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★【野池オカッパリ】季節を先取りする深海魚。晩秋のディープインパクト考察。★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

秋が深まり出す10月下旬からの野池にて、デカバスを効率よく捕獲する為には、どの様な戦略が必要なのか???

今回は、先日の野池オカッパリでも良い釣果が出ました【秋ディープ】について、更に突っ込んでお伝えしたいと思います。(あくまで、個人的な見解ですので、ご了承をば!)

|秋の定番、ターンオーバーを考える

すでに多くの方々がご存知のターンオーバー現状。

このターンオーバーは、秋バスの行動に多大な影響を与える要因であり、これを無視することは出来ないでしょう。

一般的に、ターンオーバー現状は、以下の様に行われると言われています。

①急激な気温の低下等で表水温が低下する。
②冷やされた水は重いので、ボトムへ落ちる。
③溶存酸素の乏しいボトムの水が上へ上がる。

この様に、表層の水とボトムの水が入れ替わる現状が、ターンオーバーですね。

浅い皿池などでは、1回のターンオーバーで終了するケースが多いですが、水深がある山間部野池などでは、ターンオーバーを数回行い、冬に移行して行きます。

ターンオーバーが起きている際は、水が悪いですが、繰り返すことで、フィールド全体の水温が均一になりますので、バスの活性が上がったりもします。

このターンオーバー現状は、バスだけではなく、そのフィールドに生息する全ての生物に影響を及ぼします。

特に、影響を受けるのが、弱い生命体です。この弱い生命体の動きを読むことで、デカバスの動きが読めて来るのです。

|弱い生命体ほど、危険察知能力が高い

弱い生命体。野池で言いますと、以下の様な生物が該当します。

・小ギル
・小バス
・小ブナ
・エビなどの甲殻類

これらの弱い生命体は、環境の変化に対する適応力が弱い為、その環境変化をいち早く察知し、より安全な場所へ先行先行で動きます。

逆に、強い生命体であるバス達の行動は、餌と密接に関係して来ます。多少の環境変化には強いですが、そこに餌がないと話しになりません。

バスの行動は、餌を追うことで見えて来ます。

特に、秋は、1年の中でも、餌の影響が色濃くなる季節でもあります。(春は産卵行動に注力、夏と冬は快適性重視する傾向にありますからね)

では、その餌となる弱い生命体が、環境変化を察知し、どこに移動するのか?

その答えは【ディープエリア】にあります。

|弱い生命体は、先行でディープへ移動する

晩秋の野池に起こる目まぐるしい環境変化。(気温水温の低下。台風などの気圧変動などなど。)

そんな環境変化の中にあって、より安定性があるのは【ディープエリア】であると言えます。

冬のディープエリアは定番ですが、10月下旬~11月中旬頃の晩秋では、まだシャローに生命感があるので、そこまでディープエリアに注目が集まる季節ではありません。

しかし、それはあくまで人間目線の考えであり、弱い生命体は、いち早く安定感のあるディープエリアへ移動しているのです。

餌がディープエリアに移動すれば、それに追随する行動をバスが取るのは必然とも言えるでしょう。(秋バスは、餌に従うのです)

|季節を先取りする深海魚(デカバス)

晩秋の野池は、まだシャローに餌が残っているので、それらを食うアベレージサイズのバスが非常に多いです。

実際、先日の出撃でも、シャローにライトリグを投入すれば、2桁釣果も出せました。これはこれで楽しいのですが、そこにデカバスは一切リンクしませんでした。

シャローと言うのは、餌の捕食場所としても優秀ですが、逆に、鳥などの天敵にも狙われやすい場所とも言えます。

デカバスほど、効率よく且つ安全に餌を捕食することが出来ることを求めます。

と言う目線で見て行きますと、いち早くディープに移動した弱い生命体を追って、デカバスもディープへ移動し、そこで餌を捕食するのが一番効率が良いでしょう。

従いまして、デカバスほど、晩秋にはディープエリアにいることが多いのです。

ここで注目したいのは、デカバス達は、環境変化に負けてディープへ落ちたのではなく、あくまで餌を追ってディープエリアへ移動したのであって、その第1陣の動きを捉えられれば、かなりの釣果を出せることが可能となります。

季節を先読みし、先手先手で、晩秋の野池ディープエリアを攻略するのが、秋デカバス捕獲の近道と言えますね。

デカバスほど、季節を先取りしますので、ディープエリアで小バスが釣れ出したら、冬へ移行したと考えてもらえればOKかと思います。

|ディープエリアでは小型ルアーが効く

季節を先取りし、弱い生命体からディープエリアへ移動しますので、デカバス達が捕食する生命体は、そのサイズが小さいのが特徴です。

従って、マッチザベイトの観点から、使用するルアーは、小型が良い傾向にあります。

一番マッチするのが、小型のメタル系ルアーですね。野池であれば、小ギルが多いでしょうから、ギル型のメタル系ルアーが良いと思います。

お好きなメタル系ルアーを使用してもらえればOKですが、個人的には、イマカツ/チタンVIBの3/8ozをおススメします。

又、ボトムに堆積物が少ない場合は、イマカツ/メタルクロースピンも良いですね。

これらの小型メタル系ルアーのショートリフト&フォールなどをしてもらえると、ディープエリアのボトムでヒラを打つ弱い生命体を演出することが出来ると思います。

先日の出撃でも、ご覧の様なブリブリの健康体デカバスを捕獲することに成功しました。

横の動きに反応が良い場合もありますので、その際には、3/8oz程度のリップレスクランクも効果抜群です。個人的には、イマカツ/ピラーニャ65をおススメします。

この晩秋のビッグバスも、野池のディープエリアのボトムをノックして捕獲に成功しました。

又、小型のスイムベイトでボトムをトレースしてみても面白い釣りが出来るかと思います。

こちらのビッグバスは、イマカツ/バクラトスイマー100で捕獲した晩秋のナイスバスです。

ご覧の通り、晩秋の野池において、季節を先取りし、ディープエリアに移動した深海魚(ビッグバス)は、脂が乗ったブリブリの体型をしているのが特徴です。

【季節を先取りした晩秋野池のビッグバスは、餌を追い求めてディープにいる】

晩秋野池にて、デカバスを見失った際、「ちょっと早いか?」と思わずに、是非、ディープエリアを果敢に攻めてみて下さいませ。

そこには、驚きの釣果が待っているかと思います♪

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