皆さま、毎度です♪友蔵です。
前回のブログでは、朝晩がめっきりと涼しくなったと書きましたが、特に、朝の涼しさが一段と進んだ気がしております。
秋は、1年の中でも、大好きな巻物での釣りを堪能することが出来る季節なので、ワクワクしております♪
そんな中、ウズウズ大会から、中1日(9/23)で、再度、高山ダムにサウザージョンを浮かべて参りましたので、その模様をレポートしたいと思います!
|いよいよ表層水温が25℃で安定した初秋の高山ダム!
今回の出撃日が、9/23(火・祝)と言うこともあり、混雑するのでは?と感じた為、深夜にスロープ入りし、1番乗りと確保!
しかし、予想に反して混雑はせず、AM5:30のスロープ開錠時間でも、4艇しか並んでませんでした。
そんなこんなで、テキパキと準備をし、約20分でスタンバイOK♪
AM6:30前には、スタートすることが出来ました。
・貯水位:116.12m
・朝イチのスロープ前の表層水温:23.4℃
朝イチのスロープ前の表層水温は23℃台となっており、日中でも、25℃を少し上回るレベルでしたので、いよいよ水温が落ちて来た印象を持ちました。
この日のプランは、まずは、朝イチにディープフラットのピンに入り、秋の定番であるヘビキャロをご紹介する動画を撮影すること。
その後は、中流部~最下流部に掛けて、大好きな巻物展開で押し通すこと。
この2つのプランで、8時間を楽しむこととしました♪
|ディープフラットのヘビキャロで、ナイスサイズが連発!!
まずは、朝イチ、秋のヘビキャロの凄さをご紹介する為に、狙いのディープフラットに入りました。
ここは、ウズウズ大会でも、ナイスサイズを15本抜いた場所で、広大なディープフラットの中に、砂利みたいな硬い底質が一部に存在し、そのピンに、朝イチのみですが、かなりの数のナイスサイズが回遊して来るのを把握していました。
対岸には、大きなインレットがありますので、その硬い底質のピンから、湧き水が出ているのか?理由は定かではありませんが、朝イチだけ、バス達のフィーディングエリアになっていると感じています。
そこに投入するのが、こちらの10gヘビキャロ(フリーキャロ)ですね。
適水温になる秋のフィールドは、バス達が広範囲に動き出す為、横方向に効率よくルアーを動かす必要があります。
その観点から行くと、ヘビキャロは、横方向へ効率よく動かしながら、食わせる能力も高いので、秋には、特に、理に叶ったリグなのです。
ちなみに、普通のバレットシンカーではなく、フリーリグシンカーを使う理由は、自由度を上げる為ですね。
フリーリグシンカーを使うことで、ライン抜けが良くなり、よりナチュラルにワームを漂わせることも出来ますし、バイトがあった後、バスが違和感なく食ってくれたりします。
あと、よく聞かれるリーダーの長さは、最初は60cm程度にしてもらい、リアクション要素を足したい時は、40cm程度に短くする感じでOKです。
最後に、使用するワームですが、これは、秋に限れば、個人的には、カーリーテール系ワーム一択となります。
今回は、ボリュームとアピール性を求めて、4.5インチでツインカーリーを備えたOSP/ドライブカーリー4.8を選びましたが、以下のメーカーのカーリーテールワームでも、全然OKです♪
・イマカツ/バリウスゴビー4インチ
・EG/ルーシー
・ZOOM/Cテール
・ジャッカル/フリックカーリー4.8インチ
上記以外でも、4インチ前後のカーリーテール系ワームであれば、全然OKです♪お好きなメーカーのものを使用してみて下さいませ。
カーリーテール系ワームでのキャロですと、常にテールが動いているので、着水から回収までの全ての時間帯で、バイトチャンスがあるので、おススメです♪
あ!そうそう、動かし方ですが、めちゃくちゃ簡単です。
①ロングキャストする。
②着底させて、ちょっとだけ待つ。
③リフトさせる。
④そこから、カーブフォールさせて、着底させる。
⑤着底させて、ちょっとだけ待つ。
はい、これの繰り返しなので、非常に簡単です。尚、回収時も、中層に浮いているバスが反応することが多々ありますので、気を抜かないで下さいね。
と言うことで、長いウンチクでしたが、早速、狙いのディープフラットピンをフリーキャロで狙って行くと、いきなりの引ったくりバイトで、40オーバーを捕獲♪
ロッド:EG/クーガーエリート7RS
リール:ZPI/アルカンセRGC-XS
ライン:東レ/フリーダム10ポンド
リーダー:東レ/トヨフロン2.5号
リグ:10gフリーキャロ
ワーム:OSP/ドライブカーリー4.5
その後も、次々にバイトを得て、怒涛の連発劇となりました♪この時期のキャロ攻めは、バスが、完全に餌だと感じてバイトして来ますので、バイトの後に、ギューン!とラインが走るのが楽しいです。
ちなみに、気を付けていても、飲まれることがあるので、フックのカエシは潰してバーブレス状態にするのをお勧めします。それでも、バレたことはありませんので♪
尚、この秋のキャロ戦略は、デカバスのみを狙って出す戦略ではなく、来るもの拒まずスタイルなので、釣れて来るサイズは、マチマチですが、50オーバーの実績もありますので、気を抜いたらダメです!
と言うことで、更に追加をし、短時間で7本の捕獲となりました♪
この秋のキャロ戦略の凄さは、動画でも撮影しておりまして、すでに友蔵YouTubeチャンネルにアップしてありますので、ご覧下さいませ♪⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
さて、予定通り、朝イチのみディープフラットでのキャロ動画撮影が完了しましたので、ここからは、巻物展開で押し通すことにしました!
|水面下2mレンジでは反応が薄い。ディープなのか!?
表層水温が25℃で安定して来たので、夏場に形成されていたサーモクランが崩壊したと感じました。
実際、所々では、ターンオーバーも見られ、且つ、風によってかき混ぜられて、水質が極度に悪化していたエリアもありました。
そういったエリアは避けて、比較的、水質が良い岬周りをランガンしてみる作戦としました。
表層水温が低下してことで、バスが浮いて来ているのでは?と感じ、水面下2mレンジを中心に、ジャッカル/ラスターブレード185+スリークマイキー90アラバマカスタムで狙ってみることにしました。
しかし、要所要所で反応は得られるものの、サイズが出ない・・・。
巻物で反応があるのは、それはそれで楽しいのですが、条件が揃ったエリアで、このサイズとなると、やはりデカバス達は、ディープから動いていないと感じました。
ちなみに、サイズを選べる様、同じレンジで、MBSチャター1/2ozも投入しましたが、無反応でしたので、デカバスは、浅いレンジには居ないと判断。
|IK800R2のドラッギングで、値千金の1850gを捕獲!!
水面下2mレンジでの巻物が機能しなかったので、ディープ狙いにシフトしようと思いましたが、水深8m~10mを攻めれる巻物ルアーって、皆無・・・。
8mダイバークランクをフルキャストして巻いても、8mレンジに到達出来るのは一瞬でしかないので、効率が悪い。
そこで、ウズウズ大会でも、話しに上がっていた『ディープクランクでのドラッギング』をやってみようと決意。
しかし、ディープクランクでのドラッギングなど、ほぼやったことなしで、意味不明な世界。
・どんなエリアでやればいいのか?
・どれくらいラインを出せばいいのか?
・どれくらいの距離を流せばよいのか?
・ドラッギングの速度は?
・etc・・・
取り敢えず、まずは実戦が大事!ってことで、試行錯誤しながらやってみることにしました!
相棒は、愛して止まないイマカツ/IK800R2をチョイス♪このディープクランクは、マジでヤバいですよ♪
ディープクランクでのドラッギングですが、やってみて初めて分かりましたが、何気に奥が深い。
ドラッギングの速度とライン放出距離によっても、全く異なるレンジを攻めることが出来ますし、速度を早くし過ぎても、遅くし過ぎてもダメと言うことも理解しました。
狙い場所も、最初は意味不明でしたが、基本砂地で、所々に岩が点在する様なエリアが良いということも理解出来ました。
ちなみに、イマカツ/IK800R2ですと、ドラッギングで、安定して8m~10mのレンジを通すことが出来ましたね。
個人的には、完全に中層を泳がすのではなく、ボトムを小突きながらドラッギングをするのが良いと感じました。(ガツガツとボトムを叩き過ぎると、根掛かり多発なので要注意!)
最初は、狙い場所も、やり方も、意味不明で、ドラッギングの精度が悪かったですが、分かって来ると精度が高まり、自分なりに、ディープクランクのドラッギングが理解出来る様になって来ました。
すると、ファーストヒットしましたが、これがまた、まさかのニゴイ・・・(笑)
一体、何と勘違いして食って来たのかは不明ではありましたが、自分のディープクランクドラッギングが正解だと教えてくれたので、それはそれで良かったです♪
この後、水通しが良く、ガレ場から近いディープエリアをIK800R2でドラッギングをしている時に事件が発生!!
精度良くドラッギングしていると、いきなり、ドンッ!からの強烈な絞り込みバイト!!フッキングに持ち込み、慎重にファイトして取り込んだのは、値千金の50オーバーでした!!
サイズ:50cm(1850g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS
リール:ZPI/アルカンセNS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/フリーダム14ポンド
ルアー:イマカツ/IK800R2
ご覧下さい、ガップリと食ってくれています♪
なるほど、ディープクランクのドラッギングって、こうやるんだ!と嬉しくなり、横持ち写真も撮影(笑)
あと、このディープドラッギングで注意しないといけないのは、ラインチェックをマメにやることです。結構、ラインに傷が入りますので、面倒でも、しっかりとチェックすることをお勧めします。
ドラッギングって、キャストして巻かないので、今まで敬遠していましたが、これは無視出来ない戦略だと感じました!
ディープクランクをディープエリアで、お散歩させているイメージで、今後も、要所要所で投入してみたいと思います。こりゃ、面白い♪
と言うことで、予定通り、8時間の出撃を完了させ、14時にスロープに帰着。
もっと浅いレンジでの巻物展開が機能すると思っていたのが残念ではありましたが、朝イチのディープフラットでのヘビキャロ連発劇、ラスターブレード185での数釣り、そして、IK800R2でのディープドラッギングと、3つの釣りを堪能することが出来たので、非常に有意義な1日となりました。
ターンオーバーが落ち着き、もっと表層水温が落ちて来ると、シャロークランクやワンフックアラバマ、チャターなどの浅いレンジでの巻物展開で楽しめる様になるかと思います♪
是非、皆さまも、秋のフィールドで、巻物を楽しんで下さいませ♪
しかし、このイマカツ/IK800R2は、高山ダムしかり、リザーバーで、かなり効きますので、1個は持っておいた方が良いと思います!
浮力がありますので、水深が浅い野池などでも使い方次第ではアリかと思いますよ!
では、また次回、秋が深まるフィールドで楽しみたいと思います♪