皆さま、毎度です♪友蔵です。
引き続き、絶不調の真っ只中ではありますが、少しでも何か浮上するキッカケを掴む為、前日に、丸1日琵琶湖ボート出撃をした翌日、早朝より、三重野池へオカッパリに行って来ましたので、レポートしたいと思います。
今回は、釣り仲間の萩ちゃんとの久しぶりのセッション!(萩ちゃんは、来年よりRAID JAPANからサポートを受ける凄腕です。マジで釣りが上手い!)
私も、バス釣りに関しては、大概変態的考察を持っていますが、この萩ちゃんの独自の考察も変態級でして、共に、冬の最大のフィーディングタイムは、夜明け直後と言う考察が一致していますので、放射冷却でキンキンの夜明け直後に合流しました。
冬のバス釣りにおいての個人的なフィーディング考察は、こちらまで⇒冬のバス釣り考察!
|冬の最大のフィーディングタイムは、朝イチ!
夜明け直後と言うのは、暗⇒明へ移行する為、1日の中にあって、水中に劇的な変化をもたらす事象となっています。(日没は、徐々に明⇒暗へ変化する為、夜明けよりパワーダウンします。)
夏などのハイシーズン中でも、夜明け直後は釣れますが、個人的には、これは夜の内にフィーディングエリアに入ったバス達の居残り組みが口を使っているイメージです。
しかし、冬の朝イチは、個人的な見解ですが、確実にフィーディングに入るバスがいると感じています。
そのフィーディングタイムは、ほんの15分~30分程度の短時間であるのが特徴なので、その僅かなタイミングを当てるには、手返しの良いルアーを選択するのがベストだと感じています。
フィーディングタイムとは言え、水温が10℃を切る冬の野池ですので、完全なる食わせ系で攻めるのではなく、リアクション要素を含めて、口を使わせるのがGOODです。
具体的に言いますと、リップレスクランクベイトが、個人的にはベストだと感じています。
ただ巻きでも、リフト&フォールでも、リアクションの要素を含めながら攻めることが出来ますので、冬の野池の強い味方です。
と言うことを考慮し、キンキンに冷えた早朝の三重野池へ潜入しました。
今回は、身軽に動ける様、ショルダーバックに、いつもの相棒スーパースタリオンGT2RSで決行しました。
|タダ巻き?リフト&フォール?
と言うワケで、萩ちゃんに案内してもらった水深の浅い皿池でスタートフィッシング!
まずは、短い朝イチのフィーディングタイムに当てるべく、イマカツ/ピラーニャ65フルタングステンをチョイス!
水質がややステイン気味だったこともあり、カラーは鈍く光る琵琶湖マットゴールドを選んでみました。
更に、フィーディング体制に入ったデカバスに対して、ルアーの存在感を出す為に、フルタングステンモデルを選択。フルタングステンモデルは、バスに余計な警戒心を与えないレベルの音色が出ますので、個人的には、フィーディングタイムに投入することが多いです。
ロッドは、いつものスーパースタリオンGT2RS。
リールは、どんな戦略でも対応可能な6.6:1ギアのZPI/アルカンセNSを選択。
この皿池ですが、シーズン中は、大量のヒシモに覆われており、冬には枯れますが、ボトムには根っこや茎が存在しています。
その中で、硬い茎の根元にバスが存在し、フィーディング体制に入っているものと予想されました。
その硬い茎を探す為、最初は、タダ巻きで広くサーチすることにしました。(萩ちゃんより、大まかな地形変化を教えてもらったので、そこを重点的に攻めてみました)
すると、地形変化に絡むエリアに、硬い茎を発見!重点的に、タダ巻きで攻めてみましたが、ノーバイト・・・。
そこで、よりタイトに狙う為、ショートリフト&フォールへ戦略を変更してみました。
その狙いの硬い茎が存在するエリアを丁寧に攻めていると、フォールからのリフト時に、ゴッ!と言う明確なバイトを得たので、フッキング!!
すると、重量感抜群のファイトが伝わって来たので、慎重にファイト!水面に姿を現したのは、真っ黒い健康体のビッグバス!
フロントのダブルフックが、しっかりとフッキングしているのが分かったので、一気にぶっこ抜きして捕獲したのは、まさに狙いの朝イチにフィーディングに入ったデカバスでした!
ロッド:カレイド/スーパースタリオンGT2RS
リール:ZPI/アルカンセNS(6.6:1)
ライン:YGK/オルトロス14ポンド
ルアー:イマカツ/ピラーニャ65
タイプ:フルタングステン
カラー:琵琶湖マットゴールド
サイズは、50㎝を僅かに切る感じでしたが、真っ黒く、カッコイイ体型をした野池デカバスに感無量でした。
リアフックではなく、フロントフックにガッツリとフッキングしていましたので、やる気満々だったんだと思います。
水温が10℃を切る厳しい冬の野池であっても、餌を食う為に、しっかりと動くデカバスは、本当に、体色もよく、カッコいい体型なのでウットリします。
何とか、狙いのデカバスは捕獲出来たものの、冬の朝イチのフィーディングタイムは、一瞬で過ぎ去りますので、その後は、安定のノーバイトとなり、場所を移動することにしました。
|高気圧の張り出しで大苦戦!
朝イチからしばらくは、曇りで適度な風も吹いており、良い雰囲気でしたが、次第に、ドピーカン状態となり、大苦戦・・・。(世間的には、ポカポカ陽気で気持ち良いんですけどね)
冬であっても、高気圧が張り出したドピーカンは厳しく、適度な風が吹いていないと、なかなか厳しいのが現状です。
野池をランガンし、ピラーニャ65を軸に巻きの戦略を組み立て、音色も、ソフトタングステン仕様、ワンノッカー仕様と使い分けてやってみました。
ちなみに、ピラーニャ65のワンノッカー仕様は、リフト&フォール時のフォールの動きが秀逸だと、個人的には思います。
同じピラーニャでも、場所や状況を考慮し、様々な音色のタイプをスタンバイさせておくのが良いと思います。
更に、要所要所で、アライブチャターの跳ねエビ仕様も投入してみたりしました。
藪こぎした先のカバー野池では、レイダウンに、イマカツ/マムシジグ+マブクローで直撃!
落ち葉が堆積したワンド状のエリアでは、ボトムの落ち葉を掻きわけて動かすことが出来るイマカツ/ヘアリーホグ4インチの変則フリーリグを投入。
ややハードボトムがある野池では、1発の可能性があるイマカツ/メタルクロースピンを投入!
夕方のフィーディングタイムでは、シャローのレイダウンで、まさかのボイルが発生した為、イマカツ/アベンタRSで、じっくりとサーチ!
と言う感じで、日没直前まで、萩ちゃんと共に、集中してやり切りましたが、残念ながらノーバイトで終了してしまいました。
やはり、厳しい冬の野池。まさに、フィーディングタイムを如何に当てるかのゼロワンゲーム。
しかし、そのゼロワンゲームに、今回は、何とか意地を見せる1本を絞り出すことが出来たことで、負の連鎖からの脱出が出来た様にも感じました。
本当に、この漆黒のデカバスには感無量でした!(マジで、感動で、少し泣いちゃいましたしね)
これを機に、また精進して行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
そして、色々と案内してもらった萩ちゃん、ありがとう!
萩ちゃんは、個人的に、本当に「ヤバい!」と感じる本物のバサーで、一緒に釣りをすると、めちゃくちゃ楽しいんですよね。
あまり人には言えない変態的な考察も、萩ちゃんなら、しっかりと分かってくれるので、ディープな会話も弾みますので、お互いが刺激を受けますね。
萩ちゃんは、来年よりRAID JAPANからのサポートを受けますので、私のイマカツと萩ちゃんのRAIDで、来年も絡みたいと思っています♪
切磋琢磨して成長することが出来る釣り仲間って、本当に素晴らしいと思います。
LOVE FISH FOR LIFE。