皆さま、毎度です♪友蔵です。
ここ最近は、蒸し暑い日が多くなって来たなと思っていたら、何と!?九州南部では、例年より2週間早い梅雨入りをしたとか・・・!?
ここ関西エリアでの梅雨入りは、まだですが、梅雨みたいな天気が多くなって来ているので、こちら地方も梅雨入りが早くなるかもですね。
そんな中、絶賛減水中の高山ダムに、サウザージョンを浮かべて参りましたので、その模様をレポートしたいと思います!(出撃日:2025年5月18日(日))
減水に伴い、巻物が効きにくくなって来ましたが、いよいよ『あのルアー』が、今年も開幕する様な兆候が見えて来ましたよ!
|絶賛減水中!水温20℃オーバーな高山ダム!!バスは何処だ??
と言うことで、今回も、朝イチからボートをスタンバイ出来る様に、深夜2:30に、スロープ入りし、2番手を確保しました♪
現在の水位では、2艇づつしかボートを出せませんが、AM5時の開錠時には、合計10艇が列を成しておりました・・・。相変わらずの大人気ですね!
そんなこんなで、速攻で準備を完了することが出来ました。(深夜2:30入りは、正直、しんどいですが、朝イチから出す為には、致し方ないんですよねぇ。)
今回は、AM5時前に開錠してもらえたので、AM5:20にはスタートとなりました♪
・貯水位:124.42m
・朝イチのスロープ前の表層水温:21.1℃
1週間前より2.5mの減水で、表層水温は4℃も上昇していました。
表層水温が20℃を超えて来ると、ブルーギルの活性が著しく上がって来るので、これはもしやギルネストパターンもあるのかも???と感じながら、中流に向けてスタートしました。
尚、今回より、ローランスHOOK REVEAL9を復活させ、サイドスキャンの画像も取り入れることにしました。
減水して来ると、ベイトフィッシュもバス達も、地形変化に付きますので、サイドスキャンの画像は、重要となるケースが増えて来ますからね♪
|ワイヤーベイト系ルアーで、巻き続けるものの・・・。
前回、ラスターブレード185+スリークマイキー90アラバマカスタムで、なかなか楽しい釣りが出来たので、今回も、ラスターブレード185で、水通しの良い岬をランガンする作戦を立てました!
ラスターブレード185を使うんですが、今回は、センターのルアーに関して、3つをスタンバイさせました。
まずは、イマカツ/スピンモグラチャター3.5gですね。
水温上昇に伴い濁りが入って来ている為、より波動を強める為に、スピンモグラチャターをセンターに据えました。
もう1つは、イマカツ/ジャバロン110スーパーリアルですね。
水質が良いエリアでは、よりナチュラルに誘える様に、ジャバロン110スーパーリアルをセンターに据えました。
尚、安定の釣果を出せるジャッカル/スリークマイキー90アラバマカスタムも、当然、スタンバイさせました。
前回、ミスバイトやバラシが多発したので、フロントのフックを1番手上げてみました。
ラスターブレード185戦略では、センターに据えるルアーを上記3種類にして攻めてみることにしました。
で、早速、ラスターブレード185を投入しようかと思いましたが、朝イチの霧ががった雰囲気を見ると、これはトップもありなのでは!?と感じたので、先発は、DEPS/イヴォーグゼロをチョイス♪
スロープ周辺の岬やワンド奥などを攻めてみましたが、雰囲気詐欺でしたね・・・。
とは言え、これからのアフター回復の時期では、この手の水面ガチャガチャ系は、かなり効きますので、スタンバイしておいて損はしないでしょう。(イヴォーグゼロは、止められるバズベイトと考えて使うと面白いです♪)
と言うことで、ラスターブレード185に切り替え、水通しの良い中流部の岬をランガン!!
しかし、丁寧にレンジを刻んでも、一向にバイトすらありません・・・。
途中、チャターベイトや小型スピナーベイトを投入するも、ノーバイト。(チャターベイトの写真は撮り忘れ・・・)
早い展開がダメなのか!?と思い、バマストを投入しましたが、こちらもノーバイト。
まだ時期的に早いか?と思いましたが、バブリングエリアでのブルバイソン400攻めも決行!!
鮎だと思われるベイトは山盛り居ましたが、それを食いに来る大型のハスがおらず、バスも入っていなくて撃沈・・・。
気が付けば、最下流ゾーンに入ってましたが、最下流エリアでも、ワイヤーベイト系の巻物には、一切の無反応。
結局、8時間に渡り、自分的に考えられるワイヤーベイト系ルアーでの巻き展開をやり切りましたが、ワンバイトも取ることが出来ませんでした。
しかし、巻き展開をやり続けながら、得たことはありましたので、合間で、投入した2つの戦略で、デカバスを獲ることが出来ましたので、その模様を以下に書きたいと思います。
|バンク沿いに見えた光景。そこに攻略のヒントがあった。
巻き展開をしながら、バンク沿いで見えた光景は、以下の通り。
①干上がる寸前のネスト(産卵床)
毎日30cm前後で減水を続けている為、やや深め作っていたネストが干上がる寸前になっており、その付近に、ネストの雄バスがウロウロ。
更に、その干上がる寸前のネストにある卵を食う為に、ブルーギルがウロウロ。
と言う感じで、バンク沿いの干上がる寸前のネストエリアは、バスとギルで、カオスな感じになっていました。
②30cm前後の見えバスが多数徘徊
バンク沿いでは、スポーンには関係ない、怖いモノ知らずなヤングなサイズが多数、徘徊しているのが目視出来ました。
餌を探している素振りでしたので、それなりのフィネス展開でやれば、飽きない程度に釣ることが出来るんだろうなと感じました。
③条件の良い岬では、ベイトフィッシュが山盛り
先週にも増して、条件の良い岬では、水面~水面下2mレンジに、大量のベイトフィッシュをストックしているのが確認出来ました。
水面でモジっているベイトフィッシュの数も、先週より格段に増えた印象です。
④ギルネストは発見出来ず
バンク沿いに、ネストの卵を食うギルは多数目撃することが出来ましたが、ブルーギルのネストは発見することが出来ませんでした。
その為、ギルネストパターンは、まだ少し先の様に感じました。
⑤条件が整った土バンクの岬では、時折、バンクにデカバスの回遊を目視
ベイトフィッシュが多く存在し、水通しの良い土の岬では、デカバスがバンクに差して来るのを目視することが出来ました。
普段は、一段下のレンジにおり、タイミングを見て、バンクに上がって来る感じの行動が見られました。
そんなこんなで、巻き展開をやりつつ、上記①~⑤を把握することが出来ました。
総括すると、こんな感じですね。
・50前後のデカバスは、減水を警戒し、3m~5mゾーンに待機している。
・しかし、2mレンジの巻きには反応しない。
・故に、3m~5mレンジまでルアーを届ける必要がある。
ここまで把握出来たことで、投入した2つの戦略を以下に記載致します!
|ミドスト攻めから、技ありのデカバスを捕獲!!
普段、余程のことがないと登場させないスピニングフィネスですが、昔は、スピニングフィネス狂いで、相当にやり込みましたので、何気に、得意分野でもあります。
今回、レンジを下げたデカバスの反応を見る為、イマカツ/ジャバロン85スーパーリアルの1.8gジグヘッドによるミドストを久しぶりに投入してみました。
条件の整った岩盤岬と並行にキャストして、水面下3mレンジをミドストしていると、ガッ!と言うバイトを得ましたが、フッキングミス・・・。
ルアーを見ると、ジグヘッドがくるっと回っており、フックが変な方向に向いてしまっていました。これでは、上手くフッキングすることが出来ません・・・。
フッキングミスでしたので、まだバスは、この岩盤岬にいると感じましたが、同じ攻め方では見切ると感じた為、ちょっと変わった方法でアプローチをすることにしました。
この変則アプローチがハマり、ナイスな50オーバーを捕獲することに成功しました♪
サイズ:50.4cm
ロッド:EG/スピンサーペント
リール:ダイワ/ルビアス2506
PEライン:YGK/フィネスシャングリラ0.6号
リーダー:東レ/エクスレッド6ポンド
リグ:1.8gレンジローラージグヘッド
ワーム:イマカツ/ジャバロン85スーパーリアル
変速アプローチだからこそ獲れた1発でしたね♪
今回の変則アプローチは、友蔵YouTubeチャンネルにて、ショート動画的な感じでアップしてありますので、気になる方は、ご覧になって下さいませ!⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
|今年も開幕か!?スリーパークローで、今季1号を捕獲!!
そして、もう1つの戦略は、昨年の夏~秋に、怒涛の釣果を叩き出したメガバス/スリーパークロー戦略です!!
デカバスがバンクに差して来る土の岬に狙いを定め、一段深めのレンジに待機するデカバスに、投入する作戦です。
ボートポジションをやや沖側に設定し、土の岬に目掛けてキャスト。
ボトムを階段落としの要領で、スリーパークローを斜めに落として行く感じで、ボトムバンピングさせていくと、狙い通りの展開で、ガツガツ!としたバイト!!
一気に巻き合わせをすると、ナイスなファイトで上がって来たのは、49㎝のナイスワンでした♪
サイズ:49cm
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS
リール:ZPI/アルカンセXS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/フリーダムポン14ポンド
ルアー:メガバス/スリーパークロー
これです、これ!スリーパークローの丸飲みバイト!!
今年も、スリーパークローの季節がやって参りました♪本格的な開幕は、少しあとかもですが、スタンバイしておいて損はないかと!
と言う感じで、ワイヤーベイト系の巻物展開では、ワンバイトも取ることが出来ませんでしたが、バンク沿いに見えたバスなどの状況から、2つの戦略を投入して、即座に結果を出すことが出来ました。
これから、どんどんと減水が進みますので、バンク沿いはプアになり、表層水温も上昇しますので、そうなると、ベイトフィッシュも含めて、バス達のレンジが下がります。
そうなると、なかなかワイヤーベイト系の巻物では攻めづらくなりますが、逆に、今後は、ディープクランクの出番が多くなるかと思われます。(イマカツ/IK800R2などは最適かと思われます♪)
あと、巻きの展開で厳しい様であれば、今回の様に、レンジを下げたワーム展開に持ち込めば、デカバスも狙うことが出来るかと思います。
恐らく、今のままのペースなら、6月10日前後には、夏水位に到達しているかと思われますので、そうなると、地形変化の釣りが抜群に効く時期になりますので、それはそれで楽しいですよね。
あ!あと、知らない方も多いので、この場でお伝えしますが、高山ダムに浮いている人工物は、10m以内に接近しての釣りは禁止されていますので、ご注意下さいませ。
ご覧の様な人口浮き施設ですね。(バブリングしていてもしていなくとも、10m以内に接近しての釣りは禁止です。尚、人口浮き施設が無く、バブリングだけしている場所では、10m以内の接近はOKです。)
あと、オイルフェンスにも、10m以内に接近しての釣りは禁止となっていますので、併せて、ご注意願います。
オカッパリもライフジャケットは着用必須となっていますので、ルールとマナーを守って、高山ダムでのバス釣りを楽しんで行きましょう♪
ちなみに、2025年6月19日現在では、スロープの開放時間は、AM5:00~PM18:30となっていますので、こちらも時間厳守でお願い致します。