皆さま、毎度です♪友蔵です。
あの灼熱続きの夏が終わりを迎え、朝晩は、めっきりと涼しくなって来た今日この頃。
夏から秋に移行する難儀な高山ダムにて、ウズウズ第4戦が行われましたので、今回は、その大会参加模様をお伝えしたいと思います!
先週の大会プラを兼ねた出撃では、ディープエリアが手堅いと感じましたので、本番も、基本的に、ディープ展開で戦略を考えました。
しかし、まさかまさかの事態に見舞われ、正直な話し、まともに釣りが出来なかったのですが、原因は、私の準備不足なので、二度と同じことを起こさない様、備忘録として残したいと思います。
|大減水で開催自体が危ぶまれたウズウズ第4戦。7名が集結!!
前回の記事でお伝えしてあります通り、灼熱続きが原因での記録的大減水となった高山ダムは、約2ヶ月の間、スロープが閉鎖されていました。
その為、ウズウズ第4戦(9/21)は、もう開催不可能と思っていましたが、台風の影響で、一気に水位が回復したことで、何とか開催することが出来ました。
しかし、ウズウズメンバーの皆さん、開催は無いものと考え、それぞれに予定を入れてしまったみたいで、参加者は、22名中、私を入れて7名となりました。
大会当日は、朝の4時に、新スロープに集合し、各々が準備を開始!
皆さん、慣れたもんで、速攻で7艇全ての準備が完了し、AM5:30のスタートを待ちます。何気に、この時間って、ワクワクとドキドキ、そして不安が混じった、何とも言えない感情になるので、好きなんですよね~。
ちなみに、大会ルールは、以下の通りです。
・大会時間:05:30~14:00
・キーパーサイズ:30cm
・勝敗:5本の総重量
そして、迎えたAM5:30。ウズウズ第4戦、スタートです!!
・貯水位:115.89m
・朝イチのスロープ前の表層水温:25.6℃
皆さん、一気に、中流エリアに移動!!(上流へ移動したメンバーは0人)
私のボートは、一般的なスペックと比較すると、速い方ですが、ウズウズメンバーのボートは、異常に早く、置き去りにされてしまいます・・・。
私の朝イチのメインエリアが、比較的近場なので、誰かに入られやしないかとヒヤヒヤしながらの移動となりました。
|ディープフラットに回遊するナイスサイズを狩り獲る!!
ドキドキ、ヒヤヒヤしながら、朝イチのポイントに移動すると、皆さん、スルーしてくれて、上手いこと1番乗りで、狙いのディープフラットに入ることが出来ました。
このディープフラットですが、ド真ん中付近に、タタミ一畳ほどの硬い底質があるピンが存在し、そこが餌場になっているのか、かなりの数のナイスサイズが回遊して来るのを把握していました。(硬い底質は、砂利みたいな感じなので、もしかしたら、湧き水が出ているのかも!?)
事前情報では、ここ最近の高山ダムの釣果は芳しくなく、優勝ラインは6kg/5本と予想しました。
その為、まずは、このディープフラットのピンで、4500g~5000gのベースを作って、そこから、最下流エリアで、サイズアップを図る作戦を取りました。
ここで投入するのは、OSP/ドライブカーリー4.5の10gフリーキャロと、イマカツ/ヘアリーホグ4インチの10gフリーリグです。
このディープフラットのピンですが、機能するのが、朝イチの1時間~2時間程度なので、集中して釣り込む必要があります。
まず、ドライブカーリー4.8の10gフリーキャロで、手堅く5本を一気に揃えてしまう作戦です。
すると、開始早々に、ナイスサイズをキャッチ!大会中の1本目は、本当にシビレますね!
ロッド:EG/クーガーエリート7RS
リール:ZPI/アルカンセRGC-XS
ライン:東レ/フリーダム10ポンド
リーダー:東レ/トヨフロン2.5号
リグ:10gフリーキャロ
ワーム:OSP/ドライブカーリー4.5
で、ここまでは良かったんですが、この後、意図しないトラブルが発生・・・。
この1本目をライブウェルに入れて、内循環ポンプのスイッチを入れたところ、うんともすんとも動かない・・・。
まさか、まさかの電源が入らないと言うトラブルに見舞われてしまいました・・・。
冬の大会ならいざ知らず、表層水温が、まだ高いこの時期において、ライブウェルの循環ポンプが使えないとなると、即座に酸欠になってしまい、デッドする可能性が非常に高くなります。
予備としてのエアーポンプも持って来ていなかったので、万事休す状態ではありましたが、取り敢えず、ライブウェルに水を溜め、15分おきのバスの状態確認と、30分おきの水換えをすることで、凌ぐことにしました。
予期しないトラブルに集中力が削がれましたが、ここから怒涛の連発劇が始まりました!
OSP/ドライブカーリー4.5の10gフリーキャロで、次々にヒットするナイスサイズ!
横方法で探るフリーキャロでは、獲りこぼしもある為、イマカツ/ヘアリーホグの10gフリーリグで、狙いのピンを丁寧に探ると、これまたナイスサイズが連発♪
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS
リール:ZPI/アルカンセXS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/フリーダム14ポンド
リグ:10gフリーリグ
ワーム:イマカツ/ヘアリーホグ4インチ
大会中で、且つ、回遊する時間が短いので、写真は全て撮っていませんが、全く同じディープのピンから15本を捕獲することに成功し、ウエイトを4800g/5本に乗せることが出来ました。
しかし、ここからが問題・・・。この狭いライブウェルの中に5本のナイスサイズが入っているので、酸素の消費が半端ない。水温も高い為、酸欠までは時間の問題です。
ここから、入れ替え戦略にシフトしつつ、ライブウェルにも気を使わないといけないという事態になりました・・・。
|次々に腹を見せるバス達。泣く泣くリリースと補充を繰り返す。
ここからの入れ替えプランは、中流部~最下流部に存在する循環器エリアの水流変化に伴うディープと、水通しの良い岬をランガンして、サイズUPを図る作戦です。
しかし、前夜に降ったゲリラ豪雨&落雷により、停電が発生した関係なのか?まさか、まさかで、循環器が全て停止している状況でした・・・。
そんな中、水通しの良い岬をランガンしていると、入れ替えサイズを捕獲することに成功♪
しかし、予想通り、ライブウェル内の酸欠が始まってしまい、次々に腹を見せるバス達・・・。
完全死魚になる前に、泣く泣くリリース。(ちゃんと泳いで帰って行きました)
通常の入れ替え作業と言うのは、1gでも重いウエイトのバスと入れ替えることで、徐々にウエイトを積み上げて行くのですが、今回の入れ替えは、ウエイト関係なく、元気なバスと入れ替える、というニュアンスになっており、とにかく、ウェイインには、5本のバスを持ち帰ることに専念しました。
その為、兎に角、14時までの間に、サイズ問わずに釣り上げ、弱っているバスと、元気なバスを入れ替えることに時間を費やしました。
本来、投入する予定ではなかったネコリグまで使用し、次々に、元気なバスを捕獲!
釣りをしながら、15分おきのバスの状態確認と、30分おきの水換え作業を行うことは、ホントに、集中力が削がれましたし、実際、まともに釣りが出来ていたとは言い難い状況でした・・・。
そんな中で、何とか、意地で40オーバーを10gフリーキャロで捕獲!
このバスで最後の入れ替えをし、5本を持ち帰るべく、スロープへ向かうことにしました。
スロープへ向かう道中、要所で、ライブウェルの中身は確認していたのですが、2本が腹を見せてしまい、泣く泣くリリースをし、持ち帰れたのは3本のみとなりました・・・。
数は、26本捕獲することが出来ましが、結局、持ち帰れたのは3本のみと意気消沈。
大会前日に、ライブウェルのポンプ稼働状況を確認しなかった私のミスではありますが、もっと釣りの動作を集中してやりたかったのが本音ですね。
|7人中6位。タラレバ厳禁!二度と同じ過ちは起こさない。
私の方、ライブウェルのバスが心配で、PM13:00にスロープに戻り、片付けをしながら、残り3本を見守りました。
そして、PM14:00を迎え、皆さん、帰着完了となりました。
この日、7人中、バスを持ち込めたのは6人。(1人はノーフィッシュ申告)
優勝:5355g/5本
準優勝:5000g/5本
第3位:4685g/5本
第4位:4280g/4本
第5位:3580g/4本
第6位:2270g/3本
大会にタラレバは厳禁なのは承知の上ですが、仮に、頭5本を持ち込めていたとしても、5000gちょいでしたので、結果的に優勝は無理でしたね。
前日の準備不足と言う初歩的なミスから、ライブウェルの循環ポンプの故障を見逃してしまい、まともに釣りが出来ない状況に陥った自分の不甲斐なさを痛感しました・・・。
こんな感じで、私の方は、撃沈となりましたが、ウズウズメンバーそれぞれの戦略などを聞くことが出来たので、非常に、有意義な1日でもありました!
次回は、11月中旬の最終戦ですが、今度は、全ての準備をしっかりと抜けなく行い、優勝目指して頑張りたいと思います!
引き続き、応援の程、宜しくお願い致します。