皆さま、毎度です♪友蔵です。
ちょっと季節感がズレているかも知れませんが、6月~8月に圧倒的釣果を叩き出す【モグラジグ戦略】について書いてみたいと思います。
と言いますのも、よく考えてみたら、このモグラジグ戦略は、ちょっと使い方を変えれば、冬でも効くのでは!?と感じたからです。(おさらいの意味も込めて紹介します)
そんなモグラジグ戦略について、詳細にお伝えしますので、是非、参考になさって下さい。
|用意するもの
①イマカツ:ハイパーモグラジグ3/8oz
まずは、これがないと話が始まりません!イマカツのハイパーモグラジグですね。(普通のモグラジグではなく、ハイパーモグラジグですのでお間違いなく。)
ウエイトは、3/8ozと1/2ozがありますが、【3/8oz】がベストだと感じていますので、こちらを用意して下さい。
尚、カラーですが、あとで述べますが、イマエグリパンブルーフレークがベストです!
➁イマカツ:ダッドカット4インチ
トレーラーには、イマカツのダッドカット4インチがベストです!
カラーは、ハイパーモグラジグに合わせて、イマエグリパンブルーフレークがベストです!
何は無くとも、この2つがないと出来ない戦略ですので、ご用意して下さいませ。
|セットアップ方法
それでは、この2つのセットアップ方法をお伝えしますね。
ハイパーモグラジグ3/8ozとダッドカット4インチを組合せるだけなのですが、コツは、ダッドカット4インチを丸ごと装着することですね。(全てのパーツをそのまま使います)
更に、言いますと、ダッドカット4インチのフラスカート部分をハイパーモグラジグのラバー部分に押し込む感じで、装着するのが重要です。
それにより、ハイパーモグラジグのスカート部分のボリュームが増し、フレアしやすくなります。分かりやすい写真は、こちらです!
まずは正面からどうぞ。
左:フラスカートあり。
右:フラスカートなし。
お次は、真横からどうぞ。
左:フラスカートあり。
右:フラスカートなし。
ご覧の通り、ダッドカット4インチのフラスカートありの状態で、ハイパーモグラジのラバーに押し込む感じで装着すると、これだけラバーのフレア感が増します。
これにより、フォーリングさせた時の速度が絶妙になり、水を押す波動も強烈になります。
あとは、ハイパーモグラジグのブラシガードの上部分をカットし、下部分が8~10本程度残る感じにするのがベストですね。(フォーリングで食わせるので、余計なブラシガードは必要ありませんので)
と言うワケで、これでセットアップは完了です!
|使用方法
使用方法ですが、これはそれほど難しくありませんが、コツがありますので、それをお伝えしますね。
6月~8月のフィールドで圧倒的な威力を出すと言うことは、バスの目線が上を向いていると言うことです。従って、【フォーリング】で誘うのがベストとなります。
使用する際の前提として、ウィードがあるのが重要です。ウィードの内外にいるバスに対して、強烈にアピールさせることが出来るからです。
簡単に言いますと、以下の様な感じで使用します。
①50mほどキャストする。
➁水面に着水したら、リールからラインを手で引き出しフリーフォールさせる。
③ロッドを9時の位置から12時の位置を越えて1時まで動かす。
④そこからロッドを9時の位置まで戻す。
⑤ラインスラックを多少取り、再度1時まで動かす。
コツとしては、1時の位置までしっかりとロッドを動かすと言うことですね。
又、完全にラインテンションを抜いて、完全フリーフォールさせることが重要です。
完全フリーフォールさせることで、何と!バックスライドしながらフォーリングさせることが出来ます。
数あるラバージグにおいて、バックスライドフォールするのは、ハイパーモグラジグだけだと思います。
更に言いますと、このハイパーモグラジグのアイ位置が独特の位置にありますので、フリーフォールからのリフト時に、非常に大きく水を押しますね。
尚、ウィードエリアを攻める際、このアイ位置のお陰で、ラバージグにも関わらず、ウィードの中に、グイグイと潜り込むことが可能です。
バイトは、ほぼフォーリングの時に発生しますので、如何に完全フリーフォールの動きが出せるかどうかが重要です。ラインテンションが掛かった状態でフォールさせると、バイト数は1/10くらいに減ってしまいます・・・。
|カラーリングの考察
通常、ラバージグと言いますと、ブラックとかパープルなど、カラーがしっかりと出るものを使われる方が多いと思います。
今回、ご紹介しているのは、ハイパーモグラジグもダッドカットも、イマエグリパンブルーフレークですので、水に馴染むカラーリングとなっています。
この狙いは、シルエットをボカしたいからです。このセットは、フルサイズですので、シルエットをしっかりと出すのではなく、ボカして波動でアピールしたいのです。
大きく水を押す波動を出しながら、シルエットをボカすので、バスを騙しやすくなります。イメージは、ウィードエリアで見え隠れする大型のブルーギルですね。
尚、あまりに水質が悪い場合は、ブラック系カラーもアリかとは思います。
|圧倒的な釣果
バスの目線が上を向く6月~8月において、圧倒的な威力を出します。(狙う水深は、どこでもOKです!シャローでもディープでも!)
フリーフォールさせている際に、ラインが引っ張られる程の明確なバイトが出る為、完全に餌だと思っている感じがします。
ご覧の様に、この戦略で釣れるバスは、全て丸飲み状態になっています。(使用ラインは、14~16ポンドが必須です!)
更に言いますと、このモグラジグ戦略で釣れるバスは、大型が多いです!最低サイズでも45cm以上で、コンスタントに、ブリブリの55cmオーバーが釣れる印象です。
・琵琶湖ボート釣りでの55cmオーバー!
・琵琶湖オカッパリでの55cmオーバー!
・野池オカッパリでも50cmオーバー!
・河川でも、見事な体型をした50クラス!
ウィードがある場所がベストではありますが、ウィードが無いフィールドでも、バスの目線が上を向いている季節には効果絶大です。
とにかく、重要なのは、ラインテンションを完全に抜いたフリーフォールです。これが出来れば、もう釣ったも同然です。
|冬でも効く!?
このモグラジグ戦略は、バスの目線が上を向いている際に、圧倒的な威力を発揮しますが、基本的に、バスの目線が上を意識していない冬でも効くのではないかな?と感じました。
それは、フォーリングうんぬんではなく、このフルサイズのボリューム感が効くのは!?と・・・。
真冬でも、餌を求めてシャローエリアなどにタイミングで入ってくるデカバスを狙うのが好きなので、そういう個体を狙うには、ルアーは大きい方が良いと感じています。
この観点から見ると、このフルサイズのボリュームと水押しのパワーは、真冬でもありなのでは?と感じました。
その際の動かし方は、フォーリングに特化するのではなく、ボトムでの放置やシェイクなどが効果的かなと感じていますので、ちょっと真冬でも試してみたいと思います!
|まとめ
・6月~8月の期間に圧倒的に効く。
・ハイパーモグラジグは3/8oz。
・ダッドカットは4インチ。
・カラーはイマエグリパンブルーフレーク。
・ブラシガードは下側8~10本にする。
・使用ラインは14~16ポンド。
・フラスカートをラバーに押し込んでセットする。
・完全フリーフォールで使用する。
・ロッドは9時~1時の位置までリフトする。
とにかく、圧倒的な釣果ですので、是非、皆さまにも体験してもらいたいと思います。来年の6月~8月は、上記内容を参考にして、是非、モグラジグ戦略で楽しんでもらえればと思います!
あっ!このモグラジグ戦略でヒットするデカバス達は、全て例外なく尋常ではない強烈なファイトをしますので、ビックリされると思いますよ!