皆さま、毎度です♪友蔵です。
これから迎える厳しい真冬のシーズン。丸1日粘っても、ワンバイトも無いことも当たり前の世界・・・。しかし、その中で手にするデカバスは、何にも代えがたい至極の1本であることは確かです。
そんな真冬のデカバスを求める方々に、私なりのアドバイスをお届け致します。(私の経験に基ずくものなので、全てが正解ではありませんので、ご了承下さいませ)
今回は、琵琶湖の様な巨大フィールドではなく、野池やダムなど、中規模程度のフィールドに対するアドバイスとなります。(琵琶湖でも当て嵌まるとは思いますけどね)
|真冬のデカバスの行動について
私の場合、気温マイナス、水温一桁の極寒シーズンであっても、行動が出来る体力を持っているデカバスのみに照準を合わせて釣りをすることが多いです。
その為、ディープに落ちたデカバスではなく、常に、餌を求めて行動するタイプを狙う為、基本的にシャローエリアで釣りをすることが多いです。
厳冬期でも餌を求めて行動をするデカバスですが、1つのフィールドの中でも、非常に数が少なく、更に、それらのデカバスが餌を食べる時間帯も、1日の中で極端に短時間であることが多いです。
しかし、それら行動型のデカバスは、その体力を維持する為にも、厳冬期の1日の中で、必ず餌を食べていると思っています。
ディープで越冬するタイプのバス達は、体力を温存する為、何日も餌を取らない個体も多いと感じていますが、狙いの行動型デカバスは、必ず餌を食う。
そんなデカバス達が、厳冬期に、餌を食う4つの時間帯があることが分かりましたので、お伝え致します。(夜釣りは抜きで考えています)
|厳冬期における4つの捕食タイム
あくまで、私の経験に基ずくものではありますが、厳冬期に、行動型デカバスが餌を食う時間帯は、以下の通りと認識しています。
①07:00~07:30
夜明け直後。水中が、暗から明に切り替わる僅かな時間帯。
この時間帯の気温はマイナスであることが多いですが、確実の捕食スイッチが入ります。
実は、この時間帯が一番注目しています。
➁10:00~11:00
放射冷却が抜けた時間帯。
フィールド全体が、目覚める感覚があり、このタイミングで捕食スイッチが入ります。
③15:00~15:30
1日の中で、最も水温が上がる時間帯。
朝の水温を比べて、僅かであっても上昇するこのタイミングで捕食スイッチが入ります。
④17:00~17:30
日没寸前~日没直後。水中が、明から暗に切り替わる僅かな時間帯。
以上の4つの時間帯が経験から感じている極寒時期のデカバスの捕食タイムです。
尚、上記①>③>➁>④の順番で有望でして、④の日没寸前~直後のタイミングは、稀に捕食スイッチが入る様に感じています。(時間が無い場合は、④の時間帯は無視してもらってOKかと!)
個人的には、厳冬期であっても、最も有望なのは、夜明け直後の時間帯だと感じています。(めちゃくちゃ寒いですけどね・・・)
|釣果実績の事例
①07:00~07:30
・バクラトスイマーで釣った45cmオーバー。
・アベラバで釣った50クラス。
➁10:00~11:00
・ギルボーンで釣った50cmオーバー。
・バスロイドJrトリプルダブルで釣った45cmオーバー。
③15:00~15:30
・バスロイドJrトリプルダブルで釣った50cmオーバー。
・ワイルドハンチで釣った45cmオーバー。
④17:00~17:30
・ワイルドハンチで釣った55cmオーバー。
ご覧の通り、上記のデカバス達は、12月~2月の厳冬期に釣ったものですが、厳冬期でも餌を十分に捕食している為、非常に健康的でパンパンの体型をしているのが特徴です。
こう言った健康優良デカバス達は、厳冬期であっても、必ず餌を捕食する為に、1日の中で、キッチリと行動をしていますので、是非、狙ってみて下さいませ!
お伝えしました4つの時間帯を頭に入れて頂き、厳冬期でのゲームを組み立ててもらえれば、何にも代えられない記憶に残るデカバスを手にすることが出来ると思います。
私にシーズンオフは御座いませんので、共に、頑張って行きましょう!