皆さま、毎度です♪友蔵です。
昨年の秋もそうでしたが、ここ最近の高山ダム出撃で釣果を得ているのが、「ミニスコーンジグ戦略」です。
インスタのDMなどに、「詳細を教えて欲しい」と言う声を複数頂きましたので、その全貌をお伝えしたいと思います。
尚、これからお伝えします内容は、あくまで私個人の独断と偏見ですので、参考程度に見てもらえればと思います。
それでは、使用するルアーの紹介から、セットアップ方法、そして、何故に秋に効くのか?などを順を追って、ご紹介したいと思います♪
|フットボールジグは、コンパクトな1/2oz。タングステン素材が必須。
まず、使用するラバージグですが、フットボールジグがベストとなります。
その理由は、スイミングさせた際の安定感が重要となるからです。
又、可能な限り、動きの速度を早くしたい為、タングステン素材が必須です。
尚、タングステン素材を採用すると、ヘッド形状を小さく出来るので、全体的に、コンパクトシルエットとなる為、これも、動きの速度を上げることに繋がります。
あと、ウエイトは、色んな重さを使った結果、1/2ozがベストと判断しています。
具体的なルアーの名前を挙げますと、最も信頼しているのは、EG/TGブロー1/2ozですね。
あと、次点として、レイドジャパン/フットマスター1/2ozです。
この2つの使い分けですが、アイの装着位置によって、動きが異なる感じとなっており、より素早い動きが出るのがTGブローになっています。
フットマスターは、アイの位置がフック側に寄っていますので、やや水受けが強い為、少し波動を強めたい時に使っています。
どちらも、タングステン素材の為、1/2ozでありながら、非常にコンパクトなサイズ感となっており、個人的に、ミニスコーンジグ戦略で、お勧めとなっています。
ちなみに、カラーは、ラメ入りのダーク系を選んでいます。
|余計な動きが出ないジャスターシャッド4.2がお勧めです!
次に、フットボールジグに装着するトレーラーワームですが、これが結構大事なんですよね。
全体的なシルエットを可能な限りコンパクトにし、動きを早くさせたいので、それを可能とするシャッドテールワームが必須となります。
そこで、個人的にお勧めワームが、GETNET/ジャスターシャッド4.2となります。
まず、サイズ感が、絶妙な4.2インチとなっており、小さすぎず大きすぎないのが良いと感じています。
そして、このジャスターシャッド4.2の特徴ですが、かなりの極薄ボディ―となっています。(写真は背中から撮影したものとなります)
更に、このテール付け根の薄さと言ったら、悶絶もんの薄さとなっています。
このボディー形状の薄さから、「強すぎないアクション」を可能としており、シャッドテールの細かな動きを出すことが出来、全体的にロールアクションを弱く出来ます。
それによって、フットボールジグと組み合わせることで、水を切り裂く動きを出すことが出来ますので、動きの速度を上げることが可能となっています。
ちなみに、カラーですが、個人的に、お勧めなのは、ライトグリーンパンプキンブルーフレークです。
|スパイスで、メタルクロースピンブレードを装着。
あと、個人的に強くお勧めするのが、ブレードチューンですね。
トレーラーワームに、ブレードを装着することで、アピール力を増すことが出来ます。
しかし、どんなブレードでもOKと言うことではなく、個人的に、イマカツ/メタルクロースピンブレード一択となっています。
こちらのブレードは、極薄高強度を誇るリン青銅製となっており、非常に薄くなっているにも関わらずに、どんな速度で巻いても、常に軽快に回転し続けると言う特徴を有しています。
ブレード自体の重量も軽いので、動きの速度を落とすことなく、軽快に、チリチリ!と回転し続けてくれます。
通常のブレードなら、ここまで軽快な回転を得ることは出来ません。
ブレードを装着することで、煌めきの要素を加味出来、ブレードの回転からの波動効果も期待出来ます。
又、常に動き続けるパーツがあることで、生命感を増すことに繋がり、バイトマーカーにもなります。
これらの総合的な効果を期待出来る為、個人的に、このミニスコーンジグ戦略には、必ずこのメタルクロースピンブレードを装着する様にしています。
間違いなく、バイト率の向上に一役買ってくれていると感じています。
ちなみに、このメタルクロースピンブレードには、ご覧のアタッチメントを装着し、ワームにねじ込める様にしています。
|セットアップ方法について。
では、ルアーのスタンバイが出来ましたので、セットアップ方法に移りたいと思います。
と言っても、ご覧の様に、ジャスターシャッド4.2を丸ごと装着するだけですけどね(笑)
尚、装着するメタルクロースピンブレードですが、フックの位置より、やや後方に斜めにねじ込む形で装着します。
そして、大事なのが、このブレードの回転を削がない為に、スカートの位置をご覧の位置でカットすることですね。
で、これでセットアップが完了となります。
|動かし方について。
さて、お次は動かし方についてですが、水深が浅い皿池などのフィールドでは、ミディアムリトリーブでのボトムノック巻きが効果がありますね。(完全中層での早巻きでもOKです♪)
水深のあるフィールドでは、ご覧の様なリフト&カーブフォールが、抜群に効果があります。
①ロングキャストし、ボトムまで落とす。
②ボトムに着底後、大きくロッドを12時の位置までリフトする。
③12時の位置で、ロッドを止め、カーブフォールさせる。
④ボトムに着底後、②の動作に入る。
上記の動きを繰り返すだけですので、非常に簡単です。
水深の浅いエリアではタダ巻き。水深のあるエリアではリフト&カーブフォール。
単純な動かし方だからこそ、延々と同じ動作を繰り返し出来る。
これ、実は、広範囲に散ったバスに対して、非常に有効に働く戦略なんですよね。
|何故、秋にミニスコーンジグ戦略が効くのか???
セットアップ方法は分かった。動かし方も分かった。
でも、何で、このミニスコーンジグ戦略が、秋に効くの???ってことですが、その説明はこちらです。
まず、秋のフィールドは、適水温になることで、バスの行動範囲が広がります。
それこそ、シャローにもディープにも、どこにでも居る様になります。
そして、バスの新陳代謝も良くなっていることから動きも早く、目が非常に良くなっています。
更に、食性も、甲殻類から、ベイトフィッシュに切り替わるのも、この秋のタイミングと重なります。
これらの特徴に移行した秋のバス達に対して、有効に働くのが、このミニスコーンジグ戦略なのです。
ミニスコーン戦略では、ベイトフィッシュライクなシルエットで、素早く動かすことが出来るので、広範囲に探ることが可能となります。
ルアー自体の動きを早く出来るので、目が良くなった秋バスを騙しやすくなります。
これが、秋に、ミニスコーンジグ戦略が効く理由となっています。
|丸飲み状態が、正解の証。
この秋のミニスコーンジグ戦略ですが、正解である証として、バイトが深く、全て丸飲み状態になることです。
この深いバイトこそ、本気で食いに来ている証拠ですので、このミニスコーンジグ戦略が正解であることを裏付けています。
又、食い気満々のバス達を狙い撃つことが出来る為、釣れて来るバスのコンディションが非常に良いのも特徴ですね。
|まとめ
・広範囲に散った秋バスに対応出来る。
・目の良い秋バスに対応出来る。
・動かし方が簡単。
・確実に釣ることが出来る。
難易度が上がる秋のフィールドにおいて、これほどまでに強い相棒はいないのでは!?と思えるミニスコーンジグ戦略。
是非、お近くのフィールドにて、試してみて下さいませ!厳しければ厳しいほど、驚きの釣果を叩き出すことが出来るかと思います!