皆さま、毎度です♪友蔵です。
10月中旬まで、季節外れの気温が続いていましたが、10/17より突如、寒くなり、晩秋と言うより初冬の雰囲気にガラリと変わりました。(最高気温も20℃以下、最低気温は10℃前後)
そんな中、10/23(土)に、釣り仲間と共に、高山ダムへボート釣りをして参りましたので、レポートしたいと思います。
前回、高山ダムへボート出撃した際は、寒くなる前でしたので、いったい、どの様な状況になっているのか!?と、不安半分、期待半分で乗り込みました!
|まさかの増水傾向な高山ダム!
まず、朝イチにスロープへ到着した際にビックリしたのが、まさかの増水ですね。
今年は工事の関係で、夏水位のまま年を越すと聞いていたので、ビックリ!(何やら、毎日0.5mづつ増水させ、年末には、ほぼフル満水状態にするとのことでした。)
その為、前回の出撃時より、約4mの増水となっていました。
日々、増水して行く晩秋の高山ダム。バスの行動がどう変化して行くのか!?
上流?中流?下流?レンジは???
などなど、この状況のリザーバーボートの経験がない為、まさにゼロからの思考スタートです。
又、午前9時過ぎから、爆風予報が出ていたので、その爆風の影響も考慮して、安全に釣りを進めることにも注力する必要がありました。
|水温3℃低下。バス達はどこに行った???
と言うことで、速攻でボート準備を行い、いざ、晩秋の高山ダムに出陣です!(今回は、釣り仲間のKATAOKAさんがお供です♪)
当日、持ち込んだタックルは、以下の3タックル。
①EG/クーガーエリート7RS+ZPI/アルカンセRGC-XS
②EG/クーガーエリート7GT+ZPI/アルカンセNS
③EG/ブッシュサーペント+ダイワ/ルビアス2506
釣り仲間のKATAOKAさんは、今回、Cテールキャロ戦略のみをやり切る予定で、スピニングロッド1本のみを持参。更に、ルアーは、Cテールのみと言う気合いの入り様でした(笑)
と言うことで、基本的に、KATAOKAさんにCテールキャロ戦略をやってもらい、私は、それ以外の戦略を模索することにしました。
まずは、爆風が吹く前に、中流エリアへボートを進めました。
水温が3℃低下しており、20~21℃となっている状況で、ベイトフィッシュの位置とレンジが全く異なっていました。水位も4mほど増えているので、景色も変わっており、状況把握に四苦八苦・・・。
広く散ったバスに対して、食わせとリアクションの両方でアピールすることが出来るイマカツ/マッハソニック17gを投入してみました。
ボトム付近には、いい感じでベイトフィッシュが映っており、マッハソニック戦略が効く様な気配がありました。
しかし、マッハソニック17gのロングリフト&フォール戦略には反応なし・・・。(ただ、季節が進行すれば、爆発する様に感じましたね)
雰囲気は抜群にあったので、無反応状態が謎でしたが、その間も、Cテールキャロ戦略には、ポツポツと釣果が出ていましたので、バスは居る様でしたが、単発過ぎる展開でした。
これは、もしかして、季節を先取ったデカバス達は、いち早くディープエリアに移動したのでは!?と判断し、戦略をガラリと変えてみることにしました。
|ディープエリアの沈みモノをTGブローで狙い撃ち!!
マッハソニック17gとCテールキャロ戦略で、広く探っていましたが、狙いをガラリと変え、ディープエリアにある沈みモノに着いたデカバス狙いにシフトしてみました。
季節を先取りしたデカバス達は、水温が安定するディープエリアに逃げ込んだベイトフィッシュを追って、ディープエリアに入り込む傾向があります。
そこで、狙ったのは、水深13mにある沈みモノ(小さなレイダウン?)。
魚探には、ディープエリアに集結するベイトフィッシュが見られた為、これはイケる!と判断。
ルアーをEG/TGブロー1/2oz+イマカツ/ダッドカット2.5インチに変更!(タックルは、EG/クーガーエリート7RS+ZPI/アルカンセRGC-XSです)
コンパクトなシルエットで、素早く動かして放置する作戦です。
魚探の等深線と映し出される画像に注力し、水深13mのボトムにある沈みモノへアプローチするのですが、これがまだ慣れていないので、なかなか難しい・・・。
何投か失敗してしまいましたが、狙いの沈みモノに、TGブローが入った瞬間、「コンッ!」と言う明確なバイトを得たので、フッキング!!
まさに、狙い通りの展開で、44㎝のナイスバスを捕獲することが出来ました!
ロッド:EG/クーガーエリート7RS
リール:ZPI/アルカンセRGC-XS
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
ルアー:EG/TGブロー1/2oz
トレーラー:イマカツ/ダッドカット2.5インチ
ガップリと丸飲み状態だったので、戦略的に正解だったんだと思います!
その後、同様の戦略で、ナイスサイズを追加することにも成功しました♪
ここ最近、高山ダムでは、Cテールキャロ戦略に依存していまい、広くスピーディーに探る釣りを展開しておりましたが、狙いを定めたディープエリアのピンの釣りも、かなり面白いことを知りました。
ただ、慣れていない戦略の為、精度が低過ぎるので、このままではサイズUPが図れないと感じましたので、これはもう練習あるのみだと思いました。
しかし、オカッパリでは絶対に出来ないアプローチ方法なので、これでまたバス釣りの世界観が広がったので、かなり有意義な展開でしたね。
その後も、ディープエリアの沈みモノ展開をするものの、予報通りの爆風状態となり、ウロウロと動くのは危険と判断し、比較的、安全に釣りが出来るエリアでのみ釣りをする状態となってしまいました・・・。(爆風時を経験出来たのも良かったかなと)
私のボートは、免許不要で乗れるセットアップの為、エレキがひ弱な12V55ポンド仕様なので、風速7~8mではボートを制御することが出来ません。
結局、ワンドの入り口にボートを寄せて、オカッパリ的なアプローチでしか釣りが出来なくなる始末・・・。
要所要所で、カバースキャットを投入してみたり、バウヘッド&ダッドカットで丁寧に探ってみたり、カットテールのダウンショットを投入してみたりと頑張ってみましたが、バイトのみで捕獲には至らず・・・。
魚探には、素晴らしい画像が映し出されたりしましたが、Cテールキャロ戦略以外では、なかなか口を使ってくれません。
Cテールキャロ戦略のみのKATAOKAさんは、単発ながら、バスを仕留めていたので、流石はCテールキャロ戦略だなと、改めて感じましたね。
と言う感じで、爆風の影響で、バスを追い掛けることが出来ませんでしたが、ディープエリアの沈みモノに対するアプローチ方法を勉強することが出来たので、個人的には、非常に有意義な1日となりました。
私の中で、新たな扉を開けてくれたこのバスには感謝ですね♪
今年は、高山ダムでのボート釣りは、あと1~2回のみとなりますが、来年に向けての練習を引き続き、行いたいと思います!
次の出撃予定は、2週間後なので、今回のディープパターンがより効く様に思える為、非常にワクワクしております♪