皆さま、毎度です♪友蔵です。
この前も、素晴らしい釣果を出してくれたイマカツ/メタルクロースピン。
一般的なメタル系ルアーとは異なる形状をしており、ちょっと取っ掛かりにくいイメージがありますよね・・・。
実際、使ってみてもブレードの回転を感じることは、ほぼ無いので、使い方もよく分からない・・・、と言うイメージを持たれるかも知れません。
実際、私もそう感じており、使いこなすまでに時間が掛かりました・・・。しかし、キチンと使えば、驚きの釣果を出せることは分かってからは、常に1軍BOXに入れている程になりました。
今回は、そんな異端児的扱いを受けているイマカツ/メタルクロースピンの秘密と使い方をお伝え致します!(あくまで個人的な見解ですので、参考程度で♪)
|釣れる秘密=予想を上回るツインブレードの回転数
いきなり結論からお伝えしますね!
このメタルクロースピンには、ツインブレードが装着されていますが、その素材が比重が高い【りん青銅】となっています。
この極薄のりん青銅ツインブレードは、僅かな水流でも即座に立ち上がり、驚異のレスポンスの良さで回転し続ける特徴があります。
回転し続けると言うことは、動き続けると言うことです。
【動き続ける】と言う動きは、【生命体になれる】と言うことなのです。(生命体って、常にどこかが動き続けていますからね)
更に言いますと、この極薄りん青銅ブレード素材は、その動き続けると言う動きが、予想を上回る速度で回転して動き続けることが出来るのが最大の特徴であり、釣れる秘密だと感じています。
例えば・・・、このメタルクロースピンに普通のツインブレードが装着されていたとします。
すると、ワンアクションでブレードが10回転するとイメージしてみて下さい。
しかし、同じワンアクションでも、りん青銅ブレードなら30回転するイメージを持っています。
実際、水中での動きを見てみると、もの凄い回転速度で、常にチリチリと動き続けています。ワンアクションの中で、予想を上回る速度で動き続ける為、バスからすると、完全に生命体に見えているんだと思います。
実際、このメタルクロースピンですが、鮒や鯉など、通常ルアーを食べない魚種まで釣れてしまうのは、まさに生命体になっている証拠だと思います。
この【唯一無二のレスポンスの良さで、予想を上回る速度で動き続ける】ことこそが、メタルクロースピンの最大の釣れる秘密なんだと感じています。
|使い方。
使い方ですが、これは何気に簡単です。使ってみると分かりますが、ブレードの回転波動が感じないので不安になるかと思います。
しかし、常に、りん青銅ブレードは、驚異のレスポンスで回り続けていますので、回転波動を感じないことに関しては、気にしなくてOKです!
ですので、イメージとしては、フットボールジグを使用している感覚で使ってもらえれば大丈夫ですね。
個人的には、大きく動かす必要はないと感じておりまして、いつも以下の様な感じで使っています。
①キャストしてボトムまで落とす。
➁時計で言うところの10時の位置から12時の位置まで、トントントンと連続で小刻みに動かす。
③12時の位置まで来たら、ラインスラックを取りつつ、10時の位置まで戻す。
以上の様な感じで、意図的にポーズを入れることはせずに、常に動かしているイメージですね。(ラインスラックを取っている際に、ポーズにはなっています)
バイトは、かなり明確に「カツッ!」と感じることが多いですので、分かりやすいと思います。
|年中釣れますが、特に春と晩秋~初冬が驚異的に効きます。
メタルクロースピンは、年中釣れますが、個人的には、特に春と晩秋に効くと感じています。
【早春~春本番(3月下旬~5月上旬)】
春の野池で、ブレイクラインに回遊するバスを狙うと、もの凄く釣れる印象を持っています。
早春ならリアクションの要素で、春本番なら食性で、バスの琴線に響いているんだと思います。
気難しい春ではありますが、他のルアーに一切反応しない状況でも、メタルクロースピンなら食って来たと言う体験を幾度となくしています。
【晩秋~初冬(11月上旬~12月中旬)】
晩秋はバスが動き続ける中で食性でアピール、初冬はリアクションの要素で、バスの琴線に響いている印象を持っています。
|食い方が本気。
メタルクロースピンは、バスから見たら生命体であるので、かなりガッツリと食って来る特徴があります。
ご覧の様に、かなり丸飲み率が高いですので、ラインは最低でも9ポンドはあった方が安心ですね。
|カラーとウエイト選択。
メタルクロースピンですが、7g・9g・10g・11g・13g・TG17gと展開していますが、個人的には、【13gと17g】がベストだと感じています。
カラーですが、ぶっちゃけて言いますと【好きなカラーが釣れるカラー】ですので、お好きなカラーを使って下さい♪とは言え、私は、以下のカラーが好きですね。(画像出典:イマカツ)
・MC-001 アメザリ
・MC-003 メタルレッドクロー
・MC-007 メタルギルクロー
・MC-004 メタルミナミザリガニ
もし、釣具屋さんでカラーに迷ったら参考になさって下さいませ。
|注意事項。
分かってちゃんと使えば、めちゃくちゃ釣れるメタルクロースピンですが、使用上の注意点もあります。
・根掛かりしやすい
フックが剥き出しになっていますので、基本的にオープンエリアでの使用が望ましいです。込み入った場所で使うと、高確率でロストしてしまいます。
・ウィードに弱い
ツインブレードをセットアップする為、左右にワイヤーが伸びています。これが邪魔になり、ウィードを全て拾ってしまいます。ウィードには滅法弱いですね。
・スイベルの掃除が必須
驚きのレスポンスを誇るりん青銅ツインブレードですが、ボトムで使用する為、スイベル部分にゴミが詰まってきます。これを定期的に掃除しないと、回転数が落ちるので、マメに掃除をして下さい。
|収納方法。
このメタルクロースピンですが、左右に出ているワイヤーの影響で、めちゃくちゃ収納がしにくいんですよね・・・。
ですが、ご安心を!この様なスリット付きの小型BOXを用意すれば、即、解決します!
尚、このスリット入りケースですが、具体的に言いますと、私は【MEIHO/スリットフォームケースM】を使用しています。
このスリット部分に、フックを挿入すれば、ご覧の様に簡単に収納することが出来ます♪
この収納方法なら、お腹側が表に来るので、ウエイト表記も目視出来る優れもの♪
と言う感じで、最初は、かなり取っ付きにくいメタルクロースピンですが、是非、フィールドで投入してみて下さい!
そのフィールドの中でも、特にサイズが良い個体が食って来るのも、メタルクロースピンの特徴ですので、期待して使って下さいませ♪