皆さま、毎度です♪友蔵です。
今回のブログは、お久しぶりなボート関連となります。
サウザージョンを購入し、免許不要スタイルでのマイボートライフをスタートさせたのが、2021年5月となりますので、2023年11月現在で、早くも3年目となります。
そんなこんなで、マイボートライフを楽しんでいたのですが、免許不要スタイルでの55ポンド2基掛けでは、機動力が否めなくなりまして、この度、ハイガーエレキ110ポンドとインパルスリチウムバッテリーを導入しましたので、そのインプレをお届けしたいと思います。
戦闘力を大きく上げた友蔵サウザージョンをご紹介致します。
|ハイガーエレキ110ポンド24V
まずは、エレキですが、ハイガー産業のハイガー110ポンド24Vを導入しました!
こちらのハイガーですが、無段階変速タイプで、出力が1200Wとなっており、約2馬力相当となります。
寸法やスペックは、こちらをご覧下さいませ。
一般的に、110ポンドのエレキは、36V必要となりますが、このハイガー110ポンドは、24Vで対応することが出来る優れものとなります。
モーターが、ブラシレスモーターとなり、プロペラは3ブレードタイプの大きなものが装着されています。
実際、この3枚ブレードですが、1枚15cmありますので、かなりデカいです。
ちなみに、ハイガーエレキは、ハンドル部分を8段階で折り曲げることが出来ますので、ハンドル部分が邪魔になりません。
又、ブラケット部分が、耐久性に優れた強化プラスチックになっており、トータル重量が約8kgと、非常に軽量に仕上がっているのも特徴ですね。
尚、ハイガーエレキは、そのままではシャフトが長い為、サウザージョンにマッチさせる為、シャフトカットを施してもらいました。
このハイガーエレキ110ポンドは、リアに装着していますので、起動に関しては、釣りをしながら、フロントで行いたい。
と言うことで、リモコン仕様にしてもらいました♪
リモコン切り替えスイッチと延長コードソケットは、ヘッド下部に配置。
こんな感じのリモコン配線となります。
こちらが、リモコン部分となります。ダイヤルを右に回すと前進、左に回すと後進となります。
尚、この延長コードが船内で邪魔にならない様、ボート内側の側面にフックを装着し、そこに配線を這わしてみました。
あ!そうそう、このハイガーエレキですが、2馬力相当とハイパワータイプですので、エレキなのに、キルスイッチが装着されています。安全面もバッチリです。
と、この様に、非常に高スペックで優秀なハイパワーエレキとなります。
さて、そんなハイパワーなハイガー110ポンドを1日を通して、十分に実力を発揮させる為には、使用するバッテリーも重要となります。
そこで、今回、いよいよリチウムイオンバッテリーを導入しましたので、紹介したいと思います!
|インパルスリチウムイオンバッテリー24V60アンペア
今回、導入しましたのは、インパルスリチウムイオンバッテリーの24V60アンペアとなります。(インパルスリチウムは、北米でトップクラスのシェアを誇るマリン用リチウムバッテリーです)
数あるリチウムイオンバッテリーの中で、インパルスに決めた理由は、その安全性能です。
リチウム鉄リン酸塩(LiFePO4)で電気を蓄電し、各セルの内部にカソード材料がある為、バッテリーが過熱したり、発火することがないのが特徴です。
保障も充実しており、バッテリーとしては異例の3年保証となっています。それほど自信があるってことでしょう!
又、このインパルスリチウムバッテリーは、日本小型船舶機構の船検に対応するのも特徴です。
尚、寸法と重さは、以下の通りとなっています。
・寸法:縦×横×高さ=32.7cm×17.0cm×21.5cm
・重さ:14.5kg
ボイジャーバッテリー12Vの重さが、約25kgですので、約10kg軽いですね。軽さは正義です!
ちなみに、このインパルスリチウム24V60アンペアの寸法ですが、ボイジャーバッテリー12Vと全く同じですので、ボイジャー用のバッテリートレイがそのまま使用出来ます。
それと、今回、バッテリー端子に、アンダーソンコネクタを付けてもらい、接続を容易に出来る様にしてもらいました。これなら、プラスとマイナスを間違うことがありませんからね。
あと、特徴としては、このインパルスリチウムバッテリーは、防水仕様の為、一般的なリチウムイオンバッテリーを使用する際に、箱の中に入れて雨水対策をする必要がありません。(水没以外は問題ないそうです!)
あ!あと、このインパルスリチウムバッテリーですが、残量確認をスマホですることが可能です!
スマホにアプリをインストールし、インパルスアプリを立ち上げ、Bluetoothで繋げると、現時点での残量が、%表示されます。(かなり精度は高いみたいですね)
この高スペックなインパルスリチウムバッテリーがあれば、ハイパワーなハイガー110ポンドも余裕で動かすことが可能です♪
ちなみにですが、ハイガーエレキのヘッド部分には、バッテリー残量を見ることが出来るインジケーターもありますので、そこで確認することも可能です。(但し、かなり曖昧と聞きますが・・・)
|魚探用カルシウムバッテリー12V20アンペア
あと、オマケですが、ローランス魚探HOOK REVEAL7を可動させる専用のカルシウムバッテリー12V20アンペアも、導入しました。
当初、ボイジャーバッテリーに繋げて、エレキと併用していましたが、やはり、魚探には魚探専用のバッテリーを用意した方が、安定感があります。
|現時点でのバッテリーは、3台スタイル。
そんなこんなで、現在の友蔵サウザージョンに積み込んでいるバッテリーは、3台となります。
フロントのモーターガイドX3 55Vを可動させる為のボイジャーバッテリー12V105アンペア。
ローランスHOOK REVEAL7を可動させるカルシウムバッテリー12V20アンペア。
そして、ハイガーエレキ110ポンド24Vを可動させるインパルスリチウムバッテリー24V60アンペア。
ちなみに、3台納めても、しっかりとデッキを張ることが可能なので、急な雨天時でも問題なしです♪
|実際のハイガーエレキとインパルスリチウムの実力は!?
では、実際に、このハイガーエレキ110ポンドとインパルスリチウムバッテリー24Vの実力はどうなのか!?ってことですが、約5時間、高山ダムで実釣した際のレポートを以下に記載致します。
まず、朝イチのインパルスリチウムバッテリーの残量は、当然ながら100%状態。(電圧:27.1V)
ハイパワーエリアな為、全開で動かし過ぎると、モーターへの負担が増加しますので、色々と様子見しながら速度ダイヤルを回して、時速を計測していると、以下の様になりました。(フロントのモーターガイド55Vは、10ダイヤル中3ダイヤルで固定。1人乗り。)
・ダイヤル全開時:時速7.4km
・ダイヤル半開時:時速6.0km~6.5km
フロント55ポンド、リア55ポンドでは、1人乗り全開仕様でも、出て時速5km程度でしたので、その体感速度の差たるや歴然です!
この日は、このセットの初陣と言うこともあり、色んな速度域を試したりと、バッテリーへの負担も大きかったとは思いますが、5時間の実釣りを経て、アプリで確認したところ、残量60%となっていました。(電圧:26.3V)
リチウムイオンバッテリーの何が良いかって、電圧の変化が少ない為、電圧低下の心配することなく、1日中、フル電圧を維持してくれるので、パワーダウンが起きないことですね。
尚、インパルスリチウムバッテリーには、専用のチャージャーが必要ですが、残量60%の状態で、フル充電までに掛かった時間は、2時間弱と言う驚異の速さでした!
尚、今回は、全て三重県伊賀にありますクルーズさんにて購入&施工をしてもらいましたが、気になるお値段は、以下の通りでした。(注:税込み2023年10月時点での価格)
・ハイガーエレキ110ポンド24V:¥69,800
・リモコン仕様代金:¥24,200
・シャフトカット代金:¥18,700
・インパルスリチウム24V60アンペア:¥169,800
・専用充電器:¥34,000
・アンダーソンコネクタ(エレキ側):¥1,650
・アンダーソンコネクタ(バッテリー側):¥2,970
・合計:¥321,120
それなりに費用は掛かりましたが、これで広大な高山ダムにおいて、バッテリー残量を気にすることなく、ハイパワーエレキを駆使してランガン出来ますので、費用対効果は絶大かと思います!(クルーズ伊賀:三重県伊賀市四十九町2677 電話0595-48-6555)
ちなみに、フロントエレキ55ポンド+リアエレキ110ポンド=165ポンド(2.97馬力)になりますので、搭載出力が2馬力を超えてしまう為、11フィートのサウザージョンであっても、船舶免許が必要となります。(55ポンド=0.99馬力)
その為、今回、私も、船舶免許を取得しましたので、法的に、問題なく、このハイパワーエレキで、釣りを楽しむことが出来ます♪
|まとめ
①ハイガー110ポンド24V
・2馬力相当出力1200W
・110Vなのに24VでOK
・軽量8kg
・ブラシレスモーター
・大口径3枚プロペラ
・強化プラスチックブラケット
・ハンドル折り曲げ8段階
・リモコン仕様
②インパルスリチウム24V60アンペア
・防水仕様
・3年保証(水没以外)
・アプリで残量確認OK
・専用チャージャーで急速充電
まだ使い始めて間もない為、使い続けることで、色々と分かって来るかと思います。その際は、また追記したいと思います。
今後も、要所要所でブラッシュアップさせ、戦闘力の高いサウザージョンに仕上げて行きたいと思います!
又、今回の模様は、友蔵YouTubeチャンネルにもアップしてありますので、併せてご覧になって頂ければ分かり易いかと思います♪⇒『友蔵YouTubeチャンネル』