皆さま、毎度です♪友蔵です。
今年の梅雨前線はしぶとい・・・、ずっと本州に居座っており、いったい梅雨明けはいつになるのか!?と言う感じですよね・・・。
継続的及び断続的に降り続いており、その降り方も尋常ではない時間帯があったりと、ここ琵琶湖においても、大増水となっています。
瀬田川洗堰の水門を全開放水(2門全開8門ドン付き)状態にしても、なかなか減らない水位・・・。
降った雨の量だけ放水している感じが続いており、琵琶湖の水位もプラス25cm前後を行ったり来たりしている状態です。
各流入河川からの濁流で、琵琶湖にも濁りが入り、なかなか手強い状況と化しています。
そんな中、釣り仲間のナオキさんと一緒に、イマカツ小南まりさんガイドにお邪魔して来ましたので、その模様をレポートしたいと思います。
|朝イチは、曇天の南風爆風!
と言うことで、AM7時に、ミックバスクラブへ到着!
雨は降っておらず、曇天状態でしたが、若干、風が強いのが気になりました。
今回は、以下の4タックルを持ち込んで、ささっと準備完了♪
①カレイド/スーパースタリオン + ジリオンPEスペシャル100HL
②カレイド/スーパースタリオンGT2RS + ジリオンPEスペシャル100HL
③カレイド/スーパースタリオンGT2RS + ZPIアルカンセXS
④クロスファイア/スタリオンOTM + ZPIアルカンセNS
スピニングタックルは持ち込まず、ベイトタックルオンリーでの巻きと撃ちの展開の布陣を組み立てました。
ナオキさんのタックル準備も完了し、ボートのスタンバイも出来たことで、レッツスタート!!
まず、本命のエリアへ向かいましたが、予想外の南風爆風となっており、釣りにならずに断念・・・。
風の状況が変化するまで、風裏展開に変更!
エリア的に、かなりのシャローエリアで、そこに水生植物がリンクしていた為、ルアーは、イマカツ/モグチャバズをチョイス。
テンポよく巻いてみましたが、残念ながらノーバイト・・・。
そうこうしていると風の向きが変わったので、本命エリアへ移動!!
|ウィードはあるが濁りが酷い本命エリア
本命エリアに到着しましたが、かなりの濁りが入っているのが目視出来ました。
ウィードはしっかりとあるので、バスはストックしていると考え、ルアーは、イマカツ/小南ギルうちわをチョイス!(カラーは、濁りを考慮して、ブラックレイブンにしました。)
かなりしっかりと巻きましたが、バスからの反応は一切ありません・・・。
そこで、早い動きには反応するかも?と感じた為、ルアーをイマカツ/モグチャmonsterへ変更!
ウィードに上手く絡めながら、しっかりと巻くものの、これまた無反応・・・。
こりゃ、ウィードの中に潜んでるなと感じた為、イマカツ/ハイパーモグラジグ+ダッドカットに変更!
カナダ藻&エビ藻に絡めながら、丁寧に探るものの、何故か無反応・・・。
本命エリアが機能しないと言う状況に直面し、そこからランガンがスタートしました!
|状態の良いエリアを求めてランガン!
濁りがそれほどきつくないウィードエリアでは、イマカツ/ヘアリーホグのフリーリグで食わせに掛かりました!
しかし、食わせのヘアリーホグにも無反応・・・。
更に、かなり沖合のウィードエリア(3.5~4.0mライン)に潜入し、イマカツ/カオスダイバー300RSを投入し、ウィードトップを攻める作戦を決行!
しかし、これまた無反応・・・。
|エリアをガラリと変え、濁りが適度なミドルレンジへ!
基本的に、南湖東岸をメインにしてランガンしていましたが、どうも状況が良くないと判断し、一気にエリアを西岸へ変更!!
水深1.5~2.5mのミドルレンジに潜入すると、濁りも適度に入り、カナダ藻が綺麗に広がっていました。
そこで、巻きの食わせでは最終兵器とも言えるジークラック/ステルスセブン(ワンフック仕様)を投入してみました!
センターにセットアップしたワームは、イマカツ/アンクルゴビィシャッドテール3インチとしました。
この時点で、すでに5時間を経過していましたが、集中力を切らさずに、しっかりとウィードトップをキープして巻いてみました。
すると、待望のバイトを捉えましたが、これは残念ながらフックアップせず・・・。
しかし、バスとリンクし出したことが分かったので、引き続き、しっかりと巻いていると、明確なバイトを捉えたので、フッキング!
元気いっぱいにファイトしてくれたのは、ナイスな45クラスでした♪
ロッド:カレイド/スーパースタリオン
リール:ダイワ/ジリオンPEスペシャル100HL(6.3:1)
ライン:東レ/エクスレッドNS14ポンド
ルアー:ジークラック/ステルスセブン
仕様:ワンフック
ワーム:イマカツ/アンクルゴビィシャッドテール3インチ
サイズ的には、狙いのものではなかったですが、ようやく手にしたバスには感無量でした♪
その後、同戦略にて、同じくらいのサイズを追加!
これはパターンか!?と感じましたが、なかなか追加することが出来ません・・・。
その後も、ちょいちょいと小移動をしながら、反応があったエリアと同条件を備えたエリアを探って行きました。
途中、デカバス狙いで、要所要所で、小南ギルうちわを投入するも反応なし・・・。
この日は、本当に、小南ギルうちわに反応が無かったですね・・・。残念!
そうこうしていると、夕方になり、最後のラストチャンス!!
ルアーは、食わせのステルスセブン(ワンフック仕様)で、最後まで巻き切ることにしました。
残り時間は、あと僅かでしたが、それでも焦らずに集中してレンジコントロールをしていると、ガガッ!と明確なバイトを捉えたのでフッキング!
結構、暴れてくれましたが、上がって来たのは、これまた45クラスでした。
ロッド:カレイド/スーパースタリオン
リール:ダイワ/ジリオンPEスペシャル100HL(6.3:1)
ライン:東レ/エクスレッドNS14ポンド
ルアー:ジークラック/ステルスセブン
仕様:ワンフック
ワーム:イマカツ/アンクルゴビィシャッドテール3インチ
サイズ的には、45クラスではありましたが、この日のラストを飾るプリプリした健康体のバスでしたので感無量でした♪やはり、諦めたらダメですからね!
と言う感じで、約10時間、巻きの展開を軸にして、様々なエリアを回りましたが、手に出来たバスは、3本のみと言う結果となりました。(5バイト3フィッシュ)
なかなか巻きの展開には厳しい1日ではありましたが、やり切った末に手にしたバス達には感謝ですね♪
小南まりさん、ナオキさん、ありがとうございました!
|琵琶湖のバス釣りは変革期に突入!?
今年に入り、琵琶湖において、オカッパリとボートと数多くの釣行を重ねて来ましたが、どうやら変革期に入っている様に思えます。(あくまで私の釣行回数レベルで感じただけですが)
琵琶湖において、バスの捕食対象が、ブルーギルからワカサギや鮎などに移行したことで、完全なる回遊魚になった気がします・・・。
ブルーギルを捕食してくれてた時代は、バスの居場所は、それほど大きく変わることなく、一定のエリアに居続けてくれました。
その為、ギル型ルアー(プラグもワームも)を投入し、じっくりと探ることで、オカッパリでもボートでも安定した釣果を出すことが出来ていました。
しかし、バスの捕食対象が、ワカサギや鮎に移行したことで、バスの居場所がコロコロと変わり、その回遊速度も速くなり、今までの様なブルーギルを捕食していた時に投入していた戦略では釣果を出すことが困難になって来ました・・・。
私の場合、ブルーギルを捕食するバスに照準を合わせた釣りを展開するのが得意な方なので、何とかアジャスト出来る様に頑張って来ましたが、最近は、限界を感じることが多くなりました。
郷に入っては郷に従え。
バスの捕食対象が変わったのなら、それに対応したエリア、戦略、ルアーを投入しないといけないのは明白。(私のスタイルも変革期を迎えているのか!?)
昔、得意だったスピニングタックルでのミドスト戦略。
ベイトタックルでのジャーキングワーム戦略や高比重ワームのドリフト釣法。
などなど、今では、ほぼしなくなった釣りに関しても、もう一度、しっかりとやってみる必要性を感じている今日この頃です。
この8年くらいの期間で確立させた私のストロングスタイルを軸に置きつつ、柔軟に、過去にマスターしていた戦略も、要所要所で投入させながら、上手く両立させる必要性を感じました。
変革期に突入した琵琶湖のバス釣り。それに上手くアジャスト出来る様に、頑張りたいと思います!