皆さま、毎度です♪友蔵です。
昔から、友蔵のことをご存知の方はお分かりの様に、ワタクシ、元々は、オカッパリを主体として活動するオカッパリアングラーでした。
しかし、2021年に、サウザージョンを購入してから、リザーバーのボート釣りの楽しさに目覚め、そこからは、ボート主体のスタイルへ変貌。
とは言え、私の根底に流れるのは、やはり「オカッパリスタイル」です。
そんな原点回帰とも言える琵琶湖オカッパリに出撃して参りましたので、その模様をレポートしたいと思います!
早春の木浜水路にて、値千金の3700gオーバーを仕留めて来ましたので、是非、参考になさって下さいませ♪
|2025年琵琶湖オカッパリ初陣。敗北・・・。
まずは、直近の振り返りから。
比較的、雪が多かった今年の冬でしたが、2/22~2/24の間に襲来した大寒波の後、一気に、気温が上昇しました。
そして、最高気温17℃で迎えた新月大潮の3/1(土)に、2025年の琵琶湖オカッパリ初陣として、木浜1号水路出口のヤンマーマリーナ横に潜入!
沖合を回遊して来るであろう北湖からの第1陣を迎え撃つスタイルで、5時間陣取りました。
しかし、マグナムギルソニック、マッハソニック、TN80、ブーストと、ローテーションさせましたが、無念のノーバイトで終了・・・。
最大で、このエリアに8名が並びましたが、誰一人として釣る人が居なかったので、差して来てなかったんだと思われます・・・。
沖合に、ウィードの新芽は確認出来ましたので、タイミング次第だとは思います。
恐らく、次の満月大潮期間(3/13~3/16)に動きがあるかと思いますので、また潜入したいと思っています!
|南湖屈指のスポーン場所、木浜水路。
そして、迎えた出撃日(3/8)ですが、3/3~3/7に掛けて、強烈な寒の戻りがあり、最高気温17℃から一転して、最高気温6℃まで低下・・・。
冷たい雨まで降り続いた為、スポーンに向けて動き出していたバス達も、一旦、差し戻ったのでは?と感じました。
そんな冷たい雨が絡む寒の戻りに、小潮が絡んだ3/8(土)・・・。
とは言え、小潮3日目で、そこから満月大潮に向けて一気に駆け上がるタイミングなので、それほど悪くは無いなと感じました。
そこで、様々な要素を考慮して選んだのが、琵琶湖の南湖屈指のスポーニングエリアである『木浜水路』です。
比較的浅い水路ですが、濁りも十分あり、バンク沿いは多種多様な形状をしている為、本湖から入り込んだバスが、身を潜める場所が多いのが特徴です。
先週の新月大潮期間中に、北湖から、木浜水路に突っ込んだ第1陣の怪獣クラスが居るハズ。
個体数は多くないですが、一旦、水路に入り込んだ個体は、寒の戻りがあったとは言え、そうそうのことでは、本湖に差し戻らないハズ。
そんな北湖の怪獣クラスが、木浜水路に居残っていると感じましたので、それらの個体を狙ってみることにしました!
|各水路が交わるインターセクション。ここが早春のカギとなる。
ここで、一旦、状況を整理してみました。
・3/1(土)の新月大潮は、最高気温17℃まで上昇。
・3/3(月)~3/7(金)に掛けて、強烈な寒の戻り。
この状況を加味すると、こんな感じかなと。
・前回の大潮期間中に、北湖から、木浜水路に入り込んだ怪獣クラスが居るハズ。
・しかし、その怪獣クラスの個体数は少ないハズ。
・寒の戻りで、水路内の水温が低下。
・その為、怪獣クラスは動き回らずに、条件が良い場所に陣取っているハズ。
これらの要素を考慮し、選んだ木浜水路は、2号水路の最奥エリア。
ここは、1号水路と3号水路が絡む十字路になったインターセクション場所です。
この場所ですが、それぞれの水路からの流れがぶつかり合う為、水は動きつつも、滞留するエリアになっており、早春に、水温が上昇しやすい特徴を持っています。
昨年の3月下旬も、このエリアにて、50オーバーを仕留めることに成功していますので、水温変動が激しい早春において、木浜水路屈指の条件が揃った場所だと感じています。(下の写真は、昨年の3月下旬に捕獲した50オーバーです)
水が動きつつ、滞留すると言う理想的なエリアが、このインターセクションなのです。
|まずは、早春の定番。バマスト展開で仕掛ける。
バスの状態把握と、狙うべきエリアも絞れた。となると、後はルアー選択。
この時期は、バスの動きも鈍く、目の見え方もよくない為、「大きなものが、ゆっくり動く」ものに高反応します。
となると、それらの要素を備えた食わせのルアーと考えれば、バマスト一択です!
今回は、7本アームのバウバマに、イマカツ/ハドルファットフライエラストマー2.8インチを13匹装着した仕様としました。
ワームをエラストマー素材にすることで、全体の浮力が高まり、ワーム素材より、よりゆっくりと大きく動かすことが可能となります。
尚、今回は、ジグヘッドやホバストフックではなく、オフセットフックを使用しました。
オフセットフック仕様のバマストは、様々な利点があるので、昨年から、好んで多用しています!
|ナチュラルバンク沿いにあるレイダウンを攻めるも・・・。
まずは、このインターセクションの1号水路側にあるバンク沿いを攻めてみました。
ゴロタ石あり、アシあり、橋脚あり、と変化に富んでいるのが特徴でしたが、反応はなく、対岸のナチュラルバンクにレイダウンが絡む場所へ移動。
昨年の3月下旬に、50オーバーを仕留めたレイダウンを中心に、丁寧に、バマスト展開をしましたが、ノーバイト・・・。
恐らく、寒の戻りで、水温が低下した関係で、水深の浅い、ナチュラルバンク沿いには居ないと判断しました。
バスは地形に付く魚なので、餌の存在より、その時その時の条件を考慮し、より快適に過ごすことが出来る地形に付いています。
|水深のある縦護岸+αに、身を寄せる怪獣クラスが居るハズ!
そこで、このインターセクションの2号水路最奥に移動。
ここは、足場が高い側が垂直護岸になっており、周辺よりやや水深があるのが特徴となっています。
ナチュラルバンクではなく、水深のある垂直護岸であれば、バスは上下に移動するだけで対応出来ますので、寒の戻りが発生する早春には、身を寄せやすい場所だと思われます。
その垂直護岸に、ご覧の様なブッシュが存在している為、その下にサスペンドして身を潜めている可能性が高いと判断しました。
寒の戻りで水温が低下した小潮の状況ならば、まず間違いなく、このブッシュ下に居ると感じましたので、このブッシュ際をバマスト展開で攻めてみることにしました。
|狙い的中!!値千金の怪獣3700gオーバーを捕獲!!
ブッシュから、やや離れた位置にキャストし、水面直下でバマストさせながら、ブッシュ際を通した際、ちょっとだけブッシュに引っ掛けて、一点シェイク!
こういう攻め方も、オフセットフック仕様にしているバマストだからこそ出来る芸当なんですよね。
ブッシュに軽く引っ掛けて、1点シェイクをしていると、大迫力な丸見えモンドリングバイトを捉えたので、フルパワーフッキング!!
もの凄い重量感で、足場が高い場所から見ても、相当なデカさであると感じました。
足場が高く、ちょっともたつきはしましたが、最後は、無事にハンドランディングに成功!!
って・・・、何ですか、この迫力の凄さは・・・。3匹分、一気に食ったんでしょうね(驚)。
しかも、この肉厚で、身がみっちりと詰まった大迫力ボディー・・・。
これです、こいつです!!狙っていたのは、この怪獣クラスなのです!!
サイズ:57cm(3740g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS
リール:ZPI/アルカンセNS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/フリーダム20ポンド
戦略:バマスト
ルアー:バウバマ7本アーム仕様
フック:ガマカツ/オフセットワイドギャップヘビー#1番
ワーム:イマカツ/ハドルファットフライエラストマー2.8インチ
どうですか、この大迫力。まさに怪獣です!
特に、この顔から背びれに掛け、盛り上がった体高の凄さにビックリしました!(四万十川のアカメみたいな体高ですよね・・・)
狙っていたとはいえ、ここまで大迫力な怪獣が釣れるとは思ってはいなかったんで、感無量でした!
やはり、季節を先取りして行動する第1陣のデカバス達は、体力もあるので、めちゃくちゃカッコいい体型が多いですよね。
と言う感じで、短時間のオカッパリ出撃ではありましたが、狙いの怪獣を捕獲することが出来ましたので、大満足な出撃となりました♪
気難しい早春のバス釣りだからこそ出会える怪獣クラス。
やはり原点回帰なオカッパリは楽しいです♪今年は、可能な限り、オカッパリも増やして行こうかなと思っています!
今回の立役者であるオフセットフック仕様のバマストですが、色んな利点が見えて来ましたので、またの機会に紹介したいと思います。
尚、今回の出撃模様は、友蔵YouTubeチャンネルにアップしてありますので、是非、ご覧になって下さいませ!⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
動画内では、オフセットフック仕様のバマストの利点も、併せて紹介させてもらってますので、参考になるかと思います♪
そんなこんなで、次回の大潮あたりから本格的な春本番となるかと思います!是非、フィールドに出掛けてもらって、怪獣クラスを追い掛けて下さいませ!
私も、全力で、2025年の春バスを追い掛けます!