な魚体。餌を山盛り食っている体力のある個体は、条件の整ったエリアを求めて、寒くても泳ぎまくっていますね♪
そして、岬+立木+マットカバーの複合カバーで、追加の1本!
まだまだ水温が高いので、1級のカバーでも、このサイズが入り込んでますね(笑)
そして、次に入ったのが、風裏となる岩盤が絡んだ複合カバー。
まずは、その岩盤とマットカバーの隙間に、OSP/ドライブビーバーマグナムの1/2oz直リグを投入。
すると、フォール中に、コンっ!と言う小さなバイトを得ましたが、食うまでは至らず。
ドライブビーバーマグナムのルアーパワーに引き寄せられたとは言え、食うまでは至らないと言うことは、このサイズ感ではないと判断し、即座に、吊るしを投入!
岩盤とマットカバーの隙間に入れた1投目。吊るして、シェイクを入れていると、抑え込む様なバイトを得たので、フルパワーフッキング!!
ナイスファイトで上がって来たのは、嬉しい45オーバーでした♪
サイズ:46cm(1120g)
ロッド:EG/スパイダースピン
リール:シマノ/ツインパワーXDC3000XG
PEライン:シマノ/ピットブル4 2号
ルアー:イマカツ/MCハンガージグ5g
ワーム:イマカツ/フィッシュフライエラストマー2.4インチ
なるほど、普通のカバー撃ちでは食うまでは至らない個体でも、吊るしなら獲ることが出来るんだなと知りました。
この手の個体は、今まで獲りこぼして来た個体なので、前回、7時間の吊るし猛練習で、キャスト精度も含めて、吊るしとは何たるものなのか?を理解出来た賜物かと思いますね。
やはり、確実に獲る為には、吊るしが非常に重要だと言うことをこの1本で、改めて感じることが出来ましたね。
と言うことで、次なるカバーへ移動。
ここも、マットカバーがある複合カバーでしたが、最初に、EG/フラップクロー4インチのビフテキを投入した際、バイトを得たのですが、食うまでは至らず・・・。
そこで、即座に、吊るしを投入するものの反応なし・・・。
あれ?と思い、EG/フラップクロー4インチのビフテキに変えた1投目で、バイトを得たので、フッキングして手にしたのがこちら。
なるほど、吊るしには無視するが、ストーン!と落ちるフラップクロー4インチのビフテキには反応するのか・・・。
カバー撃ち1つを取っても、色んなタイプの個体がいるワケですので、変に拘らずに、普通の撃ち物と吊るしを柔軟に使い分けする必要があることを悟りました。
今まで、普通のカバー撃ち一辺倒でしたが、ここに、柔軟に、吊るしを入れることで、獲りこぼしを無くす鉄壁のカバー撃ちが完成するイメージですね。
まだまだ吊るし初心者の為、この柔軟なカバー撃ちの精度をもっともっと高める必要性がありますね。練習あるのみ!
と言う感じで、実釣的には4時間程度ではありましたが、有意義な練習になったと思います。
冷え込んで、水温が一桁になるまでは、レギュラーサイズも反応してしまうカバー撃ちですが、冷え込めば冷え込むほどに、デカバスのみを狙える楽しい釣りなので、是非、皆さんも、チャレンジしてみて下さいませ!
次回も、引き続き、大会へ向けて、カバー撃ちの精度を高める練習をしたいと思います!
尚、今回の出撃模様は、動画撮影をしていますので、近日中に、友蔵YouTubeチャンネルにアップしたいと思います!しばしお待ちを!