皆さま、毎度です♪友蔵です。
ようやく近畿地方が梅雨入りしましたね。災害が出る大雨とかは困りますが、適度な雨は必要なので、ジメジメする梅雨ではありますが、しばらくは楽しみましょう(笑)
最近は、梅雨入りが遅れるほどの晴れ日が続いていたので、この雨は、フィールド的にも恵みの雨になるのでは?と思っています。
そんな梅雨入りした直後の昨日、兵庫県より釣り仲間のよしくんをお迎えして、【小南まりさんガイド】に行って来ましたので、その模様をお届けしたいと思います。
|ギル食いか?小バス食いか?アユ食いか?
現在の琵琶湖ですが、琵琶湖大橋~瀬田川までのほぼ南湖全域が25℃前後でウロウロとしています。(場所によっては、27℃とかにもなっています。)
そんな琵琶湖ですが、今年は、異常に小鮎の群れが多く、それに付くバスの回遊が速い為に、個人的には難儀している感じが続いています。
そんな鮎ですが、以下の様な生態をしています。
・適水温は15℃~25℃。
・産卵開始水温は20℃。
・産卵開始下限水温は15℃。
実際、鮎の養殖場でも、上記水温帯で養殖されていることが多いそうです。
ここ最近の琵琶湖では、鮎食いパターンが続いていましたが、水温が25℃前後になって来た琵琶湖なので、そろそろ、鮎からギル食い、小バス食いへシフトしそうな気配がしています。
|小南マダムまりさんガイド
場所によって、その水温帯から、鮎なのか?ギルなのか?小バスなのか?とパターンが揺らぐ琵琶湖において、いつもお世話になっている小南マダムまりさんガイドに行って来ました!
当日の琵琶湖は、曇天微風時々小雨と言う、まさにジメジメした梅雨本番の天候。
ミックバスクラブで、釣り仲間のよしくんと合流し、何やかんやと談笑した後に、スタート!
持ち込んだタックルは、以下のスタリオン3兄弟です♪
【ギル食い狙い】
・スーパースタリオンGT2RS+Revoエリート暁(6.4:1)
・ルアー:ハイパーモグラジグ+ダッドカット4インチ
【ギル食い&小バス食い狙い】
・スーパースタリオン+ジリオンPEスペシャル100HL(6.3:1)
・ルアー:小南ギルうちわ
・ルアー:バスロイドJrトリプルダブル
【鮎食い狙い】
・クロスファイア/スタリオンOTM+Revoエリート8(8.0:1)
・ルアー:ブータスライダー(プロト)
エリアによって使い分けられる為に、上記の布陣を組みました。(結局、鮎食い狙いをしなかった為、スタリオンOTMの出番は無かったですが・・・)
|季節の走りを捉える=デカバス
すでに常識化していますが、その季節その季節で、モンスタークラスを捕獲するならば、【季節の走り】を捉えることは、非常に大事です。
従って、小南マダムまりさん、よしくんとも相談し、終盤を迎えた鮎食いバスではなく、これから本番を迎える「ギル食い&小バス食い」を狙ってデカバスを追うスタイルを選択しました。
季節の走りを狙った釣りは、ハイリスクハイリターンですので、バイト数が少ないのが難儀しますが、そこはハイリターンを信じて、やり切るしかないです。
と言うワケで、ファーストポイントに到着!
水面直下まで、縦に伸びるウィードが群生するエリアで選択するのは、やはり「小南ギルうちわ」ですね。
水面直下のウェイキングを主体に、少し水深がある場所では、中層のウィードタッチ巻きなどを繰り返しました。
しかし、残念ながらノーバイト・・・。(近くでガイドされてた小南プロは、小南ギルうちわで50オーバー釣られてました!)
そこで、次なるエリアへ移動!
次のエリアも、同じく縦に伸びるウィードエリアの為、小南ギルうちわのウェイキング主体で狙ってみました。
すると、ウェイキングさせていた小南ギルうちわに、デカバスが襲い掛かるビッグバイト!!しかし、大きな水流を残しただけでフックアップせず・・・。
水面まで出たがっていないのか?と感じた為、即座に、ハイパーモグラジグ3/8oz&ダッドカット4インチに切り替え、フォーリング主体で狙ってみました。
しかし、無情のノーバイト。今年は、圧倒的にギルが少ない琵琶湖なので、昨年に爆発したモグラジグ戦略が、なかなか機能しないです・・・。
そこで、更に移動!(季節の走りを捉える為、場所移動が多いですね)
次に入ったエリアは、ウィードトップまで1mほどありましたので、バスロイドJrトリプルダブルを投入し、小バス食いバスへ狙いをシフト!
バスロイドJrトリプルダブルは、圧倒的に小バスをイメージしたノンキーカラーが人気ですが、ここ一番でデカバスを釣るには、個人的には、この「リバースモール」カラーを推しています。
このカラー、何か悪そうな雰囲気ありませんか?今江さんも仰ってますが、ノンキーカラーよりバスの怒りが1.5倍増しになるような気がしています。(ちなみに、目玉が赤いのは、個人的に赤マジックで塗っているだけです。)
この時期のフライを食う小バスに怒りブチ切れのデカバス狙いと言うパターンは、琵琶湖では王道になりつつありますが、ここ最近の小鮎食いパターン人気で、まだちゃんと狙いを定めてやっている人が少ない様な気がします。
ちなみに、バスロイドJrトリプルダブルですが、アイが上下に2つあります。
上アイ:最大深度80cm。ロール小。
下アイ:最大深度50cm。ロール大。
ウィードトップ1mを考慮すると、上アイを使いたくなりますが、そこは敢えて、下アイを選択し、ロールを大きくし、バスへのアピールを優先させました。
私の場合、ロングキャストが得意ですので、遠投することで、最大深度を高めてやれますので、恐らく、この下アイでも、70㎝程度は潜っていると感じました。
丁寧に巻き続けていると、突然、「ゴッ!」と言う噛み付き系バイトを捉えるもフッキングせず・・・。多分、背中から噛み付いた感じでしたね。
その後も、丁寧に巻いていると、釣り仲間のよしくんが、フッキング!!ナイスな体型をしたカッコいい漆黒の45オーバーを捕獲。ナイスです!
バイト数の少なさからも、まだ小バス食いデカバスの数は少ないと感じましたが、モンスタークラスの気配も感じました。
|小バス食いのロクマル出現!
巻きの釣りは、延々とノーバイトが続いても、集中力を保って巻き続けるのが最大のキモだと思います。
従って、バスロイドJrトリプルダブルで丁寧に巻き続けていると、突然、ゴゴンッ!と強烈なビッグバイトを捉えました。
フッキングには成功しましたが、その圧倒的な重量感と凶暴的なファイトから、これはデカいな、と感じたので慎重にファイト。
水面でのエラ洗いで、モンスタークラスを確信したので、更に、丁寧なファイトを心掛け、ボート際での突っ込みもクリアし、最後は、小南マダムまりさんがネットイン!
今年2本目、通算12本目のロクマルを捕獲することに成功しました!
サイズ:62cm(口閉尾開き)
ウエイト:3390g
ロッド:カレイド/スーパースタリオン
リール:ダイワ/ジリオンPEスペシャル100HL(6.3:1)
ライン:東レ/エクスレッド13ポンド
ルアー:イマカツ/バスロイドJrトリプルダブル
カラー:リバースモール
ご覧の通り、見事なハーモニカ食いでした!やはり、このリバースモールカラーは、デカバスに効きますね。
久しぶりのロクマルに感動でしたね。その記念に、小南まりさん、よしくんと記念撮影しておきました♪
単独出撃では、なかなか撮影が難しい横持ち写真も撮ってもらいました。
で、最後は、小南マダムまりさんのリクエストで、マダムポーズをば・・・(笑)
やはり、おりましたね、モンスター。これを獲りたい為に、延々と続くノーバイトを耐えるんです。
このロクマル捕獲後も、バスロイドJrトリプルダブル巻きを続けるも、無反応。(小南マダムまりさんは、50オーバーの無念のバラシ・・・)
そして、迎えた夕方は、小南プロが合流して再スタート!
最後は、朝イチに入ったエリアで、小南ギルうちわでの水面直下ウェイキング巻き!
4人で頑張って巻くも、延々とノーバイト。そして、迎えたラスト5分。
ここで、水面直下をウェイキングさせていた小南ギルうちわが、ゴボン!と水中に消し込みました!
フッキングに成功し、慎重にやり取りしたんですが、残念ながら、ボート際で藻化け・・・。(一度見せた魚体では確実に50オーバーだったので残念でしたね)
と言う感じで、終始厳しい琵琶湖で、4バイト1フィッシュ1バラシと言う結果でした。
厳しい琵琶湖だからこそ、巻きの釣りで捕獲したこのロクマルの価値はあるのでは?と感じてす。
あ!ちなみに、このバスロイドJrトリプルダブルですが・・・。
使い込んで行くにつれ、金属摩耗から、関節部分より「コキュコキュ音」が鳴り出して来ます。この音色が、かなりのキモですので、使いまくって、コキュコキュ音を出せる様に仕上げて下さいませ♪
そんな有意義だった昨日は、夜に、小南さん、小南マダムまりさん、よしくん、OKAくんと夕飯トークセッションして終了となりました。(釣り仲間のOKAくんは、小南さんに用事があり、急遽、奈良から琵琶湖入りしてました(笑))
小南さん、小南マダムまりさん、よしくん、ありがとうございました♪OKAくん、今度は、津風呂湖ガイド宜しくね♪
昨日も、非常に楽しくワイワイと、そして安全にガイドして下さった小南マダムまりさん。
琵琶湖女性初ガイド!女性ならではの気配り発揮で、女性同士や親子さんガイドでも人気があるみたいです。
しか~し、ガチの釣りガールですので、今回みたいに、ひたすらモンスターを追い掛けるハイリスクハイリターンも大のお得意です。男勝りのブブンもありますので、ガチでロクマルを狙いたい方にもおススメですよ♪
小南マダムまりさんガイドを利用したいけど、なかなか決断が出来ない!と思われている方は、私が同伴してのセッションガイドもOKですので、お気軽に声を掛けて下さいませ♪
そんな小南マダムまりさんガイドの詳細は、こちらまで!
⇒小南マダムまりブログ【Endless Fishing】
|バスロイドJrトリプルダブル
強烈な釣果を叩き出すイマカツ/バスロイドJrトリプルダブル。
このルアーは、2016年春のプロトタイプの時から使わせてもらっており、かなり多くのデカバスを釣らせてもらっています。
定番カラーは、小バス模様のこちらのノンキーナチュラルです。(血色は、個人的に、赤マジックで塗っているだけです)
安定した釣果は、こちらのノンキーナチュラルがベストかなと個人的には感じています。
お次は、スモールマウスバス模様のリバースモールです。
全体的にドス黒い感じで、悪そうな雰囲気がプンプン漂っています。小バスにも見えますし、ギルにも見えますし、何とも言えない悪っぽさがあります。
若干、安定した釣果は望めない感じがしますが、ここ一番のデカバスは、このリバースモールカラーが良いと、個人的には感じています。(野池でのデカバス実績も高いです。)
なので、イマカツ/バスロイドJrトリプルダブルの個人的なおススメカラーは、安定志向のノンキーナチュラルと、一撃デカバスなリバースモールですね。
それと、最後に1つ。バスロイドJrトリプルダブルは、多関節&ビッグベイトの弱点であるバラシが多いですので、ファイト中はロッドを水中に突っ込んで慎重にして下さい。
少しでもバラシを軽減させる為、個人的に、フックをリューギ/ピアストレブル3番に変更しています。
今回のロクマルも、フロントフックはしっかりと掛かっていましたが、リアフックが皮一枚でした。
この皮1枚のフッキングは、まさにリューギフックならではだと思います。このロクマルも、リアフックが皮1枚でフッキング出来ていたことで、バラシが軽減出来ていたと思いますので、まさにリューギの謳い文句【フックで釣果は変わる】ものだと思います。
ちなみに、使用するラインは、口径が太くしなやかな東レ/エクスレッド13ポンドがおススメです♪(小南ギルうちわも、エクスレッド13ポンドが良いです)
これからの時期、ギル食いバスには小南ギルうちわ、小バス食いバスにはバスロイドJrトリプルダブルの双璧で、デカバス狩りを楽しみましょう!
皆さまも、是非、使ってみて下さいませ♪