スポンサーリンク


★【GT3RS】スーパースタリオンGT3RSのすべて【インプレ】★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

いよいよベールを脱いだエバーグリーン/スーパースタリオンGT3RS!!

今回、このスーパースタリオンGT3RSの詳細スペックのご紹介と共に、実際の使用インプレやスーパースタリオンGT2RSとの比較などを細かくご紹介出来ればと思っています。

この友蔵、ご存知の通り、元祖スーパースタリオンを溺愛し、スーパースタリオンGT2RSの開発にも参加。そして、今回のスーパースタリオンGT3RSの開発にも参加させて頂きました。(恐らく、いや、絶対、世界で一番、スーパースタリオンを使っている時間が長いと自負しております!)

正直、スーパースタリオンGT2RSで終点だと思っておりましたが、まさかその先に、スーパースタリオンGT3RSが誕生するとは驚きを隠せませんが、その分、かなりヤバいロッドに仕上がっていますので、是非、以下のインプレを読んでみて、その凄さを感じ取ってみて下さいませ。

相当なボリュームとなっておりますので、お時間を取りますが、宜しくお願い致します。その分、読み応えは十分かと思います!(尚、あくまで、以下のインプレは、プロトモデルを通して、私が感じた内容となっていますので、その点は、ご了承下さいませ。)

|スーパースタリオンGT3RSの各部スペック紹介

①【レングスと重量】

レングス:7フィート1インチ(2.17m)
重量:130g(簡易計測)

レングスは、スーパースタリオン伝統の7フィート1インチ。これはもう、スーパースタリオンを語る上で外すことが出来ない不変のレングスですね。これ以上でも、これ以下でもない、7フィート1インチでしか出せない味が存在します。

ちなみに、スーパースタリオンGT2RS(以下:GT2RS)の重量は132gとなっておりましたが、スーパースタリオンGT3RSの重量は、簡易計測で130gとなっております。(ガイドが1個少ないですしね)

②【パワーとテーパー】

パワー:ミディアムヘビー
テーパー:ナチュラルファースト

正式名称が、GT3RS-C71MH-TG40Xと言うのを見てもお分かりの通り、パワーに関しても、歴代スーパースタリオンを継承したミディアムヘビーとなっています。

テーパーに関しても、これまた歴代同様のナチュラルファーストとなっています。

この写真は、実際のバスとのファイトシーンなのですが、この綺麗な曲りが、ナチュラルファーストテーパーの証です。

この2つの項目も、スーパースタリオンを語る上で、切っても切れない不変の仕様と言えますね。

③【ブランクス素材】

メイン部分:トレカT1100G(33トン)
バット部分:トレカM40X(40トン)

メインブランクスは、GT2RSと全く同じで、トレカT1100Gとなっています。

但し、バット部分には、トレカM40Xをコンバートしておりますので、バット部分の強靭さは、GT2RSの比ではありません。

ハイテーパーロッドは、高負荷を掛けてしまうと、どうしてもバット部分が扁平になってしまう為、GT2RSではバット部分に40トンカーボンをコンバートして補強していましたが、それでもまだ足りない場面に遭遇することもあったのが事実・・・。

そこで、スーパースタリオンGT3RSでは、同じ40トンカーボンでも30%もの高強度を実現させたトレカM40Xをバット部分にコンバートしたことで、まさに異次元のバットパワーを得ることに成功しました。

これにより、ゼロフッキングが実現出来、更に、扱えるルアーウエイトの上限を上げることに繋がりました。

又、バット部分が強靭と言うことは、カバー撃ちでのフルパワーフッキングの性能も格段にアップした言うことも追記しておきたいと思います。

後程、具体的なルアー使用インプレでお伝えしますが、GT2RSではMAX3.3ozとしていた適応ルアーウエイトを4.3ozまで引き上げることに成功しております。

ちなみに、GT2RSと同様、4軸スーパークワトロクロスも、勿論、採用しています。

メインブランクス部分:±45°製法
バット部分:±30°製法

ブランクス全身をトレカT1100Gとし、バット部分にはトレカM40Xをコンバート、そこに、4軸スーパークワトロクロスで締め上げと言う、歴代スーパースタリオンで、No.1の強靭さを誇ります。

先程の写真でも見れる様に、デカバスとのファイト時でも、バット部分は、全く曲りを見せない強靭さです。

遠距離でのフッキング時も、この強靭なブランクス性能のお陰で、一発で決まるという特徴もありますね。

④【グリップとリールシート】

グリップ形状は、GT2RSと同じくAAAシャンパンコルクストレートです。ルアーの振動を最大限に増幅させる為には、このコルクストレートは外すことが出来ません。

あの「ボボボボ!」と言う太く甘いルアー振動を手元まで伝える為には、ストレートコルク以外では実現出来ませんからね。

尚、グリップ部分の剛性感も高まる為、フッキング時やフルキャスト時のパワーロスも無く、又、持ち手の自由度も上がるので、サイドキャストやバックハンドキャストも、やり易いのが特徴ですね。

もちろん、フォアグリップも装着されていますが、GT2RSではコルクだったものが、スーパースタリオンGT3RSではEVAに変更となっています。(性能的に差はありません)

リールシートに関しても、GT2RSから変更はなく、FUJI ECSシートとなっています。(ブランクタッチ方式)

尚、細かいことですが、リールシートフードのカラーが、ブラックからシャイニーグレーに変更となっています。

あと、性能には関係ないですが、バット部分にあるロゴマーク部分は、こんな感じに変更となっています。

GT3RSのロゴの後ろに、今江さんのサインが入る仕様となっていますね。

⑤【ガイドとリング素材】
スーパースタリオンを語る上で、最も大事な部分と言っても過言ではないのが、ガイドとリング素材です。

初代スーパースタリオンとGT2RSでは、古の大口径ダブルフットLNガイド(チタン)を9個搭載し、リング素材はSIC-Jとなっていました。

そして、このスーパースタリオンGT3RSですが、まずは、そのガイド搭載数が、驚きの8個となっており、歴代スーパースタリオンの中で、最もガイド搭載数が少なくなっています。(理論上、7フィート1インチのレングスでの8個搭載と言うのは限界かと思います)

ガイド搭載数をGT2RSから1個減らして、8個にしたことで、ブランクス性能を本来のレベルに上げることが出来ると共に、ライン抜けの良さも格段に向上しました。

例えば、ロッドにティップガイド1個だけだとすると、ブランクスは、その本来の性能を100%発揮して、しなやかに曲がります。その為、搭載するガイドの個数は、少ない方が、本来のブランクス性能を発揮しやすいのです。

さて、気になるガイドとリングの素材ですが、ちょっと特殊な配置となっていますので、しっかりと説明したいと思います。

まず、トップガイドですが、ここはGT2RSと同様のLGガイドではありますが、チタンからステンレスに素材を変更しています。

リング素材は、GT2RSと同様となるSIC-Jリングを採用しています。

そして、トップから2番目~4番目の3つのガイドは、GT2RSと同様のLNガイドではありますが、ここも、チタンからステンレスに素材を変更しています。

リング素材は、従来のSIC-Jではなく、SIC-Sを採用しています。

そして、バット部分に近い側(トップから5番目~8番目)の3つは、LKWガイドを採用し、素材はチタンとなっています。

尚、リング素材は、従来のSIC-Jではなく、SIC-Sを採用しています。

ちなみに、SIC-Sリングですが、従来のSIC-Jリングより重量が軽く、内径も大きいのが特徴です。

これにより、リング内でのラインの自由度が、GT2RS以上に広がることに繋がりました。(ルアーの動きの自由度も、更に上がった印象です!)

まとめますと、以下の通りとなります。
・トップガイド:LGステンレス+SIC-J
・2番目~4番目:LNステンレス+SIC-S
・5番目~8番目:LKWチタン+SIC-S

これを見ても、スーパースタリオンGT3RSが、独特のガイドセットアップとなっていることが分かります。

まず最初に目を引くのが、トップ~4番目のガイドが、全てステンレスになっていると言う点ですね。(GT2RSでは、全てがチタンでした)

要するに、ティップ側の4個のガイドがステンレスになっていると言うことです。

これが何を意味するのか?そうです、ティップ部分のダルさを敢えて採用したのが、GT3RSの特徴です。勿論、良い意味でのダルさですよ!(ダルさと言うより、しなやかさと言った方が分かり易いかもですね。)

ナチュラルファーストテーパーのティップ側の4個のガイドをステンレスにしたことで、ティップにルアーウエイトを乗せ易くなりました。

GT2RSでは、ティップへルアーウエイトを乗せ損ねると、フルキャスト時に、スコッ!と抜けたキャストになることがあり、又、近距離のサイドキャストも、やや苦手な感じがありました。

開発当初、スーパースタリオンのテイストを残しつつ、ハイテーパーのスパインレスを実現させたいと無理難題にチャレンジしていましたが、やはり現代の製法では難しく、実現出来たとしても、スーパースタリオンの良さが削がれるとして断念。

そこで、ガイド搭載数を8個に減らし、トレカT1100Gの本来の性能(曲がって戻す力)を手に入れたことにプラスして、ティップ側の4個のガイドをステンレス素材にしたことで、素直にルアーウエイトをティップに乗せることに成功しました。

その為、GT2RSで起こったスコッ!と抜けるミスキャストが皆無となり、やや苦手だった至近距離(10m~15m)でのサイドキャストも、抜群にやり易くなりました。

スーパースタリオンの良さを一切削がずに、このキャストフィールを向上させることに成功したのが、スーパースタリオンGT3RSの特徴でもありますね。

実際、普段にGT2RSを使われている方は、このスーパースタリオンGT3RSのキャストフィールの向上具合は、すぐに分かるレベルに仕上がっています!

ちなみに、2番目~4番目のガイドをLKWではなく、何故にLNにしたのか?ですが、よりラインと触れるティップ側は、ブランクスから垂直に立つLNガイドにしてラインとの接点を最小限にしたかったと言う意図があり、ここもスーパースタリオンGT3RSの拘りの1つとなっています。

|実際、GT3RSでは、どんなウエイトのルアーが使えるのか?

上記では、スーパースタリオンGT3RSの詳細なスペックを紹介しましたが、やはり気になるのは、いったい、どんなウエイトのルアーを使うことが出来るのか!?ですよね。

そこで、実際に、色んなルアーを使って、しっかりとインプレして来ましたので、ご紹介したいと思います!

①イマカツ/モグラチャター1/2oz:約25g(0.9oz)

チャターベイトは、スーパースタリオンの真骨頂!!圧倒的な振動伝達能力の高さもあり、ブレードの振動を余すことなく伝えてくれるので、ルアーの動きを把握することに長けています。

又、ウィードエリアでチャターベイトを使用した際、GT2RSではウィードを切った際に、チャターが飛び過ぎる現象が起きましたが、GT3RSでは、それは皆無となっており、ウィードエリアでの使用感が向上しています。

②ジャッカル/TN80:約30g(1.1oz)

リップレスクランクの使用感も抜群です。ティップがマイルドな為、今、どのレンジにルアーがあるのか?など、ティップに乗る重量感で把握がし易くなっています。

又、タダ巻きだけではなく、リフト&フォール時も、M40Xのバットの強靭さを利用して、遠方であったもリフトが決まりますし、フォール時は、大口径8個乗せガイドの為、ライン抜けが抜群に良いです。メリハリのあるリフト&フォールが出来きますね。

③イマカツ/レージ―ハード:約124g(4.3oz)

スペック紹介でも書きましたが、バット部分にトレカM40Xをコンバートしたことで、この124g前後のビガーベイト系ルアーも、臆することなくキャスト出来る様になりました!

GT2RSではMAX3.3ozでしたが、スーパースタリオンGT3RSでは4.3ozまで使用することが出来ますので、より使える上限ウエイトが広がったのは良い部分ですね。

但し、メーカー推奨は、3oz(84g)となっていますので、その点は自己責任となりますが、GT3RSを使い込んで来た私としては、4.3ozまでは十分対応出来ると感じています。

④イマカツ/レプリケーターDSF:約67g(2.4oz)

ビッグベイトのど真ん中ウエイトである2oz~2.5ozに関しては、まさに独擅場です。

近距離~ロングキャストまで、難なく対応出来ますし、特出すべきは、首振りアクションのやり易さですね。

ティップがマイルドになっている為、ビッグベイトの水中首振りアクションが、めちゃくちゃやり易くなっています!

又、ビッグベイトに絡んで来る様なショートバイトも、瞬時に入るティップ性能のお陰で、ガッツリとフックアップに持ち込むことが可能です。

⑤エバーグリーン/シャワーブローズ:約26g(0.9oz)

ビッグベイトでの水中首振りがやり易い為、大型のペンシルベイト系ルアーの水面ドッグウォークも、当然ながら、余裕でこなすことが出来ます。

ストレートグリップも無駄に長くはないので、グリップエンドが邪魔になることなく、ドッグウォークすることが出来るのも良い点ですね。

⑥デプス/イヴォーグ2.0:約18g(0.6oz)

では、やや軽量なクランク系ルアーはどうなのか???ですが、イヴォーグ2.0の様なウエイトのルアーでも、難なく気持ち良くキャストすることが可能です。

シャロークランクだけではなく、4mダイバー、5mダイバー、8mダイバーの各種クランクベイトにも、抜群の使用感で対応することが可能です。

⑦イマカツ/IKジャーク:約22g(0.8oz)

なるほど、各種クランクベイトがOK!ってことは分かった。では、細身のミノー系ルアーはどうなんだ?と言うことですが、結論から言いますと、全く問題なしです!

キャストもスムーズに出来ますし、マイルドなティップのお陰で、タダ巻きは勿論のこと、ジャークなどにも高次元に対応することが出来ます。

⑧アラバマリグ:約60g(2.1oz)

総重量が60g前後となるアラバマリグも、キャスト~リトリーブまで、全く問題なく対応することが出来ます。

あと、バマストが、めちゃくちゃやり易いです。バマストがやり易いと言うことは、勿論、ジグストやミノストもやり易いです。

マイルドなティップが、程良くルアーウエイトをティップに乗せてくれますので、リズム良くミドストを行うことが可能です。

⑨イマカツ/ブルバイソン400:約51g(1.8oz)

以前、GT2RSのインプレ紹介でも書きましたが、この手の抵抗の大きなマグナムクランクやマグナムシャッド系のルアーは、GT2RSでは苦手でした。

全身漲るブランクスパワーが逆手になり、GT2RSでは、この手のルアーを巻くと、キックバックが大きく感じ、取り扱い時にやや難点がありました。

しかし、スーパースタリオンGT3RSでは、スペック紹介で書かせてもらった仕様にしたことで、この手のルアーでも、キックバック感を感じることが無くなり、非常に取り扱いが良くなりました。(ブルバイソン400の早巻きでも、何ら問題なく、疲れることもありません!)

⑩イマカツ/マッハソニック17g:約16g(0.6oz)

TN80の時にも書かせてもらいましたが、この手のメタル系ルアーのリフト&フォールも、抜群にやり易いです。

80m前後のロングキャスト時でも、バット部分のトレカM40Xの強靭さで、一気にリフトすることが可能です。

そこからのフォール時も、大口径ガイド8個乗せにより、瞬時に、ラインスラックを出すことが出来る為、メリハリの利いたリフト&フォールをすることが出来ます。

メタル系戦略では、このリフトからのフォールと言う動きに対して、如何にメリハリを出せるか否かで、釣果に雲泥の差が生まれます。

⑪イマカツ/ブータスライダー:約29g(1.1oz)

サカマタシャッドに代表されるジャーキングワームに関しても、何ら問題なく対応することが可能です。

ロングキャストも普通に出来ますし、ジャーキング時も、マイルドなティップのお陰で、無駄にワームを飛ばすことなく、リズム良くジャーキングをすることが出来ます。

但し、4~5インチのジャーキングワームでは、やや使用感が悪い為、6インチ以上のジャーキングワームがおススメですね。

⑫イマカツ/モグラジグスイミング1/2oz:約22g(0.8oz)

所謂、スコーンリグと言われるものですね。この手のルアーも、非常に扱い易いです。

スコーンリグでは、ルアーとロッドを一直線にして巻くことが多いと思います。そこで活きて来るのが、大口径ガイド8個乗せの性能です。

ラインスラックを抜群に出しやすい為、たるませ巻きが、非常にやり易いんです。

これ、スーパースタリオンGT3RSならではの使用感だと思いますね。1度、スコーン系ルアーを使ってもらえれば、ビックリするかと思います。

⑬デプス/カバースキャット3.5:約16g(0.6oz)

そして、カバースキャットに代表される高比重ワームのボトムジャークに関しても、難なく対応することが出来ます。

まず、ラインをダルダルにして使用するこの手の戦略は、ラインスラックを如何に綺麗に出すかが勝負です。

スーパースタリオンGT3RSなら、大口径ガイド8個乗せの為、完璧に、自由自在に、ラインスラックを出すことが出来ます。

又、ボトムジャーク時も、マイルドなティップのお陰で、ルアーを飛ばし過ぎることなく、適度な移動距離でジャークすることが可能です。

あと、バット部分を強靭なトレカM40Xでコンバートしていますので、ラインスラックがダルダルの状態から、巻き合わせのゼロフッキングが、バッチリと決まります!

⑭デプス/バルビュータ3.5の5gフリーリグ:約13g(0.4oz)

個人的に感じるスーパースタリオンGT3RSの取り扱い下限ウエイトが、5gフリーリグですね。

勿論、ワームの重量が高比重なものを使えば、3.5gフリーリグでも対応することが可能ですが、バルビュータの様なウエイトの軽いワームに関しては、5gフリーリグが、気持ち良く使える下限ウエイトの様な気がしています。

ちなみに、スーパースタリオンGT3RSは、基本的に、巻物に適したロッドセットアップになってはいますが、縦に持った際の持ち重り感が皆無で、感度も抜群に良いので、ボトムの縦捌きにも抜群な対応力を示します。

5gフリーリグをボトムで縦捌きしていても、ゴロタ石の存在、ウィードの存在、ボトムの硬さなど、しっかりと手元まで伝えてくれますからね。

あと、しっかりとラインスラックを出すことが可能なのも、大口径ガイド8個乗せの恩恵ですね。

と言う感じで、上記で書かせてもらった様に、下限は5gフリーリグから、上限は4.3ozビガーベイトまで、取り扱うことが出来るルアーウエイトの幅が、驚異的に広いのが特徴です。

何と言いますか、このスーパースタリオンGT3RSですが、個人的には「生き物」だと思っています。

扱うルアーウエイトに対して、あたかも意志を持っているかの如く、瞬時に対応する様は、まさに「生き物」です。

元祖スーパースタリオンからスーパースタリオンGT2RSを経て完成したスーパースタリオンGT3RS。これこそが、スーパースタリオンの究極の完成形だと思います。(今後、革命的な技術や素材が出ない限り)

|GT3RSとGT2RSの違い。


ここまで、スーパースタリオンGT3RSのスペックと扱うことが出来るルアーに関して書きましたが、GT3RSを気にされているのは、やはり現GT2RSオーナーだと思います。

GT2RSは、本当に完成されたスーパースタリオンなので、現オーナーの方々は、不満に思っている部分は少ないかと思います。(現に、私がそうでしたから)

それ故、現GT2RSオーナーが、そのスペックに満足されている以上、新型が出たからと言って、GT3RSに入れ替えるには、ハードルが高いとも言えます。

なので、簡単に、ざっくりとGT3RSとGT2RSの違いを書きますと以下の通りとなります。
1.キャストフィールの向上
2.バットパワーの向上
3.ルアー振動伝達能力の向上
4.ラインスラックの出し易さ向上
5.上限4.3ozルアーまで対応可能

この5項目に関しては、現GT2RSオーナーであれば、即座に違いが分かるレベルに向上しています。(嘘偽り誇張なく)

ある意味、現GT2RSのオーナーの方々は、スーパースタリオンGT3RSを触らない方がいいかも?とも言えます。触ってしまったら最後なので・・・。

でも、違いがあると言うことは、GT3RSとGT2RSを2本体制として、用途に応じて使い分けても面白いかもですね。かなり贅沢な話ではありますが。

逆に、初めてのスーパースタリオンが、GT3RSと言う方は、ミディアムヘビーバーサタイルの最高峰を最初から味わってもらえるかと思います!

|スーパースタリオンGT3RSのスペックまとめ


・正式名称:GT3RS-C71MH-TG40X
・レングス:7フィート1インチ
・パワー:ミディアムヘビー
・テーパー:ナチュラルファースト
・使用上限ルアーウエイト:4.3oz
・グリップ形状:コルクストレート
・リールシート:ECS(ブランクタッチ)
・ブラクス素材:トレカT1100G
・バット素材:トレカM40X
・4軸補強:45°&30℃
・トップガイド:LGステンレス&SIC-J
・2~4番目ガイド:LNステンレス&SIC-S
・5~8番目ガイド:LKWチタン&SIC-S
・ガイド形状:ダブルフット
・ガイド搭載数:8個

現代の最高峰素材と技術を用いながら、古のコルクストレートグリップや時代に逆行する大口径ガイドの採用など、まさに新旧を織り交ぜた「最新が最善とは限らない」を具現化させた、実戦至上主義を代表する世界基準の剛竿だと思います。

尚、今回のインプレに関しては、友蔵YouTubeチャンネルでもアップしておりますので、動画と併せて見て頂ければ、より分かり易いかと思います!⇒『友蔵YouTubeチャンネル

|余談:GT3RSの開発裏ハナシ。

ここからは余談となりますが、何気に、皆さんが知りたいと思っている部分でもあるかと思いますので、書ける範囲内で書かせてもらいたいと思います。

私の元祖スーパースタリオンの溺愛ぶりに感心?をされた今江さんが、私に興味を持って下さり、当時、スーパースタリオンGT2RSの開発に参加させて頂けることになりました。

そして難産の末に、産み出されたのが、スーパースタリオンGT2RS。(2017年秋にデビュー)

もうこれ以上のスーパースタリオンは存在しないと思える内容でしたので、私自身、日々の釣行において、GT2RSの使用率は95%を超え、元祖スーパースタリオン以上の溺愛ぶりを発揮していました。

そして月日が流れての2021年12月。

GT2RSの開発時もお世話になっていたエバーグリーン長谷川さんより連絡が入りました。

「GT2RSをマイナーチェンジさせたいので、相談したいことがあります。」と。

と言うことで、2021年12月10日に、長谷川さんと緊急ミーティングとなりました。

「GT2RSを進化させる以上、友蔵くんの意見を聞きたい。」との今江さんの意向があったとのことでした。本当に、有難いお話です。

その際の長谷川さんの話では、「GT2RSに搭載されているLNチタンガイドが廃盤になります。このままGT2RS自体を廃盤にするには惜しい。そこで、ガイドを乗せ換えるべく、マイナーチェンジを考えています。それにあたり、まずお聞きしたいのが、現GT2RSの不満点などはありますか?です。」と言うニュアンスでした。

まず最初に、LNチタンガイドが廃盤になるからと言う理由だけでのマイナーチェンジには反対だと伝えました。(GT2RSのLNチタンガイド搭載は、必要不可欠だったので、それがダメになるなら、そのままGT2RSも廃盤で良いと感じました。)

しかし、世界的な大人気となったスーパースタリオンGT2RSを廃盤にするには、非常に惜しいのも事実。(実際、エバーグリーンも驚く様な驚異的本数が、海外から発注されている様でした)

そこで、当時、GT2RSを使い込むにあたって、以下の点が気になっていたので、これも併せて改善出来るなら、マイナーチェンジの意味はあると思いましたので、長谷川さんにお伝えしました。

①スパインレス並のキャストフィールにしたい
②全体的なパワーを落とさず、少しマイルドさを出したい

①に関しては、ハイテーパーナチュラルファーストブランクスのスーパースタリオンには、無理難題は明白。

②に関しても、逆説を1つにしたいと言っているのと同じで、無理難題は明白。

自分で言っておきながら、これはもう無理難題だと思っていましたが、そこから僅か3ヶ月後の2022年3月17日に、ファーストプロトが仕上がって来ました。

ブランクス素材は、GT2RSと全く同じでしたが、搭載するガイドの種類と素材を変更され、この時に、ガイド搭載数も8個に変更されていました。

この時点で、無理難題かと思われた上記①と②が、ほぼ実現出来ていたことに驚きました。(エバーグリーンの開発能力の高さには脱帽です)

ここから、GT3RSに向けての開発がスタートとなりました。

ちなみに、このGT3RSの開発は、当時、極秘裏に行われていた為、公に、その旨を伝えることが出来なかった故に、私自身、ブログやYouTubeでは、GT2RSとして紹介していました。

ですので、当ブログ及び友蔵YouTubeチャンネルにおいて、2022年3月以降に、スーパースタリオンGT2RSと書いてあるロッドは、実は全て、GT3RSプロトだったのです。

そして、ファーストプロトを3ヶ月使い続け、使い勝手などを今江さんと長谷川さんに報告することを繰り返し、2022年9月8日に、セカンドプロトが仕上がって来ました。

この時点で、ほぼ完成形だと感じましたが、ここから更に7ヶ月、セカンドプロトを使い込み、今江さんと長谷川さんとで意見交換。

そして、2023年4月1日に、ファイナルプロトが仕上がって来ました。

この段階で、全ての仕様が確定したかに思えましたが、ここから6ヶ月の使い込みを経て、一部、ガイドの変更(変更と言いますか、一部を元に戻した)があり、2023年10月7日に、完成市販品が仕上がって来ました。

最初に話があったのが、2021年12月でしたので、実に、2年弱の開発期間を経て、スーパースタリオンGT3RSは完成を見ることになりました。

ここで断っておきますが、私は開発に参加させては頂きましたが、開発の軸は、今江さんと長谷川さんです。私は、あくまでアドバイス的なお話をさせてもらったに過ぎません。

無理難題であり、不可能を可能にした今江さんと長谷川さん、エバーグリーンの技術の高さには、本当に脱帽です。

元祖スーパースタリオンを筋トレして筋肉を付けたのが、スーパースタリオンGT2RS。

その筋肉を一部、柔軟にしたのが、スーパースタリオンGT3RS。

全体的なパワーを落とさずマイルドさを出し、スパインレスに迫るキャストフィールを実現。

元祖スーパースタリオンからGT2RSを経て、最終形態のGT3RSの誕生です。

以上が、私が参加したスーパースタリオンGT3RSの言える範囲内での開発裏話です。

嘘偽り誇張なく、経験と技術の結晶とも言えますので、その開発過程を全て知っているからこそ、このスーパースタリオンGT3RSの異次元さを感じています。(お値段は、それなりにしますが、開発過程、最終的なスペックを知れば知るほど、安いとすら感じます)

この時点で、すでに11000文字(400字詰め原稿用紙28枚)を超えていますが、文字より動画で見たいと言う方々は、先程も書かせてもらった通り、友蔵YouTubeチャンネルをご覧になって下さいませ。⇒『友蔵YouTubeチャンネル

2022年3月以降のGT2RSは、全てGT3RSプロトですので、実際の使用具合も、動画を遡って見て頂ければと思います。

スーパースタリオンGT3RS。この特別なスタリオン(競走馬)を乗りこなすのは貴方です。

スポンサーリンク


スポンサードリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする