皆さま、毎度です♪友蔵です。
言わずと知れた名作ルアー、イマカツ/マッハソニックですが、この度、特徴的なフラッシングブレードを装着した【ソルソニ・サウスブレード】が登場しましたので、ご紹介したいと思います。
マッハソニック17gとの使い分けも、気になるところだと思いますので、併せてご紹介したいと思います。
尚、ソルソニ・サウスブレードですが、産みの親であるイマカツ南プロに、フィッシングショー大阪にて、直接、色々と教えて頂いたので、間違いない内容だと思います。是非、参考になさって下さいませ♪
|イマカツ/ソルソニ・サウスブレード
名称:ソルソニ・サウスブレード
素材:超軽量高剛性チタンブレード
サイズ:8cm
重さ:20g
2020年3月現在、ウエイトの展開は、20gのみとなっています。
長さは8cmと、メタル系ルアーの中では、少し大きな部類に入るサイズ感となっていますね。
ちなみに、マッハソニック17gとのサイズ比較は、ご覧の通りです。
上:ソルソニ・サウスブレード
下:マッハソニック17g
|特徴的なフラッシングブレード
お腹部分に装着されている特徴的なフラッシングブレードですが、リフト時に、チロチロとフラッシングしながら動く為、僅かなリフト幅でも、効果的にアピールすることが出来ます。
(画像出典:イマカツHP)
又、このフラッシングブレードですが、キャスト時には折り畳まれる為、キャスト時の姿勢が安定します。(20gあるので、ぶっ飛びます。ラインキャパ要注意!)
尚、フォール時にも、このフラッシングブレードは折り畳まれる為、フォールスピードを殺しません。(20gありますので、驚きのフォールスピードです!)
|ウエイトは前方に集中配置
このソルソニ・サウスブレードですが、ご覧の様な形状になっています。
特徴的なフラッシングブレードに目を奪われがちですが、この様に、ウエイトが前方に集中的に配置されているのも特徴ですね。
これにより、かなり前傾姿勢になりますので、フォールスピードも、各段に速くなります。
|かなりの前傾姿勢
先ほども、述べました様に、ソルソニ・サウスブレードは、前方にウエイトが集中配置されている為、前傾姿勢になっています。
ちなみに、こちらが、マッハソニック17gの姿勢です。
分かりやすい様に、並べてみましょう。
左:マッハソニック17g
右:ソルソニ・チタンブレード
ご覧の通り、前傾姿勢の角度が、随分と違うのが分かるかと思います。
|リアフックが絡まない構造
マッハソニックを溺愛している方々は分かって下さると思いますが、使い過ぎると、写真矢印の角の部分が削れてくるんですよね・・・。
こうなると、使っている最中に、ご覧の様に、スプリットリングが、背中に回ってしまうんです・・・。
こうなっちゃうと、まともに動きません・・・。(リフト時に、スコッ!と抜けちゃいます)
しかし、このソルソニ・サウスブレードでは、このリア部分の形状とスプリットリングの大きさを吟味されたことで、使い続けても、同様の症状は、一切発生しないとのことでした。
何気に、こういった改良は、非常に有難いですよね♪
|フック交換をされるなら6番がおススメ
ソルソニ・サウスブレードは、出荷時、フックにチューブが装着されており、フックポイントが保護されています。(流石は品質重視のイマカツですよね)
当然、オリジナルフックでも何ら問題はありませんが、個人的には、より刺さりが良く、触れたバスは全てブチ掛けたい為、フックは交換しています。
私の場合、リューギ/ピアストレブル6番に交換しました。(当然、他メーカーのものでもOKですが、6番サイズが一番マッチするかと!)
と言うことで、丁寧にチューブ保護されたオリジナルフックを取り外し、フック交換を致しました。
|デカバスに効く!?
このソルソニ・サウスブレード20gは、南さん曰く「デカバスに、かなり効く!」とのことでした。
マッハソニック17gよりサイズ感が大きいのが理由ではなく、フォールスピードがキモだと思います。
ウエイト前方集中の前傾姿勢、そして、そこに20gの細身シルエットの相乗効果で、圧倒的なフォールスピードを発揮します。
この恐ろしく早いフォールスピードが、デカバスに効くものと思われます。
又、リフト時に、常に、チロチロと動き続けるフラッシングブレード効果も、デカバスを引き寄せる要因かと感じています。
又、使用感ですが、謳い文句的には、マッハソニックと同様の軽快感とあります。
但し、使ってみた印象は、マッハソニックと同じ軽快感は感じませんでした。
例えるなら、マッハソニック17gは「カリカリカリ!」と言う鋭い波動ですが、ソルソニ・サウスブレードは「ドッドッドッ!」と言う太い波動を感じました。
ウエイトが前方集中している為、リアの振りが大きくなる為に、この太い波動になるんだと思いますが、この波動が、デカバスに効いているとも言えます。
尚、この太い波動により、リフト&フォールではなく、普通に巻いて使っても、よく釣れるそうです♪
|マッハソニック17gとの使い分け
まだ、ソルソニ・サウスブレードを使い込んだワケではないので、上記仕様を考慮した段階での見解ですが、マッハソニック17gとの使い分けは、以下の様なものになると感じました。
①ソルソニ・サウスブレード20g
・飛距離を出したい時
・広範囲からバスを誘いたい時
・深い場所を狙う時
・リアクション要素を強めたい時
・デカバスに照準を絞りたい時
②マッハソニック17g
・ある程度の範囲でバスを把握出来ている時
・ベイトフィッシュを追い回している時
・スイミング的リフト&フォールをしたい時
・サイズ問わずに狙いたい時
やはり、その重さと波動の違いを重要視した使い分けが、重要かと思います。
|まとめ
・20gあるので、ぶっ飛ぶ。
・超前傾姿勢である。
・フォールスピードが速い。
・フラッシングブレード効果。
・リアフックが絡まない。
・太く甘い波動が出る。
・デカバスに効く。
ソルソニ・サウスブレードは、ボートでも、オカッパリでも、どんなフィールドでも使えるルアーですし、かなり期待出来る逸材かと思います。
私自身も使い込んで、また釣果報告をしたいと思います!