皆さま、毎度です♪友蔵です。
本日は、意外と知っている人が少ないことが分かったので、異形フットボールリグである【ZAPPU/バウヘッド】をご紹介したいと思います。
フットボールジグとテキサスリグの利点を上手く組合せて1つにした様なZAPPU/バウヘッドは、使い込めば使い込む程に「ホント、上手く考えているなぁ~」と感心させられます。
定番のフットボールジグとテキサスリグの隙間に組み込むことが出来るリグですので、BOXに忍ばせておかれると何かと便利だと思います♪
|ZAPPU/バウヘッドとは何か???
バウヘッドは、ZAPPUよりリリースされているアイテムとなります。(フックは、リューギ製の3/0番が装着されています)
バウヘッドは、ご覧の様に、フットボール形状のヘッドとなっており、そこにオフセットフックが、スプリットリングで繋がっているリグとなります。
ちなみに、このフットボールのウエイトですが、以下の様に種類があります。
・1/8oz(3.5g)
・3/16oz(5.0g)
・1/4oz(7.0g)
・3/8oz(10.5g)
・1/2oz(14.0g)
・3/4oz(21.0g)
個人的には、3/8ozと1/2ozを愛用していますが、水深や狙う場所によって、ウエイトは任意に選んでもらったらOKかと!
一見、特に特徴も見られない様なジョイント式のフットボールリグの様に見えますが、実は、これ、テキサスリグとも言える特徴も備えている凄いやつなのです!
装着するワームは、何でもOKでして、お好きなものをセットアップしてもらえればOKです。
ちなみに、イマカツ/ダッドカットを装着しましたら、以下の様になります。
それでは、このバウヘッドの利点を1つ1つ見て行きましょう♪
|利点その1:異形フットボール形状
楕円形のフットボール形状としていますが、アイと反対側がやや平たくなっており、ボトムでの接地面積が広く取られているのが特徴です。
またアイの部分ですが、ちょっと盛り上がった滑らかな突起が出ており、これによりアイにゴミなどが絡まることを最大限に回避してくれます。
このフットボールの形状は、ある様で無かった形状だと思います。
|利点その2:真っすぐに落とせる
このバウヘッドですが、アイにラインを結んで、ぶら下げた状態を見てみますと、以下の姿勢を取ります。
ご覧の様に、アイ部分が水平になり、その真下にフットボールのウエイトが集中しますので、直リグの如く、真っすぐにボトムに向かってフォールします。
何かの障害物に沿っておとしたい。縦ウィードに沿って落としたい。ボトムにある障害物に対して、真っすぐ上から落としたい。
などなど、変にカーブフォールとかしないので、狙った場所に、垂直にストーン!と落とすことが出来るのが特徴です。
従って、通常のフットボールジグでまず不可能なウィードエリアでのパンチングも、このバウヘッドならば可能となります。
|利点その3:移動距離を抑えられる
真っすぐに落とせると言うことは、そのまま移動距離が抑えられるとも言えます。
真っすぐ落として、ボトムまで着底させた後、その場所で、アクションさせても、移動距離がフットボールジグやテキサスリグよりも、かなり狭い範囲で抑えることが出来ます。
と言うことは、それだけ狙いのスポットにルアーを置いておけると言うことなので、バイト率UPにも繋がります。
|利点その4:テキサスリグの様にズル引き出来る
このバウヘッドですが、アイの位置が特徴的な為、ボトムでズル引きする際に、ご覧の様な姿勢を取ります。
ちょっと分かりづらいかと思いますが、ラインを引っ張ると、異形フットボールが少し立つ為、フットボールのアイとオフセットのフックポイントが一直線になるんです。
通常のフットボールジグではアイとフックポイントには角度が付きますが、このバウヘッドであれば、フットボール形状なのに、テキサスリグと同じ姿勢となります。
これにより、ボトムでのズル引きでの底質感知能力も向上しますし、フットボールスタイルなのに、テキサスリグ並みのフッキング率となります。
このボトムズル引きでの姿勢、ホントに、よく考えられたなぁ~と感心しています。
|利点その5:フットボールなのにカバー撃ちが出来る
フットボール形状ですが、装着されているフックがオフセットなので、カバー撃ちが可能となります。
野池のカバー撃ち、琵琶湖のウィード撃ちなど、通常のフットボールジグでは不可能な、カバー撃ちが、バウヘッドでは可能となります。
真っすぐにフォールしますので、狙った隙間にしっかりと確実に落とすことが出来ます。
フットボールでのカバー撃ち、なかなかやっている様でやっていない方が多いのではないでしょうか!?
|利点その6:ワームの自由度が大きい
これは当たり前なのですが、フットボールとフックがスプリットリングで装着されている為、スプリットリングの自由度がそのままワームの自由度に繋がっており、ワーム自体が左右上下に自由に動くことが出来ます。
ワームの自由度を最大限まで引き出すには、上の写真の様に、スプリットリングがしっかりと見える様、オフセットフックのアイをワームからしっかり出します。
逆に、少し、ワームの自由度を抑えたいと思う時には、ご覧の様に、オフセットフックのアイをワームの中に入れ、スプリットリングを少しワームの中に埋め込みます。(これは釣り仲間に教えてもらいました♪)
オープンエリアではワームの自由度を上げてアピールさせ、カバー撃ちではワームの動きを少し抑え込むと言う使い方でもOKかと思います。
|利点その7:釣果がしっかりと出る
そりゃ、このバウヘッド、フットボールジグとテキサスリグの良いとこ取りみたいなリグですので、釣果もしっかりと出ます!
水深3mのボトムにある漁礁をバウヘッドで狙い撃ちして捕獲したナイスバス♪
水深10mラインのボトムにある障害物をバウヘッドで狙って捕獲したデカバス達♪
こちらは、リザーバーの切り立った岩盤を攻めてのナイスバス達です♪
リザーバーの切り立った垂直の岩盤であっても、バウヘッドなら真っすぐに落とせますし、フットボールと同様のリアクション的な動きも出せますので、効果抜群です!
又、このバウヘッドですが、ワームの自由度が大きい為、魅力的に見えるのか!?バスのバイトが深いのも特徴です。
フットボールジグの様なリアクションの釣りが出来つつ、テキサスリグ並みのフッキングの良さなので、バレることも少ないのも良いですね。
|まとめ
・異形フットボール形状である
・真っすぐ落とせる
・移動距離を抑えられる
・テキサスリグの様にズル引き出来る
・テキサスリグ並みのフッキング率
・カバー撃ちが出来る
・ワームの自由度が大きい
・めっちゃ釣れる
ちなみに、このフットボールですが、タングステンではない為、フットボール自体のサイズがデカいです。このデカさがある故に、変に障害物にスタックしないのもGOODです。
もう弱点を探すのが無駄な様な、利点の塊りのバウヘッドですので、是非、一度、お近くのフィールドで試してみて下さいませ♪