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★【琵琶湖オカッパリ】デカバスが動く若潮。イギータで狩り獲る55UP!【南湖東岸】★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

今年の晩秋から調査を続けている琵琶湖オカッパリ夜活。

痛恨のミスを連発させてしまった10夜目と11夜目を過ごしてから、10日が過ぎました。

その間、ちょっと師走の業務が忙しく夜活が出来る状況では無かったんですが、潮周りを見ていても、特に無理して出撃する様な感じでもなかったので、大人しくしておりました。

今週末からがヤバい潮周りになって来ることもあり、そろそろ夜活を再開しようかと思っていたところ、あまりに本日の状況が良すぎた為、急遽の琵琶湖オカッパリ夜活をして来ました!

結果的に、狙い通りの展開で、ゴン太の55オーバーを捕獲することに成功しました。

やはり、思った通り、「デカバスが動く日」だった様です!

その模様をレポートしたいと思いますので、参考になれば幸いです♪

|動き出した琵琶湖。そして、デカバスが動いた若潮。

3年前より、毎日毎日、琵琶湖のデータを取り続けています。(潮周り、琵琶湖大橋水温、瀬田川水温、放水量、水位、風向き、etc・・・。)

これらのデータと釣果などを照らし合わせると、なかなか興味深い傾向があるのが見えて来ます。

一概には言えませんが、それらのデータを独自で解析し、自分なりに昇華させることで、狙うべきタイミングと言うのを把握することが出来ると感じています。

イマカツ/アンドロイド180で57cmを捕獲したのが、2020年11月29日の満月大潮2日目。

満月大潮が明けてからの中潮期間の琵琶湖データは、以下の通りです。
・12/2(中潮):琵琶湖大橋水温15.0℃、瀬田川水温13.6℃、放水量15トン
・12/3(中潮):琵琶湖大橋水温14.8℃、瀬田川水温13.3℃、放水量15トン
・12/4(中潮):琵琶湖大橋水温14.9℃、瀬田川水温13.2℃、放水量15トン
・12/5(中潮):琵琶湖大橋水温14.7℃、瀬田川水温13.0℃、放水量15トン

放水量は15トンでキープ、北湖から入って来た水が、南湖を通って瀬田川へ向ける水温変化を見ても、まだまだ冷やされていないことが分かります。

大潮期間も通過し、小バスは活発でも、デカバスは動かないと判断していました。(デカバスが動くのは、次の若潮からと感じていました。)

そして、中潮期間を過ぎ、小潮期間に、琵琶湖に動きが出始めました。

・12/6(小潮):琵琶湖大橋水温14.5℃、瀬田川水温12.4℃、放水量22トン
・12/7(小潮):琵琶湖大橋水温14.5℃、瀬田川水温11.9℃、放水量67トン
・12/8(小潮):琵琶湖大橋水温14.1℃、瀬田川水温11.9℃、放水量51トン
・12/9(長潮):琵琶湖大橋水温14.1℃、瀬田川水温11.9℃、放水量70トン
・12/10(若潮):琵琶湖大橋水温14.1℃、瀬田川水温11.9℃、放水量91トン

放水量がジワリジワリと上がって来て、それに伴い、琵琶湖南湖に水の動きが出たことにより、水温が下がって来ました。(12月頭は、瀬田川水温で13.6℃でしたが、11.9℃まで上がりました。)

北湖から入って来た水が14.1℃、南湖を抜けた水が11.9℃。その差、2.2℃。

この差がもっと開いた方がいいのはいいんですが、ここしばらく硬直状態だった琵琶湖の状況を考えると、かなりの変化だと感じました。

新月大潮に向かう長潮→若潮のタイミングで、放水量が上がる(南湖が流れる)と言う変化。

更に、瀬田川水温が11.9℃まで落ちて、そのまま安定すると言う変化。(←これもある意味、変化です)

本番は、12/13より迎える新月大潮期間だと思いますが、デカバス達が動き出すならば、この状況を考慮すると、間違いなく、12/10の若潮だと感じました。

まず間違いなく、デカバスが「動く日」だと感じた為、予定にはありませんでしたが、急遽、琵琶湖オカッパリ夜活を実施してみました!

|狙いのピンで、イギータ一閃!55オーバー捕獲!

と言うことで、前書きが長くなってしまいましたが、新月大潮直前の若潮である本日(12/10)に、琵琶湖オカッパリ夜活に行って来た模様をレポートしたいと思います。

今回は、前回の満月大潮でなく、同じ大潮でも、新月大潮となりますので、その直前の若潮でも、月明かりはなく、漆黒の闇です。

更に、雲っていたこともあり、満月大潮期間の様な水中シェードが形成されないので、なかなかタイミングが読みづらい・・・。

シェードの濃淡が期待出来ない新月期間なので、それなら、もともとあるシェードを狙うのがベストと判断しました。(なんせ、新月期間の夜活は、初なので手探りです)

狙いのシェードエリアに、ブレイクラインが絡み、そのショルダー部分に、オダが溜まっているピンを把握していたので、まず間違いなく、そこにデカバスが差して来ていると感じました。

タックルは、ちょっと繊細に攻める必要があると感じたので、カレイド/ブラックレイブンにしてみました。(リールは、ZPI/アルカンセNSです)

ルアーは、特出した食わせ能力を誇るトランスセンデンス/イギータの1.3gネイルシンカーリグを選択しました。

完全無風状態でしたので、狙いのピンによりタイトに丁寧に攻める必要性を感じた為、いつもよりちょっと遅く巻いてみることにしました。(水温が低下して来たこともあり、デッドスロー巻きでも、バスを騙せますしね)

狙いの潮周り、状況を加味した場所選定、狙いのポイント、狙いのピン、狙いのアプローチコース。

その全てを合致させて放った第1投目。

イギータをボトムまで着底させ、そこからブレイクのショルダーに向けてデッドスロー巻き。

ショルダーに存在する沈みオダにコンコン!と当てながらデッドスロー巻きをしていると、「トンッ!」と言う明確なバイトを得たので、フッキング!!(やはり予想通りに差して来ていました♪)

重量感抜群のファイトが伝わって来たので、これはデカい!と判断。慎重にやり取りし、最後は無事にネットイン。カッコいい体型をした55オーバーの捕獲に成功しました!

ロッド:カレイド/ブラックレイブン
リール:ZPI/アルカンセNS
ライン:YGK/オルトロス16ポンド
ルアー:トランスセンデンス/イギータ
カラー:琵琶湖のベイト
リグ:1.3gネイルシンカーリグ
フック:リューギ/スタンダード2/0

冷水温だからこそ動くベイトフィッシュを追い掛ける個体なので、この時期でも、餌をしっかりと食ってる為、でっぷりとしたお腹をしていました。

イギータを完全に餌だと思っているんでしょう・・・、丸飲み状態です!

イギータのあのユラユラと泳ぐ独特のスイミング姿勢は、完全に「活きた魚」だと思います。

琵琶湖南湖に生息する55オーバーは、天才級ばかり・・・、そんな老獪なデカバスが違和感なく食って来るイギータの実力は、底知れないものを感じますね。(イギータに関する詳しい内容はコチラまで⇒イギータのインプレ!)

と、この様に、琵琶湖のデータを読み解き、自分なりに解析してやると、狙うべきタイミングが見えて来るのです。

狙うべきタイミングが分かれば、効率的に出撃することが出来ますので、釣果に繋げられる確率も飛躍的に上げることが出来ます。(まぁ、ボウズも多いですが・・・)

とは言え、データだけではく、そこに野生との融合が出来れば御の字ですので、その領域に行ける様に、これからも精進したいと思います!

ちなみに、今回は、より繊細に攻める為に、旧式のカレイド/ブラックレイブンを使いましたが、更に精度を高める為、カレイド/クーガーエリート7RSを導入することを決定しましたので、近日中に、手に入れたいと思います!

琵琶湖オカッパリ夜活、現在までに12夜を過ごしましたが、毎回毎回、新たな発見があり、かなり奥深いと感じています。

昼間は昼間なりの戦略が存在し、夜は夜なりの戦略が存在する。

夜釣りを推奨しているワケではありませんが、夜の釣りを経験することも、これはこれで大事だと感じていますので、安全第一で検証を続けたいと思います!

冬の琵琶湖オカッパリ夜活の本番は、まだまだこれからですからね♪(恐らくクリスマス寒波到来からが本番!キンキンに冷えた真冬の夜活が楽しみでなりません)

次回の夜活からは「カレイド/クーガーエリート7RS × イギータ」になるかと思いますが、このセットアップは、かなりヤバそうな雰囲気がしますね♪

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