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★【高山ダム】1週間で9mの増水!!巻きの釣りで50UP!!【バス釣り】★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

記録的に暖かかった10月を経て、11月に入ったと思ったら、台風の影響で大雨でスタートした感じと言う・・・。今年の天候は、いったい何なんでしょうか!?

11月も、記録的に暖かくなると言う長期予報もありますので、本格的な晩秋は、12月になりそうですね。

そんな状況の中、11月4日(月・祝)に、高山ダムに、サウザージョンを浮かべて参りましたので、その模様をレポートしたいと思います!

|1週間で9mの大増水!急激な変化となった高山ダム。

すでに、この高山ダムは、フル満水に向けて、放水量を完全にゼロに切り替えており、徐々に水位を上げて来ている状態でした。

通常、1日0.5~0.7mくらいで、徐々に、増水するペースで進みますが、11月2日(土)に、台風の影響で、全国的に大雨が降り、ここ高山ダムでも、かなりの雨量となりました。

その為、僅か1晩で、3mの増水を記録し、1週間前と比較すると、実に9mの大増水となりました。

放水量をゼロにした状態における短期間での9mの増水。これは、今までに経験したことがない急激な変化となりました。

一体、高山ダムの状況は、どうなっているのだろう?と、戦略などを思案しながら、11月4日(月・祝)に、高山ダムスロープへ到着。

AM6時にスロープ開鍵となりますが、混雑回避の為、AM3:40に到着。しかし、まさかの2番手。私が到着してすぐに、3番手の方が来られましたので、朝イチにボートを出そうと考えられている方は、AM3:30前後には、スロープに到着必須ですね。

車内で仮眠した後、AM6時前には、14艇が列を成す状態になっていました・・・。

この日の水位では、スロープに、3艇が横並びに準備をすることが出来た為、準備も楽々でしたね♪

そんなこんなで、AM6:30前にはスタートなりました!

・貯水位:126.70m
・スロープ前の表層水温:20.8℃

1週間で9mの増水となりましたが、放水量をゼロにしている関係で、流れが発生しておらず、水温は、1週間前より、僅かに上がっている状況でした。

スロープ周辺の水質も、特に濁りが入っている感じもせず、見た目は、ただ単純に増水しただけの様に見えました。

|まずは、状況把握。ベイトの位置は?流れを嫌うか?カバーは?

取り敢えず、この急な9mの増水が、どの様に、フィールドに影響を及ぼしているのか!?をチェックすることにしました。やはり、状況把握は大事ですからね。

まずは、スロープ近くにあるインレットからチェック!

インレットからの水が冷たいのか?ベイトフィッシュが一切目視出来ず、魚探の画像を見ても皆無・・・。

そこで、インレットから本湖に掛けて、岬状になっているナチュラルバンク沿いをジャッカル/ラスターブレード185+スリークマイキー90のコンビで攻めてみることにしました。

すると、バンク際に、小さなベイトが多数存在するのを目視することが出来ました。

急激な増水で灌水した陸上植物の中に入っている感じで、一時的な避難をしている様に思えました。

ベイトが居るならバスもいるかも?と思いながらバンク沿いの水面下2.5mレンジを巻いていると、ヌメ~としたバイト?みたいなのを感じたので、フッキング!!

明確なバイトでは無かったですが、フッキングしてからは、重々しいファイト!水面まで上げて来ると、50前後のナイスバス!

しかし、テールフック1本掛かりっぽかったので、ヤバい!と思いましたが、案の定、ネットイン寸前でのエラ洗いで、無念のフックオフ・・・。

先週まで、バイトの出方も強烈だったんですが、テールフックバイトと言うことは、ちょっと食い気が無いのかな?と感じましたが、バスのコンディションが良かった感じでしたので、食い気よりレンジかな?と思案。

その後、急激な増水でカバー天国になっていた為、1/2ozビフテキのEG/フラップクロー4インチでのカバー撃ちもやってみることにしました。

軽めのカバーには、吊るしも入れてみました。(イマカツ/ハンガージグ+ハドルフィッシュフライエラストマー2.4インチ)

しかし、良さそうなカバーに撃ち込んでみてもノーバイト。

急激に増水したことで、陸上植物に硬さが残っている為、カバーの中に入り込みづらい???のかなと判断。

と、ここまでのチェックに30分程度を要したところで、以下の状況判断を自分なりにすることが出来ました。

・急激な9m増水でも、水温は変わらず。
・スロープ周辺の水質は良好。
・灌水したナチュラルバンク沿いには小さなベイトフィッシュ有り。
・岩盤系にはベイトフィッシュは皆無。
・インレットにもベイトフィッシュは皆無。
・カバー撃ちは不発。(吊るし含む)
・水面下2.5mで食って来たが、ショートバイト。
・バンク沿いに、見えバスは皆無。(サイズ問わず)
・サイズが小さい個体は、急な増水に対応出来ていない。

と言うことで、ここで得た状況判断から、次なる展開へ移行しました。

|中流~最下流を捨て、上流の巻物千本ノック戦略で50UP捕獲!!

この時点で、AM7時過ぎでしたが、まだスロープ周辺に居たので、上流に上がるか?中流~最下流へ移動するか?で悩みましたが、以下の理由で、中流~最下流をカットしました。

・放水量ゼロの状況で、急激な9mの増水。
・故に、流れが無い状態での急激な増水の為、水質悪化を懸念。
・ナチュラルバンクが少ない。
・エリアが広大な為、時間的に攻め切れない。

そこで、今回は、上流エリアにボートを進めることにしました!

今回は、1週間で9mの増水と言うこともあり、その変化に、サイズが小さな個体は、付いて来れていない様に感じました。

となると、急な状況変化でも、体力のある強い個体であるデカバス達は、今回の9m増水でも、恐らく平気な感じで、いつも通りの行動をしていると判断。

状況が悪いからと言って、ボウズ逃れで、フィネスな展開にしたとしても、そこに居るのは、急な変化に対応出来なかった個体達なので、結局、苦戦することになるんですよね。

なので、急な変化でも、平気な顔して通常行動している強い個体(デカバス)に照準を絞ることで、結果的に、釣果を出すことに繋がると感じています。

と言うことで、今回は、上流エリアに徘徊する強い個体を巻きの戦略で狩り獲る作戦としました!

快晴無風と言うこともあり、表層水温が上がって来たタイミングで、灌水ナチュラルバンクの水面直下~1mレンジをREVONIX/シンディー110の左右ダートアクションで攻めてみることにしました。

先程、水面下2.5mレンジでは、食いが浅かった為、水面下1.5mレンジにデカバスは回遊しているのでは?と判断。(水温も下がっていないので、浅いレンジの方が食うと感じました)

すると、シンディー110の左右ダートアクションからのタダ巻き時に、デカバスがチェイスして来るのを目視出来ました。

なるほど、左右のダートアクションより、直線的な動きが好きなんだと判断。

となると、より効率的に、より直線軌道で、より広範囲にアピールしながら、水面下1.5mレンジを巻くとなると、こちらの方が良いと判断し、ルアーチェンジ。

ちなみに、シンディー110の左右ダートアクションと直線的な動きは秀逸でして、これはこれで、状況に合致したタイミングでは、爆発的な釣果が出せるタイプのルアーだと感じました。

と、話が逸れましたが、灌水ブッシュなどが存在するナチュラルバンク沿いの水面下1.5mレンジを巻き続けていると、月ヶ瀬橋周辺で、程良い濁りが入り出し、ベイトフィッシュも魚探に映し出されて来たので、このエリア良いかも?と感じました。

そんなことを感じながら、巻き続けていると、ズドン!!からのズキューン!!と引ったくり系のバイトを捉えたので、フッキング!!

かなり凶暴的なファイトの末に上がって来たのは、コンディション抜群の値千金の50オーバーでした♪

サイズ:50cm(1680g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS
リール:ZPI/アルカンセNS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/フリーダム14ポンド
ルアー:ジャッカル/ラスターブレード185
ルアー:ジャッカル/スリークマイキー90
カラー:HLジャパンシャッド

今度は、ガッツリをフックアップしていたので、やはりレンジ合わせの大切さを感じましたね。(たまたまかもですけどね・・・)

その後、どんどんと上流へ上がって行き、夏のバックウォーター付近まで来たところで、水質が悪化し出したので、Uターン。

その後、月ヶ瀬橋付近まで、巻きに巻きまくりましたが、その後は無反応・・・。

ううーん、戦略的には合っているかと思いますが、増水した結果、エリアも広がってしまったので、上手くデカバスとルアーを遭遇させることが出来なかった感じですね。

ちなみに、来週の11月10日(日)に、ウズウズの最終戦がありますので、スロープ周辺で、キーパー場を探しましたが、身体が巻きの状態になっており、スピニングフィネスが出来ず・・・(笑)

もう、こうなれば、リミットメイクを考えずに、いつも通りのデカバス1発勝負に出ようかと思います!

と言う感じで、この日は、翌日のことも考慮し、PM12:30にストップフィッシングとしました。

1週間に9mの増水と言う、今までに経験したことがない状況でしたが、自分なりに考えて、何とか50オーバーを仕留めることが出来たのは良かったと思います。

ただ、獲れたのは、この1本のみでしたので、まだまだ詰めが甘いと感じましたね。

トータル3本のデカバスと遭遇しておきながら、獲れたのは1本のみですので、今後も精進したいと思います。

しかし、ここ最近、ずっと意図的に投入している「ルアーパワーのある巻物でのデカバス狩り」は、秋の高山ダムにおいて、デカバス狩りの1つのパターンとして成立していると考えて良いのではないでしょうか?(釣れる数は少ないですけどね・・・)

次回の高山ダムは、先程、お伝えしてます通り、ウズウズ大会となりますので、自分なりの戦略で、デカバスを狩り獲りたいと思います!

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