皆さま、毎度です♪友蔵です。
ここ最近、春の高山ダムでのボート釣りにチャレンジしていますが、なかなかパターンらしいパターンを構築することが出来ずに、悪戦苦闘中です。
圧倒的に、春のリザーバーボートでの経験値が足りない為、苦戦続きではありますが、めげずに経験値を増やす為に、今回も、高山ダムへ出撃して参りましたので、レポートしたいと思います。
悪戦苦闘しながら、何とかフィネス展開にて、48㎝頭に5本を捕獲することが出来ましたので、その模様を振り返りたいと思います!
|増水&水が入れ替わった高山ダムをどう読み解く???
今回、出撃しましたのは、5/15(日)ですが、5/12(木)~5/13(金)にかけて、かなりの大雨が降った関係で、高山ダムの流入量が最大で120トンを超え、これに伴って、放水量も大幅にアップさせておりました。
当日は、朝の5:00過ぎにスロープに到着しましたが、前回出撃時より1m弱の増水となっていましたね。(当日朝の貯水位:121.56m)
放水量を上げたことで、GW前後で停滞していた水が、一気に入れ替わったと考えられる為、水質が向上している側面もありましたので、それがどう転ぶのか?
またかなりの水量が動いたことで、水温の変動も、どれ程あるのか?
などなど、色んな要素を複合的に考える必要がありましたので、一度、リセットして考えてみようと思いながら、ボートセットアップを行いました。
尚、今回、バックシートを努めてくれたのは、釣り仲間のNAOKIさんで御座います♪
と言うことで、色んな状況を把握する旅へスタートです!!
|まずは、ミドストで、バスのレンジを探るものの・・・。
まず、最初に確認したのが水温でしたが、1週間前と比較して、特に変化なしで、スロープ前で18.5℃でした。
スロープ前は、濁りが入っていましたが、中流エリアへ向かうにつれて、濁りが取れて来て、ベイトフィッシュも、水面から4m付近まで映る様になりました。
そこで、まずは、バスのレンジを探るべく、レイドジャパン/フッシュローラー4インチの1.8gジグヘッドリグを装着したミドストをやってみることにしました。(タックルは、EG/スピンサーペント+ダイワ/ルビアス2506です)
水面直下~水面から4mラインまでをしっかりとミドストするも、一切の反応がありません・・・。
ベイトフィッシュは、しっかりと映っているのに、バスがリンクしていないのか?もしくは、横方向の動きを嫌っているのか?
そこで、増水したことで、灌水したブッシュを攻める作戦に切り替えてみました。
|灌水ブッシュをフラシュリンプで攻めてみるも・・・。
増水した影響で、至るところに灌水ブッシュが存在していた為、それらのブッシュの中に、バスが入り込んでいると予想をして、イマカツ/フラシュリンプのノーシンカーリグを送り込む戦略をやってみることにしました。(タックルは、EG/ブッシュサーペント+シマノ/ツインパワーXDC3000XGに、PE1.5号を組み合わせました。)
灌水ブッシュに対して、距離を取ってスキッピングで、フラシュリンプを滑り込ませ、フリーフォール。水平フォールしますので、イメージはエビですね。
しかし、結構、丁寧に攻めるものの、これまた一切、無反応・・・。
もしかしたら、一段下の水中に沈んだブッシュの中にいるのでは?と感じ、ステルスセブンのワンフック仕様を送り込んでみました。
水中に沈んだブッシュに絡める様に巻いてみましたが、一切、無反応。
これはもう、横の動きを嫌っているなと感じましたので、作戦を大きく変更してみることにしました。
|ワンドの出入り口5mラインでのボトストで45UP捕獲!!
魚探を確認してみると、水深が5m~8mのワンドにおいて、水面~水面下2mラインにベイトフィッシュが映っていましたが、ボトム付近にも、ベイトフィッシュらしき姿が映し出されていました。
もしかして、バスは、1段~2段下に落ちたところにいるのでは?と感じた為、レイドジャパン/フィッシュローラー4インチのジグヘッドを2.7gまで上げて、ボトム付近をスローローリングさせてみることにしました。(所謂、ボトストですね)
ボトムまでしっかりと沈めてから、ボトムをやや切る感じで、丁寧にボトストを繰り返していると、ガッ!とした明確なバイトを捉えたので、スイープにフッキング!!
なかなかの重量感あるファイトで上がって来たのは、値千金の45㎝オーバーでした!
サイズ:45㎝
ロッド:EG/スピンサーペント
リール:ダイワ/ルビアス2506
PEライン:ダイワ/12ブレイドモアザン0.6号
リーダー:東レ/トヨフロン1.5号
ワーム:レイドジャパン/フィッシュローラー4インチ
ジグヘッド:カルティバ/レンジローラー2.7g
このボトストが正解だったのか!?バイトが深い感じでしたね♪
この1匹を捕獲するまでに要した時間が、約3時間・・・。これはパターンか!?と思い、ボトストを中心に展開してみることにしました。
しかし、なかなか上手いこと事が運ぶハズもなく、追加することが出来ずに、またもや迷走入り・・・。
迷走していると、昼過ぎになり、水温が20℃を超えた辺りから、灌水ブッシュの中に、チラホラとバスが見える様になりましたので、戦略を変更してみることにしました。
|灌水ブッシュをフィネスな攻めで40㎝オーバーを捕獲!!
水温が上昇した関係で、ベイトフィッシュが灌水ブッシュの中に入った為か、バス達の姿もチラホラと見える状況になった為、イマカツ/フラットヘッドカーリー4インチの5gフリーリグにて、灌水ブッシュを撃つ作戦を決行!
灌水ブッシュの中に撃ち込み、フリーフォール&吊るしで探りを入れるものの、チラホラ見えるバスにバイトさせることが出来ず・・・。
興味は持って近付いて来る個体もいたことで、フィネスな展開での灌水ブッシュ撃ちに変更してみました。
最初、フラシュリンプのスローな攻めをやってみましたが、スローな動きには、バス達が一切、興味を示さなかった為、イマカツ/ハドルフライ3.5インチの1.8gジグヘッドリグにて、灌水ブッシュ攻めを決行してみました。
灌水ブッシュの中に、放り込み、軽い吊るしの要領で、水中シェイクをさせ、フラッシングでバスに誘いをかける作戦です。
これが的中し、見事にバイトさせましたが、灌水ブッシュに巻かれる事態に!何とか、ネットを突っ込んで、無理やりランディングに成功!!
手にすることが出来たのは、ナイスな体型をした40㎝オーバーでした♪
サイズ:43㎝
ロッド:EG/スピンサーペント
リール:ダイワ/ルビアス2506
PEライン:ダイワ/12ブレイドモアザン0.6号
リーダー:東レ/トヨフロン1.5号
ワーム:イマカツ/ハドルフライ3.5インチ
ジグヘッド:リューギ/ヴェスパ1.8g
このフィネスな灌水ブッシュ攻めでは、2本追加することが出来ましたが、サイズはイマイチ・・・。
NAOKIさんも、レイドジャパンのリトルスイーパーで1本捕獲されましたが、あとが続かず・・・。
うう~む、なかなかパターンらしいパターンを構築することが出来ません・・・。
ただ、灌水ブッシュでチラホラと見えているバス達のサイズが小さい為、もしかして?と思い、別の戦略を投入してみることにしました。
|一段落ちたビッグバスをハドルフライのダウンショットリグで狩る!
灌水ブッシュの中には、チラホラとバスが見えるものの、最大でも40㎝ちょっととサイズがイマイチ・・・。
そこで、やはりビッグバスは、ボトストを展開していた水深5m程度のボトム付近にいるのでは?と感じました。
また、ボトストでの弱い横の動きにも反応が続かなかったことから、止めると言う要素が必要だと感じた為、イマカツ/ハドルフライ3.5インチのダウンショットリグを投入してみることにしました。
シンカーも、3.5gと比較的重たいものを使用し、しっかりとボトム付近を止めながらシェイクする感じで動かしてみました。
すると、鈍いバイトを得たので、スイープにフッキング!!すると、重々しいファイトで上がって来たのは、ナイスな48㎝でした!!
サイズ:48㎝
ロッド:EG/スピンサーペント
リール:ダイワ/ルビアス2506
PEライン:ダイワ/12ブレイドモアザン0.6号
リーダー:東レ/トヨフロン1.5号
ワーム:イマカツ/ハドルフライ3.5インチ
リグ:3.5gダウンショットリグ
この戦略は、正解だったらしく、NAOKIさんも、ダウンショットリグでナイスバスを捕獲♪
これはパターン確立か!?と思いましたが、見付けた時間が遅かったこともあり、予想外の雨も降り出したことで、泣く泣くストップフィッシングとなりました。
そんなこんなで、今回は、最後の最後で、パターンらしきものを発見するものの、煮詰める時間がなく、残念な結果となりましたが、確実に経験値を増やすことは出来ました♪
現在の高山ダムは、アフター真っ只中なので、フィネスな展開で凌いでますが、アフター回復系のバスが増えてくれば、巻物展開で面白い釣りが出来るかと思いますので、そこに期待したいと思います。
取り敢えず、最低限のノルマである45UP捕獲は、ここ直近の出撃で、全てクリアすることは出来ていますので、徐々にではありますが、春の高山ダムに慣れて来た感じもします。
とは言え、まだまだな釣果ですので、次回、また頑張ってパターンを探したいと思います!
難しい分、楽しくもあり、悔しくもある、春の高山ダム。
春の高山ダムにて、まだ50オーバーを捕獲することが出来ていませんので、捕獲出来る様に精進したいと思います。