皆さま、毎度です♪友蔵です。
梅雨真っ盛りな感じで、カラッ!とは晴れずに、ジメジメした毎日ですね・・・。
そんな中ではありますが、6/18(日)に、高山ダムにてサウザージョンを浮かべて来ましたので、その模様をレポートしたいと思います!
今回の出撃目的は、イマカツ社より送って頂いたハドルギル(プロト)の実釣&動画撮影!!
色々と試行錯誤した末に、辿り着いた使い方にて、高山ダムモンスターを捕獲することに成功しましたので、是非、読んで頂ければと思います♪
|送られて来た、イマカツ/ハドルギル(プロト)を考察する。
時は、少し遡り、去る6/14、自宅に、イマカツ社より、ハドルギル(プロト)が到着。
今江さんより、「少しだけだけど、送るわ」と言われていましたが、開けてビックリ、結構な本数が入っておりました。
BOXの中には、無造作に放り込まれたハドルギルのプロト達が・・・(笑)
どうやら、3サイズあるみたいで、小さい順から、4インチ・5インチ・5.8インチのラインナップですね。
4インチは、こんなサイズ感です。
5インチは、こんな感じ。
で、5.8インチは、こんな感じ。結構、デカい!
通われるフィールドに生息するブルーギルのサイズに合わせてチョイス出来るので、このサイズ展開は、嬉しいですよね♪
どれも共通なのは、この深いスリットリブです!
ここまで深いスリットリブですので、水噛みが、凄いことになっているのは、容易に想像出来ますね。
まだプロトタイプですので、それぞれの自重は割愛させて頂きますが、素材は、モチモチした触感で、かなり重たい部類のギル型ワームになっています。
やはり、送られて来たからには、こいつで結果を出してみたい!!と言うことで、急遽の高山ダム入りとなりました!
|ついに夏水位に到達した高山ダム!さて、バスのポジションは!?
と言うことで、前日(6/17)のアコウ釣りの疲れが抜けないままに、翌日(6/18)のAM7:30過ぎに、高山ダムのスロープに到着!
いよいよ、夏水位に到達した高山ダム。(貯水位:116.12m)
1週間前と比較すると、約3mの減水となっており、前回、バマストで釣っていたエリアは、陸の上。
こうなって来ると、岸際がプアになりますので、ベイトフィッシュも含め、ディープ展開となるのが、夏水位時の高山ダムの定番。
そんな中、このハドルギルで、どの様に結果を出そうかと、準備をしながら思案していました。
そんなこんなで、準備が整ったので、いざ、出陣!!(スロープ前の表層水温は22.9℃でした)
ちなみに、この日に、持ち込んだタックルは、以下の布陣です。
①EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)+ZPI/アルカンセXS(ZEROSカスタム)
②EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)+ZPI/アルカンセNS(ZEROSカスタム)
③EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)+ZPI/アルカンセNS(ZEROSカスタム)
④EG/ブッシュサーペント+ダイワ/ルビアス2506
基本的に、ギル食いバス狙いのハドルギルメインでと考えていましたが、バスのポジションを探る為に、バマストとキャロもスタンバイさせました。
さぁ、ハドルギルにて、どんな釣りを展開させることが出来るのか!?
|ハドルギルの使い方を模索!バスは、ディープか?シャローか?
基本的に、この高山ダムですが、バスに捕食されるターゲットとして、以下の4つがあると感じています。
・鮎
・ハス
・エビ&ゴリ系
・ブルーギル
今回は、ギル型ワームのハドルギルをメインで使いますので、狙いは、当然、ギル食いバス。
となると、ブルーギルの存在が絶対的要素となりますので、まずは、ブルーギルを探すことにしました。
このブルーギルを探すってことですが、単純に、ブルーギルが居る場所を探すのではなく、『バスに捕食されやすい状態のブルーギル』を探すのが重要となります。
まずは、ディープに落ちたブルーギルの状態を確認する為、ハドルギル5インチのフリーリグを選択しました。
高山ダムのディープエリアに居るブルーギルは、結構、サイズが大きく、5インチ程度の大きさなので、丁度、このハドルギル5インチがベストマッチ!
水通しの良い6m~10mラインのディープエリアを丁寧に探りますが、ノーバイト。
バスは間違いなく居るハズなので、これは、食っているものが違うなと判断。
試しに、イマカツ/バリウスゴビー4インチのフリーリグキャロを投入したところ、あっさりと35~40クラスが連続ヒット!
尚、写真を撮る前に逃げられてしまいましたが、このキャロ戦略では、5インチ程度のブルーギルもヒットしましたので、ディープには、ブルーギルの存在も確認。(ただ、バスに食われているワケではなさそうな感じ)
なるほど、ディープエリアに居るバス達は、エビ&ゴリ系の餌を食っていると感じたので、この時点で、ディープエリア攻めは、切り捨てることにしました。
|岩盤が絡む表層付近にギル多数。ハドルギル4インチのミノストか!?
バスの捕食ターゲットになっているブルーギルを探す為、ウロウロと探索していたところ、最下流エリアに差し掛かった時、鮎に代表されるベイトフィッシュが、魚探から消えるゾーンが存在しました。
水面付近でも、鮎ボールの存在が目視出来ず、若干、水も悪い・・・。
一見すると、このエリア、アカンな・・・と判断する様な感じ。
ただ、岸際には、4インチ程度のブルーギルが多数、目視することが出来ました。
そうです、ギルネストです。
岸際のちょっと張り出した岩盤などに、大量のギルネストを発見。又、そのギルネストの周辺には、ウロウロと無警戒に泳ぐブルーギルも多数存在。
「ここだな」と確信。
恐らく、この付近に存在するバスは少ないハズ。しかし、デカい個体が居る気配がしました。
鮎食いではなく、ギル食い。これ系のバスは、デカい。
そこで、ハドルギル4インチをチョイスし、デコイ/スイッチヘッド5gに装着してみることにしました。
ヘッドとフックが可動式になっている為、これを中層で、ミノスト(ジグスト)の要領で泳がすと、まさに無警戒で泳ぐブルーギルそのものとなります。
エリアとルアーの合致。リグも完璧。
やり切れば、必ず結果が出ると確信しましたので、トライしてみることにしました!
|狙い的中!!ギル食い高山ダムモンスター!脅威の3420g!!
最初、このハドルギル4インチのスイッチヘッド5gで、水面下2m付近をミノストさせましたが、何か違和感が・・・。
目視出来る水深に、ブルーギルが多数いる為、食い上げさせた方がいいかも?と考え、水面下1m付近をミノストさせる様に、泳がすレンジを変えてみました。
しばらく、同戦略で、丁寧にミノストさせていると・・・!?
ボート際付近まで泳がせて来たハドルギル4インチを見ていたら、まさに襲い掛かる様な、強烈なモンドリングバイトが発生!!
フッキングには成功しましたが、強烈凶暴なファイト!!何とかネットにねじ込みましたが、その巨体にビックリ・・・。
寸詰まり系の身がみっちりと詰まった、まさにギル食いデカバスの典型的な体型。
51cmと言う大きさながら、そのウエイト、驚愕の3420g!!
サイズ:51cm(3420g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)
リール:ZPI/アルカンセXS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
ライン:東レ/ビッグバスフロロ20ポンド
ルアー:イマカツ/ハドルギル4インチ(プロト)
リグ:デコイ/スイッチヘッド5g
フック:リューギ/インフィニ5/0番
戦略が正解だったことを証明するかの様に、丸飲み状態です!
あまりのカッコいい体型の為、横持ち写真も撮影してみました!
ホント、50cm前半のサイズで、3420gはヤバいと思います・・・。(身の詰まり方が、ハンパではなかったですね。)
しかし、このハドルギル・・・、このタイプのデカバスを躊躇なく反応させてしまうのは、ヤバいです。
深いスリットリブが、水を噛み、複雑な水流を身に纏う為、シルエットが水中でボケるのか!?あの凶暴的なモンドリングバイトは、完全に、餌として認識してる食い方に間違いない感じでしたね。
このデカバスで、戦略的に正解だと確信したので、引き続き同戦略をやって行ったところ、ミノストさせていた際に、ルアーの重量感が消えるバイトを捉えたので、フッキング!!
これまた50クラスでしたが、こいつは、ボート縁で無念のフックオフ・・・。
消えるバイトに、上手くフッキングが決まっていなかった様で、反省です・・・。
その後、この戦略を温存し、ハドルギル5インチと5.8インチの最適な使い方を模索。
残念ながら、この日は、結果が出ませんでしたが、次回に繋がるヒントは得たので、またトライしたいと思います!
|オマケ:ボイル撃ちのバゼル戦略で、50クラス捕獲!!
この日は、ハドルギルをメインに使うことを目的にしていましたが、水面に群れる稚鮎ボールに対して、時折、発生する強烈なボイル・・・。
水通しの良い岬付近で、頻繁にボイルが発生していましたね。
そんなボイルを見ていると、我慢ならんくなるのが、釣り人のサガ・・・。
そこで、要所要所で、イマカツ/バゼルを用いてのボイル撃ちを試してみました!
すると・・・、バゼルのボイル撃ちで、嬉しい50クラスを捕獲♪
サイズ:48cm(1570g)
ロッド:EG/ブッシュサーペント
リール:ダイワ/ルビアス2506
PEライン:シマノ/ピットブルG5 0.8号
リーダー:東レ/トヨフロンLSE2.5号
ルアー:イマカツ/バゼル
稚鮎ボイルで狂っていたんでしょう!バゼルを丸飲みです(笑)
と言う感じで、バゼルフィッシュは、オマケでしたが、基本的に、ハドルギルの使い方を模索した1日となりました。
使い方を模索する為に、結構、時間を使ってしまい、しっかりと確信を持って釣り込んだ時間が少なかったですが、結果的に、驚愕の高山ダムモンスターを捕獲することが出来ましたので、その点は良かったと思います!
次回の出撃では、この日で得た様々なヒントを基にして、ハドルギルでの更なる釣果を出せる様に頑張りたいと思います!
今回のハドルギル戦略では、このデコイ/スイッチヘッドが活躍してくれたので、これは1つの確立した使い方だなと確信しました。
ちなみに、今回の出撃模様は、友蔵YouTubeチャンネルにアップしてありますので、是非、ご覧になって下さいませ!⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
いやはや、ハドルギル・・・、すんごいギル型ワームが出来たもんだと感心しております。
発売まで、しばし、お待ちになって下さいませ♪