皆さま、毎度です♪友蔵です。
昨日(5/13)の夕方に、瀬田川へオカッパリ出撃を決行し、ギルネスト攻めで、ナイスバスの捕獲に成功しました。
その際、岸際に、かなり多くの小ギルと小バスの群れが目視出来、時折、水面でモジっている状況を確認することが出来ました。
これは時間帯を変えれば、トップでも狙えるのでは!?と感じた為、翌日の本日(5/14)に、夜明け直後から1時間30分程度の朝練を決行してみました。
その結果、見事な体型をしたアフター回復の58㎝を仕留めることが出来ましたので、レポートしたいと思います!
|水温急上昇な瀬田川の状況を読み解く
琵琶湖の放水量が15トンに落ちた為、瀬田川の流速が、ほぼ限界に近い速度まで落ちました。
その結果、水温がグングンと上昇し、20℃近い状況に!僅か2日間で、2℃の上昇です。
GW期間に、ギルネストパターンで連発した時をピークに、ギルネストの存在も激減・・・。
昨日の夕方も、探しに探して、僅か2個しか発見出来ず。
瀬田川の水温は、琵琶湖界隈の中でも、最も、その水温の上昇スピードが早い為、すでにバスのスポーンは終了し、ギルネストの時期も過ぎてしまったと考えられます。
そんな背景を頭に入れながら、レポートを続けたいと思います。
|朝イチのアベンタRSゲームを決行!
5月14日の夜明け直後、瀬田川の反転流エリアに潜入。
予想より少し風が吹いていましたが、雰囲気は抜群だった為、イマカツ/アベンタRSを選択し、水面ゲームを決行してみることに。
タックルは、いつもの如く、琵琶湖界隈オカッパリ専用布陣、EG/スーパースタリオンGT2RS+ダイワ/ジリオンTW HLC1516SHLを投入。
岸際のベジテーション周り、ブレイクライン、反転流、などなど、丁寧に水面ゲームを繰り返すものの一切の無反応・・・。
1つ気になったのは、岸際に、小ギルと小バスが一切見えないことでした。昨日の夕方には、あれだけ目視出来たのに・・・。
水温が上昇してから湧いて来るのか?はたまた、一気に上昇した水温変化で、岸際から離れたのか?風の影響で沈んだのか?
と、更に注意深く観察すると、とある変化が目に入りました。
|新芽のヒシモエリア。そこは天然の縦ストラクチャー!
よく観察すると、岸から5mほど沖に、パラパラとヒシモの新芽が水面まで伸びていることを目視出来ました。
写真では分かりずらいですが、パラパラとヒシモの新芽が育っており、水面まで伸びている状況でした。
ヒシモとヒシモの間隔が空いている為、ルアーも通しやすい状態でした。
季節が進行すると、産まれたフライ達が、こういった少し沖にある縦ストラクチャー周りに付いたりします。
縦ストラクチャー?と思われるかもしれませんが、ヒシモの茎がボトムから水面まで伸びていますので、これはもう天然の縦ストラクチャーとも言えるのです。
アフター回復系のバス達も、こういった縦ストラクチャーを好む傾向にある為、「もしや?」と感じ、岸際狙いから、このヒシモの新芽エリアに狙いを変えることにしました。
|産まれたフライ達=ワンフックアラバマの出番です!
恐らく、産まれたフライ達が、この新芽のヒシモエリアにいると仮定し、それらを食いに、アフター回復系のバスが回遊していると判断しました。
風が適度に吹いていた為、水面ゲームを止め、ステルスセブンのワンフック仕様を選択しました。
ワンフックアラバマであれば、群れたフライ達を完全に演出することが出来ます。
具は、フライ達をイメージし、イマカツ/アンゴビシャッドテール3インチのクリア系カラーを選択!(スモークバッククリアベリー)
このワンフックアラバマを新芽のヒシモエリアで、丁寧に巻いてみる戦略を投入!
水面から中層付近まで刻む様に、丁寧に丁寧に、繰り返し巻いていると、気持ち良いバイトで、ナイスな40オーバーを捕獲することに成功!!
ロッド:EG/スーパースタリオンGT2RS
リール:ダイワ/ジリオンTW HLC1516SHL
ライン:クレハ/フロロマイスター16ポンド
ルアー:ジークラック/ステルスセブン
仕様:ワンフック
ワーム:イマカツ/アンゴビシャッドテール3インチ
完全に狙いが的中!岸際ではなく、やや沖の新芽のヒシモエリアを回遊していた模様です♪
やはり、瀬田川は季節の進行が早い・・・。上手くアジャストしないと、釣果に結び付かないですが、かなり練習になるフィールドでもあります。
|アフター回復系デカバス!58㎝2.72㎏が登場!!
その後も、新芽のヒシモエリアを丁寧に巻きましたが、朝練の終了時刻が迫った為、最後のコメント撮影をすることにしました。(今回も、GoProで動画撮影しております)
新芽のヒシモエリアに、ワンフックアラバマをキャストしつつ、この日の朝練模様を振り返るコメントを撮影していると・・・。
新芽のヒシモエリアを抜け、ワンフックアラバマの軌道が上方へ上がった瞬間に、モンドリングビッグバイト!!!
まさに、新芽のヒシモエリアの攻め方を説明していた瞬間の突然のビッグバイトに驚きましたが、何とか捕獲することが出来たのは、アフター回復系の58㎝モンスターでした!
サイズ:58㎝(2720g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT2RS
リール:ダイワ/ジリオンTW HLC1516SHL
ライン:クレハ/フロロマイスター16ポンド
ルアー:ジークラック/ステルスセブン
仕様:ワンフック
ワーム:イマカツ/アンゴビシャッドテール3インチ
完全に、フライ食いのデカバスだったんでしょう!ガップリと食ってくれてます!
どうですか!?この圧巻の巨体!
まさかのコメント撮影時のビッグバイトでしたが、まさに狙っていた個体が獲れたので、感無量でした!
口閉尾開で58㎝。上顎尾開で57㎝。なかなか、カッコいいデカバスでしたね。
恐らく、スポーンシーズン真っ盛りであれば、3kg後半はありそうな風格のあるデカバスでしたね♪
現在の瀬田川は、ギルネストパターンも終盤を迎え、いよいよアグレッシブな沖合ゲームへ移行した感じがしました。
これから迎える梅雨時期では、水面ゲームも楽しくなりそうですし、ジャーキングワームも爆発しそうな予感がしますね。
瀬田川は川ですので、放水量、水温、流れ、などなど、あらゆる要素に対して、適時的確にアジャストする必要があります。
なかなか完璧にアジャストするのは難しいですが、ハマれば爆発的な釣果が出るのが、河川の特徴でもあります。
今後も、琵琶湖本湖オカッパリに加え、瀬田川オカッパリも随時、出撃したいと思います!
尚、今回の出撃模様は、友蔵YouTubeチャンネルでも公開しておりますので、是非、ご視聴下さいませ♪⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
しかし、ホントにカッコいいバスでしたね♪
『新芽のヒシモは、天然の縦ストラクチャー』覚えておいて損はしないと思います!