皆さま、毎度です♪友蔵です。
3月下旬に、琵琶湖オカッパリ朝練をして以来、しばし朝練が出来ない日々を過ごしておりました・・・。
で、気が付けば、季節が一気に進み、すでに桜は葉桜状態。季節外れの気温が続いたことで、南湖の水温も、場所によっては18℃を超える状態に・・・。
こうなって来ると、一気にスポーニングへと移行すると考えられる為、少々、難儀な時期となってしまいます。
そんな状況の中、久しぶりにオカッパリ朝練を決行出来ましたので、レポートしたいと思います。
苦戦しましたが、最後の最後で、プリメスを含めて2本を連続捕獲することに成功しましたので、詳しくお伝えしたいと思います。
|まずは、アシ際前のシャローをサーチ!
久しぶりのオカッパリ朝練を決行したのは、4月13日。この日は、満月大潮を3日後に控えた中潮。場所は、瀬田川。
詳しい状況は分からなかったですが、水温は17℃を超えていた為、間違いなくスポーンを意識したバス達が、シャローへ突っ込んで来ていると感じました。
この日は、出勤前の朝練なので、1時間程度しか出来ません。従って、展開を早めにする必要がありました。
タックルは、信頼と実績のEG/スーパースタリオンGT2RSに、ダイワ/ジリオンTW HLC1516SHLを持ち込みました。
まずは、状況確認の意味も込め、ご覧の様なアシなどのベジテーション周りを攻めてみることにしました。
先発ルアーは、ゲーリー/ハートテールのノーシンカーリグとしました。
ハートテールは、テール根本が太い為、そこからの振動をボディーに伝えて、ロールする動きが出ます。このロールの動きを出せるシャッドテールワームは貴重なので、スレたバスにも効果は絶大です。
ハートテールを表層~表層直下で巻き巻きしましたが、予想に反して、無反応・・・。
ハートテールで無反応ってことは、バスいないと考えてOKかと・・・。
|もしや、アシの中に突っ込んでいるのか!?
ここで、自分が思っている以上に季節の進行が進んでいるのか!?と感じた為、アシなどのベジテーションの外側ではなく、内側を狙ってみることにしました。
ルアーは、イマカツ/フラットヘッドカーリー3インチのテールをカットした仕様の5gフリーリグです。
スポーン直前の中潮なので、バスの活性は高くないと感じた為、食わせとリアクションを加味したフリーリグにしました。
テールカットしたフラットヘッドカーリー3インチをフリーリグで組むと、シンカーだけが先にボトムに着底し、ノーシンカー状態で、テールをピロピロさせながら、スパイラルフォールするんです。
この独特の動きが、ナーバスになったデカバスに効く感じで、昨年の春にも、同じセットアップで、爆釣することが出来ました。
と言うことで、ご覧の様なゴージャズなカバーに、こいつを撃ち込んでみました。
何か所か、目を付けていたカバーを丁寧に撃ちましたが、これまた無反応・・・。何でだ???
|もしや、マッチザベイトの観点か!?
と、ここで、釣りをしながら、小さなベイトフィッシュが、時折、水面をピチャピチャするのを目視で確認出来ていました。
もしや、バス達は、この小さなベイトフィッシュを狙っているのか!?と感じた為、ルアーをジークラック/ステルスセブンのワンフック仕様にしてみました。(具は、イマカツ/アンゴビシャッドテール3インチです)
これなら、小さなベイトフィッシュの群れを演出させることが出来ますので、マッチザベイトの観点なら、こっちだろうと・・・。
アシ際ギリギリ、ベジテーション前のシャローエリア、丁寧に巻き続けましたが、これまたノーバイト・・・。うう~ん、水温17℃超えの春で、シャローに居ないって有り得るのか???
|もう一度、カバー撃ちに戻す。今度は、しょぼいカバー撃ち!
と、ここで、朝練終了まで残り20分。状況を整理すると以下の通り。
・ベジテーション前のシャローには居ない。
・ゴージャスなカバー撃ちには反応無し。
・マッチザベイトにも反応無し。
・小さなベイトフィッシュは存在する。
・大潮前の中潮。
・水温は17℃超え。
餌となるベイトフィッシュも存在するし、水温は17℃を超えている。まず、間違いなくバスはどこかに居る。
但し、大潮前の中潮で、非常にナーバスになっている。
まだスポーン場所に貼り付いている感じではなく、スポーン場所を拠点にして、周囲をウロウロしているハズ。
そんなバス達が、一瞬、身を寄せるのは、恐らく「スポーンエリアに近接する、しょぼいカバー」だと感じました。
スポーンに突入すると、特定の場所に固執しますが、まだそこまではいかない。となると、スポーン場所に近接する、小規模なカバーなどに、一瞬、立ち寄るハズ。(小規模カバーなら、立ち寄っても、すぐに逃げることが出来ますからね)
と言うことで、ルアーをイマカツ/フラットヘッドカーリー3インチのテールをカットした仕様の5gフリーリグに戻しました。
今度は、先ほどと違い、一見、無視しそうな小規模カバーに狙いを定めて撃ち込んでみました。
すると、小さな枝にピッチングで撃ち込んで、軽く吊るしみたいな感じでやってみたところ・・・、「コッ!」と、僅かな違和感が伝わって来ました。
んん!?と感じた為、ちょっと近付いて偏光グラス越しに見てみると、3~4匹の黒い影がウロウロしているのを発見!!
場所に固執する寸前の状態と認識し、その小さな枝にラインを引っ掛けて、一点で、フラットヘッドカーリーを躍らせる作戦に出ました。
すると、この戦略が的中し、ナイスな40オーバーを捕獲することに成功!!
ロッド:EG/スーパースタリオンGT2RS
リール:ダイワ/ジリオンTW HLC1516SHL
ライン:クレハ/フロロマイスター16ポンド
ルアー:イマカツ/フラットヘッドカーリー3インチ
仕様:テールカットチューン
リグ:5gフリーリグ
フック:リューギ/スタンダード3/0番
苦労した末の1本は、サイズ以上の嬉しさがありますね♪
バスの状態を見るに、こいつは恐らくオスの個体・・・。周囲に、メスらしきデカバスの影も複数確認出来ましたので、再度、同じ場所で、同様の攻めを行ってみました。
すると、やはりまだ場所に固執する寸前のデカい影が複数いるのを確認!!丁寧にアプローチしてやると・・・、食った!!
今度は、狙っていた待望のメスの個体!!暴れるバスをスーパースタリオンGT2RSのパワーで制圧し、見事にキャッチ出来たのは、50㎝オーバーのプリメスでした♪
サイズ:50㎝(2050g)
ロッド:EG/スーパースタリオンGT2RS
リール:ダイワ/ジリオンTW HLC1516SHL
ライン:クレハ/フロロマイスター16ポンド
ルアー:イマカツ/フラットヘッドカーリー3インチ
仕様:テールカットチューン
リグ:5gフリーリグ
フック:リューギ/スタンダード3/0番
リアクションと食わせ能力が効いて、ガップリと食っていますね♪
なかなか、ナイスなプロポーションでした!
今回は、横持ち写真も撮影してみました♪
久しぶりのオカッパリ朝練で、最初は苦戦しましたが、短時間で状況を読み解いて、何とかアジャストさせることが出来ました!
と言う感じで、約1時間のオカッパリ朝練でしたが、狙い通りの展開で2本捕獲することが出来ましたので、有意義でしたね。
今回の出撃模様は、友蔵YouTubeチャンネルでも公開しておりますので、是非、ご覧になって下さいませ!⇒『友蔵YouTubeチャンネル』
夜明けも早くなって来ましたし、オカッパリ朝練の時間を捻出することが出来そうなので、今後、可能な限り、朝練を決行したいと思います!
しかし、昨年の春もそうでしたが、イマカツ/フラットヘッドカーリー3インチのフリーリグは、ヤバ過ぎますね。
フリーリグにするなら、テールカットをお勧めしますが、ノーマル状態のタダ巻きもGOODですよ♪