皆さま、毎度です♪友蔵です。
今年のGWは、天気が安定せず、コロコロと変化する難儀な感じとなっております。(風が強い日も多く、琵琶湖は、ババ荒れになる日も多いですね・・・)
雨と風で濁りが入るのは良いんですが、季節外れの増水を考慮し、この時期に、300トン放水を実施したことで、水温が一気に2℃ほど落ちてしまいました。
例年以上の水温状況具合で、すでに場所によっては18℃を超えていたんですが、300トン放水の影響で、北から冷たい水が大量に入り込み、16℃前半まで水温が低下・・・。
例年のGW以下の水温まで逆戻りしてしまい、水温の急激な低下とpHショックで、バスの活動も、ここ数日は、著しく低下している状況とのことでした。(ボートの釣果も、軒並みダウン状態の模様)
300トン放水を数日実施したことで、水位が低下傾向になり、5/4に220トンまで絞りました。
とは言え、この時期に、220トン放水は稀なので、引継ぎ、北からの冷たい水の流入が南湖にある状況となっています。
そんな放水量が220トンに落ちたタイミングで、5/5にオカッパリ朝練に出撃して参りましたので、その模様をレポートしたいと思います。
その場その場の状況を上手く読み解き、最後の最後で、ナイスバスを捕獲することが出来ましたので、是非、参考にしてみて下さいませ!
|反転流エリアで、ワンフックアラバマ展開!
放水量が多く、流れが速いと言うことは、逆に、バスの居場所も絞り易いとも言えます。
そこで、この日は、瀬田川へ潜入してみました。川なので、明確に、流れの強弱がしっかりとしていますので、水がヨレる反転流も、目視で確認することが出来ます。
メインチャンネルは、かなりの速度で流れが発生していましたが、そのインサイド部分に位置するエリアでは、水が反転流になっているのが確認出来ました。
そこに、障害物やベジテーションが絡めば、更に、水の動きが穏やかになりますので、流れが速い時には、狙い目となります。
小魚などの体力がない小さなベイトフィッシュ達は、早い流れを避けて、この様な反転流エリアに避難します。
それを狙う為に、バス達も反転流エリアに差して来ると言うイメージですね。
と言うワケで、小さな小魚の群れを演出させる為、ステルスセブンのワンフックアラバマ仕様でやってみることにしました!
具は、イマカツ/アンゴビシャッドテール3インチですね。これ、ホントに良く釣れます!
尚、タックルは、EG/スーパースタリオンGT2RS+ZPI/アルカンセNSに、フロロカーボン16ポンドを組み合わせました。
丁寧に探っていくと、予想以上にインサイド部分でも流れが発生しているのが巻きの抵抗で分かりました。
その為、インサイドはインサイドでも、ホントに岸際ギリギリを攻める必要があると感じました。
ワンフックアラバマを要所要所、岸際の変化に沿って巻いていると、ゴッ!と、明確なバイトを捉えたので、フッキング!!
ナイスファイトで上がって来たのは、アフターな体型をした40弱でした。
ロッド:EG/スーパースタリオンGT2RS
リール:ZPI/アルカンセNS
ライン:東レ/エクスレッドNS16ポンド
ルアー:ジークラック/ステルスセブン
仕様:ワンフック
ワーム:イマカツ/アンゴビシャッドテール3インチ
体型的に、完全にアフター状態だと思われますね。ただ、餌を食おうと、インサイドの岸際ギリギリに差して来ていたのは間違いないので、戦略的には正解だと感じました。
その後も、反転流エリアの岸際ギリギリをワンフックアラバマで攻め続けてみました。
|小さなバスから大きなヒントを貰う。
岸際ギリギリの灌水ベジテーション際を丁寧に巻いていると、足元でバイトがあり、フッキングと同時に、ご覧の小バスが上がって来ました!
これを見て、ふと感じました・・・。
「そうか・・・、小さなベイトフィッシュだけではなく、小バスも、速い流れを避けて、インサイドの反転流エリアに入っているのか。」
となると、この小バスを食っている大型のバスが確実にいるハズ!と感じました。
小バスがいるなら、小ギルも絶対にいるので、大型バス達にとっては、格好のエサとなりますからね。
そこで、展開をガラリと変え、ベイトフィッシュを狙っているバスではなく、小バス&小ギルを狙うバスに照準を切り替えてみました。
1匹の小バス捕獲から、次なる展開へ持ち込む感じですね。
|狙い通りのギルロイドミニーフィッシュ!!
小さなベイトフィッシュを食うバスを追い掛けて、ワンフックアラバマで捕獲したのは、アフター体型のバス。
しかし、小バスや小ギルを食うバスは、アフターから回復し、体色も良いカッコいいバスのはず!やはり、こいつらを狙わないと!
と言うことで、選択したルアーは、イマカツ/ギルロイドミニーです♪
バスロイドBabyでもOKかと思いますが、ちょっと、この日は持って来てなかったので、小ギルを食うバスを狙う意味も込めて、ギルロイドミニーでやってみました。
タックルは、引き続き、EG/スーパースタリオンGT2RS+ZPI/アルカンセNSに、フロロカーボン16ポンドを組み合わせました。
実際、岸際をグリグリと巻いて来て、足元らへんで浮かせてみると、同じ様なサイズのブルーギルが水面まで付いて来ました。
この時のブルーギルが浮上する動きが、キモの様な気がし、ギルロイドミニーでも、ここぞ!と言うベジテーション際では、巻きをストップさせて、浮上するタイミングを意図的に増やしました。(浮上時に無謀になる為、バスに襲われ易いのかも???)
すると、絵に描いた様なベジテーションが絡むピンを発見しました!(矢印の部分)
写真をよく見てもらうと分かる様に、沖には、潮目が出来ており、そこから先は、かなりの速度で流れています。
そのインサイドの反転流エリアに、ポツリと突き出たベジテーション。そこに、斜めに水中に枝も入り、完全に流れを止めているではないですか。
間違いなく、このピンに差して来ている!と感じたので、丁寧にアプローチ。
沖合から、丁寧に、ギルロイドミニーを泳がせ、このピンに到達した瞬間に、リーリングをストップさせて、ギルロイドミニーを浮上させました。
目視で、ギルロイドミニーの黄色の背中を捉えたので、そこから、グリグリ!とハンドルを回した瞬間に、下から、モンドリングバイトが発生!!
フッキングに成功し、かなり暴れてくれましたが、最後は、無事にぶっこ抜くことに成功。
やはり、ギルを食ってるバスは、体色もよく、太ってて、カッコいいバスですね♪
サイズ:47㎝(1420g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT2RS
リール:ZPI/アルカンセNS
ライン:東レ/エクスレッドNS16ポンド
ルアー:イマカツ/ギルロイドミニー
カラー:ストロングチャート
目視で、モンドリングバイトを捉えることが出来ましたので、興奮しましたね!
もう、ご覧の様に、バックリと食っています♪
1匹の小バス捕獲からヒントを得て、即座に、展開を変えたのが、功を奏した感じです。
やはり、状況を的確に捉え、その場その場で最適な戦略を投入することの大事さを改めて感じましたね。
と言う感じで、雨模様ではありましたが、有意義な朝練を過ごすことが出来ました。
今回の朝練MVPは、間違いなく、この小バスですね♪
小さなバスであっても、そこから貰えるヒントもあります。大きい小さい関係なく、釣れてくれたバスからは、可能な限り、情報を収集することが大事ですよね。
尚、今回の出撃模様は、友蔵YouTubeチャンネルでも公開しておりますので、是非、ご覧になって下さいませ!
・前半部分はこちらまで⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
・後半部分はこちらまで⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
今後も、状況を読み解き、的確にアジャスト出来る様に頑張りたいと思います!