皆さま、毎度です♪友蔵です。
先日、イマカツのフラットヘッドカーリー(プロト)で6.5kg/3本を出しましたが、釣り仲間からの反響も大きく、また、当ブログへの問い合わせも数件ありました。
そこで、この全く新しいブルーギル型ワームのご紹介をしたいと思います。
1つ1つご紹介しますので、参考になさって下さいませ。(こいつは、ホントに釣れまっせ!)
|フラットヘッドゴビィとフラットヘッドカーリー
左:フラットヘッドゴビィ
右:フラットヘッドカーリー
上の写真の通り、ボディー構造は全く同じで、フラットヘッドゴビィにはアンクルテールが装着されており、フラットヘッドカーリーには大きめのカーリーテールが装着されています。
テール違いが大きな違いとなっていますが、共通項目も多いので、まずは、共通項目も含め、1つ1つ見て行きましょう。
|6角6面体構造
フラットヘッドゴビィ&フラットヘッドカーリーのボディは、一見すると、普通の扁平ギル型に見えますが、実は、かなり凝っており【6角6面体】の構造をしています。
正面から見ますと、こんな感じです。
非常に分かりづらいかと思いますので、手書きで断面図を描いてみました。
こんな感じの断面図となっており、非常に複雑な6角6面体構造となっています。
これだけの面構成となると、あらゆる角度からの水を受けますね。
|深い逆リブ構造
このフラットヘッドゴビィとフラットヘッドカーリーの最大の特徴に【深い逆リブ】構造があります。
背中側の逆リブは、こんな感じのデザインとなっています。
お腹側の逆リブは、こんな感じのデザインとなっています。
これだけ無数の深い逆リブが入っていますので、その水の絡み方たるや想像を絶するものとなっています。
実際、どの位に深い逆リブと言いますと、ご覧の通りです。
具体的な数値で言いますと、一番深いスリット部分で、約5mmもありました。
水を噛んで噛んで噛み切って、水を流す構造となっていますので、非常に複雑な水流をボディーに纏う感じとなります。
又、この深い逆リブスリットが、フックポイントを上手く隠してくれると言うメリットもありますね。
|合計12本のヒゲの構造が凄い
フラットヘッドゴビィとフラットヘッドカーリーのボディには、片側6本、両側で12本のヒゲが装着されています。
こんなに無数の逆リブスリットが入ってて、どこにこのヒゲが装着されているんだろうか?とヒゲの根元を見てみると、何と!?逆リブの先端に装着されていました。
上のイラストでは分かりにくいかもですが、ボディ本体からではなく、逆リブの突起物の先端に装着されているんです。この成型技術は凄いものがある様な・・・。
従って、逆リブが受けた水流をそのままヒゲに伝えますので、常に、このヒゲはチリチリと動き続けるんですよね。
【常に動き続ける】と言う動きは、そのまま【生き物】と言うことに繋がりますので、何気に、この小さな12本のヒゲは、非常に重要な意味があるものと感じました。
|絶妙なサイズ感
フラットヘッドゴビィもフラットヘッドカーリーも、フィールドによく存在するブルーギルの大きさに実にマッチするサイズ感となっています。
まずは、フラットヘッドカーリー4インチです。
約11cmとなっていますので、実際は4.3インチ程度の大きさですね。
お次は、フラットヘッドゴビィ4インチです。
約10cmとなっていますので、実際は3.9インチ程度の大きさですね。
最後は、フラットヘッドゴビィ3インチです。
約8cmとなっていますので、実際は3.1インチ程度の大きさですね。
ご覧の通り、実に、全国のどんなフィールドでも違和感なく使えるサイズ感となっています。
|実は、高比重。
写真では軽く見えるかも知れませんが、このフラットヘッドゴビィもフラットヘッドカーリーも、何気に、高比重となっています。
まずは、フラットヘッドゴビィ4インチのウエイトですが、14gとなっています。
お次は、フラットヘッドカーリー4インチのウエイトですが、少し重くて15gとなっています。
ちなみに、フラットヘッドゴビィ3インチのウエイトは、7gとなっています。
ご覧の通り、サイズ感以上の高比重ウエイトとなっていますので、色んなリグに対応出来るものと思います。
お次は、それぞれの特徴を見てみましょう。
|フラットヘッドカーリー(4インチ&3インチ)
やはり、フラットヘッドカーリーの特徴は、この大きく薄いテールでしょう。
薄いテールですが、テールには、骨みたいな線が入っている為、テール自体がペタッ!としておらず、水噛みが凄い印象を受けました。
このテールなら、薄くても水押パワーがあるので、アピール力は凄いものがあります。
ちなみに、このカーリーテールですが、ボディに対して縦にセットアップされているのが特徴です。(この成型技術も凄い・・・)
このカーリーテールを活かすには、やはりスイミングで使用するのがベストだと思います。
実際、先日の釣行では、リューギのウェイテッドピアス4/0(1.3g)にセットアップして、デッドスロー巻きで使用しました。(フラットヘッドカーリー4インチ使用)
このセットアップですと、デッドスロー巻きした際に、小さく左右に頭を振りながら、絶妙なダッヂロールアクションを出せました。
この唯一無二のアクションは、大激戦区の琵琶湖オカッパリポイントでも、見事にデカバスを仕留めてくれましたので、絶大だと感じました。(詳細は、こちらのページでどうぞ。⇒【フラットヘッドカーリーで6.5㎏/3本捕獲!】)
全てのバスが、明確なガツガツバイトで、フラットヘッドカーリーを丸飲みでしたので、こいつは本物だと確信しました。
尚、フラットヘッドカーリーは、スイミングで使用するのが基準ではありますが、このカーリーテールを任意にカットして使うと、また別の動きが出せるとのことなので、色々を試してみるのもアリだと思います。
|フラットヘッドゴビィ(4インチ&3インチ)
こちらのテールには、すでに実績十分のアンクルテールが装着されています。
どんなに僅かな水流であっても、しっかりと捉えて常に動き続けるアンクルテールですので、小さいながらの存在感は抜群です。
このフラットヘッドゴビィに関しては、これはもう扁平ギル型ワームに対する全てのリグが適応可能です。
・テキサスリグ
・直リグ
・フリーリグ
・ノーシンカーリグ
・ダウンショットリグ
・ヘビキャロ
・etc・・・
この前は、0.9g~1.2gのネイルシンカーを打ち込んだ、ほぼノーシンカー状態で使用しましたが、絶妙な水平フォールをしてました。
フォール時にも、常に、12本のヒゲがチリチリと動き、アンクルテールもピロピロと動いていますので、フリーフォールのみで十分なアピール力がありますね。
又、フリーリグも扱いやすかったです。
通常のお腹を下にしたフックセット方法では、ややスパイラルフォールしにくいですが、お腹を上にしたフックセット方法では、スパイラルフォールしやすくなります。
どちらも釣れる動きは出ていますので、使い分けるのも良いかと思います。
とにかく、どんなリグでも対応出来るのは、フラットヘッドゴビィの良さですね♪
ちなみに、フラットヘッドゴビィ3インチの三又ヘビキャロを使って、なかなかの釣果が出ましたので、詳細は、こちらをどうぞ♪⇒フラットヘッドゴビィ3インチのヘビキャロ戦略!
又、このフラットヘッドゴビィは、チャターに装着してもGOOD!だと言うことが分かりました。その詳細は、こちらをどうぞ♪⇒これぞブルーギルチャターの新境地!
更に、フリーリグでの釣果も詳細は、こちらをどうぞ♪⇒フラットヘッドゴビィ3インチのフリーリグ戦略!
|まとめ
フラットヘッドゴビィ&フラットヘッドカーリーの利点は、まとめると以下の通りとなります。
①6角6面体構造
②深い逆リブ構造
③左右12本のヒゲ構造
④絶妙なサイズ感
⑤実は高比重
実際に使ってみて、バスを釣ってみて感じたことは【誰が使っても、釣果を出し易い】と言うことですね。
イマカツは、ワームにせよプラグにせよ、少々、使い方にコツが必要なルアーが多い傾向にありますが、このフラットヘッド兄弟に関しては、即座に釣果を出せるものと感じました。
是非、難しいことは考えずに、フィールドに投入してみて下さい。GOODなバスが遊んでくれると思います♪