皆さま、毎度です♪友蔵です。
超大型台風19号に襲われた日本列島・・・。関東を中心に甚大な被害をもたらしました。先ずは、被害に遭われた方々の1日でも早い復興をお祈り致します。
そんな超大型の台風19号は、三重エリアにも大きな影響を及ぼしましたが、その台風通過2日後の本日、三重野池へオカッパリに出撃して参りましたので、レポートしたいと思います。(今回は、釣り仲間ものナオキさんとのセッション♪)
状況把握に苦労し、大苦戦しましたが、最後の最後で、答えのピースを当て嵌めることが出来、思わぬ場所からナイスなデカバスが出現しましたので、感無量でした。
丸1日、雨模様ではありましたが、頑張って参りましたので、しっかりとお届けしたいと思います。
|まずは状況把握!ボトム?中層?はたまた表層?
私が把握している野池の中でも、季節の進行が早い山間野池に、朝イチに潜入してみました。
今回は、台風通過を考慮し、色々と状況把握を綿密にする必要があると判断したので、スーパースタリオンGT2RSに加え、スピニングのスピンサーペントも導入しました。
今回使用しましたZPI/アルカンセは、どんなルアーにも対応出来る様に、ノーマルギア搭載のアルカンセNS(6.6:1)を選択しました。
まずは、状況把握の為、沖合のピンを回遊しているバスがいると考え、イマカツ/ダッドカット3インチの1/2ozテキサスリグをチョイスしてみました。
フリーフォールでボトムまで落とし、そこからボトムを丁寧に探って、反応が無ければ、中層スイミングの展開です。(このどこのアクション時にバイトがあったかで、バスのポジションが分かりますからね。)
数キャストしました際、中層スイミングからの回収巻きで、ダッドカットが水面付近まで来た際に、後ろからモンドリングバイト!!(サイズは、40クラス!?)
しかし、タイミングが合わなかった為、フッキングまで至らず・・・。
このバイトの出方から、「バスは中層に浮いてて、上方向に興味があるのか!?」と感じた為に、ルアーをイマカツ/ベルリネッタ2へ変更!
しかし、水面までは出来らないのか!?ノーバイトだったので、イマカツ/ピラーニャ65で中層をサーチ!そこに、スパイス的に、イマカツ/カオスダイバー300RSでの浮かせ釣りも投入してみました。
しかし、無情にも無反応・・・。バスは、中層に浮いているものの、横の動きではなく、縦の動きに反応しているのか!?と感じたので、イマカツ/ダッドカット3インチの1/2ozテキサスリグに戻し、フォーリング重視で狙ってみることにしました。
すると、早々にバイトを得ましたが、フッキングまでには至らない為、スパイスが必要だと感じたので、ヘアリーピッグを装着してみました。
ヘアリーピッグが抵抗にもなるので、フォーリング速度にも変化を与えることが出来ます。
すると、この作戦が当たり、沖の回遊エリアから、元気なナイスバスを捕獲することに成功しました♪
ロッド:カレイド/スーパースタリオンGT2RS
リール:ZPI/アルカンセNS(6.6:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
リグ:1/2ozテキサスリグ
フック:リューギ/インフィニ3/0
ワーム:イマカツ/ダッドカット3インチ
カラー:ニホンザリガニ
やはり、ヘアリーピッグ仕様では、バイトが深くなる傾向にありますね♪
時折、完全に中層を泳いでいるバスがいるのかどうかを確認する為に、DRT/タイニークラッシュを投入してみました。
しかし、こいつを襲う様なアグレッシブなバスは確認出来ず・・・。
|スピニングフィネス展開へシフト!
その後、ダッドカット戦略でバイトが途絶えた為、スピニングフィネス展開へ切り替えてみました。
まずは、フィーディングエリアを上から下に動かす波動を出して探ることにしました。ルアーは、Trinity/MJクローラーのノーシンカーワッキーを選択してみました。
MJクローラーは、高比重タイプを選択し、丁寧に中層を探っていると、アベレージサイズを連発で捕獲することが出来ました♪
ロッド:セルペンティ/スピンサーペント
リール:ダイワ/イグジストSカスタム2506
ライン:東レ/エクスレッド4.5ポンド
リグ:ノーシンカーワッキー
ワーム:Trinity/MJクローラー
タイプ:高比重
いやはや、Trinity/MJクローラーは、ホントによく釣れますね♪個人的に、困った時は、MJクローラーと言う認識でおります(笑)
その後、超シャローエリアで、時折、ボイルが発生していたので、そこに、GETNET/ジャスターフィッシュのぴゅんリグを投入し、数本追加に成功しました。
更に、フィーディングエリアに差して来る前のステージングエリアに居るであろうバスを狙う為に、ZOOM/ミートヘッドの超ライトテキサスリグを投入!
この戦略も当たり、アベレージサイズを連発で捕獲することに成功しました♪
このリグも、本当によく釣れますね。詳しくは、こちらへどうぞ♪⇒【お助けリグ!ミートヘッドの超ライトテキサス!】
と言う様に、スピニングフィネスにて、色んなリグを展開したところ、2桁オーバーで釣果を伸ばすことが出来ましたが、サイズが一向に伸びない・・・。
ナオキさんも、スピニングフィネス展開で、アベレージサイズを複数本釣られていましたが、こちらもサイズは伸びない模様でした。
さて、デカバスはいったいどこにいる???
考えを整理する為にも、一旦、昼休憩を入れてみました。(やはり、一旦、考えをリセットする時間は必要ですからね)
昼から、ちょっと思うことがあり、平野部の皿池へ入りましたが、DEPS/サーキットVIBにて、ミニマムサイズを捕獲しただけでした・・・。
平野部の野池は、季節の進行が上手く進んでおらず、未だに、アオコまみれでした・・・。
そこで、午前中に入った山間部の野池へ入り直して、考えを整理してみました。
|季節を先取りする秋の深海魚
午前中、いっぱい釣りをして得た手掛かりは、以下の通りです。
・沖の回遊エリアには、バスの存在が無い
・シャローエリアは小バスが多い
・横の動きのルアーに反応しない
・台風の影響で、水温が急降下している
・大きめのルアーに反応がない
これらの手掛かりを元にして、デカバスの居場所を考察してみると・・・。
「台風の影響で水温が急降下したことにより、小さなブルーギルなどは、一種のシャッドキルウェザー的な状況に陥り、安定を求めて、ディープへいち早く移動したのでは?」
「となると、その小さなブルーギルを捕食する為に、デカバスもいち早くディープに移動したのでは?」
と言う仮説を立てました。デカバスがディープに落ちたとしても、餌を求めて移動した個体なので、コンディションは良いハズ。食い気もあるだろう。
そこで、午前中に一切手を付けてなかった野池の最深部を狙ってみることにしました。
ルアーは、ディープに落ちた小さなブルーギルを演出させる為。イマカツ/チタンVIB(3/8oz)としました。
【季節を先取りしたデカバスは、餌を求めてディープにいる。】
この仮説を立証させるべく、ディープエリアを丁寧に、ショートリフト&フォールを繰り返してみました。
しばらく丁寧に探っていると、ショートリフト&フィールからのリフト時に、ゴッ!!と言う明確なバイトを捉えたので、フッキング!!
豪竿スーパースタリオンGT2RSをぶち曲げるパワーだったので、これはデカいなと感じ、慎重ファイト。最後の最後、足元で、有り得ない程の突っ込みを見せましたが、無事にネットインに成功!!(これぞ、仮説を立証する49㎝1820gのナイスなデカバスでした!)
ロッド:カレイド/スーパースタリオンGT2RS
リール:ZPI/アルカンセNS(6.6:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
ルアー:イマカツ/チタンVIB(3/8oz)
カラー:クレイフィッシュ
ちなみに、クレイフィッシュと言うカラーは、赤色の為、ディープエリアでは黒色に変化する為に、シルエットをハッキリと出すことが出来ますので、ここもキモだったと思います。(尚、チタンVIBについては、こちらでも詳細に書かせてもらっています⇒チタンVIBの秘密)
惜しくも50オーバーには届かなかったですが、コンディション抜群のクオリティーフィッシュでしたね。
やはり、季節を進行したデカバスは、餌を追って、ディープエリアに入っていた様ですね。
ナオキさんにも、この戦略をお伝えしたところ、ナイスバスを捕獲してもらえました♪
最初は、台風後の低気圧コンディションで、シャロー勝負か、沖の回遊エリアで勝負出来ると考えていましたが、正解は、よもやのディープエリアだったとは、本当にバス釣りは面白いですよね。
1つ1つの手掛かりを紐解いて、自分なりに、1つの正解に辿りつけたのは感無量でした。
秋のデカバス狩りは、確かに難しいですが、それ故に、奥が深くて楽しいのも事実ですので、やり甲斐がありますね。
と言うことで、終始、雨模様の1日でしたが、ナオキさんとワイワイと楽しむことが出来ました♪
ちなみに、本日のZPI/アルカンセNSですが、飛距離重視としたので、マグダイアルは【1】と設定し、じゃじゃ馬な部分は、サミングで対応しました。
今日のデカバス捕獲には、このZPI/アルカンセの安定した飛距離のお陰でもありますね。(完全に、私の右腕の様相を呈して来ましたね、ZPIアルカンセくん♪)
それでは、皆さまも、是非、秋のフィールドで元気なバス達と遊んで下さいませ!