皆さま、毎度です♪友蔵です。
10連休となった今年のGWも、本日で最終日!そんな最終日に、2馬力レンタルボートにて、琵琶湖へ出撃して来ましたので、レポートしたいと思います。
とその前に!5月3日に、関東のイマカツLFKD仲間のちんぺーくんが琵琶湖入りしていましたので、薮田ガイドに便乗して参りました♪
終始、厳しい状況が続き、何とか絞り出した50オーバーは、ジャンプ1発でサヨ~ナラ~。
で、唯一釣れたのが、マッハソニックでの「カマツカ」と言う・・・。
このカマツカと言う魚ですが、餌で釣るのもレアだそうで、ルアーとなるとロクマル釣りよりレアだそうです・・・(笑)
ちなみに、薮田さん、ちんぺーくん、お友達の3人は、ちゃんとバスを捕獲してました!
この日一番のビッグフィッシュをバラしたワタクシ・・・、ミスして獲れるほど、今の琵琶湖は甘くない・・・。
と言うことで、家族旅行を挟んでの3日後の本日(5/6)のリベンジ出撃となりました!(この前のボウズが悔しいってこともありますが、やはり、GW中に、令和の初フィッシュが欲しいですからね♪)
そんなワケで、本日は、琵琶湖西岸より、2馬力レンタルボートにて出撃しました!
今回のエリアですが、私と非常に相性が良いので好きなのですが、実に昨年の10月以来となっており、右も左もワカリマセン・・・。
午後から荒れる予報が出ていましたので、取り急ぎ、状況が良いピンスポットを探す必要がありましたので、元気にスタートしました!
|状況把握(ウィードを探す旅)
本日、持ち込んだタックルは、以下の3タックルのみです。(スーパースタリオンGT2RS、スタリオンOTM、スピンサーペント)
現在の琵琶湖は、ウィードがほとんど無く、バスは地形変化を軸に動いていると言われています。
そんなウィードが無い琵琶湖ですが、水温が19℃を超えて来たこともあり、所々に、ウィードの新芽が生えて来ているエリアも出て来たとのこと。
ウィードが無い状況なので、少しでも状態の良いウィードが生えているピンスポットは、有望エリアとなります。
今の時期に新芽が生えるエリアとなると【水通しの良いエリアの風裏】がベストだと感じた為、条件に合致するエリアに潜入し、イマカツ/マッハソニック17gで、釣りながらウィードをサーチしてみました。
すると、基本的にツルツルなのですが、ご覧の様な良質なウィードが生えているスポットを発見することに成功しました♪
更に、その付近を探ると、シャキシャキの新芽エリアを発見!(と、簡単に書いてますが、この新芽スポットを探すのに随分と苦労しました・・・)
更に、このエリア、ベイトフィッシュの群れが時折、魚探に映し出されていました。
この新芽スポットは、間違いなくバスの回遊ルートになっているとハズと感じたので、スマホのマップにマーキング。
2馬力レンタルボートなので広くは探れない為、本日は、この新芽エリアを軸に展開することに決定しました。
|フラットヘッドゴビィを軸にして戦略を構築
まずは、この新芽エリアに、イマカツ/フラットヘッドゴビィ4インチの5gフリーリグを投入!
新芽を軸として、その周辺を丁寧にズル引きしていると、明確なバイトを捉えたのでフルパワーフッキング!かなり凶暴的に暴れていましたが、ランディング寸前で痛恨のフックオフ・・・。(見た感じ55オーバーでした・・・)
しかし、戦略的には間違いないと感じたので、引き続き同戦略をやっていると、また明確なバイト!しかし、ファイト途中のジャンプ一発でバラシ・・・。(これも50オーバーでした・・・)
この2本のバラシ・・・、バイトは明確だったものの食い込みが弱い様な気がしましたので、より食わせ能力に特化させる為、イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチのヘビキャロへチェンジしてみました。
新芽エリアを丁寧に丁寧に攻めていると、コリコリ!とした新芽に差し掛かった瞬間、明確なバイトを捉えたので、フルパワーフッキング!!
今度は、無事に元気な45cmを捕獲することに成功しました。(バラした奴と比べるとサイズダウンですが、このバスが令和の初バスとなりました♪)
サイズ:45cm(1060g)
ロッド:スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:27g三又ヘビキャロ
リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
ルアー:イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチ
カラー:グリーンパンプキン
アフター状態の為、痩せてはいましたが、バックリと丸飲みしていました。
この新芽エリアは間違いない!と感じた為、更なる食わせ戦略として、より距離を詰めて、スピンサーペントによるアンクルゴビィ3インチのダウンショットリグを投入!
先程とは、新芽エリアから距離を詰めてフィネスなアプローチをしましたが、これが延々とノーバイト・・・。
10連休のGWのプレッシャーの蓄積から、もしかして【距離か?】と感じました。(確かに、先程の3連発は、新芽エリアから30mほど離れていました。)
そこで、先程の位置まで戻り、スパイス的にマッハソニック17gを投入してみました。
すると、リフト&フォールからのリフト時にグンッ!と言うバイトを捉えてフッキング!しましたが、ファイト途中で、痛恨のフックオフ・・・。(う~ん、ミスが多い・・・)
このバラシで、間違いなく【距離】が重要だと感じました。
|飛距離は釣果!遠方から射抜くヘビキャロ戦略!
新芽エリアから距離を取った瞬間にバイトが出ましたので、ちょっと思うことがあり、更に距離を取り、目測60m以上離れてみました。(この頃から、南西の爆風が強くなったこともあり、追い風に乗ってのキャストで十分届く距離です。)
ここまで新芽エリアから距離と取れば、人的プレッシャーからは解放すると感じました。そこで、先程のフラットヘッドゴビィ3インチの三又ヘビキャロを再度の投入です。
フラットヘッドゴビィ3インチは、サイズは小さいですが、身に纏う波動は複雑で水押しも強い為、十分にアピールさせることが可能ですので、ヘビキャロの具として最高の相棒だと思います。
ボート位置から、狙いの新芽エリアへのフルキャストをすると、80m巻いているラインのキャパが、ご覧の通りとなります。(ラインスラックも出ていますので、絶対的な数値は不明ながら、60m先にはキャスト出来ているかと)
結果的に、この【新芽エリアとの距離】がキモとなり、同エリアからの連発劇が始まりました!
遠方からのフラットヘッドゴビィ3インチの三又ヘビキャロ戦略がバッチリとハマリ、まずは44cmがヒット♪
サイズ:44cm(1020g)
ロッド:スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:27g三又ヘビキャロ
リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
ルアー:イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチ
カラー:グリーンパンプキン
ちなみに、動かし方ですが、かなり丁寧なズル引きです。新芽とは言え、僅かな成長具合ですので、かなり丁寧にズル引きしないと、上手く新芽を拾えません。
更に、丁寧にズル引きしていると、これまた遠方で気持ちの良いバイトを捉えたので、フルパワーフッキング!
遠方でヒットさせるので、ファイト時間が長くで楽しいです♪無事に手にすることが出来たのは、48cmのナイスバスでした!
サイズ:48cm(1270g)
ロッド:スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:27g三又ヘビキャロ
リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
ルアー:イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチ
カラー:グリーンパンプキン
完全に餌だと思っている様な食いっぷりですね。
このバスは、アフターから回復過程でしょうか?綺麗なバスでしたね。
途中、その他の状況把握の為に、水深4mラインにある水中障害物エリアにも様子を見に行きましたが、無反応・・・。
そこで、やはり新芽エリアだなと感じ、再度の潜入!
この時点で、13時を回り、ますます西南爆風が吹き荒れてましたが、プレッシャーを下げるには丁度良いと感じました。
そして、狙いの新芽エリアで、同戦略を投入し、丁寧に探っていると、これまた遠方で気持ち良いバイトを捉えたのでフルパワーフッキング!
サイズ:43cm(1090g)
ロッド:スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:27g三又ヘビキャロ
リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
ルアー:イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチ
カラー:グリーンパンプキン
更に、追加の40オーバー♪新芽エリアの遠方ヘビキャロ攻めがバッチリとハマっています。
サイズ:40.5cm(870g)
ロッド:スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:27g三又ヘビキャロ
リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
ルアー:イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチ
カラー:グリーンパンプキン
その後、1発バラシてから無反応の時間が続きましたが、間違いなく回遊して来ると信じ、丁寧にやり続けていると、久しぶりに遠方での気持ちの良いバイトを捉え、フルパワーフッキング!
サイズ:44cm(900g)
ロッド:スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:27g三又ヘビキャロ
リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
ルアー:イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチ
カラー:グリーンパンプキン
ちょっとサイズの割には痩せてましたが、食いっぷりは良かったです♪
この時点で15時を過ぎ、ちょっと2馬力レンタルボートでは厳しい風の強さになって来ましたが、安全を確認しながら、丁寧に探っていると、ナイスバスを捕獲することに成功しました。
サイズ:40cm(670g)
ロッド:スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:27g三又ヘビキャロ
リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
ルアー:イマカツ/フラットヘッドゴビィ3インチ
カラー:グリーンパンプキン
新芽エリアと遠方ヘビキャロ戦略がハマリ、定期的にバイトを得ている状況ではありますが、風が急に冷たくなり、天気図レーダーを見ると雷雲が接近しているのが判明!
琵琶湖の天候急変は、ホントにヤバいので、帰着まで1時間30分残っていましたが、早上がりとしました。(2馬力レンタルボートでは、無理は禁物ですからね!)
ここ最近の琵琶湖の状況は、ホントに厳しく、1本釣るのも四苦八苦する中、【新芽エリア】と【遠方ヘビキャロ戦略】が、完全に合致し、楽しい釣りをすることが出来ました。
琵琶湖ボート釣りにおいて、オカッパリスタイルの三又ヘビキャロを60mオーバーキャストしている人は見掛けないですが、それ故に、この戦略はアリだと思います。
この遠方ヘビキャロ戦略では、小さくてもアピール力のあるワームを使うのがキモだと思います。個人的に、フラットヘッドゴビィ3インチは、まさにドンピシャだと思います♪(手持ちの3インチは2本のみなので、大事に使わないと・・・)
ちなみに、今回のフラットヘッドゴビィ3インチの三又ヘビキャロのセットアップは、以下の通りです。参考までに♪
・シンカー:27g
・三又部分:リューギ/ワイヤーキャロスイベル10cm
・リーダー:東レ/トヨフロンLハード3.5号
・フック:リューギ/インフィニ2/0
不必要にウィードを壊さない様に27gシンカーにしたのと、新芽の丈が短いので、10cmワイヤーにしたのが良かったかと。(三又ヘビキャロは繊細なセットアップが重要だと、個人的に思っています)
と言う感じで、プレッシャーが蓄積したGW最終日の琵琶湖でしたが、狙いの場所と投入した戦略が上手く機能し、有意義な1日でした♪
但し、朝イチにバラした55cmオーバーと50cmオーバーが悔やまれますので、そこは反省点とし、リベンジしたいと思います!(11バイト7フィッシュ4バラシと言うのも反省点ですね。バラシ過ぎ・・・)
コメント
友蔵さん
はじめまして、先月から主に南湖でバス釣りを始めたバス釣り初心者のまあと申します。
いつも友蔵さんのブログを楽しく拝見させていただいています。友蔵さんの釣り場の状況やバスの習性から仮説を導き出し検証する釣り方を拝見して、バス釣りはこうやってするのかと感心し、沢山勉強をさせていただいております。
私も友蔵さんのように戦略的な釣りができるようになりたいと思うのですが、釣り場の状況の把握がうまくできていません。初めてや経験の浅いフィールドで状況把握するために投げるルアーやルアーの感触から分かる湖底の構造などあれば教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございます!先月から琵琶湖南湖でバス釣りをスタートされたのですね♪
ご質問の件ですが、確かに可能な限り戦略的に組み立ててはいますが、まだまだな部分も多いのが現状ですので、分かる範囲で答えさせて頂きます。
状況把握ですが、まずは基本的なシーズナルパターンを軸に考えています。春夏秋冬のバスの基本行動と言うのがありますので、まずはそれに沿った行動をするのが良いです。
例えば、春の琵琶湖なら、水温15℃を超えてから本格的なスポーン体制に入ると感じていますので、日々、琵琶湖の水温データを収集して水温推移を確認し、バスの行動をイメージするといった感じですね。又、琵琶湖の大きなフィールドではなく、初めて行く野池などのフィールドでも、まずはシーズナルパターンを軸に行動します。春ならシャロー側、夏なら涼しい場所、秋なら広範囲、冬ならど真ん中などなど。
それと、状況把握の為に投入するルアーですが、その時その時の状況で変わるので何とも言えないですが、広範囲に探りながら釣るには、やはりスピナーベイトが良いと思います。表層~ボトムまで、様々なリトリーブ速度で攻めれますし、根掛かりも恐れることはありません。スピナーベイトは強いルアーの部類に入りますので、そのフィールドの中で、一番コンディションの良いバスが釣れます。その為、そのエリアのバスの状態が手っ取り早く把握することが可能です。
又、ボトムの質感などを確認したい時は、やはりテキサスリグが良いと思います。ウエイトは10gくらいが探るには丁度良いかと。丁寧にテキサスリグをズル引けば、大体のボトムの質感が把握することが出来ます。基本的に、真冬以外は、バスはハードボトムを好む傾向にありますので、硬い底質を感じた場所をじっくりと攻めるのが良いです。根掛かりが少ない様なフィールドであれば、リップが長いクランクベイトも、ボトムの質感を把握するにはベストですね。
バス釣りは、仮説と検証の繰り返しです。どんどん貪欲にトライして頂き、色んな経験を積み重ねれば、手に出来るバスも、どんどん増えると思います!私も、まだまだですので、お互い、頑張って行きましょう。また気軽にコメント下さいませ♪