皆さま、毎度です♪友蔵です。
今年から導入し、タックルを揃えて、パワースピニングの世界に足を踏み込みました。
自分にとって、全く未知の領域ですので、前回、野池にて初練習を決行しました。(その模様は、こちらまで⇒野池でパワースピニング初練習!)
と言うことで、パワースピニング2回目となる今回は、前回で得たことを活かして、釣果を出すことに集中して取り組んでみました。
結果、狙い通りの展開で、真冬の野池カバーから、漆黒のデカバスを捕獲することが出来ましたので、レポートしたいと思います!
|「釣る」ことで「証明」する答え合わせ
前回は、2時間のキャスト練習、そして1時間のイマカツ薮田プロからのレクチャーの合計3時間の練習を行いましたが、その際に、以下の項目を把握することが出来ました。
・キャスト精度の重要性
・タックルセットアップのキモ
・狙い処はどこか?
・誘い方はどうするのか?
・ルアーは何が良いのか?
これらをしっかりと把握することが出来ましたので、次は、それらを自分なりに理解し、昇華した上で、答え合わせをすることです。
この答え合わせとは「釣果を出して証明すること」だと考えています。
やはり、知識だけ豊富な頭でっかちになってはならない、と常々思っています。
ちゃんとした知識と技術を蓄えた上で、しっかりと釣果を出して証明する。
この証明の繰り返しをすることで、自分自身の実力も向上しますし、当ブログをご覧頂けている方々にも参考となるものと感じています。
例えば、何かの個人スポーツ競技があったとします。ある人が「インターハイで優勝する為の5箇条!」と言う本を出したとしても、実はその人、地区予選1回戦敗退の常連だったとしたら???
恐らく、そんな本、誰も買わないことでしょう・・・。
バス釣りに限らず、この釣り業界と言うのは「釣果を出してこそ、発言権がある」とも言える、非常に厳しい業界です。
特に、私など、何かの大会に出ているワケでもない一般バサーです。しかし、こんな私でも、サポートして頂けるメーカー様や応援して頂いている大勢の方々がおられることは有難いことです。
そんな支えて頂いている方々に「釣果」をもって恩返しするのも、私の大事な使命とも考えています。(今年でバス釣り歴36年目ですが、未だに、この釣果を安定して出せないのが難点・・・)
と、話しが少しズレてしまいましたが、前回の初練習で得たことを今度は、しっかりと「釣果」で証明することが出来れば、また一歩、自分自身が成長することが出来、支えて頂ける方々にも恩返しが出来るので、本日、午後から空いた時間に、答え合わせをする為、野池へ潜入しました。
|「浅い所の深いとこ」、「深い所の浅いとこ」
本日は、午前中は用事がありましたが、午後からの3時間、空きが出来ましたので、カバーが豊富な野池へ潜入して来ました。
今回も、パワースピニングのみの戦略を構築する為に、割り切って、パワースピニングタックルのみで挑みました!
勿論、私のパワースピニングの相棒は、エバーグリーン/セルペンティ・ブッシュサーペント+シマノ/17ツインパワーXD 3000XGです。
ルアーは、レイドジャパン/エグダマtypeレベル4.5gに、イマカツ/風神スパイダートレーラーを装着したものを使用しました。
前も書きましたが、風神スパイダートレーラーは、浮力が高いので、カバー撃ちした後に、ジグを水平にキープしやすいので、おススメです♪
今回潜入した野池は、カバーは豊富にありますが、全体的に浅い為、バス釣りの基本行動としては、狙いは以下の2つとなります。
「浅い所の深いとこ」・「深い所の浅いとこ」
浅いフィールドの状態、そして季節的に真冬であることを考慮すると、まず、「浅い所の深いとこ」を探すのが先決となります。
そんなエリアを探し出せたら、次に、「深い所の浅いとこ」と探してやれば、釣果に結び付けることが出来ます。
と言うことで、その考えに合致する様なエリアを探しながら、パワースピニングで撃って行きました!
この「浅い所の深いとこ」は、比較的簡単に見付けることが出来ます。今回の様に、全体的に浅い野池であれば、少しでも水深がある場所を探してやれば良いので、それほど難しいことではありません。
次に、「深い所の浅いとこ」ですが、今回の様にカバーを絡めるのであれば、個人的には、レイダウンや垂れ草が水中により深く入っている場所であると、個人的には考えています。(何も障害物がないエリアであれば、単純に、深い場所にあるハンプや地形変化で浅くなっている場所を探せばOKです)
例えば、平均水深が1.0mの場所で、水深2.0mのエリアを発見することが出来れば、そこは「浅い所の深いとこ」と言えます。
その水深2.0mに、水面から刺さるカバーなどが無ければ、バスにとっての水深は2.0mのままです。
しかし、そこに、水面から突き刺さるレイダウンが1.0mあったとすれば、2.0mの水深に対して、水面から1.0mレイダウンが存在することになります。
となると、そのエリア内のバス達にとって、居心地が良いのは、そのレイダウンの中と言うことになるので、水深2.0mに対して、レイダウンが存在する水面下1.0m以内に、バスが存在することを意味していると考えています。
ちょっと強引な個人的な考え方ですが、これがシャローカバーにおける「深い所の浅いとこ」になるのではと。(←意味不明???)
そんな考えの基、自分の考えに完璧に合致するスポットを発見出来た為、慎重に、エグダマtypeレベル+風神スパイダートレーラーをキャストし、水面直下から徐々にシェイクして探っていると、僅かに、ティップに違和感を感じました。
はたして、この違和感はバイトなのか?と感じましたが、ブッシュサーペントに搭載されているパワーソリッドティップが、これはバイトだと伝えてくれましたので、フルパワーでフッキング!!
PE1.5号ライン+強靭なブッシュサーペントに、エクストラハイギアのツインパワーの総合力で、強引に水面まで浮かせて、最後は、ネットランディングに成功!!
真冬のシャローカバーに存在する、餌を食って動ける強い個体。まさに狙い通りの展開で、漆黒のブリブリなナイス45オーバーを捕獲することに成功しました!(尾っぽが切れていたので、惜しくも50には届かず・・・)
ロッド:カレイド/セルペンティ・ブッシュサーペント
リール:シマノ/17ツインパワーXD 3000XG
ライン:シマノ/ピットブル1.5号
ルアー:レイドジャパン/エグダマtypeレベル4.5g
トレーラー:イマカツ/風神スパイダートレーラー
バイトは非常に小さかったですが、フッキングのタイミングが完璧だったみたいで、上顎にガッツリとフッキングしていました。(パワーソリッドティップだからこそ取れたバイトだったかと!それほど僅かなバイトの出具合でした。)
ご覧下さい、この真冬とは思えない様な、完璧なボディー!
前回の初練習を経て、2回目のパワースピニングにて、何とか釣果と言う証明を出せたことに感無量です!(パワースピニングに関してアドバイスを頂けた今江さん、薮田さん、ありがとうございました!)
とは言え、まだパワースピニング戦略において1本目。
ですが、自分にとって新たな領域での1本目なので、これは貴重な1本でもありますし、今後に繋げることが出来る1本目と言えます。
まだまだキャスト精度も低いですし、ラインメンディング能力も低い、ポイント選定の目も深化させる必要があります。
今年は、いつものスーパースタリオンGT2RSを用いたパワースタイルに、このブッシュサーペントを用いたパワースピニングを上手くミックスして、釣果と言う証明を出して行きたいと思います!
しかし、このエバーグリーン/セルペンティ・ブッシュサーペントは、パワースピニングに対しての使用感の良さは抜群だと思いますね。
今江さんも仰ってましたが、このブッシュサーペントは、我々が思っている以上の代物だと感じました。