皆さま、毎度です♪友蔵です。
世間はお盆休み真っ只中!私も短いお盆休みを頂いたので、嫁さんの実家がある岡山県へ帰省しておりました。
普段は、岡山帰省中に釣りをすることはないんですが、釣り仲間のOKAくんが同時期に岡山に帰省すると言うことで、急遽のセッション出撃となりました!
場所は、超メジャーエリアの広島県・八田原ダム!個人的には、初めてのフィールドですので、非常にワクワクしておりました。
と言うことで、悪戦苦闘した広島セッション出撃の模様をお届けしたいと思います!
|満員御礼の三川ダム
2019年8月11日早朝に、岡山にて、OKAくんとそのお友達のHIDEさんをピックアップして、広島県・八田原ダムへ向けて出発!
車内で状況を確認していると、八田原ダムは昼くらいから良くなるとのことで、朝イチは、八田原ダムの隣になる三川ダムへ潜入することとなりました。
そうこうしていると、AM7時過ぎに三川ダムのバックウォーターへ到着!
三川ダムは、大昔に1度だけ行った経験がありましたが、当日、案内してもらった場所は、お初のエリアでした。
雰囲気は良いものの、さすがはお盆休み・・・、入れる場所には、全て先行者がおられ、まさに満員御礼状態でした。
しかし、人の多さは、普段の琵琶湖オカッパリで慣れていますので、元気いっぱいにスタート!!
人的プレッシャーの関係か、普段より、見えバスの数が圧倒的に少ないとのことだったので、広く探れるルアーを先発に持って来ました。
GETNET/ブリキンスイマーで広範囲に、ここぞ!と思われるピンではイマカツ/アベンタRSで探ってみました。
しかし、チェイスすらありません・・・。たまに姿を見せる50クラスにもフル無視される始末。25㎝程度の小バスもスレ切っており、スピニングフィネスを投入しても逃げる始末。
「あ・・・、これは思っているより手強いな。」と感じました。
フィールド全体を観察していると、たまに岸際でボイルしていることから、バスが差す地形変化に、タイミングを合わせてルアーを送り込むことしかバイトしないなと感じました。
まさに、この高等技術を駆使して、見事な50オーバーを捕獲したのがOKAくん!さすがは、通い込んでるだけのことはありますね。
何となく、フィールドの癖が掴めて来た感じはあったものの、見えバスも、ほぼいなくなったことにより、早めに八田原ダムへ移動することにしました。(三川ダムでは3時間の実釣となりました。)
|八田原ダム・バックウォーター
八田原ダムのバックウォーターは、2本?あるらしく、本命側は昼過ぎから入ることになり、まずはその1つ目の方へ潜入しました。
雰囲気は良かったものの、こちらも良い場所には全て先行者さんが陣取られており、まともに釣りが出来ずに退散・・・。
水質が予想以上に良いとのことで、これなら中流エリアも良いかも?と言うことで、水深が十分にある中流エリアへ潜入!
しかし、ここでも、私、OKくん、HIDEさん共に、ノーバイト地獄・・・。
暑さも過酷だったこともあり、早め目の昼食休憩を採り、午後に備えることにしました。
この時、「いつもの琵琶湖スタイルでは獲れない。ここは、以前、野池やダムでオカッパリをしていた時のスタイル(思考や技術)でやらんとボウズを食らう。」と感じていました。
そして、全ての思考回路をリセットして迎えた、午後からの八田原ダム本命バックウォーター!はたして結果や如何に!?
|八田原ダム・本命側バックウォーター
午後からは、OKAくん&HIDEさんのメインエリアである本命側のバックウォーターに入りました。
すでに、満員御礼状態で、一番入りたかった場所には入れず、メインエリアの中でも、一番端っこに何とか入れました。(確かに、このエリア、雑誌やDVDなどで見ることが多いですね)
水量、流れ、共に十分あり、確かに本命と言うだけあって、エリアのパワーと生命感に溢れていましたね。(サイズ問わず、チラホラと大小の見えバス達も確認出来ました♪ベイトフィッシュも大量におりましたね。)
まずは、広くサーチする為に、イマカツ/ステルススイマーを投入してみました。
しかし、人的プレッシャーの影響なのか?普段からそうなのか?分からないですが、この手のスイムベイトへの反応が悪い・・・。
そこで、流れのヨレなどを考慮し、ボトム付近をファットイカのノーシンカーと、イマカツ/マムシジグ3/8ozでドリフトをしてみることにしました。
しかし、全くのノーバイト・・・。(かなり丁寧にやったんですけどね)
そこで、プレッシャーの掛かり具合を確認する為、見えバスに対して、スピニングフィネスを投入してみました。
ボトムに意識が向いている個体にはGETNETジャスターフィッシュ3.5のジグヘッド、表層に意識が向いている個体には、同じくジャスターフィッシュ3.5のぴゅんリグをチョイス。
しかし、久しぶりのサイト戦と言うこともあり、キャスト位置、バスとの間合い、食わせるタイミングでのロッド操作などに精度を欠き、反応はさせるもののバイトまでは持ち込めず・・・。
基本的に、ルアーを見たら逃げる様な個体ばかりなので、慎重にサイト戦をする必要がありました。
そうこうしていると、とある大岩の陰で、捕食体制に入ることは分かったので、ジャスターフィッシュ3.5のジグヘッドリグを予め、そのピンへ置いておき、バスが差して来たタイミングでリアクションバイトさせる作戦を投入しました。
すると、その大岩に3匹の50クラスが差して来たのを確認したので、予め置いておいたジャスターフィッシュ3.5を逃がしてやると、バイト!したものの、何と、そのバイトした相手が25㎝程度の小バスちゃんでした(笑)
それでも、今回の広島遠征での初バスでしたので、嬉しかったのが正直な気持ちでした!1匹は1匹!(この1匹から、次のデカバスに繋がって行くのです!その日の最初の1匹は、サイズ問わずに精神安定剤にもなりますしね♪)
この時点で、灼熱の午後2時過ぎ・・・。
実は、フルキャストで届く対岸に、小さなレイダウンがあり、そこにシェードが重なっているんですが、そのシェードが一番濃くなる時間帯を待っていました。
個人的には、狙いのスポットに重なるシェードが一番濃くなる時間帯が好きなんですよね。(バスが差して来る確率が高い様に思えます)
人的プレッシャー、バスのスレ具合などを考慮すると、これはもう「水面波動系」しか食わせられないと感じました。
「シェードが濃い=シェードの幅が狭い」と言うことですので、その狭いゾーンを如何に長く魅力的にアピールさせることが出来るか!?が勝負となります。
そうなるともう、イマカツのアベンタRSしか選択の余地はないでしょう!
バスから見上げたら、2匹の小魚が水面でもがく様に見え、更に、数ある羽ものルアーの中にあって、最も鈍足。究極のデッドスロー巻きを展開することが可能です。
まず、1投目。濃いシェードが入った対岸のレイダウンギリギリにキャスト。デッドスロー巻きしていると、下から突き上げるバイトが発生しましたが、食いミス。
そこで、2投目。先程と同じアプローチをすると、またもや下から突き上げるバイトを得るも、食いミス。
そして、3投目。1投目と2投目と同じアプローチをしたものの、今度は無反応。
「あ!これはちょっと立て続けに食いミスしたことで、バスが嫌がったか?となると、少しポジションを変えたか???」と感じました。
そして運命の4投目。経験から、恐らく下流側へ逃げたと瞬時に判断し、その狙いのレイダウンより10mほど下流の濃いシェード部分へアベンタRSを投入してみました。
すると、今度は、ボシュ!とアベンタRSが水中へ消し込みました!フッキングにも成功し、暴れるバスを抑え込んで、無事にネットイン!
大苦戦した末に手にした起死回生の50オーバーに、感無量でした!
サイズ:53cm
ロッド:カレイド/スーパースタリオンGT2RS
リール:ZPI/アルカンセNS
ライン:ダイワ/モンスターブレイブZ16ポンド
ルアー:イマカツ/アベンタRS
カラー:シャイニングウィザード
狙いが的中していた証拠に、フロントフックをがっぷりと食っていました。
記念に、OKAくんともパチリ♪(今回のアベンタRS戦略は、OKAくんもHIDEさんも感心してくれました!)
まさに勝負を決めた流れる様な4キャストでしたね。今回、ミスキャストなく、テンポよく流れる様なキャストを連続で決められたのは、このZPI/アルカンセによる功績も大きいと感じました。
マグダイヤル設定を「3」にし、あとは己の親指サミングを合わせれば、個人的には、意図したキャストをスムーズに出来ています。
今まで、己の親指サミングでしか制御する術がなかった遠心ブレーキでは、キャスト後の突然の強風や集中力の低下などで、多少、ミスキャストがあったのも事実。(まぁ、車で言うところのマニュアル感があるので、遠心ブレーキは今でも好きですけどね)
今回の運命の4キャストは、時間にして数分程度。この間に、ミスキャストが1回でも入っていたならば、あの50オーバーは獲れていなかったでしょう。
安定したキャスト精度を誇るZPI/アルカンセだったからこそ、流れる様な4キャストを構えることなく、自然体で出来たんだと感じました。
段々と私の感覚に馴染んで来たZPI/アルカンセ。マグブレーキなのに、セットアップ次第で、遠心のフィーリングにも近く出来るので、今後、益々、活躍してくれそうです。
このアベンタRSでの50オーバー捕獲で、「水面での反応が良い」と感じた為、急遽、スピニングでのちょうちん釣りをしてみることにしました。
丁度、立ち位置の先に、ご覧の様な少し水面へ張り出た小さなブッシュが目に入りました。(写真では分かりずらいかと思いますが、赤い矢印の先がブッシュです)
立ち位置から約15mほど先にある小さなブッシュでのちょうちん釣り。ですが、ちょうちん釣りをする予定がなかったので、PEラインは組んでおらず、4.5ポンドでの決行となりました。
その為、ラインへの負担を少しでも軽減させる必要があり、この小さなブッシュの先端に僅かにラインを引っ掛ける必要がありました。
上手く出来たのが、下の写真です。(ラインをブッシュの先端に引っ掛けてあり、ワームが矢印の先にあります。)
このちょうちん釣りでも、なかなかバイトまで至らなかったんですが、唯一、バス達の反応が一変したのが、こちらのセットアップです。
イマカツ/ハドルフライ2.5インチのリアルカラーに、ちょっと細工したものです。
こいつへの反応の良さは、他のワームを寄せ付けない程で、ちょうちん釣りで見に来たバスが高確率で口を使いました。
ロッド:セルペンティ/スピンサーペント
リール:ダイワ/イグジストSカスタム2506
ライン:東レ/エクスレッド4.5ポンド
ルアー:イマカツ/ハドルフライ2.5インチ
残念ながら、大口を空けてバックリとバイトして来た50オーバー2本をミスしてしまいましたが、複数匹をこのハドルフライ2.5リアルでのちょうちん釣りで捕獲することに成功しました♪(やはり、ちょうちん釣りは、伸びがないPEラインじゃないとフッキングが難しいですよね・・・)
その後、狙いの最上流エリアが空いたので、3人で潜入!
サイト戦での精度も高まって来たこともあり、バスが食いやすい様にアプローチすると、飽きない程度に釣ることが出来ました。(ハドルフライ2.5ダウンショット、ジャスターフィッシュ3.5ぴゅんリグ)
最後の最後、岩陰に隠れていた50オーバーに口を使わせ、フッキングさせるも、下流側へ一気に走られてしまい、無念のバラシ・・・。
結果的に、アベンタRSでの50オーバーも入り、スピニングフィネスでの数釣りも堪能することが出来、2桁オーバーの釣果となりましたが、バラした50オーバーが3本もいたことは猛省すべき点でしたね。
とは言え、日没まで、しっかりと八田原ダムの初チャレンジを堪能することが出来ました♪(OKAくん、HIDEさん、ありがとうございました!!)
やはり、初場所と言うのは、全てが新鮮で、ワクワクしますし、楽しいです。大苦戦はしたものの、大好きなアベンタRSで、50オーバーが獲れたのは素直に嬉しいですしね♪
ちなみに、このイマカツ/アベンタRS。(詳しくは、こちらでガッツリ紹介しています⇒アベンタRSの釣れる秘密!)
巷では、マットブラックのブラックレイブンカラーが大人気で入手困難になっている様ですが、他のカラーでも普通に釣れますよ(笑)
ちなみに、個人的には、ホワイトのシャイニングウィザードが大好きですね♪
まぁ、ぶっちゃけカラーは「好きなカラーが釣れるカラー」だと思っていますので、どんなカラーであっても、まずはアベンタRSを使ってみることをおススメします!(ブラックレイブンカラーだけが特出して釣れるってワケでもないので、他のカラーでも全然OKですよ♪)
どんなカラーであっても、釣れたら好きになるのが釣り人なので、取り敢えず、アベンタRSを店頭で見かけられたら、手に入れられることをおススメします。(定期的に出荷しているみたいですが、それでも入荷数が少ないのが現状ですしね)