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★【琵琶湖】初冬の夜活総括!頭4本10㎏オーバーから導いた考察とは?【南湖東岸】★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

さてさて、激動の2020年も、残りあと僅かとなりました。

そろそろ、釣り納めはいつにするか?などを考えておられる時期だと思います。

一足お先に、バス釣りに関しては、終了しておりますので、今回は、11月中旬からスタートした琵琶湖オカッパリ夜活について、前半戦(晩秋~初冬)を振り返ってみたいと思います。

なんせ、琵琶湖のオカッパリ夜活は、初めての経験ですので、全てが手探り状態・・・。

毎夜毎夜、1つ1つを検証しながら、模索した日々でした。

その結果、生粋の琵琶湖デカバスハンターの皆さんからすれば足元にも及ばない釣果ではあるものの、自分にとっては、まずまずの成績を残せたと感じています。

12夜を過ごした琵琶湖オカッパリ夜活において、捕獲したバスの頭4本の合計ウエイトは、10.23kgとなり、何とか10kgを超えることが出来ました。

この12夜を通して、自分なりに理解出来たこと、発見出来たことを記載したいと思いますので、何か参考になれば幸いです♪(自分自身が忘れない様に記事にすると言う側面もありますが・・・(笑))

琵琶湖オカッパリ夜活は、まだまだ初心者ですので、間違っている点も多々あるかと思いますが、暖かい目で読んで頂ければと思います。

|やはり冬は、夜行性になるのか!?

まず、琵琶湖オカッパリ夜活をスタートさせたキッカケが、「冬の間、魚達は夜行性になる」と言うことを聞いたことで、好奇心が湧き、それを検証すると言う流れでした。

結果的に感じたことは「全てがそうではないかも知れないが、夜行性になるのは間違いでは無いな」と言うことです。

体力の無い小魚などは、水温低下で代謝も落ち、行動が弱くなります。

それ故、冬でも活発に動く鳥類の餌食になり易い。

従って、昼間は物陰に隠れてじっとし、昼行性の鳥類が大人しくなる夜間に、行動に移す。

冷水温でも比較的動ける種類の小魚は、夜間に行動し、シャローエリアにも入って来る。

それらの小魚を追い掛けて、体力のあるデカバスがシャローに差して来る。

水温が低くても、シャローであっても、餌がいる限り、デカバスはシャローに差して来る。

ネットで調べましたが、昼間はもぬけの殻状態の河川のシャローエリアであっても、夜間は、魚がわんさかいる状態になると言う研究文献が載っていました。

実際、琵琶湖オカッパリ夜活で捕獲したバスの全てが、水深1m未満のシャローエリアでしたので、この夜行性考察は、あながち間違っていないと感じました。

何気に、冬のバス釣りにおいて釣果が厳しいのは、魚達が動かない昼間に釣りをしているからなのか???

魚達が、夜に行動パターンを移したならば、夜に釣りをするのは必然の流れなのかも???(←夜釣りが条例などで禁止されているエリアは、ご遠慮下さいませ。基本的に、日本国内の内陸面にある河川・湖沼の夜釣りは禁止のハズです。琵琶湖と霞ヶ浦は規模がデカい為、海扱い区分となり、夜釣りがOKとのことです)

|意外と潮周りの把握が重要

琵琶湖オカッパリ夜活を通して、春に並ぶくらい、潮周りの把握が重要だと感じました。

冬の間に、体力のない小魚達が夜行性になるとは言え、そもそも変温動物である魚類は、冬場は動きが鈍いのは周知の事実です。

なので、魚達も無駄な動きは省いて、効率的に動くと考えられます。

それ故、月の引力が強い「大潮期間」に、動きが顕著になると感じました。

大潮を中心とし、その直前の若潮、大潮前後の若潮など、大潮が絡む期間に、実際、釣果も集中していました。

前半戦、最大の57㎝(2820g)を捕獲したのも、大潮期間でした。(その時の模様は、こちらまで⇒アンドロイド180でデカバス捕獲!)

検証の意味も込めて、小潮期間にも夜活しましたが、実際、ホントに魚っ気が無い状況が多かったです。

1匹だけ小潮で55オーバーが出ましたが、満月大潮明け中潮直後の小潮初日でしたので、満月の影響が色濃く残っていた状態でした。(その時の模様は、こちらまで⇒イギータでデカバス捕獲!)

小潮期間は、ホントにノーバイトが多かったです・・・。

|大潮でも、満月か?新月か?

同じ大潮でも、満月と新月があります。

引力の差で言いますと、新月の方が満月より大きくなります。
・満月:太陽⇒地球⇒月の並び
・新月:太陽⇒月⇒地球の並び

新月では、月の引力に加え、太陽の引力も入りますので、引力が強くなります。

引力が強い新月の方が釣れるのか!?と思いましたが、デカバスが釣れたのは、全て満月が絡む期間でした。

まだ釣果母数が少ないので、一概には言えない部分がありますが、何となく、引力より満月の月明かりが影響しているのでは?と感じました。

|夜でも、シェードの濃淡差を観察すべし

日中のバス釣りにおいて、シェードは重要なファクターとなりますが、それは夜間においても同様だと感じました。

夜間だからこそ、シェードの濃淡差は注意を払うべきだと感じました。

満月大潮が絡む期間は、本当に夜間であってもフィールドが明るいです。

それ故、シェードの濃淡差をハッキリと目視することが出来ます。

水門の陰、護岸際の陰、オーバーハングの陰、などなど目視出来るシェードもあれば、水中にある障害物が織りなす水中シェードもあります。

満月が雲に隠れてシェードが薄くなり、雲から出ていた瞬間に、シェードが濃くなる瞬間など、狙い目だと感じました。

このデカバスも、雲に隠れていた満月が出た瞬間の捕獲でしたからね。

ちなみに、満月大潮期間では、シェードの濃淡差が重要になりますので、満月が真上に来ちゃうとシェードが無くなりますので、釣れなくなりますね。

ですので、満月大潮期間は、22時くらいまでが勝負の様な気がします。

では、逆に、漆黒の新月期間はどうなのか???

これまた母数が少ないので明確な判断は出来ませんが、引力は強いものの、シェードの濃淡差も無い為、食うタイミングが少ないのか?あまり良い釣果を出せませんでした。

1つ導いた答えが、元々漆黒の新月期間なので、それならば、元々、シェードが絶えずある場所を攻めるのが良いのかも?と言うものでした。

そんなシェードが常駐する場所を攻めて捕獲出来たのが、この新月期間の唯一の55オーバーでした。(その時の模様は、こちらまで⇒漆黒の闇夜でイギータ炸裂!)

満月期間:シェードの濃淡差を攻める。月が真上に来るまでが勝負。
新月期間:シェード常駐場所を攻める。

|風はあった方がよい。無風は厳しい。

では、風は吹いていた方がいいのか!?ですが、結論から言いますと「まず間違いなく吹いていた方が良い」と言うことです。

琵琶湖オカッパリ夜活は、南湖東岸を攻めていますので、北西風が3mほど吹いている状態が良いと感じました。

実際、風が吹いている時の方が、無風時より格段にバイト率が高かったです。(無風は、日中でもそうですが、夜間でもホントに食いません・・・)

無風状態で苦戦した時も、程良い風が吹いたタイミングで、この55オーバーを捕獲することが出来ましたので、夜間であっても、風は、間違いなく必要だと感じました。(この時の模様は、こちらまで⇒風の吹き始めでデカバス捕獲!)

無風時は、かなり丁寧に攻める必要性を感じましたが、風がある時は、ある程度、バスが活発化しているので、中層で食って来る感じでしたね。

ちなみに、風に加えて、適度な濁りもあった方が良いとも感じました。夜間であっても、濁りは、魚達の警戒心を解く要素がある様に思えます。

|夜間は、障害物に依存傾向になる?

琵琶湖は、言わずと知れたウィードレイクです。

琵琶湖を攻略する上で、ウィードは切っても切れない関係性を持っています。

但し、夜間のバス釣りにおいては、ウィードより障害物への依存傾向が強いと感じました。

夜間に餌を食おうと動き出す小魚達が、障害物に付くのが理由だからと思いますが、シャローエリアに差して来たデカバス達も、障害物に依存している様に感じました。

水門、橋脚、ゴロタ石などのマンメイドストラクチャー。水中のレイダウン、オダ、自転車などの障害物。

これらの障害物をしっかりと攻めることが、琵琶湖オカッパリ夜活において、非常に重要だと感じました。

特に、個人的にヤバいと感じたのが、地形変化に絡むボトムの障害物ですね。

具体的に言いますと「ブレイクラインのボトムショルダーに、オダなどが引っ掛かっている場所」です。

魚達の通り道となるブレイクライン。そのショルダーにオダなどが引っ掛かってボトムに存在している場所。この様なピンは、確実にデカバスをストックしてくれます。

その為、日中の間に、夜間に狙うエリアをしっかりと下見し、ボトム変化や障害物の有無などを頭に叩き込んでおくと良いと思います。

サイズ問わず、琵琶湖オカッパリ夜活において捕獲出来たバス全て、障害物に依存したバスばかりでした。(バラシも含めて)

ちなみに、ベイトフィッシュをしっかりとストックさせる障害物がある場合、驚くべき程のシャローエリアにデカバスが差して来ています。

水深50㎝程度であっても、問題なく差して来ていますので、油断は大敵です!

|1投目で勝負が付くケースが多い。

餌を食う体制で、デカバスが障害物に依存している状況が多い為、その障害物のピンを攻める1投目が非常に重要となります。

変にミスキャストなどをして場を荒らしてしまうと、バイト率が極端に下がります。

シェードの角度、バスの位置、風の向き、などなどを考慮し、餌を追い込むコースを予測し、その理想のコースを1投目で流す。

1投目で食って来ない場合でも、アプローチ角度を修正すれば、3投以内に勝負が決まります。

事実、琵琶湖夜活で仕留めたバス達は、バラシも含めて、ほぼ全てが1投目での捕獲でしたからね。

従って、夜間であっても、キャスト精度が重要となります。(夜間で見えにくい分、日中よりキャスト精度を高める必要があります)

まさに、琵琶湖オカッパリ夜活は、射抜きの狩猟スタイルですね。

|夜間は食わせのルアーが効く。

先程も書きましたが、餌を食う体制になって障害物に依存しているバスを狙う為、投入するルアーは、よりナチュラルなものが良いのは間違いないと思います。

よりナチュラルに、より餌っぽく、警戒心なくバスに口を使わせる、そんなルアーが最適だと感じました。

世の中には、めちゃくちゃルアーの数が多いので、皆さんがお気に入りのナチュラル系ルアーを投入してもらえればOKだと思います。

個人的には、究極の食わせワームと感じているトランスセンデンス/イギータを使うことが多いですね。(イギータについてはこちらまで⇒本気喰いイギータのインプレ!)

バスのバイトの深さから、本気で餌と思い込んでいるのが分かります。

あとは、ビックベイトの釣りですね。

障害物周りで止めて使うI字系放置戦略では、イマカツ/アンドロイド180を使用しています。(ジャストサスペンド状態に調整しています)

デッドスロー巻きで使う場合は、イマカツ/ギルロイドBabyを使用しています。(リップがブレーキ効果を発揮するので、デッドスロー巻きしやすいです)

基本的に、ナチュラルに、よりベイトフィッシュライクに攻めれるルアーが良いと感じました。

もう1つ、バラしただけでまだ捕獲まで至っていませんが、夜間の吊るし戦略もアリだと感じています。(釣果が出ましたら、また追ってレポートしますね。)

とにかく、狙うピンまで絞り込めたら、ナチュラル系ルアーの投入がキモだと思います。

|まとめ


・冬季に魚は夜行性になる傾向がある。
・潮周りはしっかりと把握する。
・大潮期間に魚の行動が活発化する。
・新月より満月が良い。
・シェードの濃淡差を把握する。
・満月期間は、月が真上に上がるまで。
・風はあった方が良い。
・障害物に依存傾向にある。
・驚く程のシャローに差している。
・濁りはあった方が良い。

・1投目で勝負が決まることが多い。
・慎重なアプローチが必須。
・キャスト精度が重要。
・ナチュラル系ルアーがキモ。

と言う感じで、まずは前半戦(晩秋~初冬)の琵琶湖オカッパリ夜活をしてみて感じたことを書かせて頂きました。

尚、基本的に、夜釣りは危険が伴いますので、昼間にしっかりと下見をする、決して無理はしない、ライトを常備する、必要に応じてライフジャケットを着用、などの対策は重要だと思いますので、宜しくお願い致します。

まだまだ理解不足が否めない琵琶湖オカッパリ夜活ですが、前半戦(晩秋~初冬)を終了し、何をすればいいのかは、ある程度、把握することが出来ましたので、後半戦(真冬期間)では、更なるモンスターサイズを狙いたいと思います。

最終的な目標は、4㎏とか5㎏を超えて来る個体ですが、まずはしっかりと3kgオーバーの捕獲を目先の目標としたいと思います。

間もなく迎える2021年1月~2月の厳冬期、恐らくボウズ連発となると思いますが、至極の1本を捕獲出来る様、頑張りたいと思います!

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