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★【高山ダム】ウズウズ大会!ド茶濁りを克服せよ!【バス釣り】★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

先日の6/2~6/3に掛け、全国を横断した台風2号の影響で、ここ滋賀県でも、かなりの大雨が降りました。

僅か1日のみで、琵琶湖の水位を一気に押し上げ、プラス38cmの大増水!!

そんな状況ではありましたが、安全が確保出来た6/4、高山ダムにて開催されたウズウズのロコ大会(第3戦)に参加して来ましたので、その模様をレポートしたいと思います。

|濁流&激流のド茶濁りの高山ダム。全てが初めての経験。

ここ、高山ダムでも、大雨が降ったみたいで、普段10トンくらいの流入量が、1000トンに増大!!その為、放水量も、1000トン以上となり、全域に渡って、激流&濁流となっていた模様です。

広大な高山ダムの全域で流れが発生し、6/2時点で、ご覧の濁流&激流となっており、スロープが完全閉鎖され、高山ダムへの立入が全面禁止となりました。

その翌日(6/3)、三重のクルーズさんに用事があった為、ついでに高山ダムの様子を見に行ってみると、前日よりマシになったとは言え、ご覧のド茶濁り状態・・・。(この日も、スロープ閉鎖)

ワタクシ、リザーバーボートの世界に参入したのが、2021年5月。そこから丸2年を経過していますが、こんなド茶濁り状態は初めての経験・・・。

この時点では、翌日(6/4)の大会開催が危ぶまれていましたが、夕方になって、放水量が50トンに落ち着いた関係で、6/4は、スロープを開放すると言うことで開催が決定。

台風通過によるド茶濁り状態でのリザーバーボート釣り。全てが初体験の未知のゾーン。

さて、どうなることやら!?と言う感じで、当日を迎えました。

|ド茶濁り。水温低下。水中視界ゼロ。どう挑む???

と言うことで、6/4(日)、午前4時過ぎに、スロープへ到着。

1週間前の貯水位は125.02mでしたが、その後、どんどん減水が続き、6/1時点では、119mになっていましたが、今回の流入量に伴い、放水量も上げていた為、貯水位は120.33mで、それ程の増水はない模様。ただ、ド茶濁り状態はキープ。

トレーラーを使うには微妙な水位の為、今回は、皆で協力しながら、手降ろしでスタンバイ!

合計8台のボートを1時間程度でスタンバイさせ、準備完了となりました。

今回のウズウズ大会のレギュレーションは、以下の通り。
・競技時間:05:30~14:00
・キーパー:30cm
・バックリミット:5本
・勝敗:合計重量

そんなこんなで、各々の思惑を秘めた中、スタートとなりました!

|全てが未体験ゾーン。ならば、好きなようにするまで!!

水中視界ゼロのド茶濁りリザーバー。全てが未経験&未体験ですので、何をどうやって釣りを展開すればいいのか不明・・・。

そこで、色んな思考を整理させるべく、持ち込んだタックルは、以下の3本のみ。

①EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)+ZPI/アルカンセNS(ZELOSカスタム)
②EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)+ZPI/アルカンセNS(ZELOSカスタム)
③EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)+ZPI/アルカンセXS(ZELOSカスタム)

そう、状況が悪くなる程に、基本に忠実な釣りを展開するのがベストと感じ、スーパースタリオンGT3RSと心中する決意で挑みました。

この時、スロープ前の水温は16.0℃。1週間前は、同エリアの水温が20℃を超えていましたので、4℃以上の急低下となっていました。

この状況から、バスの状態は、以下の様になっていると判断。
・少しでも水質が良いエリアを求めている。
・視界ゼロの為、濁りの中では障害物に寄り添っている。

上記より、攻略のカギは、以下の様に考えました。
・インレット周辺。
・大きな波動のルアー
・視界ゼロの為、早く動かさない

とにかく、全てが未体験ゾーンでしたので、自分の好きなスタイルで貫き通し、まずは1本の捕獲を目指す。その1本から、次の展開を模索する。

さぁ、ド茶濁りの高山ダム。ワクワクしながら、フィッシングスタートです!!

|まずはインレット周り。バマスト不発。ならば直リグ展開!!

最初、スタート直後に、スロープ近くになるインレット周りに潜入。

ワンド奥にある水量があるインレットに、バマストを投入してみることにしました。

流れに乗せて、バマストをするも無反応。やはり、この状況下では、食い上げ的な釣りではないなと判断。

そこで、付近にあるブッシュ周りをZOOM/MAGウルトラバイブスピードクローの7g直リグで撃ってみることにしました。

しかし、良さそうに感じましたが、無反応・・・。

この最初に入ったインレットですが、流入量が多かったので、ここまでの流れは嫌っているのかも???と感じましたので、狙いのインレットを水量が少ない系に切り替えてみました。

この作戦が的中し、狙い通りの展開で、ナイスな45cmクラスを捕獲することに成功!!

ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)
リール:ZPI/アルカンセXS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/ビッグバスフロロ20ポンド
ルアー:ZOOm/MAGウルトラバイブスピードクロー
カラー:ジュンバグ
リグ:7g直リグ

なるほど、ド茶濁り状態では、綺麗な水が流れ込む小規模インレット周辺が良いことを学びました。

このパターンを追求しようかと思いましたが、ここで1つ最大の問題点が・・・。それは・・・。

ボートの機動力不足。

そうです、私のサウザージョンのセットアップが、免許不要で乗ることが出来る最大値で構築されているので、前後共に、エレキの出力が55ポンドしかなく、バッテリーも、それぞれ12Vボイジャーで動かしています。

その為、大きく移動を繰り返すランガンスタイルには不向きで、途中で、バッテリー切れを起こしてしまう可能性が大きいのです・・・。

その為、パターンが分かったとは言え、機動力不足で、この展開は断念。

そこで、急遽、思い付いたもう1つのパターンを試してみることにしました!

|IK800R2による水中ブッシュ攻め!怒涛の連続ヒット!!

1週間前に、バマスト縛りをした際、やたらとバスが多かったエリアがあり、そのエリアに移動してみました。

このエリアは、流れが効いているエリアとは真逆ですが、放水量を上げて激流となっていた際には、反転流エリアになる為、バス達は、ここに避難していたのでは???と考えました。

そして、この濁りですので、そのまま大きくは移動せずに、このエリアに留まっているバスも多いのでは???と。

では、どこに留まる???

このエリアは、水深3~4mラインに、大量の枯れた水中ブッシュが存在している為、バス達は、その中に居ると感じました。

但し、それほど活性は高くないと感じたので、リアクションの要素が必須。

直リグやラバージグなどで探るには、エリアが広い為、効率が悪いし、そもそも食わせ系では無いと感じました。

しばし、思案し、思い付いたのが、イマカツ/IK800R2による特殊なクランキング!!

ただ、これ、普通にグリグリ巻いていても、この状況下では釣れるハズがありません。

そこで、以下の様に特殊な使い方(水深3~4mに存在する枯れたブッシュ攻め)をしてみました。
①水中ブッシュに、IK800R2のリップを突っ込ませる。
②軽くシェイクしながらほぐして離脱させ、浮上させる。
③また、水中ブッシュに突っ込ませる。
④軽くシェイクしながらほぐして離脱させ、浮上させる。
⑤これの繰り返し。

この戦略では、バイトトリガーが3つ存在します。
・ほぐしている際。
・離脱時のイレギュラーな動きの際。
・浮上させている際。

この使い方なら、水中視界ゼロの水中ブッシュの中にいるバス達でも、食わすことが出来ると感じました。

これが効くかどうかは未知数ながら、自分を信じてやってみることに!

こんな感じで、斜めバンクにシェードが掛かる場所の水深3~4mに存在する水中ブッシュを攻めてみました。

この戦略が正解だったみたいで、IK800R2をほぐして離脱させた瞬間にバイト!!

手応え十分でしたが、ボート縁でのエラ洗いでフックオフ・・・。

見た感じ、40クラスでしたので、残念ではありましたが、この1匹で、この戦略が正解だと確信を持つことが出来ました。

その後も、同戦略を繰り返していると、また離脱させた瞬間にバイト!!

今度は、慎重にファイトし、40オーバーを無事に捕獲に成功!!

ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)
リール:ZPI/アルカンセNS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/ビッグバスフロロ20ポンド
ルアー:イマカツ/IK800R2

その後、もう1発来ましたが、これがデカく、50クラスでしたが、リアフック1本掛かり。

慎重にファイトしましたが、ボート縁で、無念のフックオフ・・・。

水中視界ゼロで、釣り方が特殊な為、バスが上手くルアーを食ってくれない為、掛かりが浅いのが原因とは言え、このクラスのバラシは痛い・・・。

その後、気分を変えるべく、カラーを膨張色のホワイト系にチェンジ。

同戦略を繰り返していると、今度は、離脱からの浮上で、バイト!!慎重にファイトした後、40クラスの捕獲に成功しました!

ロッド:EG/スーパースタリオンGT3RS(プロト)
リール:ZPI/アルカンセNS
ハンドル:ZELOS/マシンカットハンドル102mm
スプール:ZELOS/ZPⅢスプール
ライン:東レ/ビッグバスフロロ20ポンド
ルアー:イマカツ/IK800R2

この調子なら、5本揃うかも!?と感じ、やり続けていると、水中ブッシュから離脱した瞬間に、バイト!!

しかし、こいつもリアフック1本掛かり。慎重にファイトするも、ボート縁でのエラ洗いで、フックオフ・・・。この釣りを展開するならば、ロッドも、粘りのあるクーガーエリート7GTの方が向いているかと感じましたね。

この時点で、IK800R2で5バイト2フィッシュ。まだやれば出せたと思いますが、スタート地点からは遠いエリアだったこともあり、帰りの時間を考え、無念のストップフィッシング。

結局、6バイト3フィッシュと、リミットメイクならずで帰着となりました。

さて、この状況下で、地元最強ロコの皆さんが、どんな釣りを展開し、どんな釣果を持ち込んで来るのか!?そこが楽しみでしたが、私が想像する以上の釣果を持ち込んでおり、驚きを隠せませんでした。

検量が始まると、次々に持ち込まれるビッグバス達。

優勝は5本6600gを超え、上位4名全てが、入れ替えを含めてのリミットメイクを達成。

私は、3本を持ち込んで3kgちょいで、6位。

ノーフィッシュの方もおられましたが、バスを持ち込んだメンバーの中では、最下位となりました・・・。

バラシが多かった点が無念でしたが、ノーミスで全て獲れていたとしても、ウエイト的にはMAX5500g程度でしたので、優勝には届かず、完全敗北でしたね。

表彰時、地元最強ロコ達の戦略を聞くと、なるほど~と思う様なことばかりで、めちゃくちゃ勉強になりましたね。(皆さん、経験値豊富で、アジャスト能力が高い!!)

やはり、この状況下では、もっと丁寧に、じっくりとボトムを意識した釣りを展開する必要性があったみたいですね。

しかし、巻物系でバスを捕獲された方が皆無で、私のIK800R2戦略には、驚かれていたこともあり、このIK800R2の特殊戦略は、今後に可能性を秘めていると確信しました。

勝負には負けましたが、自分なりの釣りを貫き通せたので、めちゃくちゃ楽しかったです!

やはり、大会は最高ですね。普通に釣りをしているだけでは得られない、膨大な経験をすることが出来ます♪

次回の第4戦は9月の高山ダム。得意の夏水位で行われますので、練習を怠らずに、頑張って来たいと思います!!

ウズウズメンバーの皆さん、ありがとうございました~♪

しかし、このイマカツIK800R2ですが、奇抜で巨大なリップにビックリされるかと思いますが、ヤバい性能を秘めていますので、是非、使ってみて下さいませ!

今回も、悔しいのは悔しいですが、1つ1つ経験値を増やして頑張って行くしかない!

ド茶濁り状態の釣りを経験出来たことは、今後に、大きな糧となりました。

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