皆さま、毎度です♪友蔵です。
イマカツより、期待の新星が登場しましたね!その名も【アベンタクローラーRSR】。
(画像出典:イマカツHP)
オリジナルアベンタクローラーの良さと、アベンタクローラーRSの良さ、その2つの良い点をミックスアップした様な奇跡のルアーだと思います。
先日、発売されたばかりの新星で、私も早く買いたかったんですが、ちょっと出遅れてしまい、もう購入することが出来ないかな・・・、と感じていました。
しかし、初回カラーラインナップの中で、私が目を付けたカラーが、不人気カラーになる様な配色だったので、もしかしたら売れ残っているかも?とは感じていました。(恐らく、ブラックバットカラーが一番人気になっているハズ!)
そして、店頭販売から4日が過ぎた本日(2/7)に、釣具屋さんに潜入したところ、やはり、私が目を付けたカラーだけ売れ残っていました♪
そんな私が目を付けたカラーですが、それはこちらです!
『グローバックアマガエル』
初回ラインナップカラーの中で、恐らく、大概の人が選ばないかと思われます・・・。
では、なぜ故に、このカラーに魅かれたのか!?それをお届けしたいと思います。
|アベンタクローラーRSRの基本スペック
と、その前に、アベンタクローラーRSRの基本スペックを見て行きましょう。
①【重さと長さは?】
標準ウエイトは、1.3ozとなっていますので、約36.4g前後と言う感じでしょうかね?
ミディアムヘビーロッドで、十分キャストすることが出来ます。
長さも11.5㎝となっており、大小問わずに、全国各地のフィールドで使えるサイズ感だと思いますね。
②【圧倒的な飛距離】
リアウィングセッティング技術により、飛行時には開閉式矢尻の様なシルエットで、両方のウィングが仕舞われる為、飛行姿勢が安定します。
それ故、飛行時に左右へのブレなどがなく、矢の様にぶっ飛んで行く仕様となっています。
これは、アベンタRSで経験していますが、狙ったポイントにズバズバとキャスト出来るので、非常に有難い性能だと思います。
③【極限のスーパーデッドスローアクション】
2つのウィングが後方にセットアップされていますので、水中に突き刺さるアンカーの要素があり、動き出しからスーパーデッドスローアクションを出すことが可能です。
これも、アベンタRSで体験していますが、本当に、ビックリする程のデッドリトリーブが可能です。
④【中速度~高速度域でも安定感抜群】
これが凄いことなんですが、スーパーデッドスローアクションを可能にしながら、中速度~高速度域であっても、対応する能力を備えていると言うことです。
通常、どちらかの性能に特化してしまうものですが、このアベンタRSRでは、実現出来ていると言うから凄いと思います。
尚、慣れが必要かと思いますが、超高速度域でも、ヘッドが水中に突っ込む設計になっているみたいで、動きが崩れにくいみたいです。
⑤【共鳴効果】
ウィング連結台座には、イマカツオリジナルのノイジースクラッチ機構を採用しており、硬質空洞樹脂ボディーの共鳴効果が素晴らしいものとなっています。
これは、オリジナルアベンタでも実感出来ていますが、使い続けると、その金属疲労も相まって、何とも言えない絶妙な金属スクラッチ音が鳴りますね。(←この音がデカバスに効く!)
⑥【フックがピアストレブル?】
パッケージには書かれていませんが、このフック、多分、リューギのピアストレブルだと思われます。
結構、高額なフックの部類に入りますので、最初から搭載されているのは有難いですね。(←ピアストレブルじゃなかったらゴメンナサイ。)
と言う感じで、アベンタRSRの基本スペックを見て頂きましたが、では、何故に、私が、グローバックアマガエルを選んだのかをお伝えしたいと思います。
|グローバックアマガエルの良さとは!?
このグローバックアマガエルと言うカラー、その他の初回出荷時のカラーライナップの中では、ひと際、浮いていると思います。何せ、バス釣り界では不人気なグローカラーですからね・・・。
だって、見た目、こんなんですもんね。(釣具屋に陳列されている他のカラーと比較しちゃうと、何か色も濁っててダサい・・・。)
このダサい感じが何かと言いますと、背中がグローカラーになっているからです。
ちなみに、腹の色はブラックとなっておりますので、バスからすれば、背中がグローカラーであっても、何も違和感はないかと思います。
では、何故、背中がグローカラーの方がいいのか!?それには、2つの要素があると思っています。
1つ目の利点:背中の重量が増す。
2つ目の利点:視認性が良い。
では、1つ1つ見て行きましょう!
|背中の重量が増すことで、ルアーを水中に押し込める
このアベンタRSRのグローバックアマガエルですが、蛍光灯の下などで、じっくりと見ますと、微細な粒が見える感じで、グローカラーが塗られています。(実際は、塗装ではなく、樹脂に蓄光顔料ペレットを練り込んで成形しているとのことです。)
このグローカラーと言う塗料ですが、通常の塗料より重量があります。(←多分、間違いないかと)
そのグロー塗料が、背中にべっとりと塗ってありますので、他のカラーと比較すると、背中の重量は、かなり重たくなっていると思います。(実際は、樹脂に蓄光塗料を練り込んで成形)
実際、約36.4g前後で設定されているのに、このグローバックアマガエルは、簡易計測で41gありました。
他のカラーは持っていないので、もしかすると、同じ様な重量なのかもですが、それでも、背中に乗っている塗料の重さは、他のカラーより重いと思います。
背中の重量が重いとどうなるのか?
そうです、ルアーを水中に押し込む力が大きくなるのです。
又、このグローバックアマガエルカラーは、カルピスボーン素材ではなく、普通のABS樹脂なので、もともと浮力は低い為、背中に重量が乗ることで、更に、水中に押し込めることが出来ます。
水中に押し込むことで、水に絡ませてのデッドスロー巻きが出来るのです。
カルピスボーン素材は、その圧倒的な浮力から水を弾いて、ピンポン玉の様に浮きます。
このABS樹脂は、水と絡むことで、ごく自然体で浮きます。
どちらにも、その良さがあり、そこはどちらが勝っていると言うことではなく、使い分けが大事だと思っています。
以前、オリジナルアベンタのABS樹脂であるクリア系のギャンブラーと言うカラーがありましたが、それを自分で、背中に大量の塗料を塗って、背中の重量を増したやつを使っていました。
これが、ホントによく釣れたこともあり、背中の重量増による効果は、抜群にあると思っています。(←あくまで個人的にですので、間違っているかもですが)
この様な経験があった為、一見、不格好な配色ではありますが、このグローバックアマガエルには、魅かれるものがありました。
水と喧嘩をしないABS樹脂。そして、水中に押し込む背中の重量増。
これは、間違いなくキテるカラーだなと。
|グローバックの為、光量が少ない時の視認性が良い
このグローバックアマガエルですが、その名の通り、背中には、グロー塗料がべっとりと塗られています。(実際は、樹脂に蓄光顔料ペレットを練り込んで成形)
グローカラーですので、蛍光灯などに当てると光を蓄積します。
グローカラーに使用されている塗料ですが、その結晶の中に、電子を含んでおり、紫外線に反応すると、電子が暴れ、その状態から復元する過程で、発散されるエネルギーが光として見えると言われています。
従って、光(紫外線)を吸収し、光を蓄積し、元に戻る過程で発光する、と言う流れです。
その為、永遠に光り続けると言うことではなく、蓄積した光が減って来ると、発光も弱くなります。
今は、釣具屋とかで、紫外線を発するペンライトが売られていますので、夜間釣行では、それらを持参し、発光が弱くなったら照らして、光と蓄積させるのもアリですね。
で、肝心要の発光度合ですが、約30秒ほど、蛍光灯の下に照らしたグローバックアマガエルを暗い場所に移動させてみると、こんな感じとなりました。
まずは、斜めからどうぞ。
お次は、真横からです。
最後は、真上からどうぞ。
思っていた以上に、結構な発光具合となっていますね。
これくらい光ってくれれば、光量が少ない時間帯でも、ハッキリと視認することが出来ます。
尚、真下から見ると、こんな感じで、バスからグローカラーは、ほぼ見えない感じですね。(クロールする際には、チラチラと発光が見えるので、効果あるかもですね)
アベンタシリーズを早朝や夕暮れ時、ほぼ光量が無い時に使った際、その動きを目視することが出来ない為、知らず知らずの内に、巻きスピードが速くなっていたと言う経験があります。
やはり、この手のルアーは、目視出来ることで、よりデッドスロー巻きをすることが可能だと感じています。
それ故、このグローバックカラーは、光量が少ない時間帯であっても、目視することが可能ですので、安定したデッドスロー巻きが可能となると思います。(当然、中速度~高速度でも、見えている方がやり易いですからね)
グローバックには、目視させることで、光量の少ない時間帯での動きを安定化させる要素があると思います。
まぁ、光量がある時に見ると、ぶっさいくなカラーではありますが・・・。(イマカツ社さまには失礼極まりないですが)
|まとめ(グローバックアマガエルカラー)
・背中から水中へ押し込む効果がある。
・水と喧嘩せずに、デッドスロー巻きが可能。
・視認性が高い。
・暗闇でも目視出来る為、安定して動かせる。
あくまで個人的にではありますが、このアベンタRSRのグローバックアマガエルと言うカラーは、上記の効果が期待出来ると思われます。
尚、今江さんからは、以下の様に教えてもらいましたので、私の意見なんかより、抜群の信頼性がありますが!
・曇天無風:黒系カルピス樹脂。
・晴天無風:白腹系カルピス樹脂。
・やや風と波ありの晴天:スケルトン。
・早朝夕暮れ:グロー。
今回は、このグローバックアマガエルしか購入することは出来ませんでしたが、他のカラーも、使い分けが大事だと思いますので、次の出荷時には、手に入れたいと思います!