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★【琵琶湖オカッパリ】難儀な早春のバスを追う!最後はブーストで締め!★

皆さま、毎度です♪友蔵です。

ここ最近、かなり暖かい日が続いている琵琶湖界隈。

それに伴い、水温も早い速度で上昇しております。場所によってではありますが、水温だけで言いますと、1ヶ月早い季節進行となっているエリアも存在しています。

とは言え、寒い日があったり、爆風で底荒れしたりする日もあり、水温も安定していない状態ではありますので、例年以上に、難儀する晩冬~早春になりそうな予感がしています。

春の訪れが早くなるのか!?はたまた例年以上に急速に温まる水温変動で春バスの行動がおかしくなるのか!?ちょっと、注力して追い掛けたいと思います。

そんな中、2月24日(日)に、琵琶湖オカッパリ出撃をして来ましたので、そのレポートを書きたいと思います。

今回は、大阪在住の釣り仲間であるナオキさんへのレクチャー形式セッションの意味もありましたので、しっかりと釣り込んで来ました。

かなり苦戦しましたが、最後には1つの正解に辿り着くことが出来ましたので、参考にしてみて下さいませ。

|状況把握

出撃日である2月24日は、満月大潮を抜けた中潮の3日目でした。

前日の23日には、風速10m程度の北風爆風が吹き荒れた琵琶湖・・・。

その為、上昇傾向にあった水温が、1日で低下すると言う事態になりました。

以上の状況から、出撃当日は、以下の様な事柄を頭に入れておきました。

・満月大潮明けの中潮3日目であることから、まだ月明かりが残る為、夜に餌を捕食している可能性がある。

・前日の北風爆風を回避出来たエリア選定を考慮する必要がある。

・出撃当日がかなり暖かい天気予報が出ている為、水温の上昇具合を随時チェックする必要がある。

快晴との天気予報が出ていたので、放射冷却を考慮すると、当日のバスが餌を捕食する時間帯は、以下の3通りであると個人的に予想を立てました。

・午前0時~午前3時
・午前10時~午前11時
・午後3時~午後4時

夜間の時間帯と、放射冷却が抜けた時間帯、そして水温が最も上昇する時間帯の3つですね。

これを頭に入れながら、当日の戦略を組み立てることにしました。

|実釣スタート

釣り仲間が大阪から来られることも考慮し、フィールドへの潜入時間は午前4時頃としました。

この時間帯であれば、フィーディングエリアにおいて、夜間に餌を捕食した個体の居残りがいると予想出来ました。

午前4時頃に、狙いのミオ筋が絡むフィーディングエリアに潜入し、先発ルアーをジャッカル/TNトリゴン70としました。

ミオ筋のショルダー部分を攻めること3キャスト目に、明確なバイトを捉えてフッキング!!

すると、かなりの重量感あるファイトで、豪竿のスーパースタリオンGT2RSが締め込まれ、水中での重々しいデカバス特有の首振りも伝わって来ました。

こいつはデカい。と確信し、慎重にやり取りしている途中に、痛恨のフックオフ・・・。

鯉などのスレ掛かりではないファイトでしたので、相当なデカバスであったと悔やまれます。

やはり、フィーディングエリアの数少ない居残り個体だったのでしょう。その後は、延々とノーバイトで、夜明けを迎えました。

予想していた通り、放射冷却が厳しく、夜明け直後のタイミングは訪れることなく終了しました。

|深場を備えたフラット台地エリア

上昇傾向にあった水温が、前日の北風爆風で低下したことを考慮し、産卵を意識して行動していた個体が、差し戻ったのではないか?と感じ、すぐに逃げ込める深場を備えたフラット台地エリアに、場所を大きく移動しました。

放射冷却が抜ける午前10時のタイミングで、深場からフラット台地へ上がる個体がいるのでは?と期待しました。

ここでは、広範囲に素早く探る為に、イマカツ/マッハソニック17gをチョイス。

更に、マッハソニックで見付けたウィードなどのピンには、TGブロー3/8oz+ジャスターホグで丁寧にアプローチさせました。

しかし、放射冷却が抜けた午前10時~11時のタイミングでも、全くのノーバイト・・・。

そこで、戦略をガラリと変えてみました。

|シャロー+αが絡むエリア

この午前11時の時点で、かなり暖かくなって来たこともあり、シャロー+αが絡むエリアに徘徊するバスが出て来るのでは?と感じました。

もしかすると、午後12時前後のタイミングが存在するのでは?と思い、濁りが入っているシャローエリアを2か所攻めてみました。

シャロー+αのこのα部分ですが、今回は、残りウィードゴロタ石が該当しました。

ここでは、大きなものがゆっくり動く要素が重要だと感じた為、DRTアポロ5.9のスコーンリを投入してみました。

更に、大きな波動を出すジャッカル/TN80も織り交ぜ、シャローを攻めてみました。

あと、要所要所で、デプス/イヴォーグ2.0も投入しましたが、午後2時30分まで、全くのノーバイト・・・。

この時点で、暖かいとは言え、シャローエリアに正解はないと判断しました。(適度な風が吹いていればアリだったかもですが、無風だったんですよね・・・)

|最終考察

この時点で、間違いなくこの日の捕食時間は、午後3時~午後4時がラストチャンスと感じました。

午後2時30分の段階で、次なる新しいエリアに潜入するにはリスクが高いと判断。

そこで、この日に回ったエリアでベストとなる場所を考察してみると、やはり【深場を備えフラット台地】がベストであると感じ、午前10時に入った場所に入り直すことにしました。

放射冷却が抜けた午前10時のタイミングでは動かなかったバスも、水温がMAX上昇となる午後3時~4時には、間違いなく動くと感じました。

深場からフラット台地へ移動するピンは把握出来ていたので、そこにドンピシャの午後3時に入りました。

まずは、ジャッカル/TNトリゴン70で攻めましたが、ちょっと波動と音を嫌うかも?と感じた為、無音であるイマカツ/マッハソニック17gを投入。

しかし、マッハソニックの波動も大きく感じた為、完全に捕食体制で動き出すバスをターゲットにしていることを考慮し、RAID JAPAN/ブースト18gを選択しました。

カラーは、午前中よりクリアアップした水質を考慮し、今回は、スケルトン具合が素晴らしいHAGURE CHIGYOを選んでみました。

このカラーであれば、水に馴染みますので、クリアアップした水質でも対応可能と判断しました。

このブースト18 HAGURE CHIGYOを狙いのピンに投入した2投目。今まで無反応だったエリアにおいて、明確なバイトを捉えました!

フッキングにも成功し、狙い通りに捕獲出来たのは、ナイスな45cmオーバーでした。

ロッド:カレイド・スーパースタリオンGT2RS
リール:Revoエリート暁(6.4:1)
ライン:フロロマイスター14ポンド
ルアー:RAID JAPAN/ブースト18g
カラー:HAGURE CHIGYO

リアフックが外れてましたので危なかったです・・・。

サイズこそ、50cmに届かなかったですが、色々と頭フル回転で考察した上での捕獲でしたので感無量でした。

事実、狙いのエリアの水温は、前日9.3℃→当日朝9.0℃→16時水温9.6℃となっておりまして、このバスを釣ったのが午後3時45分でしたので、まさにドンピシャのタイミングだったと言うことになります。

この日、レクチャー形式で状況解析を随時伝えながら釣りをしていましたので、最後の最後で結果が出たことで、釣り仲間のナオキさんは感動してくれました。

数年分のことを1日で見れたと感じてくれた様で、セッションした甲斐がありました!この日、得たことを次からの釣行に役立ててくれるそうなので、非常に楽しみです♪

尚、今年取り入れる新たなスタイルの練習も、要所要所で続けています。

と言う感じで、かなり苦戦した暖かい1日でしたが、最終的には、レクチャー形式セッションも成功し、有意義な1日となりました。

しかし・・・、このRAID JAPANブースト18gですが、今年の冬から、かなり助けられていますね。

ホントに、恐るべき必釣能力を備えていると感じています。

このHAGURE CHIGYOカラーは、1個しか持っていないので、クリアアップした水域での投入機会が増えることを考慮して、追加補充したいと思います。

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