皆さま、毎度です♪友蔵です。
お伝えしておりました通り、吊るし戦略を含めたパワースピニングによるカバー攻め用として、カレイド/セルペンティ・ブッシュサーペントを導入しましたので、ご紹介したいと思います。
早く使いたかったこともあり、エバーグリーンの長谷川さんから、手渡して引き取りました!(ちなみに、ちゃんと購入していますからね。誤解なき様・・・。)
基本的には、吊るし戦略用に購入しましたが、スペックを見ていると、その他にも使えそうな感じですので、楽しみです♪
|セルペンティ・ブッシュサーペント
今江さんが監修され、世に問うた対ヘビーカバーを攻める攻撃的パワースピニングロッドが、この【ブッシュサーペント】です。
スペック的には、以下の様になっています。
名称:セルペンティ・ブッシュサーペント
番手名:TKSS-66MHST
長さ:6フィート6インチ(1.98m)
標準自重:111g
パワー:ミディアムヘビー
ティップ:タフソリッド
適用ルアーウエイト:1/16oz~3/4oz
適用ライン:4~12ポンド
適用PEライン:0.6~1.5号
まだ実際に使用していないので、インプレなどは出来ませんが、それぞれの仕様を見て行きましょう!
①【リールシート&グリップ】
操作性と軽量化の両立の為、ショートタイプのセパレートグリップとなっています。
特徴的なのは、リールシート部分でして、ホールド時に手の平に吸い付く様に、しっかりとフィットする独特の形状となっています。
(全ての画像出典:エバーグリーンHP)
このリールシートは、所有しているセルペンティ・スピンサーペントと同様の形状となっており、確かに、しっかりと握れる優れものです。
②【ブランクス】
ベリー~バットはチューブラーとなっており、中弾性カーボンを肉厚に巻き込んでいる仕様みたいです。
バット部分は、±30°のスーパークワトロクロスで補強されており、スピニングロッドの領域を超えた強烈なパワーを実現しているとのこと。
ティップは、タフソリッドとなっており、適度な硬さと絶妙な反発力を持ち合わせている為、スモラバなどの軽量ルアーであっても、キャスト精度と飛距離をしっかりと確保している仕様となっています。
③【ガイドシステム】
PEラインの使用、及び、太めのフロロカーボンの使用を想定し、パワーフィネスに最適なサイズのフジ・Kガイドを装着。(トルザイトリング&チタンフレーム仕様)
ライン滑りが抜群に良いトルザイトリングを採用していますが、トップガイドのみ、SICガイドを採用し、ラインに急な角度が付きにくい仕様になっています。
以上の様なスペックとなっており、スピニングロッドの次元を超えた、まさにパワースピニングの申し子の様な感じですね。
早速、シマノ/17ツインパワー17XD 3000XGを装着してみたのが、こんな感じです♪
ブッシュサーペントとツインパワーの組み合わせですが、持ち重り感もせず、非常に使い勝手が良いです♪
このセットアップですが、対カバーの吊るし戦略は勿論のこと、5g~10g程度の重ネコリグにも使えますので、色々と試してみたいと思います。
実際に、吊るし戦略では、野池にて、2㎏に迫るビッグバスを捕獲することに成功しました!
かなり、ややこしいブッシュに入れての吊るし戦略でしたが、強靭なパワーリフティング力で、難なく捕獲することが出来ましたよ♪
又、5gの重ネコリグで、琵琶湖湖北の水深10mラインにて探ったところ、ナイスな50クラスの捕獲にも成功しました!
と言う感じで、このブッシュサーペントは、即座に活躍してくれました♪
ここで、もしかしたら「パワースピニング戦略において、6.6フォートは、ちょっと短いのでは?」と感じる方々もおられるかと思います。
しかし、このブッシュサーペントですが、スペック上は、6.6フィートではあるのですが、そこにはカラクリがあるんですよね。
実際、フィールドで、ブッシュサーペントを使用していると、「うん?これって、ホントに6.6フィートしかないの?」と思うことがしばしば・・・。
そこで、ちょっと確認してみたところ、なるほど!と思うことがありました。
この写真は、6.9フィートのクロスファイア・スタリオンOTMと並べた写真です。(グリップエンドを揃えた状態)
で、次の写真は、ブランクスエンドを揃えた状態でのティップ部分の写真です。
・上:ブッシュサーペント
・下:スタリオンOTM
ご覧の通り、1cm程度、ブッシュサーペントが短いですが、ほぼ同じブランクスレングスと言っても過言ではないかと思います。
スペック上は、6.9フィートのスタリオンOTMより3インチ短いブッシュサーペントですが、実際の有効ブランクス長さは、ほぼ差が無い状態なのです。
こちらの写真は、7.1フィートのスーパースタリオンGT2RSと並べた写真です。(グリップエンドを揃えた写真)
で、次の写真は、ブランクスエンドを揃えた状態でのティップ部分の写真です。
上:ブッシュサーペント
下:スーパースタリオンGT2RS
ご覧の通り、ブッシュサーペントの方が、3.5インチ短い状態となっています。
スペック上は、7.1フィートのスタリオンOTMより7インチ短いブッシュサーペントですが、実際の有効ブランクス長さは、3.5インチ短いだけとなります。
この様に、ブッシュサーペントは、ショートグリップ仕様の為、有効ブランクス長さが意外とある為、一般的に言うと、6.9~6.10フィートのロッドと同じブランクス長さがあるんです。
6.6フィートの軽快さとキャスト精度のまま、有効ブランクス長さを生かしたパワースピン戦略が出来るのが、このブッシュサーペントなのです。
ホントに、よく考えられていると感心しますよね。
と言うことで、ブッシュサーペントですが、スペック上は6.6フィートなので、短く感じられるかも知れませんが、有効ブランクス長さは、十分にありますので、ご心配なく!