皆さま、毎度です♪友蔵です。
現在、私のメインリールは、ZPIアルカンセですが、そのZPI繋がりで、加藤社長を経由して、ZPIプロスタッフの伊藤雄大プロとご一緒させて頂く機会が出来ました♪
場所は、三重・京都・奈良にまたがる高山ダム。
雄大さんの戦闘力抜群のジョンボートにて、リザーバーセッションさせてもらいましたので、その模様をレポートしたいと思います。
トーナメンター目線での繊細な戦略に、勉強になる部分が多く、非常に有意義なセッションとなりました!
|雄大さんとのセッションを熱望した理由
ZPI伊藤雄大プロは、バス釣り業界に入られて、まだ数年(3年?)ではありますが、元々、エリアトラウトの業界では、数々の大会を席巻され、レジェンドとなられたお方。
エリアトラウトの釣りに関してはやったことはないですが、友達から聞いた話しでは、非常に繊細で、ラインのポンド数の僅かな差、スプーンの重さならコンマ何グラムで釣果が分かれるなど、究極の繊細さと聞きました。
そんなエリアトラウトの世界で、レジェンドの領域まで昇られた方が、バス釣り業界に参入されたと聞いて、その超繊細な感性をどの様にバス釣りに落とし込まれているのか?興味津々でした。
関東を中心に活動しているトーナメントH1グランプリにおいて、参戦初年度に年間3位を獲得されたことも、間違いなくエリアトラウトの概念をバス釣りに昇華されたものと確信しておりました。
その為、ZPI伊藤雄大プロとのセッションを熱望しており、ZPI加藤社長経由で、セッションの段取りを打診させて頂きました。
すると、快くセッションを受領して頂き、今回の高山ダムセッションとなりました。
エリアトラウトのレジャンドまで昇られたZPI伊藤雄大プロの思考と概念は、必ず勉強になるものと確信してましたので、セッション当日は、ワクワクして待っておりました♪
結果的に、思っていた通り、非常に勉強になったセッションでした!
|厳しい高山ダムの現状
セッション当日(7/27)の高山ダムの状況は、非常に厳しいものでした。
長く続く梅雨模様でしたが、1週間ほど前に、晴れ間が続く期間があり、その期間で、水質が改善し、水温も28℃程度まで上昇し、結構、釣れていたそうです。
しかし、数日前より、状況が一転。大雨が降り続き、再び、濁りが入り、水温も急降下(6℃の低下)と言う状況とのこと。
雄大プロに聞いたところ、「高山ダムのバスは濁りを極端に嫌う」と教えてもらいました。
その為、かなり厳しい展開になりますとのことでしたが、厳しい展開だからこそ、雄大プロの繊細な思考が活きて来るのでは?と感じ、逆に、期待が持てました。
正直な話、今回のセッションでは、私の釣果など、どうでもよく、バックシートから雄大プロの釣りを観察することが目的でした♪
|ZPI伊藤雄大プロ劇場の開幕!
幻想的な雰囲気に包まれた高山ダムにて、準備をテキパキと進めて、30分程度で準備完了!
雄大プロが持ち込まれたのは、大量のZPIアルカンセタックル!(私は、いつものスーパースタリオンGT2RS2本に、スピンサーペントの3本体制。)
ちなみに、高山ダムでは遊漁券が必要なので、購入は忘れずに。(下流域はアプリでも買えます♪)
と言うワケで、ドキドキわくわくな雄大プロとのセッションがスタート!!
まずは、濁りの状況を観察しつつ、バンク沿いを巻き物で狙う感じでスタートでした。
バンク沿いを流しましたが、濁りと水温低下の影響で、バスが動いていないらしく、良い反応は得られず・・・。
次に入られた場所は、水深6mのボトムにあるレイダウン。何やら、山の崩落で、そのまま巨大な木がボトムに沈んでいる模様。(ハミンバードの3Dスキャンで見させてもらいましたが、結構、入り組んだ感じの大きな木でしたね)
このボトムにある倒木を狙う為、まずは根掛かりを避けれるルアーが必須・・・。そこで、バウヘッド3/8ozでのダッドカットを投入してみました。
雄大プロは、8ポンドフロロを組んだベイトフィネスタックル(ソリッドティップ搭載)での4インチワーム3.5gダウンショットリグを投入され、次々にバスを抜いて行かれました!
注目したのは、その動かし方!言葉で説明するのは難しいですが、非常に繊細な動かし方をされており、詳しく説明して頂きましたが、全ての動作に理由があり、勉強になりました。
そこで、私も教えてもらったことを実践!ルアーをセクシーアンクル4インチの3.5gダウンショットリグを投入してみました。
但し、タックルは、強靭なスースタGT2RSに、フロロ16ポンドと言う・・・(笑)
雄大プロの様な繊細さは、到底出来ませんが、何とか1本捕獲することが出来ました。
どうやら、極端に水温が低下したことで、バスの食欲が著しく低下し、非常に繊細な誘い方でしか口を開かない状況の様でした。
その後も、雄大プロは、的確な状況判断でエリアを次々に移動し、その場その場の状況を加味した考え方を教えて頂き、本当に勉強になりました。
当然、雄大プロは、ナイスサイズを含めて、次々にバスを捕獲!流石です!
雄大プロの釣りを観察しながら、私も、真似をしましたが、タックルセットアップが出来ていない為、ポロポロと釣れるレベル。
途中、琵琶湖仕込みのステルスセブン(ワンフック仕様)を投入したところ、ビッグバイトを得ましたが、ファイト途中に無念のフックオフ・・・。あれはデカかったかも???
そして、トドメは、ボトムの倒木をベイトフィネスで、超繊細に攻められた雄大プロが50オーバーを叩き出してくれました!
このビッグバスを追い詰めるまでのその一部始終をバックシートで見させてもらったので、非常に勉強になりましたし、興奮しましたね!
その後も、ポロポロと釣れましたが、ビッグサイズの追加はならず・・・。
と言う感じで、非常に勉強になった雄大プロとの高山ダムセッションが終了しました♪
天候的には、時折、雨が降る難儀な感じではありましたが、綺麗な景色の中で、釣りが出来、雄大プロの釣りを間近で見ることが出来たので、有意義な1日でしたね。
エリアトラウトの超絶繊細な概念をバス釣りに上手く昇華されていたZPI伊藤雄大プロ。
このブログでは書けない、書きたくない様な話も聞くことが出来たのは、今後の財産になりそうです。(特に、ライン、フック、シンカーの話しは勉強になりました)
と言う感じで、大満足の1日ではありましたが、雄大プロから「う~ん、今日は厳しかったですね。これはもうリベンジしましょう!」と言われ、まさかのリベンジセッションをすることになりました。
私としては、1回でも光栄だったのですが、お言葉に甘えて、9月にリベンジセッションの約束をさせて頂きました!
次回は、しっかりとタックルセットアップを整えて、更なる飛躍を目指し、雄大プロのレクチャーを受けたいと思います♪(今回は、ベイトフィネスタックルの重要性を痛感した1日でもありましたね)
いやはや、やはり自分より釣りが上手い方とのセッションは、本当に刺激になりますし、勉強になりますよね♪
ZPI伊藤雄大プロ、今後とも、宜しくお願い致します!