皆さま、毎度です!友蔵です♪
今年の3月より、毎日琵琶湖の色んなデータを取得しているのは、以前にお伝えしましたが、今回は、潮周りに特化して、考察してみたいと思います。
潮周りデータと釣果を比較してみると、面白い結論が分かりました。
その考察を元にして、2018年12月のXデーを考察してみましたので、ご紹介したいと思います。(あくまで、私個人の見解ではありますので、間違っている可能性はあります。その点は、ご了承下さいませ。)
|2018年12月のXデーの結論
いきなり結論から申し上げたいと思います。集計したデータより考察した結果、2018年12月に訪れるであろうXデーは・・・!?
・2018年12月5日(水):中潮
・2018年12月6日(木):大潮(新月)
・2018年12月7日(金):大潮(新月)
・2018年12月8日(土):大潮(新月)
・2018年12月9日(日):中潮
12月6日(木)~12月8日(土)に掛けて、新月の大潮を迎える3日間が、Xデーになると感じています。
では、なぜそう感じたのかを以下に考察して行きたいと思います。
|大潮の満月と新月の釣果が特出している
バス釣りも含めて、釣りをされている方々は、潮周りと釣果の関係性に、1度は思案したことがあると思います。
私も、以前から潮周りには注目しており、自然界に生息する魚達が、この大きな自然現象の変化において、何も反応しないハズはないと感じておりました。
3月より毎日、潮周りと釣果との関係性を見て行くと、【大潮(満月)】と【大潮(新月)】の釣果が特出していることが分かりました。
やはり月の引力は、我々人間も含めて、生命体に影響を及ぼしていると考えられます。
春のスポーニング時期は、多くの方々が大潮を意識しますが、データを集計していると、春以外の季節においても、大潮と言うのは、非常に重要なファクターなんだと分かりました。
又、同じ大潮であっても、満月と新月とで釣れ方が異なることも分かりましたので、ご紹介したいと思います。(ただ、全ての大潮で釣りをしたワケではないので、あくまでデータが取れたものでの考察です。)
|大潮(満月/新月)と釣果との関係性
丸1日釣行、朝練、昼練、夕練と定期的に行って来ましたが、よく釣れた日のデータを見ると、満月と新月の大潮と合致していることが特出して高いことが分かりました。
①満月の大潮
満月の大潮ですが、晴れている時などは、夜間にかなりの光量を発する為、夜の間に、餌を捕食しているケースが多いらしく、日中での釣りでは、午前中の早い時間帯に釣果が集中している傾向がありました。
これは、月の光量が多い夜間に餌を捕食する傾向があり、そのまま夜からの居残り組みが翌朝まで餌を捕食しているからだと考察することが出来ます。
➁新月の大潮
新月の大潮ですが、晴れている曇っているに関わらず、新月状態なので、夜に餌を食うことに特出しておらず、翌日の日中でも、普通に釣れる傾向があります。
個人的には、太陽が出ている時間帯での釣りを主軸としている為、新月の大潮の方が好きですね。
|満月の大潮時の釣果
満月の大潮時に出した釣果の中で、デカバスに照準を合わせてご紹介致します。
・3月には、こちらの57cmと57.5cmを捕獲。
・4月には、こちらの54cmを捕獲。
・5月には、こちらの55オーバーを捕獲。
・6月には、こちらの58cm頭に、10kgオーバー/5本。
・7月には、こちらの見事な体型をした3kgオーバー。
・8月には、小南ギルうちわでの55オーバー。
・9月には、こちらの58cmを捕獲。
・10月には、こちらの60オーバーを捕獲。
比較的、午前中の早い時間帯で釣れたケースが多かった印象がありますね。
|新月の大潮時の釣果
新月の大潮時に出した釣果の中で、デカバスに照準を合わせてご紹介致します。
・4月には、こちらの55オーバーを2本捕獲。
・5月には、こちらの54cmを捕獲。
・6月には、こちらの60オーバーと55オーバーを捕獲。
・7月には、こちらの55cmを含めた8kgオーバー/5本。
・10月には、こちらの55.5cmと54cmを捕獲。
釣れた時間帯は、結構、バラつきがあった印象でした。
|2018年12月Xデーについて再考察
と言う感じで、上記内容を見て行きますと、日中の釣りに視点を絞れば、朝だけでなく日中の釣果も比較的出た【新月の満月】を個人的には、おススメしたいですね。
そして、ここに水温考察も入って来ます。11月9日現在の瀬田川水温が18.1℃あるものの、恐らく12月上旬に10℃を切るタイミングがあるかと思います。
琵琶湖の放水量も、11月9日時点で54トンありますが、冬場には15トン程度で安定させるハズです。
水温が10℃を下回った直後のタイミングでは、なかなか食わないかと思いますので、この直前のタイミングが最後の荒食いになると感じています。
恐らく・・・、12月最初の大潮前の中潮のタイミングで、放水量を15トン程度に絞ると予想します。
そこから水温が落ちると考えますので、10℃を上回る最後のタイミングは、12月最初の大潮期間だと予想します。
この大潮が、新月であれば、日中に釣りをするバサーにとっては有難いと言うもの。と言う観点から、最初に述べましたXデーを見て行きますと・・・。
・2018年12月5日(水):中潮
・2018年12月6日(木):大潮(新月)
・2018年12月7日(金):大潮(新月)
・2018年12月8日(土):大潮(新月)
・2018年12月9日(日):中潮
ご覧下さい。まさに、ドンピシャで新月の大潮になっています。
期間も、12月上旬となっていますので、恐らく水温が10℃を上回る最後の期間と合致することでしょう。(大体、12月の2週目くらいに大寒波が来るケースが多いですので)
以上の観点から、個人的には、この3日間(12/6~12/8)が、どうもXデーになる様に思えてなりません。
とは言え、そこには、日照時間や天候、風向と風の強弱など、不確定要素が満載ではありますので、どうなるかは分かりません。
ただ、この様に今年最後になるであろうXデーを予測し、そこに備えておくのは重要だとは思います。
尚、毎年、クリスマス時期に、一時的に釣果が出ることが多いですが、今年のクリスマス時期の潮周りは、以下の様になっています。
・2018年12月29日(水):中潮
・2018年12月20日(木):大潮(満月)
・2018年12月21日(金):大潮(満月)
・2018年12月22日(土):大潮(満月)
・2018年12月23日(日):大潮(満月)
・2018年12月24日(月):中潮
12月上旬に10℃を下回った水温も、クリスマス時期には、安定しているかと思いますので、そのタイミングに、まさに満月の大潮が絡みます。
水温が10℃を下回っている為、厳しい状況ではありますが、この4日間(12/20~12/23)も、注目すべきXデーであると感じています。
以上が、私個人的な12月のXデーに関する考察となります。皆さまの釣行時に、お役に立てれば幸いかと思います♪