皆さま、毎度です♪友蔵です。
さてさて、今回は、所属している高山ダムのロコチーム『ウズウズ』のローカル大会・第3戦に参加した模様をレポートしたいと思います！
結果としては、5本で6870gの第3位となりましたが、めちゃくちゃ悔しい思いをしました・・・。その悔しさの理由とはいったい！？
尚、大会中は、写真撮影をする時間もモッタイ無いので、写真は少な目ですが、この点は、ご了承下さいませ。
｜減水が続く高山ダム。雨の中、14艇のロコが集結！
6月9日(日)、雨。AM4時に、駐車場に集合。雨の中、準備を進め、AM5時頃にスタンバイ完了。(貯水位：118.84ｍ、スロープ前表層温度：20.8℃)
今回の第3戦は、14艇が集結しまして、ルールは、以下の通りです。
・大会時間：05:00～14:00
・帰着：14:00
・キーパー：30cm
・リミット：5本
・総重量勝負
高山ダムに精通するロコ14名。戦略を胸に秘め、いざスタートです！
私のボートスペックも、随分と向上しましたが、皆さんのボートスペックが凄すぎて、余裕で置いてかれました(汗)
狙うエリアは、先週の良かった最下流エリアですが、まずは、中流エリアの意識を断つ為に、敢えて、状況が芳しくない中流で釣りを開始しました。
｜アフター全開の中流エリア。小バスは元気だが・・・。
先週、プラを兼ねた出撃では、中流エリアが、アフター全開で芳しくない状況を把握出来ました。
しかし、1週間が経過し、雨模様となると、アフター回復系が出て来るか！？と感じた為、中流の水が動く箇所をランガン！
ワンフックアラバマで、次々にサーチして行くと、25cm～30cmのノンキーパーは、ポロポロ釣れるものの、やはり芳しくない・・・。
中流エリアの1級場所をランガンして、この釣果なら今日は無い！と判断し、中流エリアの意識を完全に断ちました。(大会では、この確認作業は、めちゃくちゃ大事です！)
と言うことで、ここで一気に最下流に移動！！
｜驚愕の光景。季節が巻き戻った！？最下流にプリバスが集結！？
そして、狙いの最下流エリアに到着。まずは、右岸のロックエリアからスタート。
ルアーは、イマカツ／ハドルファットフライエラストマー2.8インチを13匹装着した禁断のフィネスバマストをチョイス。
全てホバストフックにしていますので、浮力感が凄く、かなりスローにバマストさせることが出来、驚異の群れ感を演出させることが出来る究極のフィネスバマストだと感じています。
これで、水面直下～1.5mレンジをサーチして行くと、デカバス含めて、多数のバス達が追い掛けて来る光景を目の当たりにしました。
水温は、スロープ周辺より1℃ほど低く、嘘の様なホントの話ですが、季節感が2ヶ月巻き戻ったかの様に、プリスポーン状態と化した最下流エリア。
まさに、バスが湧きに湧いている驚愕の光景が、そこにありました。
ただ、600g～700gのバス達は、比較的簡単に口を使って来ましたが、デカバス達は、付いて来るだけでバイトまでは至らない難儀な状況と言うことも分かりました。
サイズが良い個体は、少し深いレンジにいると感じ、1.8gシンカーをフィネスバマストに装着し、2mレンジを攻めてみたところ、40オーバーを捕獲することが出来ました！
ロッド：EG／スーパースタリオンGT3RS
リール：ZPI／アルカンセXS
ライン：東レ／フリーダム20ポンド
戦略：バマスト
ルアー：バウバマ（7アーム仕様）
ワーム：イマカツ／ハドルファットフライエラストマー2.8インチ
装着匹数：13匹
何とか捕獲出来ましたが、じゃれて来る感じで、ガッツリと食って来る感じではなく、何か違うなと感じました。
｜バスロイドJrトリプルダブルで、55cm＆45cmオーバー捕獲！！
そこで、これはスピードとパワーかな？と感じたので、ルアーをイマカツ／バスロイドJrトリプルダブルに変更してみました。(ピンボケ写真でスミマセン)
こいつを1.5mレンジまで潜らせ、グリグリと巻く戦略です。
他のルアーには反応しないデカバスが、このバスロイドJrトリプルダブルには反応すると言う経験を幾度となく体験していますので、自信を持っての投入です！
すると、これが大当たりで、ドズン！！と言う強烈なバイトからの凶暴的なファイトで上がって来たのは、スーパーキッカーの55cmでした！！
サイズ：55cm(2320g)
ロッド：EG／スーパースタリオンGT3RS
リール：ZPI／アルカンセNS
ライン：東レ／フリーダム16ポンド
ルアー：イマカツ／バスロイドJrトリプルダブル
大会中のこのサイズは、マジで吠えましたね！間違いなく優勝に絡むには、必要なサイズですので、感無量でした！
更に、この戦略が正解だと示す様に、追加の45オーバーを捕獲！
これからの時期、バスロイドJrトリプルダブルが、めちゃくちゃ効きますので、是非、1個は持っておいて下さいませ！
この時点で、3本の4500g強でしたので、取り敢えず、5kgに乗せるべく、キーパー取りに走り、ホバストにて、400g前後を2本確保して、リミットメイク。
5本のトータルで、5500g前後を確保出来たので、ここから入れ替えです。
｜縦岩盤攻めで、怒涛の入れ替え！！トータル7800g超えを確保！！
表層付近には、サイズが小さな個体が多く、少しレンジを下げた位置に、デカバスが回遊している状況を掴んだので、再度、1.8gシンカーを装着したスーパーフィネスバマストで狙って行くと、縦の岩盤エリアにて、入れ替えとなる45クラスを捕獲！
ロッド：EG／スーパースタリオンGT3RS
リール：ZPI／アルカンセXS
ライン：東レ／フリーダム20ポンド
戦略：バマスト
ルアー：バウバマ（7アーム仕様）
ワーム：イマカツ／ハドルファットフライエラストマー2.8インチ
装着匹数：13匹
これは、縦の岩盤だなと感じた為、同様の縦岩盤を今度は、EG／TGブロー1/2oz＋バルビュータのフォール＆スイミングで攻めてみることにしました。
この作戦も的中し、これまた入れ替えとなる45オーバーを捕獲！
ロッド：EG／スーパースタリオンGT3RS
リール：ZPI／アルカンセRG-C XS
ライン：東レ／フリーダム14ポンド
ルアー：EG／TGブロー1/2oz
ワーム：デプス／バルビュータ3.5
その後、またスーパーフィネスバマスト展開をしていると、結構、デカいサイズが、後ろを付いてくる光景が目に入りましたが、バイトまでは至らない。
そこで、スピードが必要と感じたので、ルアーをイマカツ／IKカオスダイバー300RSへ変更！
水深2.5～3.0m付近を高速巻きしていると、ガツン！とバイトがあり、上がって来たのは、待ってましたの50クラスで、3度目の入れ替えに成功！
ロッド：EG／スーパースタリオンGT3RS
リール：ZPI／アルカンセNS
ライン：東レ／フリーダム16ポンド
ルアー：イマカツ／IKカオスダイバー300RS
この時点で、簡易計測ではありますが、5本7860gまでウエイトを上げることが出来たので、優勝戦線に絡むことが出来ると確信しました。
この時点で、12:30頃だったので、安パイを見て、集合場所のスロープまで戻ることにしました。
しかし、この帰着の道中で、まさかの事態に・・・。
｜スーパーキッカーの55cm。デッド寸前にて、リリースの決断。
大会中に、ここまで爆釣したことがなく、ライブウェル(クーラーBOX)に入れた5本のデカバスが心配で、ちょくちょく中を確認して、元気か否かを見ていたんですが・・・。
帰着の道中、気になって中身を確認したところ、スーパーキッカーの55cmが、腹を上に向けてエラパク状態になっているのを発見・・・。
マジか！？と言うことで、出来る限りの蘇生を促しましたが、デッド寸前に・・・。
ウェイインまでは、45分。まず、間違いなく持たない。
そして、決断。完全デッドにしてしまうより、まだ生きている間に、帰ってもらおうと、意を決してのリリース。
ヨタヨタながら、泳いで行きましたので、死魚にはならずに回復してくれることでしょう。
大会の順位は大事ですが、バスの命の方が大事ですからね。大会中に釣れてくれてありがとう！！
しかし、ここで大問題。ライブウェルの中には、4本しかおりません・・・。
そこで、ここからは、もう意地で、カオスダイバー300RSの千本ノック乱れ撃ち作戦を決行し、値千金の40オーバーを捕獲して、ギリギリのタイミングでリミットメイク！(急いでいたので、写真はなし！)
さて、スーパーキッカーは居なくなったものの、この5本で、どこまで行けるか！？
｜大混戦の上位組み。何とか初入賞の第3位を頂きました！！
と言うことで、PM14時に、全員の帰着が完了。
それぞれが、それぞれの戦略でバスを持ち込んでいましたが、14人中、リミットメイクをしたのは少数だと分かりましたので、これはまだ勝負は分からないぞ！と感じました。
次々に持ち込まれるナイスバス達。流石は、高山ダムのスーパーロコ集団です。
で、私ですが、6870g／5本をウェイインし、第3位を獲得しました！
優勝：7070g
準優勝：6910ｇ
第3位：6870ｇ(私)
第4位：6280ｇ
第5位：5795ｇ
第6位：5105ｇ
第7位：3505ｇ
第8位：3170ｇ
第9位：2335ｇ
第10位：2185ｇ
5kgを持ち込んでも、第6位と言うハイウエイト合戦となりましたが、あのスーパーキッカーを持ち込んでいれば・・・。勝負事にタラレバは禁句ですが、めちゃくちゃ悔しかったですね。
最後は、表彰式と各々の戦略の意見交換をしましたが、やはり、スーパーロコ集団なので、それぞれの戦略が、めちゃくちゃ参考になり、かなり勉強になりました。
やはり、大会は、自分の知らない戦略を知ることが出来るのは、ホントに財産ですね。
そんなこんなで、最後の最後に、集合写真を撮影して、お開きとなりました♪
ちなみに、第1戦は欠場してしまいましたが、第2戦と第3戦の結果で、年間ランキングは2位まで浮上しましたので、残り2戦、全力で挑みたいと思います。
今回、皆さんと色んな話をしましたが、巻きの戦略でバスを持ち込んだのは、ほぼ皆無でしたので、私の勝機は、そこにあると感じました。
この大会中、ことごとく巻きの戦略がハマったので、やはり巻きの釣りでの爆発力は凄いものがあると改めて確信しました。
あと、今回のスーパーキッカーのデッド問題で、痛感したのが、「バスを生かす技術」の大切さですね。
大会経験が乏しいので、今まであまり意識していなかったですが、ライブウェルの機能を再構築が必要であると認識しました。
今後、二度と同じ過ちをしない様、バスを生かす技術を徹底的に磨きたいと思います！
そんなこんなで、初入賞で嬉しくもあり、悔しくもあった第3戦が幕を閉じました。
次回、ライブウェル機能を一新させて、リベンジしたいと思います！
