皆さま、毎度です♪友蔵です。
朝晩は、めっきり涼しくなり、風も気持ち良さを感じるまでになりましたが、まだ日中の暑さは健在で、連日、30℃前後の気温を記録しております。
そんな中、絶不調状態を引きずったまま、またまた高山ダムに潜入して参りましたので、そのレポートをお届けしたいと思います!
|急激な放水量UP!毎度、難解な高山ダム!!
前回、出撃直前の放水量をチェックしていなかったことで苦戦に繋がったことを受け、9/10(土)当日は、高山ダムまでの道中で、放水量をチェックしてみました。
すると、前日夜には落ち着いていた放水量が、夜中に大量の流入があったみたいで、緊急的な感じで、160トン放水をしているのが確認出来ました。
160トン放水・・・、前回以上の放水量なので、色々と思案しながら、現地入りしました。
大量に入り込んだ流入水と160トン放水で、スロープ前は、濁流と化していました。(貯水位:116.18m)
やや増水しており、明らかな濁りと流れが発生している状況でした。
これは水温も落ちているな・・・、と感じながら、テキパキと準備完了!(とは言え、今回も満員御礼で、05:30に集合したものの、スタート出来たのは07:00でした)
今回、バックシートを努めてくれたのは、大阪より参上の釣り仲間TSUKIさんです♪
ちなみに、激濁り状態のスロープ前の水温ですが、冷たい上流の水が入った影響で、22℃~23℃となっておりました。
色々と思案しながら、いよいよスタートです!
|今回は、ベイトタックルのみで原点回帰!
ここ最近の絶不調状態から抜け出すヒントを得る為、本来、得意とするベイトタックルスタイルに戻してみることにしました。
スピニングフィネスを否定しているワケではなく、一度、原点回帰することで、見えて来るものもあると感じましたので、この日は、ベイトタックルのみで、以下の布陣を持ち込みました。
①EG/スーパースタリオンGT2RS+ZPI/アルカンセXS(ZELOSカスタム)
②EG/スーパースタリオンGT2RS+ZPI/アルカンセNS(ZELOSカスタム)
③EG/クーガーエリート7RS+ZPI/アルカンセRGC-XS
※ZELOSカスタム:マシンカットハンドル102㎜+ZPⅢスプール
本来、得意として来た巻物と撃ちもの展開で頑張ってみることに!
|流れをどう読むか?ボトムか?中層か?
スロープ前の濁流低水温を避け、中流部へ進んでいると、大きなブレイクラインで、潮目が出来ており、そこから先のエリアは、水質が戻り、水温も26℃台へ変化していました。
この辺りの水温は、前回、27℃台だった為、1週間で1℃の低下模様ですね。
観察していると、インレットからの水量が増えていたこともあり、インレット周りのサンドバーを巻き物で攻めてみることにしました。
まずは、EG/ジャックハンマー1/2oz+イマカツ/ジャバシャッド4.5インチの組み合わせで、早巻き展開です。
ベイトフィッシュが、2m前後の層に確認出来ましたので、その層を中心に探るものの無反応・・・。
時折、大型のハスを目視出来たので、デプス/プロップジグ1oz+デスアダー6インチのコンビを投入して、ボリュームを出す作戦を試してみました。
しかし、これまた無反応・・・。
ベイトフィッシュの塊感を演出する方がいいのかな?と感じたので、ジークラック/ステルスセブンを投入!(今回は、ワンフックではなく、全て、イマカツ/アンゴビシャッドテール3.5インチをセットしました)
しか~し、これまた無反応・・・。
もしや、バスが食っているベイトのサイズは、もっと小さいのかも?と感じた為、ルアーをチェンジすることにしました。
|TGブロー+イージーシャイナー3.5のスイミングで連発!!
これ、アリかも?と感じて、スタンバイさせたのが、EG/TGブロー3/8ozに、ケイテック/イージーシャイナー3.5を組み合わせたセッティング。
このケイテック/イージーシャイナーですが、縦型フォルムをしており、シャッドテールの付け根が長くて薄いのが特徴です。(上から見ると、こんなに薄いです。)
今回、このコンビで何をしたかと言いますと、スイミングですね。
チョンチョンと2~3回、煽った直後に、カーブフォールさせる感じです。このカーブフォールがキモですね。
チョンチョンの動きで水を動かして、バスに気付かせ、その直後のカーブフォールで追い食いさせるイメージです。
この手の戦略には、シャッドテールワームの形状が重要で、まさに、私が思い描くものが、このイージーシャイナーでしたね。
ちょっと、前置き長くなりましたが、これが正解だったみたいで、投入直後から、連発!!
他のエリアでも、好調で、ナイスバスも捕獲することが出来ました♪
ロッド:EG/スーパースタリオンGT2RS
リール:ZPI/アルカンセXS(ZELOSカスタム)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
ルアー:EG/TGブロー3/8oz
ワーム:ケイテック/イージーシャイナー3.5インチ
戦略的に正解みたいで、こんな感じで、バックリと食ってくれていました。
このコンビでのスイミング戦略、なかなかアリだと感じましたね。
|巻物展開で、色んな可能性を探る!!
TGブローのスイミング戦略も楽しかったですが、この日は、色んなエリアで、巻物展開を投入して、色んな可能性を探りました。
イマカツ/IK500Rで中層をマキマキ。
ロックエリアでは、IK420で岩に当てながらサーチ!
水深5mラインをデプス/プロップジグ1ozでサーチ。
浮いている障害物周りでは、イマカツ/レイジースイマーを投入。
色々とやってはみましたが、全てが不発。なかなかに難しい・・・。
途中、浮いているバスに対して、ジャッカル/ロングM16の特殊ワッキーリグを投入してみたところ、あっさりとナイスバス(笑)
ロッド:EG/クーガーエリート7RS
リール:ZPI/アルカンセRGC-XS
ライン:クレハ/フロロマイスター12ポンド
ワーム:ジャッカル/ロングM16
リグ:ワッキースタイル
フック:ノガレス/ループモスキート1番
シンカー:3.5gクイックチェンジャー
何とか、TSUKIさんも、フリーリグで1本獲ってくれました♪
そんなこんなで、ベイトタックルのみでの原点回帰な出撃でしたが、久しぶりに純粋に楽しむことが出来ましたね。
釣果的には微妙ではありましたが、地元ロコの釣りウマな方と湖上でお話させてもらうと、私の戦略的には正解だったみたいですが、エリアが全く違っており、そこが釣果の分かれ道だった模様・・・。
この日の状況を加味して、自分なりに「この先は無いな」と見切ったエリアこそが正解エリアだったみたいで、まだまだ高山ダムに対する理解度が低いことが分かりました。
今回の出撃でも、得たことが多くありましたので、次回へ向けて昇華させたいと思います!
この日、ベイトタックルのみで原点回帰したことで、スピニングフィネスの出し処も分かった気がしました。
次回は、スピニングタックルも、しっかりとスタンバイさせ、ベイトとスピニングを上手いこと、ミックスアップしてみたいと思います。
取り敢えず、TGブロー&イージーシャイナーのスイミングは、なかなかにヤバいと感じましたので、次回も、煮詰めたいと思います。
ウエイトを1/2ozまで上げて、これの早巻きも面白そうな気がしますね♪
シャッドテールの付け根が薄くて長いので、早巻きするとビヨーン!と伸びるので、それが伸び切って戻るタイミングで、バイトトリガーになる予感がします!