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★【EVAグリップ修復】経年劣化したEVAを湯沸かし蒸気で修復!?★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

昨今のロッドには、コルク素材を使用したものより、EVA素材を使用したものが多い様な印象を受けています。

そんなEVA素材ですが、経年劣化により、テカリが出て来たりして、ツルツルになってしまいますよね?

そんな経年劣化してしまったEVA素材を簡単に、ある程度ですが、修復出来る方法がありますので、ご紹介致します。

尚、ある程度の修復ですので、新品を期待してもらうと困ります・・・。あくまで自己判断でお願い致しますね。

とは言え、ある程度は、劣化具合が復活しますので、参考になさって下さいませ。

|湯沸かし蒸気で修復。

リールのノブやロッドのグリップに使われているEVAですが、その劣化の原因は、手垢による汚れと発泡体の目の潰れと言われています。

発泡体の目が潰れていると言うことは、その発泡体の目を内側から押し上げて行ければ、ある程度の修復が可能とも言えます。

その修復方法について、色々な方法があるみたいですが、個人的には【湯沸かし蒸気で修復するのが簡単なので、定期的に実践しています。

方法は、非常に簡単で、ヤカンに水を入れて、沸騰させます。

完全に水が沸騰すると、ヤカンの口から勢いよく蒸気が出て来ます。(写真では分かりづらいですが・・・。)

この沸騰蒸気に、劣化したEVAを適度な距離で当ててやると、発泡体の目が内側から押し上げられて、ある程度、EVAの素材感が復活するんですよね。

例えば、先日、中古品として購入しましたRevoビーストですが、本体は傷もなく美品でしたが、EVAグリップは、ご覧の通りに、経年劣化が見られました。

これを沸騰蒸気の上で、適度な距離を保って、くるくると当てると・・・。(近づき過ぎるとダメですよ!)

こんな感じで、EVAが修復します。

ちょっと分かりづらいですかね?並べた比較写真を掲載しますね。

上:沸騰蒸気を当てた後。
下:劣化したEVA

ご覧の通り、完全復活とまではいかないまでも、EVA表面のふっくら加減も出て、汚れも取れて、ある程度、修復しているのが分かるかと思います。

ロッドのEVAグリップでも同様です。ご覧のロッドは、往年のインスパイア・ガゼルですが、もう20年以上前のロッドですので、さすがにEVAの劣化具合は、かなり進んでいます。

これも、沸騰蒸気の上で、適度な距離で、くるくると回しながら当ててやります。(近づき過ぎるとダメですよ!)

すると、ご覧の様に、ある程度ではありますが、EVAの素材感が復活します。

ホントに分かりづらいですが、並べた写真も掲載しますね。

上:沸騰蒸気を当てた後。
下:劣化したEVA

この写真では分かりづらいかと思いますが、沸騰蒸気を当てた方が、持った時のしっとり感が復活しています。(上の写真、同じ蛍光灯の下で撮影していますが、劣化してる方が、テカリ具合があるのが分かるかと思います。)

ちゃんとEVAを復活させるには、細かいサンドペーパーなどで表面を削る方法があるみたいですが、この沸騰蒸気を使った方が簡単ではあると思います。

完全に劣化するまで放置するのではなく、ちょっと劣化したかな?と感じた際に、定期的に沸騰蒸気を当てて修復してやれば、長らく綺麗なEVAを保てるかと思います♪

と言う感じで、個人的には、EVAの劣化修復には【沸騰蒸気を当てるやり方】でやっています。くれぐれも、沸騰蒸気に近づけ過ぎたり、長時間やったりしないで下さいね。

是非、一度、チャレンジしてもらえればと思います。ある程度、綺麗になりますので♪

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