皆さま、毎度です♪友蔵です。
まだまだ日中は20℃を超える日々が続く11月初旬~中旬。実際に、今年の晩秋は暖かいみたいで、例年同時期と比較して、最高気温が4℃ほど高いそうです。
事実、最高気温が20℃前後の日が、10日間連続で続くなど、秋の行楽日和が続いておりました。
そんな中、今回(11/13)、高山ダムを中心に活動する地元釣りウマのロコチーム『ウズウズ』の大会に参加して参りましたので、今回は、そのレポートをお届けしたいと思います。
大会当日は、連続で好天が続いていたのが嘘の様な雨模様・・・。
ただ、気温は下がらない雨だったので、この雨がどの様に作用するのか!?私は、前回の出撃から10日ぶりの高山ダムとなりましたので、ぶっつけ本番的な感じで乗り込みました!
結果は、16名中8位と惨敗。
しかし、今の自分に何が足りていないのか?どう伸ばして行くのか?を明確に把握することが出来ましたので、有意義な初参加だったと思います!
|優勝ウエイトは6kg/5本と予想。自分が出せる限界は5kg/5本。
ウズウズメンバーは、地元釣りウマのロコ達がズラリと揃っていますので、ローカル大会と言えど、そのレベルは、かなりのものだと感じています。
ちなみに、バス釣りの大会ですが、大昔の高校生時代、NBCJr大会にフル出場してしましたが、それ以来の参加となりますので、約30年ぶりの参加となりました。
この手の大会は、規模が大きかろうが、小さかろうが、その時、そのフィールドの状況を加味して、優勝ウエイトを予想するのは、非常に大事となります。
優勝ウエイトを精度良く予想することが出来れば、逆算して、自分に何が出来るのかが把握出来ます。
今回、現在の高山ダムの状況を加味して、導き出した優勝ウエイトは、5本で6000g。
かなり厳しいと言われる高山ダムの状況ですが、地元ロコ達の大会ですので、優勝者は、1200gベースで5本は揃えて来るだろうと予想しました。
ちなみに、大会のルールですが、以下の様な感じです。
・エリアは高山ダム全域。
・リミットは5本。
・キーパーは30㎝。
・死魚は不可。
・06:30スタート。
・14:00スロープ帰着。
優勝ウエイトは予想することが出来ましたが、残念ながら、今の私の実力では、10日前のプラで感じた手応えで、出せてMAX5000g/5本。
800gのナイスキーパーで5本揃えて、そこにキッカーを1本入れての5000gです。
現在の高山ダムですが、普通に釣れるサイズは25㎝前後で、ウエイト的には300g程度しかありませんし、そもそもキーパーは30㎝ですので、それらの個体は無視する必要があります。
10日前とは言え、私が見付けたディープのピンには、800gサイズが結構いた印象でしたので、まずは800gで5本を揃え、その後、キッカー獲りに走る計画を立てました。
全力を出し切っても、優勝ウエイトには届かない感じではありますが、30年ぶりのバス釣り大会への参加ですので、まずは、自分の限界点まで到達することを目標にしました!
|いよいよ本番当日!合計16名でのスタート準備は圧巻!
2022年11月13日(日)、ウズウズ高山ダム大会最終戦。(例年、5戦行われますが、今年は、4戦のみ。私は、最終戦からの参加となりました)
午前4時過ぎに、集合場所の大きな駐車場に到着。
その場所で、各々、ボートのセットアップを完了してスタンバイ。
そこから、スロープまで、各自のボートを乗せてもらい、牽引。
この作業を16艇分、繰り返し、スロープにズラリとボートを並べます。(この間、漁業組合さんの協力もあり、スロープは貸し切りとなります)
4:30頃に準備を進めて、全員のボートがスタンバイOKになったのが、06:00頃。
但し、まだ暗い状況なので、各自、出撃準備を整えて、スタートを待ちます。
ちなみに、スロープ前の水温は16.4℃で、10日前より1.4℃の低下。貯水位は125.15mで、前回より3mの増加となっていました。
16艇のスタート待ちは、それぞれの思惑が交差するワクワクドキドキの時間でしたね。
今回は、大会ですので、しっかりと大型クーラーを利用したライブウェルも持ち込みました。
尚、今回、持ち込んだタックルですが、いつもより多い6タックルとしました。
①EG/スーパースタリオンGT2RS+ZPI/アルカンセNS(ZELOSカスタム)
②EG/スーパースタリオンGT2RS+ZPI/アルカンセNS(ZELOSカスタム)
③EG/スーパースタリオンGT2RS+ダイワ/ジリオンTW HLC1516SHL(ZELOSカスタム)
※ZELOSカスタム:マシンカットハンドル102㎜+ZPⅢスプール
④EG/クーガーエリート7RS+ZPI/アルカンセRGC-XS
⑤EG/ブッシュサーペント+ダイワ/ルビアス2506
⑥EG/スピンサーペント+シマノ/ツインパワーXD C3000XG
そんなこんなで、最終のルール確認が行われた後、スタートとなりました!!
さぁ、30年ぶりのバス釣り大会参加!!どんな結果が待ち受けるのか!?
|作戦変更で、キッカー狙いへ!しかし、まさかのバッティング!?
まず、見付けていたディープのピンで800gベースで5本を揃える予定でしたが、朝の雰囲気から、スロープ横のワンドで、キッカー狙いを決行することにしました。
狙いは、灌水ブッシュや岩盤に対して、EG/Dゾーンのダブルコロラドをカーブフォールさせる戦略です。
スロープ真横のワンドは、誰も入らないだろうと考えていましたが、まさかのバッティング・・・。
一番入りたい場所に、先に入られてしまい、いきなり出鼻をくじかれましたが、これが大会。
狙いたいワンド周辺をDゾーンダブルコロラドで狙いましたが、ショートバイトが1回のみで撃沈・・・。
他の参加者も2名、同エリアに居たので、これはまた時間をおいて来ようと考え、この場所を離脱。
予定通り、まずは、800gベースで5本揃え、4㎏を確保する為に、狙いのディープへ走りました。
|直近2回より、平均サイズが大幅にダウン!!何が起こった!?
狙いのディープエリアも、前回は水深が12mだったのに対して、14mとなっており、水温も1.5℃程度落ちた17℃となっていました。
直近の出撃では、水温が上昇に転じる午前10時頃まで、バイトが出ないことを把握していましたので、魚探を見ながら、この10日間での魚達の移動の有無を調べてみました。
すると、大きく魚が動いた様には感じなかったので、様子を探る意味でも、まずは、イマカツ/メタルピラーニャ3/8ozを投入!
ボトムでのショートリフト&フォールで誘ってみると、連続バイト!!しかし、フッキングミスを連発・・・。
大会参加で、自身にプレッシャーが掛かっているのか!?謎のミスを連発させてしまいましたが、まずは、待望のファーストフィッシュを捕獲!
ロッド:EG/スピンサーペント
リール:シマノ/ツインパワーXD C3000XG
PEライン:シマノ/ピットブルG5 0.8号
リーダー:東レ/エクスレッド8ポンド
ルアー:イマカツ/メタルピラーニャ3/8oz
サイズは30㎝ギリギリではありましたが、大会参加中の最初の1本は、普段では味わえない緊張感があって嬉しかったですね。
その後も、立て続けにヒットしましたが、これは30㎝以下のノンキーパー。
この時、直近2回では、ほとんど釣れなかった400gサイズが連続でヒットしたことに違和感を覚えましたが、10時頃からはサイズが上がるだろうと安易に考えていました。
しかし、水温が上がり出した10時以降も、予定通り、バイト多発で、難なく5本リミットを揃えることが出来ましたが、800g平均ではなく、500g~400gサイズと、大きく平均サイズが下がりました。
ちなみに、ルアーは、イマカツ/メタルピラーニャ3/8ozと、イマカツ/メタルクロースピン13gをメインにしつつ、イマカツ/バリウスゴビー4インチのフリーリグキャロも投入しました。
これは、この10日間の変化で、800gの群れが移動したか!?と感じましたが、直近のプラの印象が強く、状況が変化していることに気付きながら、その場で無駄に時間を費やしてしまいました・・・。
|ディープから抜き上げたバスに対するケアの重要性を知る。
釣っても釣っても、800gクラスが混じらない状況だったので、早く次の展開へ行きたかったんですが、足枷になっていたのが1つありまして・・・。
水深14mから抜き上げたバスに対して、しっかりとエア抜きを施したのですが、ライブウェルでは、腹を見せる個体が多発・・・。
高性能ブクブクも準備し、酸素玉も入れてありますが、腹を見せる個体が多発・・・。
このままでは死んでしまうので、泣く泣くリリースを繰り返す始末・・・。(リリース後は、泳いで帰って頂けましたので安心はしましたが)
ディープエリアからのファイト時間をもっとゆっくりとする必要があったのか?エア抜きが万全で無かったのか?
ちょっと不明ではありましたが、合計5本の500gフィッシュをリリースすることになり、気が付けば、リミットメイクしては1本リリースを繰り返したことで、ライブウェルには4本のバスしか入っていない事態に・・・。
この時点で、12時を回っており、リミットメイクまでのラスト1本は、キッカーを入れるべく、場所を変えて、以下のルアーで、キッカー獲りへ!!
しかし、どのルアーにも反応がなく、雨が激しくなる中、無念のタイムアップとなりました。
平均サイズが下がっている状況に気付きながら動けなかった自分への情けなさ、更に、バスに対するケア力の無さを痛感しました・・・。
|上位陣はクオリティバスを連発!!歴然とした実力の差を知る。
私の最終的な結果は、1720g/4本となり、16名中8位となりました。(4名はノーフィッシュでしたので、それなりには厳しい1日だったみたいです)
気になる上位陣ですが、優勝がRAID萩ちゃんで、5495g/5本で圧勝。2位で4035g/3本。
などなど、上位陣のバス達は、私のディープエリアのバスとは違い、シャローの真っ黒な健康優良児ばかり!!
そもそも、狙っている魚自体が違うことを痛感しました・・・。
地元凄腕ロコ達との実力差は歴然ですが、ここから這い上がって行きたいと心底思いましたね。
|私の普段の釣りでは、大会に勝てないことを痛感しました。
普段、私が高山ダムで展開している釣りは、状況を加味して、バスを追い掛け、数を釣る中で、キッカーを入れると言う感じです。
この展開は、丸1日、自由に何時間でも釣りが出来る中にあっては、満足する釣果を出すことが可能です。
但し、「数を釣って、その中にキッカーを入れる」と言う展開は、大会では通用しないことを痛感しました。
直近2回では運よく、ご覧のキッカーを釣ることが出来ましたが、ビッグバスの確実性が見えないディープ展開では、大会中にキッカーを入れるのは至難の業・・・。
大会と言う限られた時間内で、キッカーを獲る為には、明確な「キッカー狙い」が必須となります。
今回の上位陣は、優勝に絡むことが出来るクオリティの高いバスが生息する上流エリアに行き、そこで、各々の戦略で、シャローエリアからデカバスを抜いて来ていました。
今後、大会で結果を出す為には、普段の釣りの中に、明確なキッカー狙いの展開を入れて、常に、大会を意識して釣りをするのが良いと感じました。
今回、地元ロコが集うウズウズ大会へ参加したことで、30年前に置き忘れた闘志が、メラメラと再燃したことを感じました。
今の自分の立ち位置、そして、そこからどの様に這い上がるのか。そこを明確に知ることが出来ましたので、本当に有意義な大会参加でした!
大会終了後は、表彰式も兼ねたバーベキュー大会もあり、和気あいあいとした雰囲気の中で、それぞれの参加者の戦略を聞くことが出来、ここでも今後に繋がる糧を得ることが出来ました!
皆さん、ホントに素晴らしい方ばかりで、このウズウズメンバーの中で、切磋琢磨するのは素晴らしい体験だと感じましたね。
来年は、ウズウズ大会に可能な限り、フル参戦したいと思っていますので、今の内に、色々と準備を進めたいと思います!
いやはや、ホントに最高の1日でしたね♪
47歳ともなりますと、チャレンジ精神がなくなって来たりしますが、今回の大会参加で、バス釣りに対する情熱が、更にヒートアップしましたね。
もっともっと上手くなったる!と誓った1日でしたね。