皆さま、毎度です♪友蔵です。
いよいよ待望の満月大潮期間に突入した琵琶湖ですが、期待とは裏腹に、春爆とは言い難い状況となっています・・・。
昨年の記録的な猛暑で個体数が激減したのか?ウィードの少なさでバスの生息場所が変わったのか?今年、行われてないと言う琵琶湖の深呼吸の影響なのか?
ちょっと、上手く今の現状を考察出来ないでおります・・・。
そんな琵琶湖の最近のデータは以下の通りとなっています。(水温データは、前記が琵琶湖大橋水温、中記が瀬田川水温、後記はその差となっています)
・3/18晴:中潮、10.1℃、10.2℃、+0.1℃
・3/19曇:中潮、10.4℃、10.7℃、+0.3℃
・3/20晴:大潮、10.5℃、10.9℃、+0.4℃
・3/21曇:大潮、11.0℃、11.9℃、+0.9℃
放水量は33トンで安定していましたが、3/20に43トンに引き上げられました。尚、水位は順調に回復しており、マイナス1cmまで来ましたね。
そんな満月大潮2日目の本日、琵琶湖オカッパリに出撃して来ましたので、その模様をレポートしたいと思います。
|イマカツ/フラットヘッドゴビィ&フラットヘッドカーリー
と、実釣レポートの前に、イマカツのプロトワームの最新情報をお伝え致します!
先日、トリロバイトとトリロバイトゴビィと紹介しました、こちらの扁平ギル型ワームですが・・・。
正式名称が決定した模様です!今江さんより教えて頂き、公開してOKとのお墨付きを頂きましたので、ご紹介致します。
【フラットヘッドカーリー】(旧名称:トリロバイト)
【フラットヘッドゴビィ】(旧名称:トリロバイトゴビィ)
単なる扁平ギル型ワームに見えますが、何気に、6角の6面体ボディーをしています。
更に、深い逆リブが入っている為、かなりの水噛み力を発揮するのが特徴です。
発売時期は、聞いておりませんが、期待のニューフェースだと思います♪
|実釣スタート!
満月大潮2日目と言うこともあり、暗い時間帯での釣果が気になり、午前2時に狙いのフィールドに潜入!
考えることは皆さん同じで、予想を上回る人の多さで、狙いの場所に入れず、右往左往・・・。しかし、偶然、釣りに来ていたお知り合いの方の隣に入らせて頂きました♪
まずは、手前のゴロタ石ゾーンを回遊するバスを狙う為に、バスロイドJrトリプルダブルDSFを投入。
丁寧にデッドスロー巻きするものの反応無し・・・。
そこで、ややリアクションの要素を入れる為に、ピラーニャ65のショートリフト&フォールで、手前のゴロタ石ゾーンを攻めるものの無反応・・・。
沖合に狙いを変更し、マッハソニック17gで広くサーとするものの無反応・・・。
途中、雨が本降りになるなど、大苦戦を強いられました。
そこで、ちょっと考察。
水温が13℃に達していない為、スポーン体制には入っていないだろうけど、プリの状態には突入しているハズ。ならば、少々ナーバスになっている???
食欲はあるだろうけど、あまり早い動きには付いていけないのでは?ボリュームがあって、スローに動く餌ならば食える???
と言うことで、イマカツ/フラットヘッドカーリー(プロト)を1.3gウェイテッドピアス4/0にセットアップしてみました。
無数に入った深い逆リブ、そして扁平6角形6面体ボディー。更に、縦にセットアップされた大型のカーリーテール。
これらの要素が複合的に絡み、水を絡みながら流すと言う特異的な波動が出る為、サイズ以上に、存在感があり、まさに【大きなものがゆっくり動く】と言う早春の理想形の動きを出すことが出来ます。
実際の使い方ですが、キャスト後にボトムまで完全に着底させ、そこからのデッドスロー巻きです。常に、ボトムを感じながらのデッドスロー巻きですね。(この際、頭を絶妙に左右に振りながらのダッヂロールアクションが出ています)
イメージは、ボトムを徘徊するブルーギル。
ラインスラックを十分に出して操作する必要がある為、古の大型LNガイド搭載のスーパースタリオンGT2RSが使いやすいです。
丁寧に、丁寧に、更に丁寧に、デッドスロー巻きをしていると、ゴロタ石へのタッチとは違うガツガツ!とした明確なバイトを捉えたのでフッキング!!
かなりの重量感で暴れていましたが、無事にネットイン出来たのは、完全なプリスポーン体型見事なビッグバスでした!
ロッド:カレイド・スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:フロロマイスター14ポンド
ルアー:イマカツ/フラットヘッドカーリー(プロト)
カラー:ウォーターメロンペッパー
フック:リューギ/1.3gウェイテッドピアス4/0
この大迫力ボディーにうっとりでした♪
バイトの出方が、かなり激しいと思ったら、ガップリと食っていましたね。この食い方は、完全に餌だと思っている証拠です。
その後も、同様に、丁寧にデッドスロー巻きしていると、またもや明確なガツガツバイトを捉えました!
これまた結構暴れていましたが、無事に捕獲!サイズは落ちたものの、ナイスバスでした。
ロッド:カレイド・スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:フロロマイスター14ポンド
ルアー:イマカツ/フラットヘッドカーリー(プロト)
カラー:ウォーターメロンペッパー
フック:リューギ/1.3gウェイテッドピアス4/0
サイズは落ちたとは言え、50クラスなので満足です♪
このバスも、完全に餌だと思ったんでしょう!バックリ食いでした。
その後、しばらく沈黙が続きましたが、それでも集中力を持続して、丁寧にデッドスロー巻きをしていると、ギュイーン!と引ったくる様な激しいバイトを捉えました!
重量感抜群のファイトで上がって来たのは、これまたナイスバス!
ロッド:カレイド・スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:フロロマイスター14ポンド
ルアー:イマカツ/フラットヘッドカーリー(プロト)
カラー:ウォーターメロンペッパー
フック:リューギ/1.3gウェイテッドピアス4/0
少しサイズアップに成功しました♪
このバスも、餌と思ったらしく、ガップリと食っておりました!
今回、初めて、このイマカツ/フラットヘッドカーリー(プロト)を投入しましたが、いきなり素晴らしい結果が出たことにビックリしました。
このフラットヘッドカーリーは、バスの琴線を刺激する要素が秘められている気がしますね。
大激戦区のオカッパリエリアで結果を出せるルアーと言うのは早々ないので、このフラットヘッドカーリーには、今後に期待ですね。
その後、夜が明けてからは、沖合のバス狙いにシフトし、信頼と実績のアライブチャターHGを投入!!
しかし、今回は、残念ながらバスを射抜くことが出来ませんでした・・・。
ここからは、場所を一気に移動し、スラッシュバンビスコーンのテストに突入してみました。
しかし、ここで問題が・・・。
ワタクシ、この手の大型スコーンでの釣果実績が極端に乏しく、あまり使い方と見解を理解していないと言う・・・。
テストと言いながら、まずは琵琶湖オカッパリにおいて効くであろうエリア選定から入りました。
ゴロタ石に濁りが絡んだエリア、岸にブッシュが絡んだエリアなどなど、色んなタイプのオカッパリエリアをランガン!
色んなことをチェックしながらやっていると時間が足りず、十分なテストが出来ないままで終了・・・。
しかし、ある程度、自分の中で、狙う場所とタイミング、そして使い方を理解することが出来ましたので、次回にアジャストさせたいと思います!
と言う感じで、狙い通りに釣れはしましたが、個人的なスコーンリグのスキルに難ありと認識した1日でもありました。
ホントに、日々精進あるのみ!!
|おまけ
フラットヘッドゴビィに関しても、ちょっとスイムテストしてみたのでご紹介します。
①ノーシンカー&0.9gネイルシンカー
深いリブが水を噛み、6角形6面体ボディーと相まって、予想よりスローに水平フォールします。
その際、左右合計12本の短いヒゲがチロチロ動き、ゴビィーテールもピロピロ動いておりました。
ここぞ!!と言う障害物の横に、そっとフリーフォールさせるのがベストだと思います。
②フリーリグ
深い逆リブが、かなり水を噛みますので、予想よりはスパイラルフォールしなかったです。(追記:今江さんより「スパイラルフォール重視なら、ボディーを裏返してセットしてね。」と連絡が来ました。ご参考までに♪)
ですが!よく観察していると、水を噛んで噛んで噛み切った後にスパイラルフォールをしている感じが見られたので、溜めが効いて、相当、水を攪乱していると思われました。
水を受け流してのスパイラルフォールと、水を噛み切ってのスパイラルフォール、これは似ているものの非なるものと感じましたね。
今後、フラットヘッドゴビィ(プロト)に関しても、使い込んで行きたいと思います。
フラットヘッドカーリー、フラットヘッドゴビィ、この2つの新機軸扁平ギル型ワームは、かなり期待出来ると思います。
尚、あくまでプロトモデルの為、今後、形状も含めて変更になる可能性もあるかと思いますので、その点はご了承下さいませ。