皆さま、毎度です♪友蔵です。
なかなか寒くなって来ない今年の晩秋・・・。天気予報では、そろそろ寒くなって来る様に伝えてますが、水中は、まだまだ秋本番にもなっていない!?感じがしますね。
例年、今の時期でだと、琵琶湖南湖の水温は、13℃ほどなのですが、現在(11/17)、18℃もあり、例年より5℃ほど高い状況となっています。
そんな晩秋とは思えない気温の中、11/17(日)に、高山ダムにサウザージョンを浮かべて参りましたので、その模様をレポートしたいと思います♪
今回は、ついに「あの釣り方」をマスターすべく猛特訓して来ました!
|例年よりハイペースな増水具合。しかし、水温は20℃オーバー!
そんなこんなで、当日は、いつもの様に、午前4時前に、スロープに行きましたが、先行者ありで、2番手に付けました。(6時にスロープ開鍵なんですが、この時間帯に到着しないと、長蛇の列に並ばないといけないので、なかなか大変です)
車内で仮眠後、AM6時の時点では、合計13艇が列を成していました・・・。
1番目の方が、トレーラーでしたので、即座に、私の順番が回って来て、ソッコーでスタンバイをさせました。
ただ、現在の水位では、1人づつしか準備が出来ない為、なかなか大変です。(列の最後尾の方は、一体、いつ頃に降ろせるんだろうか???)
この日の夜明け直後も、気温が16℃あり、かなりの暖かさを感じながらスタートとなりました。
・貯水位:130.34m
・スロープ前の表層水温:18.9℃
水温も、驚きの18.9℃となっており、日中は、20℃を少し超えるくらいとなっていましたので、12月に入って、ようやく水中が晩秋になる感じでしょうかね???
と言うことで、スタートしたワケですが、今回は、「あの釣り方」を猛特訓する日に充てることにしました!
|いよいよ、「吊るし」をマスターすべく、動き出します!!
「吊るし」なる戦略が、バス釣り業界を席巻したのが、今から5年ほど前でしょうか???
その際、少しだけ、お試しでオカッパリでやってみたところ、1匹デカバスが釣れはしましたが、自分的には、ちょっと合わないなと思い、その後、やることは、ほぼありませんでした。
そして、時は流れて、2024年です。
その間に、サウザージョンを購入してダムの釣りに参入して、ウズウズ大会に出たり、難儀なフィールド状況に遭遇する度に、圧倒的な釣果を目にした「吊るし」。
自分には合わない戦略として、敢えて、導入して来なかったんですが、もう無視することが出来ない戦略なんだと腹に落とし込み、自分の戦略として、マスターするしかない!と決断しました。(好き嫌いは別として、マスターするしかない!と・・・)
と言うことで、この日の出撃は、全ての時間を「吊るし」だけに費やし、吊るしとは何ぞや?と、自分なりに解釈することにしました!
と言うことで、選んだルアーは、こちら。
ルアー:イマカツ/MCハンガージグ5g
ワーム:イマカツ/フィッシュフライエラストマー2.4インチ
ちなみに、しっかりと水中で、水平にさせるべく、アイにはチューブを被してPEラインとアイの角度を90度にしてみました。
ちなみに、吊るし専用的なロッドを持っていない為、取り敢えず、EG/ブッシュサーペントを使ってみました。(MHパワーの強化タフソリッドティップ搭載)
まず、最初に思案したのが、吊るしで入れるカバーって、どんな場所???ってことです。
普通のカバー撃ちでは、入れれる場所には全て入れる!的な感じで、テンポ良く、カバーにルアーを入れて行く感じですが、吊るしは、その釣りの動作から、テンポは決して良くはなく、要所要所、吊るしに合うカバーに入れる必要があります。
まずは、その吊るしに向いてるカバーの選定から入らないといけないんですが、全域カバーだらけの高山ダムで、なかなかその選定に手惑いましたね・・・。
あと、難儀だったのが、スピニングタックルによる精度良いカバー撃ちですね。
スピニングタックルでカバー撃ちなど、ほぼしたことが無い為、最初の数時間は、ミスキャストばかりで、かなりの確率で、自分でポイントを潰すハメに・・・。
実際、スタートしてからの3時間は、色んな動作がチグハグで、吊るしと言う釣りに慣れるまでが大変でした・・・。
しかし、徐々に、吊るしの所作に慣れて来て、キャスト精度も向上して来たタイミングで、1本目がヒット!
サイズ的に、30cmちょいの可愛いバスでしたが、この1本で、自分の中の「吊るし」の理解度が、一気に開花した感じがしました!
この1本のバスから得た吊るしの情報を次々に、フィールドに投入して答え合わせをしていくと、ポロポロと吊るしでの釣果を出すことに成功♪
前半の数時間、あれだけ苦戦したのが嘘の様に、吊るしでのバイトが出始めました!
そして、ここぞ!と言う場所に吊るした際、納得のサイズを捕獲することに成功しました!
ロッド:EG/ブッシュサーペント
リール:シマノ/ツインパワーXDC3000XG
ライン:シマノ/ピットブルPE4(2号)
ルアー:イマカツ/MCハンガージグ5g
ワーム:イマカツ/フィッシュフライエラストマー2.4インチ
上顎のええところに、ガッツリと掛かってますね♪
この時点で、8バイト4フィッシュ。そうなんです、4匹をバラしてしまっております・・・。
バラした内の3本は、50クラスだったので、意気消沈。
恐らく、まだ吊るしの理解が足りていない為、バラしたんだと思われます。
あと、今回、感じたのが、ブッシュサーペントでの吊るしの場合、レングス不足とパワー不足を感じました。(ブッシュサーペント自体は、素晴らしいロッドなんですが、吊るしでは、やや使いづらいなと、個人的に感じましたね)
あと、タフソリッドティップとは言え、チューブラーよりはティップが入る為、キャスト時に、僅かなブレを感じました。
取り敢えず、今回、7時間を掛けて、吊るしのみを決行した結果、今まで、曖昧な理解だった吊るしと言う戦略のイロハを自分なりに知ることが出来ました。
まだまだ吊るし初心者で、吊るしの入り口に立ったばかりな感じですが、ここから煮詰めて行ければ、来春頃には、吊るしを完全マスター出来ていると思います!
・吊るしを入れるカバーとは???
・吊るしで投入するカバースモラバとは???
・吊るしが効くレンジとは???
・吊るしている際のシェイク具合とは???
・吊るしで出るバイトとは???
・吊るしで最適なロッドとは???
・吊るしで使用するPEラインの種類は???
これらの事柄が、今回、7時間の猛特訓で、自分なりに理解出来たのは、今後に繋がる糧ですね。
そんなことを思いながら、ストップフィッシングとなりました。(AM06:30~PM13:30)
さぁ、ここから自分なりに「吊るし」をどこまで昇華させることが出来るのか!?
これからの冬シーズン、しっかりと吊るしを猛勉強したいと思います!