皆さま、毎度です♪友蔵です。
寒い季節が到来することで、多くの方々が手にするのがメタル系ルアーですね。(メタル系ルアーは、万年釣れますので、真冬のルアーと考えるのはダメですが・・・)
そんなメタル系ルアーの陰に隠れていますが、イマカツの【ピラーニャ60】と【攻速ピラーニャ65】を忘れてはいけません!
と言うことで、今回は、ピラーニャ60と攻速ピラーニャ65の違いについて書きたいと思います。(あくまで、個人的な見解ですので、ご了承下さいませ)
上:攻速ピラーニャ65
下:ピラーニャ60
|共通項目
まず、ピラーニャ60とピラーニャ65に関する共通項目ですが、以下の様になります。
①準アウトメタル
ボディーの外側にウエイトは出ていませんが、突き出た顎部分にウエイトが入っている為、重心が前方に一極集中となり、前傾姿勢となります。
➁根掛り回避能力
かなりの前傾姿勢となる為、顎部分~頭部に掛けて、ボトムをゴリゴリとヒットしながら進むので、フック自体がボトムに触れることがない為、圧倒的な根掛かり回避能力を誇ります。
ご覧の様に、使い込むと、顎~頭部に掛けて塗装がガリガリに削れます。
③扁平ボディー
どちらも扁平ボディーとなっています。これにより、圧倒的なレンジキープ力を発揮し、キャスト時にも、空気を切り裂いてぶっ飛びます。
尚、ご覧の様にピラーニャ60が超扁平ボディー、ピラーニャ65がややワイドな扁平ボディーとなっています。
左:ピラーニャ60
右:攻速ピラーニャ65
|ピラーニャ60
長さ:60mm
標準ウエイト:13.5g
超扁平なピラーニャ60は、内部のラトルがボディーに対して約90度にヒットする構造となっている為、非常に安定した音色を醸し出すのが特徴です。
更に、サイズが小さく超扁平ボディーの為、【高速巻き】と【リフト&フォール】の2つの使い方が出来ます。
・高速巻き
超扁平ボディーなので、早巻きするとバランスが崩れそうなものですが、実は、フロントフックが横アイになっている為、早巻きした際に、フロントフックが絶妙に左右に振れることで、バランスを取っているものと感じています。
従って、かなりの早巻きでもバランスを崩すことなく、レンジをキープしながら早巻きが出来ます。
・リフト&フォール
超扁平ボディーだからこそ、水切れが良いので、メタル系ルアーの様に、リフト&フォールが出来ます。ABS樹脂でのリフト&フォールは、メタル系ルアーでは出せない柔らかい波動が出ますので、これはこれでアリだと思います。
これらの要素を踏まえますと、ピラーニャ60の使いどころは、ズバリ【広範囲に散ったバスを素早くサーチしながら釣る】時に効果を発揮すると思います。
特に、秋真っ盛りのシーズン(9月下旬~10月下旬)の野池で、効果がある印象を持っています。
・広範囲に散らばる秋バスをピラーニャ60で捉えたデカバス達の一例。
|攻速ピラーニャ65
長さ:65mm
標準ウエイト:15.5g
ややワイドな扁平ボディーの攻速ピラーニャ65は、若干ワイドな内部構造なので、ラトルの動きに自由度が加わるので、安定しつつも不規則な音色を奏でます。
従って、サイズが大きくなったことも加わり、波動と複雑な音色の相乗効果で、かなり広範囲にアピールすることが出来ます。
ちなみに、攻速ピラーニャ65のフロントフックは縦アイなのですが、ややワイドな扁平ボデーのお陰で、安定した早巻きが可能です。(ピラーニャ60での早巻きには負けますが・・・)
個人的には、攻速ピラーニャ65は【ミディアム~ファーストでのタダ巻き】がベストと感じてす。
常に、ボトムに顎をタッチし続けてのタダ巻きですね。ですので、ややバスの動きが鈍い早春や晩秋~初冬での使用がベストの様に感じています。
その為、ボトムでのゴミなどを拾わない様に、フロントフックが縦アイと言うのを利用して、ダブルフックに交換しています。
ごく普通のダブルフックでもよいですが、ショートバイト対策に、こちらのダブルフックを装着しても良いと思います。(ガマカツ/TWIN RB-M ♯4)
このフックなら、フッキング後のバラシも大幅に低減することが出来ます。
・春先と初冬の野池にて、攻速ピラーニャ65で捉えたビッグバスの一例。
|まとめ
①ピラーニャ60
・早巻きに向いている。
・リフト&フォール戦略も出来る。
・9月下旬~10月下旬に特に効く。
➁攻速ピラーニャ65
・ミディアム~ファースト巻きに向いている。
・常にボトムノックさせるのがキモ。
・4月~5月&11月~12月に特に効く。
と言う感じで、理解して使い分ければ、釣果UPに繋がるものと思いますので、是非、お試し下さいませ♪
尚、ピラーニャ60と攻速ピラーニャ65には、内部ラトルの種類で、様々なタイプが存在します。その違いについては、またの機会でお伝えしたいと思います。