皆さま、毎度です♪友蔵です。
今日は、イマカツ大好きの釣り仲間であるITOさんを愛知県からお迎えし、琵琶湖ボートセッションをして参りました!
今回は、西岸よりフットエレキのレンタルボートにて出撃して来ましたので、そのレポートをお届け致します。
|ここ最近の琵琶湖の状況
ここ最近の琵琶湖の状況と書いてますが、あくまで私が把握しているレベルの話です・・・。
梅雨時期に備え、一時期、放水量を280トンまで上げていましたが、基準水位のマイナス20cmになった為、ここ最近は、20トン~25トン程度の弱い放水量で推移しています。
又、ウィードですが、一時期と比べれば、生育し出しましたが、昨年同時期の1/10程度のイメージです・・・。
そして、今年は、小鮎の群れが結構入っており、逆にブルーギルが激減していることもあり、バスの回遊速度が速い様な気がしています。
メインベイトがブルーギルから、動きの速い小鮎系ベイトフィッシュに切り替わった?様な印象を持っており、個人的には、オカッパリでも苦戦している状態が続いています。
|実釣スタート!
と言う琵琶湖の状態を頭に入れつつ、AM5時に、ITOさんと元気にスタートしました!
ITOさんは、イマカツ大好きなので、持っているルアーは、イマカツオンリーのツワモノです!ちなみに、スーパースタリオンGT2RS溺愛者でもあります♪
さてさて、今回、私が持ち込んだタックルですが、スタリオン3兄弟+スピンサーペントの合計4タックルです。
・スーパースタリオンGT2RS+Revoエリート8(8.0:1)
・スーパースタリオン+ジリオンPEスペシャル100HL
・スタリオンOTM+Revoエリート暁(6.4:1)
・スピンサーペント+イグジストSカスタム2506
本日の先発ルアーですが、この時期から猛威を振るうイマカツ/ハイパーモグラジグ3/8oz+ダッドカット4インチの黄金コンビ!
これを縦に伸びるウィードにフリーフォールさせる戦略です。
ある程度、ウィードが縦に伸びている必要がある為、ウィードの生育が良い、岬が絡んだフラットエリアに潜入してみました。
水深は3.7mで、岬が絡む河口からの伏流水を期待出来るエリアの為、非常に状態の良いウィードが、毎年生育しているエリアです。
予想通り、ウィードの質は良かったものの、生育が遅く、まだ50cm~1m程度しか成長していない事実が判明・・・。
縦ウィードの中層にサスペンドするバスを狙う戦略だったので、目測はもろくも崩れ落ちました。
そこで、背丈が低いウィードを攻略する為、ここ最近、お気に入りのボートからの三又ヘビキャロ戦略を投入してみることにしました!
27g三又ヘビキャロですが、イレギュラーダートフォール効果を演出させる際には、フラットヘッドゴビィ3インチ、ふわふわフォール効果を選出させる際には、ヘアリーホグ3インチを選択してみました。
かなり丁寧に時間を掛けて探るものの、全くのノーバイト。めちゃくちゃ綺麗なウィードは、たんまりあるんですけどね・・・。
途中、フラットヘッドゴビィ4インチとフラットヘッドカーリー4インチの5gフリーリグ戦略を投入するものの無反応・・・。
魚探には、時折、大量のベイトフィッシュが映し出されていた為、ワンフック仕様のトレジャートラップを投入!
かなり集中して、レンジコントロールするも、無反応・・・。
そこで、展開をガラリと変えてみることにしました!
|スピニングフィネス投入
状況から見て、かなり条件が良いエリアの為、間違いなくバスは回遊して来ているハズ・・・。
ベイトタックルでの釣りに無反応なだけで、スピニングフィネスなら食うのか!?と感じましたので、久しぶりに、ちゃんとスピニングフィネスをやってみることにしました。
まずは、シャッド系ワームの1.8gジグヘッドにて、ミドストをするも、全くの無反応・・・。
そこで、少しステイの間が必要なのかも???と感じた為、アンクルゴビィ3インチの2.7gダウンショットリグを投入してみました。
ボトムの背丈の低いウィードにシンカーを引っ掛けて、丁寧なハングオフを繰り返していると、コココッ!と言うギルバイトを捉えました。
今年は、ブルーギルが少ないので、そのギルが生息しているエリアならば、バスも間違いなく存在していると感じ、丁寧にハングオフを繰り返していると、コンッ!と言うバスのバイトを捉えましたので、スイープにフッキング!
ドラグを軽快に鳴らす気持ちのいいファイトで上がって来たのは、ナイスな40オーバーでした。
ロッド:セルペンティ/スピンサーペント
リール:ダイワ/イグジストSカスタム2506
ライン:東レ/エクスレッド4.5ポンド
リグ:2.7gダウンショットリグ
ルアー:イマカツ/アンクルゴビィ3インチ
カラー:レバー
スタートから4時間を要しましたが、ようやく待望の1本目を捕獲です。美味しそうに、アンクルゴビィ3インチを食べてくれてました♪
|他の展開を模索。そして大迷走。
スピニングフィネスで、何とか1本捕獲するものの、「釣った」より「釣れた」感があった為、より正解のパターンを探すべく、他の展開を模索してみました。
水深4.6mエリアでのモグラジグのボトムバンプ戦略。
水深2.2mエリアでの直進モグチャmonster+フラットヘッドゴビィ4インチ戦略。
水深1.8mエリアでの小南ギルうちわ戦略。
その他も、要所要所でジャーキングワーム戦略、小型リップレスクランク戦略、ライトテキサスリグ戦略、ジャバシャッドNSNSを加えるも、延々、無反応・・・。
まさに、私の立ち位置横は、カオス状態・・・。
ITOさんも、考えられうる戦略を投入され、カオス状態に・・・。
スタートがAM5時、1本目捕獲がAM9時、この時点でPM3時だったので、実に、1本目捕獲から6時間、ノーバイト状態・・・。(ITOさんは、1本無念のバラシ)
フットコンエレキのみでしたが、動ける範囲内は、全て動いてチェックしましたので、その中
で一番、有望だと感じた、朝イチの水深3.7mラインへ再度潜入し、ラストチャンスに賭けてみました。
|辿り着いたカオスダイバー300RS戦略
やはり、この岬と河口が絡んだ水深3.7mエリアの状態は、水質良し、ウィード良し、ベイト良しとピカイチです。
時折、ウィードトップ~中層に大量にベイトフィッシュが映りますので、間違いなく、その群れに付いて回遊しているバスがいるハズ。
しかし、アラバマ系やヘビキャロ系などの食わせには無反応・・・。
となると、リアクションしかない。とは言え、中層でリアクションを仕掛けるのは難しい。
色々と考察していると【もしかしてクランクか???】と感じました。
とは言え、普通に中層をグリグリ巻いていてもリアクションにならない為、敢えてウィードに突っ込まさせて、そこからのハングオフなら食うかも?と・・・。
水深3.7mのウィードトップは2.5m。と言うことは、水深3mダイバーのクランクが正解。
これはまさに【カオスダイバー300RS】しかないと判断しました。
水質に馴染む様、琵琶湖レジャンドクラシックカラーを選択。
こいつを風下にフルキャストし、硬いウィードトップにリップを突き刺した後、ロッドをゆすって離脱させる作戦です。
まだ新芽状態のウィードですので、かなり硬い為、ルアーを弾くことが出来ます。(ご覧の写真は、敢えて、突っ込ませた状態で回収しました。)
こんな綺麗で硬いウィードが狙い目です。
そして、この戦略を投入して、即座に結果が出ました!硬いウィードトップにカオスダイバー300RSを突っ込ませ、ロッドであおって離脱させた瞬間に、グンッ!と強烈なバイト!!
フッキングすると、かなりの締め込みだったので、これは、そこそこデカいか!?と感じた為、慎重にファイト。2度のボートべりでの突っ込みに堪え、無事にネットインしたのは、起死回生の50オーバーでした!
ロッド:クロスファイア/スタリオンOTM
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:クレハ/フロロマイスター14ポンド
ルアー:イマカツ/カオスダイバー300RS
カラー:琵琶湖レジェンドクラシック
戦略が正解だった証として、フロントフックをガップリと食っていました!
この時点で、帰着まで1時間を残した16時前。1本目捕獲から、7時間後に辿り着いた1つの正解に、感無量でした!
まさか、カオスダイバー300RSが正解だったとは・・・。このリアクションクランクの釣りは、個人的には秋のイメージがあったんですが、この時期でもアリですね。
今年の琵琶湖のウィードは、まだ背丈が低く、硬い状態ですので、ウィードトップ2.5mエリアを攻める際に、このカオスダイバー300RSは、なかなか有望株かと思います。(個人的にはですが・・・)
1つの正解には辿り着きましたが、如何せん、残り時間が僅かであった為、煮詰める前に、無念のタイムアウトとなりました・・・。
ITOさんは、ワンバラシと次回にリベンジとなりましたが、終始、楽しくワイワイとセッションが出来たので良かったです♪ITOさん、今日は、ありがとうございました!
しかし、個人的に、本当に今年の琵琶湖は難しいです・・・。まぁ、私が下手なだけ!ってこともありますが、動きが速い個体を追い掛けるのは、タイミングも含めて難儀しております。
でも、難しからこそ、燃える性格でもありますので、また次回も、精進したいと思います。
カオスダイバー300RS戦略、1つの正解だったのは間違いないので、なぜ、もう少し早く気付くことが出来なかったのかと悔やまれます・・・。
1つ1つの正解に辿り着くスピードを高めないとダメだと改めて決意した1日でした。
次回も、頑張りますっ!!